自民党の小里泰弘衆院議員(比例九州)が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「鹿児島県平和大使協議会」の役員名簿に顧問として記載され、その後名簿から削除されていたことが1日、関係者への取材で分かった。小里氏は共同通信の取材に「旧統一教会と関係のある団体との認識はなかった」と説明した。 関係者によると、協議会が昨年5月に開いた会合の資料に、小里氏が顧問として記載されていた。会合自体に出席しておらず、報酬なども受け取っていなかったという。 小里氏は、自身の名前が書かれた経緯は不明だとした上で「顧問を引き受けた認識はない」と強調。「過去に選挙協力を得たこともない。今後とも一切の関係を持たない」と語った。(共同)