俳句には、詠む時期に応じた季語を入れるのが基本的なルールです。また、ただ何となく寒いから冬の季語を使う、ということではなく、使える期間が決まっているため注意が必要です。 本記事では、俳句で使える冬の季語の一覧を、時期別、さらに花などの植物、猫に鳥などの動物、食べ物、自然、行事といったジャンル(種類)に分けて紹介します。冬の季語を使った俳句の例や、季語の意味もまとめました。 俳句で使える冬の季語の一覧や俳句の例、季語にまつわる豆知識などを紹介します 【冬の季語の一覧】「三冬(11月7日~2月3日頃)」の季語と俳句例 季語において、冬全体を通じた時期は「三冬(さんとう/みふゆ)」と呼ばれます。年によって正確な期間は異なるものの、二十四節気の立冬、つまり11月7日頃から、立春の前日、つまり2月3日頃までが該当します。 この三冬の期間に使える俳句の季語一覧と、俳句例を紹介します。 「三冬」の季語一