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  • 出光興産、苫小牧でグリーン水素を使った合成燃料生産へ - 日本経済新聞

    出光興産は北海道製油所(北海道苫小牧市)で製造時に二酸化炭素(CO2)を出さないグリーン水素を使った合成燃料の実用化を目指す。2030年までに製油所などで排出するCO2とグリーン水素を合成した液体燃料をつくる。原油に比べ硫黄分や重金属分が少なく、エネルギー密度がガソリンや軽油などと同程度なのが特徴だ。グリーン水素は水を電気分解する過程などで再生可能エネルギーを使ってつくる。合成燃料はそのグリー

      出光興産、苫小牧でグリーン水素を使った合成燃料生産へ - 日本経済新聞
    • 川崎市に世界初「低炭素水素ホテル」 昭和電工が供給 カーボンゼロ、現場を歩く 水素編② - 日本経済新聞

      環境省の実証事業を通じ「低炭素水素を利用した世界初のホテル」として2018年6月に営業を始めたのが、川崎キングスカイフロント東急REIホテル(川崎市)だ。水素を燃料とする燃料電池の発電で、使用する電力の3割をまかなう。記者が実際に宿泊し、活用状況を取材した。このホテルは羽田空港を臨む、川崎市の研究開発拠点「キングスカイフロント」内にある。実証事業にはホテルの運営会社である東急ホテルズ(東京・渋

        川崎市に世界初「低炭素水素ホテル」 昭和電工が供給 カーボンゼロ、現場を歩く 水素編② - 日本経済新聞
      • 川崎重工業が水素圧縮機に参入 FCV充塡用、海外も視野 - 日本経済新聞

        川崎重工業は水素ステーションの基幹装置の販売事業に参入する。主要な設備の一つで、燃料電池車(FCV)への充塡に必要な水素を圧縮する機器の販売を始める。装置の構造を工夫して、運営コストを抑えた。海外での販売も検討しており、2030年度に売上高数十億円を目指す。24年3月期中に気体の水素を高圧に圧縮する「水素圧縮機」の生産・販売を始める。製鉄機械などで培った油圧制御の技術を応用し、水素を効率的に圧

          川崎重工業が水素圧縮機に参入 FCV充塡用、海外も視野 - 日本経済新聞
        • バイデン米政権、クリーン水素の生産コスト引き下げで目標提示

          米国のバイデン政権は7日、気候変動対策の一環として、クリーン水素の生産コストを引き下げる目標を掲げた。写真はグランホルム・エネルギー長官。ワシントンのホワイトハウスで5月撮影(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)

            バイデン米政権、クリーン水素の生産コスト引き下げで目標提示
          • 中国鉄道メーカー、「水素車両」を積極展開の裏側

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              中国鉄道メーカー、「水素車両」を積極展開の裏側
            • JR西が新型「水素カー」開発へ! ローカル線が激変か? 水素は貨物列車で運ぶ! | 乗りものニュース

              一気に具体化してきましたよ。 JR西、水素の活用検討を本格化 JR西日本は2024年5月24日、「水素燃料電池車両」の具体的な検討を開始したと発表しました。 JR西日本の電気式気動車DEC700。水素燃料電池システムへの置き換えも想定されている(画像:JR西日本)。 軽油で走る気動車(ディーゼルカー)の置き換えを目指すもので、三菱電機およびトヨタとともに、次のコンセプトで新型車両を開発します。 ・燃料電池システムや水素貯蔵システムに汎用性の高いものを採用し、国内外の標準化を想定した仕様。 ・モーターを制御する主回路システムは電気式気動車と共通化を図り、電気式気動車の燃料電池車両化が行える構成。 水素を使った燃料電池で発電し、その電気でモーターを回して走る方式を想定。今年度から仕様検討を開始し、2030年代早期の営業運転開始を目指すとしています。 また、JR西日本は2021年に、非電化区間へ

                JR西が新型「水素カー」開発へ! ローカル線が激変か? 水素は貨物列車で運ぶ! | 乗りものニュース
              • 水素カローラはなぜ燃えたのか? 極限状態のモータースポーツにおける課題出し

                  水素カローラはなぜ燃えたのか? 極限状態のモータースポーツにおける課題出し
                • トヨタの燃料電池が欧州のトラックに! フランス企業の大型車に採用され水素パートナーシップが拡大 - トラック総合情報誌「フルロード」公式WEBサイト

                  欧州トヨタはフランスのスタートアップ企業・ヒリコの大型トラック向けに燃料電池モジュールを提供すると発表した。水素燃料電池は航続距離の長い商用車に適しているとされ、欧州でもトヨタの水素パートナーシップが拡大している。 文/トラックマガジン「フルロード」編集部 写真/トヨタ・Toyota Motor Europe S.A. フランスのスタートアップ企業であるヒリコ(Hyliko)は、トヨタの第2世代水素燃料電池(FC)モジュールを組み込んだ大型トラックを開発し、ゼロエミッションフリートを提供する計画だ。 2023年2月22日に発表されたこの提携により、トヨタのFCシステムは欧州のトラックセクターへ事業を拡大する。 燃料電池や水素ソリューションは、他にも電車、バス、船舶用、定置発電機など様々なセクターでの利用拡大が見込まれるが、特に市場規模が大きくなると予想されているのがトラック用だ。 トヨタの

                    トヨタの燃料電池が欧州のトラックに! フランス企業の大型車に採用され水素パートナーシップが拡大 - トラック総合情報誌「フルロード」公式WEBサイト
                  • 中国の「石炭の都」、水素エネ社会構築へ注力 山西省大同市

                    【12月28日 Xinhua News】中国山西省(Shanxi)大同市(Datong)郊外の165ムー(11ヘクタール)の敷地で現在、福建省(Fujian)に本社を置く新研水素エネルギー科技有限公司の水素燃料電池工場の工事が進む。自社で研究開発した年千個の生産能力を備える全自動生産ライン1本は既に完成した。 同市は中国の「石炭の都」として知られ、原炭の年間産出量は1億トンを超える。だが高品質なボイラー用炭が枯渇し、新たな産業の開拓が不可欠となっている。東京が2020年に五輪を迎えるに当たり、水素を燃料とする燃料電池自動車(FCV)の普及に全力を挙げているように、同市も「水素エネルギー社会」の構築に力を注いでいる。 同社子会社の大同新研水素エネルギー科技の白宏亮(Bai Hongliang)総経理は、工場が完成すると、年1万個の燃料電池スタックが生産可能になり、大同市とのウィンウィンの提携

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                    • ホンダ「売れないFCV」投入の真意 燃料電池で狙う水素社会の覇者

                      ホンダが新型の燃料電池車(FCV)を年内にも日本と北米で発売する。主力の多目的スポーツ車(SUV)「CR-V」をベースに、米ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発した燃料電池システムを搭載する。リチウムイオン電池と外部から充電するプラグイン機能も備え、電気自動車(EV)としても走れる。 新型車の名称は「CR-V e:FCEV」。EVとして走行できる距離は60キロメートル程度だ。仮に水素が切れていても都市部における買い物や送迎なら問題なくこなせるだろう。価格は未定で目標とする販売台数も公表していないが、「個人のお客様の手が届く範囲での価格を検討している」(国内商品企画担当の宮原潤一氏)という。 ただしFCVを取り巻く環境は厳しい。普及の壁となっているのが水素ステーションの不足だ。FCVはタンクに充填した水素を化学反応させて発電し、駆動用のモーターを回す。この燃料となる水素を入れられる施設は国

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                      • サビと太陽光で水を分解 次世代エネの水素コスト安く?:朝日新聞デジタル

                        神戸大学の立川貴士准教授(光化学)らの研究チームは、安くて入手が簡単な酸化鉄(赤サビ)の結晶を使い、水を水素と酸素に分解する世界最高性能の「光触媒」を作ることに成功した。 従来のものに比べ、性能を10倍以上に引き上げた。太陽光をあてれば効率的に水が分解でき、将来的に水素を低コストで作れる可能性がある。 研究成果は独化学誌「Angewandte Chemie International Edition」電子版(https://doi.org/10.1002/anie.202001919)に4月に発表した。 次世代のエネルギーとして注目を集める水素は、水を電気分解すればできる。中学校で習った水の電気分解で、電極から出る泡を覚えている人も多いかもしれないが、産業用に使うには、理科の実験のような単なる電気分解は効率が悪く、大量の電気が必要だ。 立川さんたちが注目したのは酸化鉄の一種ヘマタイト。一般

                          サビと太陽光で水を分解 次世代エネの水素コスト安く?:朝日新聞デジタル
                        • 出光などが「世界最高性能」、常温常圧で水素不要のアンモニア合成

                          出光興産、東京大学、大阪大学、産業技術総合研究所は2024年7月4日、常温・常圧環境下でアンモニア(NH3)を空気中の窒素(N2)と水(H2O)と電力から連続的に合成する技術で、競合のアンモニア生成速度を20倍上回る世界最高性能を達成したと発表した(図1)。今後、2028年度までにシステムの規模を拡大すると同時に生産効率をさらに高める研究開発を進め、その後は社会実装に向けた開発をして、2032年度に1000トン/年規模のアンモニア生産を目指すとしている。 アンモニアは100年余り前にドイツで水素(H2)と空気(実際には窒素ガス)から合成する技術「ハーバー・ボッシュ(HB)法」が開発されたことで、低コストで量産できるようになり、それを肥料に用いることで食料の生産量が飛躍的に高まり、世界の人口の急速な増加につながった。ただし、HB法には、 (1)高温高圧を必要とし、結果として装置が超大型になる

                            出光などが「世界最高性能」、常温常圧で水素不要のアンモニア合成
                          • 水素還元製鉄の開発支援、4500億円に倍増 経産省 - 日本経済新聞

                            経済産業省は製鉄工程で二酸化炭素(CO2)の排出量を5割以上減らせる「水素還元製鉄」への開発支援額を4500億円に倍増すると発表した。実用化時期も当初計画の2040年代半ばから5年程度前倒しする。国内産業で最も多くCO2を出す鉄鋼業界の脱炭素化を後押しする。経産省が15日の審議会で方針を示した。計画を前倒しし、40年までに水素還元製鉄の実用化を目指す。日本製鉄やJFEスチール、神戸製鋼所などの

                              水素還元製鉄の開発支援、4500億円に倍増 経産省 - 日本経済新聞
                            • ヤマハとトヨタが「水素V8エンジン」を本気でつくった! EV並みにエコでガソリン車のように楽しい水素エンジンとは | VAGUE(ヴァーグ)

                              ヤマハとトヨタが「水素V8エンジン」を本気でつくった! EV並みにエコでガソリン車のように楽しい水素エンジンとは CAR & BIKE / LIFE & CULTURE / NEWS / OTHER 2022-3-4 環境規制の強化や電気自動車の普及で、今後、姿を消すといわれている純粋な内燃機関(ICE)。エキゾーストノートと回転数の高揚を楽しめるエンジンがなくなるのは、カーマニアにとって悲劇的なことです。そんななかトヨタとヤマハはガソリンの代わりに水素を燃やすという、水素V8エンジンを世界初公開しました。二酸化炭素をほとんど排出しないというエンジンを紹介します。 エコさは電気自動車ばりで、楽しさはガソリン車なみ 環境規制と自然保護という波に飲み込まれながら、世界中の自動車メーカーは次々と電気自動車を発売し、電動化を推し進めている。メルセデス・ベンツを始めとするいくつかのメーカーは、電気自

                                ヤマハとトヨタが「水素V8エンジン」を本気でつくった! EV並みにエコでガソリン車のように楽しい水素エンジンとは | VAGUE(ヴァーグ)
                              • 世界初、水素で動く2階建てバス 英スコットランド

                                【11月6日 AFP】英スコットランドのアバディーン(Aberdeen)でこのほど、水素をエネルギー源とするゼロ・エミッションの2階建てバスが、世界で初めて導入された。プロジェクトはアバディーン市議会と輸送業者のファーストグループ(First Group)の合弁事業。(c)AFP

                                  世界初、水素で動く2階建てバス 英スコットランド
                                • 従来の70倍の水素を生成――チューリッヒ工科大学が新たな光触媒を開発 - fabcross for エンジニア

                                  近年、水素は使用時にCO2を排出しないことから、燃料電池車や水素エンジン車などに見られるように新しい燃料として注目を集めている。水素の製造法としては、石油やメタンガスなどの化石燃料から水素を分離する方法や、水を電気分解する方法などが広く知られている。しかし、前者は製造時にCO2を排出することとなり、また後者は、電気分解に大量の電力が必要となり、火力発電などの電力を使用するとやはりCO2を排出してしまうというジレンマがある。 そこで別の方法として研究が進んでいるのが、光触媒を用いてエタノールやメタノールから水素を分離する方法だ。原料にバイオエタノールなどを使用すればCO2のリサイクルが可能であり、カーボンニュートラルの思想にかなった方法と言えるだろう。 チューリッヒ工科大学の研究は、この光触媒の改良に関するもので、光を水素エネルギーに変換する効率を高めた新しい光触媒を開発し、既存の方法と比べ

                                    従来の70倍の水素を生成――チューリッヒ工科大学が新たな光触媒を開発 - fabcross for エンジニア
                                  • 水素で製鉄、欧州大手SSABが鋼材供給 CO2大幅減 - 日本経済新聞

                                    欧州鉄鋼大手SSABは近く、「水素還元製鉄」と呼ばれる製造法でつくり、二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に抑えた鋼材の供給を日本で始める。石炭の代わりに水素を使った製鉄法で、脱炭素の将来的な切り札とされる。物流や原材料などを含めたサプライチェーン(供給網)全体で大部分を占める製造時でのCO2排出をゼロ近くに抑えた。スウェーデンのボルボなどが採用しており、日本での投入は初めて。供給網全体でCO2排

                                      水素で製鉄、欧州大手SSABが鋼材供給 CO2大幅減 - 日本経済新聞
                                    • 充電できる世界初の小型燃料電池、山梨大・早稲田大が開発に成功

                                      山梨大学と早稲田大学の研究グループは2020年10月、水素を繰り返し吸脱着が可能なプラスチックシートを内蔵することで、充放電が可能な全高分子形燃料電池の開発に成功したと発表した。世界初の成果であり、モバイル機器などへの応用の可能性があるとしている。 山梨大学と早稲田大学の研究グループは2020年10月、水素を繰り返し吸脱着が可能なプラスチックシートを内蔵することで、充放電が可能な全高分子形燃料電池の開発に成功したと発表した。世界初の成果であり、モバイル機器などへの応用の可能性があるとしている。 家庭用燃料電池などとして既に実用化されている「固体高分子形燃料電池(PEFC)」は、プロトン導電性高分子膜を電解質として用いる。他の燃料電池と比較して運転温度が低く、全固体ゆえに保守が容易かつコンパクトで軽量などの特徴がある。しかし、現在のPEFCにおける水素貯蔵供給システムには、自動車用途では高圧

                                        充電できる世界初の小型燃料電池、山梨大・早稲田大が開発に成功
                                      • クリーン水素、官民で供給網 15年で3兆円 - 日本経済新聞

                                        環境負荷の低いクリーン水素(総合2面きょうのことば)の国内供給網の整備に官民が乗り出す。政府は今後15年で3兆円を投じ、水素製造時の二酸化炭素(CO2)排出量を大きく減らせば、天然ガスとの販売価格差を補助する事業を年内にも始める。従来の7割減を条件に調整する。米欧との競争は激しく、日本も普及を急ぐ。水素は燃やしても水しか出ない。脱炭素への次世代エネルギーとして期待される。コストの高さが課題で、

                                          クリーン水素、官民で供給網 15年で3兆円 - 日本経済新聞
                                        • うまく安く「水素」つくれる 京大など新たな触媒開発:朝日新聞デジタル

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                                            うまく安く「水素」つくれる 京大など新たな触媒開発:朝日新聞デジタル
                                          • 東芝エネ、200kW級の純水素燃料電池開発へ 船舶・鉄道・建機向けに

                                            東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)は10月8日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業に採択され、船舶・鉄道・建機など移動体向け、大型モビリティ用として、コンパクトで軽量・高出力の200kW級純水素燃料電池の標準モジュールH2Rex(TM)―Movの開発を進めることを発表した。 「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」の1テーマとして「大型モビリティに適応する多用途型燃料電池モジュールの研究開発」を受託した。委託期間は2024年度末まで。

                                              東芝エネ、200kW級の純水素燃料電池開発へ 船舶・鉄道・建機向けに
                                            • ジェラが懸けた「アンモニア」が、水素を抑えて発電燃料の本命になり得る理由

                                              ほりうち・りょう/毎日新聞、静岡新聞を経て、17年より週刊ダイヤモンド記者。電力・ガス・石油業界担当。数字に強い記者になるべく、統計学を自習中。主な担当特集は「オーナー社長最強烈伝」「EVで過熱する新・新エネ戦争」など。趣味はゴルフ。痩せるために毎日1万歩を目標にしている。 1100兆円の水素バブル バックナンバー一覧 水素に窒素を加えて製造されるアンモニアを発電燃料として着目したのが、東京電力と中部電力の火力発電部門と燃料調達部門が統合した国内最大の発電事業者、ジェラである。特集『1100兆円の水素バブル』(全8回)の#5では、水素よりアンモニアが“本命”となる可能性を秘めている理由に迫る。(ダイヤモンド編集部 堀内 亮) ジェラが掲げる火力発電の脱炭素化 目玉は水素ではなくアンモニア 菅義偉首相が2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を宣言

                                                ジェラが懸けた「アンモニア」が、水素を抑えて発電燃料の本命になり得る理由
                                              • 三菱重工、水素製造法開発の米社に出資 水蒸気を活用 - 日本経済新聞

                                                三菱重工業は17日、水素製造の電解技術を開発する米アドバンスド・アイオニックス(ウィスコンシン州)に出資したと発表した。水蒸気から水素をつくる仕組みで、従来の水電解装置より消費電力を3割以上抑えられる。水素は燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さない次世代のエネルギー源として期待されており、三菱重工は水素製造の選択肢を広げている。子会社の米国三菱重工業(テキサス州)を通じ、英石油大手BPのベンチャ

                                                  三菱重工、水素製造法開発の米社に出資 水蒸気を活用 - 日本経済新聞
                                                • 再エネ水素で「火力発電」が米国で実現、MHPSが専用タービンを受注

                                                  三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が米国ユタ州で進む水素を燃料として利用するガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電プロジェクトから発電システムを受注。プロジェクトでは再エネ由来水素を活用し、2025年に水素混焼率(体積比による混合比率)30%、2045年までに水素100%での運転を目指している。 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は2020年3月、米国ユタ州のIPP(独立電力事業者)であるインターマウンテン電力(IPA)が計画する水素を利用したガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電プロジェクトから、84万kW級発電設備を受注したと発表した。 GTCC発電設備は、米国ユタ州都ソルトレイクシティの南西約140kmに位置する石炭火力発電所の設備更新により建設するもの。発電設備はIPAが所有し、同社の最大株主であるロサンゼルス水道電力局(LADWP)が運営する。 プロジ

                                                    再エネ水素で「火力発電」が米国で実現、MHPSが専用タービンを受注
                                                  • 脱炭素で脚光 水素ビジネスまとめ読み - 日本経済新聞

                                                    世界的な脱炭素の潮流を受け、水素エネルギーの事業化に向けた動きが加速しています。水素は発電や燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しません。製造法も様々あります。製油所や化学工場などから副次的に発生し、下水汚泥、廃プラスチックからも製造できるなど、既存の環境課題の解決にも役立ちます。日経産業新聞に掲載した水素ビジネスの記事をまとめました。中国、燃料電池車100万台普及へ中国で水素で走る燃料電池車

                                                      脱炭素で脚光 水素ビジネスまとめ読み - 日本経済新聞
                                                    • インドがグリーン水素産業構築に本腰、水素自動車を製造するトヨタに追い風か | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア

                                                      2021年8月に「国家水素ミッション」の策定を発表していたインドのモディ首相。コロナ禍にあえぎ、過去最大のマイナス成長を記録するなど、疲弊したインド経済の目玉政策として独立記念日の演説で明らかにされたもので、2030年までに年間500万トンのグリーン水素生産を目標に掲げていた。その具体策が今回明らかにされ、グリーン水素を掲げた投資の呼び込み、外資との提携を急いでいる。 COP26で演説するインドのモディ首相(The Indian Expressより) インド政府「国家水素ミッション」と国内事情 2021年8月のモディ首相による発表から3カ月後、11月にスコットランドのグラスゴーで開催されたCOP26でインドは、2070年までにネットゼロ目標も表明。これは2050年をターゲットに掲げた日本やEU、アメリカ、2060年の中国、ロシアと比べると、見劣りがするものではあるが、インドがコミットメント

                                                        インドがグリーン水素産業構築に本腰、水素自動車を製造するトヨタに追い風か | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア
                                                      • 国内最大級16MMの水素製造システムを導入、山梨県のサントリー工場に

                                                        山梨県と企業10社は2024年2月20日、「サントリー天然水 南アルプス白州工場」および「サントリー白州蒸溜所」に水素製造装置を導入する建設工事を開始したと発表した。水素エネルギーを活用する「やまなしモデルP2Gシステム」の構築を目的としたプロジェクトだ。 やまなしモデルP2Gシステムは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として、山梨県と技術開発参画企業10社が共同で開発を行ってきた、固体高分子形の水の電気分解から水素を製造する技術。現在実用化されている水電解による水素製造技術は、水酸化カリウムの強アルカリ溶液を使用する「アルカリ形」と、純水を使用する「固体高分子(PEM)形」の2種がある。PEM形はアルカリ形に比べると変動する電力の需給バランスに対して柔軟性が高く、設備をコンパクト化しやすい特徴があるという。 今回の取り組みでは、PEM系の16MW規模の水素製造シス

                                                          国内最大級16MMの水素製造システムを導入、山梨県のサントリー工場に
                                                        • 火力発電も「脱炭素」探る 三菱重や川重が水素混合設備 - 日本経済新聞

                                                          環境志向による火力発電への逆風を受け、日本の重工大手が次世代型の設備開発を急いでいる。三菱重工業は燃料に水素を混合できる大型設備を世界で初めて受注した。石炭のみを使った場合に比べて二酸化炭素(CO2)の排出量を7割、天然ガスよりも1割減らせるという。川崎重工業も水素設備の商用化を急ぐ。投資マネーなどによる「脱炭素」の風圧が強まるなか、技術力を磨くことで事業存続の道を探る。「石炭火力への世の中の

                                                            火力発電も「脱炭素」探る 三菱重や川重が水素混合設備 - 日本経済新聞
                                                          • 水素エネルギーとは。製造プロセスの種類による色分けや利用形態を分かり易く解説~太陽エネルギー利用の基礎知識(9) | みんなの試作広場

                                                            再生可能エネルギーの中で大きな割合を占めている太陽エネルギーに注目し、日本太陽エネルギー学会の監修により基礎解説をしていく本連載。第9回目は、太陽エネルギーなどを使って製造することができ、燃料電池などで利用される水素についてです。太陽光発電や風力発電などの変動が大きい自然エネルギー、そして季節や昼夜で大きく変動するエネルギー需要に対応するため、その運び手と調整役として水素エネルギーが期待されています。水素需要シナリオを紹介しつつ、製造プロセスの種類によって色分けされる水素の種類や燃料電池など水素の利用形態について、日本太陽エネルギー学会理事で東海大学の木村英樹教授に解説していただきます。 経済産業省は、グリーン成長戦略で2030年に水素導入量を最大300万トンとする方針を検討しています。日本のシンクタンクの富士経済が2021年10月19日に発表した日本国内の水素関連市場の調査結果によれば、

                                                            • 水素仲間が日本を救う!? トヨタ&カワサキが実験中の壮大すぎる野望とは?

                                                              内燃機関と日本の未来は一蓮托生……なのかもしれない!? 水素仲間が日本を救う!? トヨタ&カワサキが実験中の壮大すぎる野望とは? 2021/09/30 5:00 ヤングマシン(マツ) 先日、トヨタとカワサキが水素エンジンの開発でタッグを組むかも!? というニュースをお伝えしたが、ではどうして、彼らはそこまで水素にご執心なのだろうか? 一見ライダーには関係なさそうに思えてしまう話題だが、我々が水素エンジンバイクをブイブイ乗り回すことのできる未来がやってくるには、トヨタ&カワサキの思い描く未来を理解しておく必要がありそうだ。“究極のクリーンエネルギー”と言われる水素には、日本の未来が懸かっているかもしれないのだから!? 水しか排出しないのに“快音”を響かせる水素エンジンを搭載するトヨタの研究車両兼レース車両「水素エンジンカローラ」が、市販車で競われる「スーパー耐久」レースで確実に成果を残してい

                                                                水素仲間が日本を救う!? トヨタ&カワサキが実験中の壮大すぎる野望とは?
                                                              • 道の駅で水素活用 福島・浪江町とNEDOが協定 - 日本経済新聞

                                                                福島県浪江町は11月から、町内の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」でつくられた水素を「道の駅なみえ」で活用する。水素で発電する燃料電池(容量3.5キロワット)を駅に設置し、施設の電力や熱源の一部として使う。同フィールドは3月に開所。新エネル

                                                                  道の駅で水素活用 福島・浪江町とNEDOが協定 - 日本経済新聞
                                                                • 「世界のエネルギーの半分占めるのでは」…東レが水素関連売り上げ600億円へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                                  東レは水素関連事業の売り上げについて、「中期経営計画」の最終年度である2025年度に、22年度比3倍の600億円を目指す。同社は燃料電池向けの電極基材のほか、水素を製造する水電解装置の中核部材である電解質膜などを手がけている。水素関連事業を含むサステナビリティイノベーション事業全体では、25年度に22年度比1・2倍の1兆6000億円の売り上げを目指す中、クリーンエネルギーとして注目される水素製造に関わる製品群で攻勢をかける。 日覚昭広社長は「当初は燃料電池関連の需要が増えると思っていたが、(水素ステーションなどの)インフラが少なく、(乗用車の普及には)時間がかかる。エネルギーとしての水素の方が伸びてくるのでは」と認識。「50年に世界のエネルギーの半分を占めるのではないか」とも予想する。 22年には、山梨県、東京電力ホールディングス(HD)と、やまなしハイドロジェンカンパニー(甲府市)を設立

                                                                    「世界のエネルギーの半分占めるのでは」…東レが水素関連売り上げ600億円へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                                  • 海外から輸送した水素、国内初の発電利用を開始 AHEAD

                                                                    次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合(AHEAD/神奈川県横浜市)は5月26日、川崎市において、海外から輸送した水素による国内初の発電利用を開始したと発表した。 川崎市臨海部にある東亜石油・京浜製油所敷地内の「脱水素プラント」において、ブルネイで生成したメチルシクロヘキサン(MCH)から分離した水素を、水江発電所(火力発電所)のガスタービンに向け供給を始めた。

                                                                      海外から輸送した水素、国内初の発電利用を開始 AHEAD
                                                                    • 水素で存在感放つENEOS、「CO2」フリー戦略の道筋 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                                      ENEOSの二酸化炭素(CO2)フリー水素戦略が鮮明になってきた。26日に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業の第1弾として「大規模水素サプライチェーンの構築プロジェクト」の委託先が公表されたが、8テーマのうち4テーマに同社が選ばれ存在感を高めている。 4テーマのうち「液化水素サプライチェーンの大規模実証」は、日本水素エネルギー(川崎重工業100%子会社)、岩谷産業と共同で行う。海外で年間数万トンのCO2フリー水素を製造し液化水素として海上輸送。コンビナートに受け入れ基地をつくりパイプラインで供給する一貫供給網構築を実証するものだ。 残りの3テーマはENEOS単独で、うち二つが水素キャリアとして同社が注力するメチルシクロヘキサン(MCH)に関するもの。「直接MCH電解合成技術開発」は、水電解で水素を製造しトルエンと合成させる従来の2段階プロセスに対

                                                                        水素で存在感放つENEOS、「CO2」フリー戦略の道筋 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                                      • 大規模液化水素サプライチェーン確立へ、川崎重工など3社の実証実験をNEDOが採択 | レスポンス(Response.jp)

                                                                        川崎重工の子会社である日本水素エネルギー、ENEOS、岩谷産業の3社は、「液化水素サプライチェーンの商用化実証」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募する「グリーンイノベーション基金事業/大規模水素サプライチェーンの構築プロジェクト」に採択されたと発表した。 本実証事業では、カーボンニュートラルを実現する水素の大量消費社会を見据え、CO2フリー水素サプライチェーンの本格的な社会実装の取組みの一環として、年間数万トン規模の大規模な水素の液化・輸送技術を世界に先駆けて確立。水素製造・液化・出荷・海上輸送・受入までの一貫した国際間の液化水素サプライチェーン実証を行う。 具体的には、16万立方米(4万立方米×4基)クラスの液化水素タンクを搭載する液化水素運搬船や、5万立方米クラスの陸用の液化水素タンクなど商用化(水素供給量:20万トン/年以上)の実現を見通すために必要な大型設備を

                                                                          大規模液化水素サプライチェーン確立へ、川崎重工など3社の実証実験をNEDOが採択 | レスポンス(Response.jp)
                                                                        • 共同発表:1つの触媒で3つの水素利用:燃料電池、水素製造、水素化~次世代のエネルギーである水素を効率よく利用する道の開拓~

                                                                          九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)/大学院工学研究院の小江 誠司(オゴウ セイジ) 主幹教授らの研究グループは、熊本大学の研究グループとの共同研究により、水素の合成や分解を担う3種類の天然ヒドロゲナーゼ酵素の構造をヒントに1つの新しい触媒を開発しました。今回開発した触媒は、同じ分子式で構造だけが異なる3種類の異性体によって、3種類のヒドロゲナーゼ酵素のように(1)燃料電池の水素電極の触媒(2)水素製造の触媒(3)化学工業の水素化の触媒として働くことを発見しました。本研究成果は、これまで不明であったヒドロゲナーゼ酵素の触媒反応と触媒の分子構造との関係を解き明かすことで、次世代のエネルギー源である水素を効率よく利用する道を開きました。 本研究成果は、2020年6月11日(日本時間)にアメリカ学術雑誌「Science Advances」オンライン版で公開される予

                                                                            共同発表:1つの触媒で3つの水素利用:燃料電池、水素製造、水素化~次世代のエネルギーである水素を効率よく利用する道の開拓~
                                                                          • JR3社の「水素車両」構想が水素自動車より現実的なワケ

                                                                            1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 水素で走る燃料電池電気自動車(FCV)の普及は進んでいないが、鉄道ではいずれ「水素時代」が訪れるかもしれない。昨年から鶴見線・南武線でFC車両の走行試験を行っているJR東日本に続き、JR東海とJR西日本

                                                                              JR3社の「水素車両」構想が水素自動車より現実的なワケ
                                                                            • “ル・マン”に水素カー部門 進むか “脱ガソリン”の技術革新 | 環境 | NHKニュース

                                                                              地球温暖化対策の強化に向け世界各国でガソリン車などの新車販売を将来、禁止する計画が相次いで打ち出される中、世界3大レースの1つとされる「ル・マン24時間レース」が究極のエコカーとも呼ばれる水素カーのレースを新たに設けることを決めていて、次世代のエネルギーとして注目される水素の技術革新が進むと期待されています。 水素レーシングカーの開発プロジェクトを進めているのは、フランスの耐久レース「ル・マン24時間レース」を主催する団体で、エネルギー大手の「トタル」や大手タイヤメーカー「ミシュラン」などが協力しています。 おととしから開発が始まったレーシングカーの2代目となる試作車が今月、フランス中部のレース場で報道陣に公開されました。 レーシングカーは水素を使う燃料電池で4つのモーターに電気を供給し走ります。 走行時に、水蒸気しか出さないため究極のエコカーとも呼ばれ、最高速度は時速300キロ以上、3秒

                                                                                “ル・マン”に水素カー部門 進むか “脱ガソリン”の技術革新 | 環境 | NHKニュース
                                                                              • 産総研ら、福島県で水素サプライチェーンを実証 再エネで製造から利用まで

                                                                                産業技術総合研究所(産総研/東京都千代田区)は3月18日、日立製作所(同)などと、福島県にて、再生可能エネルギー電力で水素を製造し、化学変換・貯蔵・輸送を経て、水素混焼発電機システムで発電するサプライチェーンの技術を実証した結果を報告した。 このサプライチェーンでは、再生可能エネルギーで製造した水素を用いて、有機化合物のトルエンを水素キャリアであるメチルシクロヘキサン(MCH)に化学変換するが、今回、シンプルな構成の水素キャリア製造システムを開発した。

                                                                                  産総研ら、福島県で水素サプライチェーンを実証 再エネで製造から利用まで
                                                                                • (水素社会:上)未来のエネルギー、活用進む欧州:朝日新聞デジタル

                                                                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                                    (水素社会:上)未来のエネルギー、活用進む欧州:朝日新聞デジタル

                                                                                  新着記事