日本人医師の中村哲(なかむら てつ)さん(73歳)が乗っていた乗用車がアフガニスタンの東部ナンガルハル州で銃撃され、中村医師を含む同乗者5人が死亡した。 アフガニスタンでは近年、国際機関や海外のNGOを標的とした襲撃事件が増えている。 国連のまとめによると、2019年1~7月だけで支援活動に従事する人たちの死傷者は77人。 アフガニスタンの武装勢力は、外国人を襲撃するときに事前にターゲットの行動パターンを調べ通勤時を狙うことが多い。 襲撃が起こったのは現地時間の2019年12月4日午前8時ごろ。 「犯人は車で待ち伏せをしていた」との情報もあり、中村哲さんを含むNGO「ペシャワール会」のメンバーを標的にしたISによる犯行とみられている。 ペシャワール会とは?中村哲医師を中心としたNGO。 1983年創設。 パキスタンおよびアフガニスタンで活動している。 NGOとは、Non-Governmen