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NIIの検索結果1 - 40 件 / 62件

  • 本探しのプロ「図書館司書」の力で、子どもの頃の本棚を再現する | オモコロ

    本で育った。友達がいなかったから、子どもの頃は本ばかり読んでいた。 実家には壁一面の本棚があって、休日はいつも本棚の前で過ごした。 悲しい話から失礼します。ライターの岡田悠と申します。背後に本棚があるので、もうちょっと本棚について語らせてください。 本棚は、生き物みたいだと思う。本を買ったり、処分したりを繰り返していくうちに、身体の細胞が少しずつ入れ替わっていくように、本棚の中身も変化していく。 だから昔の写真やおもちゃは残っていても、昔の本棚は残っていない。 本に支えられていた、子どもの頃。当時の本棚には、自分の原点が詰まっていると思う。当時の本棚を、再現してみたい。そしてノスタルジーに浸りたい。 ちょうど先日、実家に帰省する機会があったので、2023年現在の実家の本棚を確認してみた。本棚自体は昔と同じものだが、僕が実家を出た後に家族が使っていたので、中身はほとんど入れ替わっている。 現

      本探しのプロ「図書館司書」の力で、子どもの頃の本棚を再現する | オモコロ
    • タイプライター、漢字廃止論、日本語入力の苦闘の数々「日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々」

      デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターの唐沢さん。レコメンドは「日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々」(ジャストシステム) 聞き手は安藤、佐伯、石川です。 では唐沢さん、お願いします。 なんでローマ字打たなあかんねん 唐沢:パソコンのキーボードで文字を打つ時って、まずローマ字を入力して、それをひらがなにして、さらに漢字に直すじゃないですか。ある日、「なんでローマ字打たなあかんねん」ってめっちゃ腹立ったんですよ。 安藤:はいはい(笑) 唐沢:小さいころにタイピングゲームでかな入力を練習したんです。そしたら親から、「ローマ字入力しか使わへんで」って言われて、あとでローマ字入力を覚え直して。 みんなやってるから覚えましたけど、よくよく考えたら「最初っからかな入力して、漢字に変換するほうが早くない?」と思って。 石川:たしかに。 唐沢:それに腹が立って

        タイプライター、漢字廃止論、日本語入力の苦闘の数々「日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々」
      • 研究データを整理しよう・したい・せねば|まつーらとしお

        軽く読んだだけですが,研究者・院生にとってもそうですし,学部生でもPCで様々なものを整理するという点から役に立ちそうだと思いました。 概略版と呼べそうな動画もあるのでそちらを先に見るのもよさそうです。 全体の構成は次のとおりです。 第1章 イントロダクション 第2章 研究データ管理の方針決定 第3章 研究データの整理法 第4章 研究データの保存 第5章 研究データの公開 「イントロダクション」よりいくつかとても参考になったことを記しておきます。 フォルダ構造やファイル命名法があるこのドキュメントは例えばフォルダ組織化やファイル命名法といった普段なかなか説明しないところまで目配りされている点が大きな特徴と言えるでしょう。例えばフォルダ組織化は次のようなスライドが用意されています。 「はじめよう、研究データ管理」第3章よりどれも「当たり前」と思うかもしれませんが,徹底することはけっこう努力が必

          研究データを整理しよう・したい・せねば|まつーらとしお
        • 日本の古本屋 / 大宅壮一文庫 「集団知」が生んだ雑誌の宝庫 【書庫拝見19】

          10月4日、京王線・八幡山駅に降りる。外は雨が降っている。電車の乗り換えで手間取り、約束の時間に遅れそうなのでタクシーに乗る。左手には松沢病院が見える。 大宅壮一文庫(以下、大宅文庫)の前に着くと、事務局次長の鴨志田浩さんが出迎えてくれた。開館時間より前なので、職員通用口から中へと入る。 大宅壮一文庫外観 大宅文庫は、いわずと知れた雑誌の図書館だ。私がその存在を知ったのは、1986年に大学に入った頃だ。学部の図書室で前年に刊行された『大宅壮一文庫雑誌記事索引総目録』全13巻を手に取った。 人名編と件名編に分かれていて、後者は「政治・その他」「探検・移民」「天皇」「戦争」「犯罪・事件」「世相」「奇人変人」「マスコミ」「日本研究」「地方」など33の大項目に分類されている。「奇人変人」には「ビックリ人間」「天才」「英雄論」「ソックリさん」「ヌーディスト」「ストリーキング」「猟奇的なもの」「珍談」

          • オープンサイエンスの時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて~2030年に向けた大学図書館のロードマップ~:文部科学省

            現在位置 トップ > 政策・審議会 > 審議会情報 > 調査研究協力者会議等(研究振興) > 「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会 >  オープンサイエンスの時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて~2030年に向けた大学図書館のロードマップ~

              オープンサイエンスの時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて~2030年に向けた大学図書館のロードマップ~:文部科学省
            • 論文購読&掲載料で「もうけすぎ?」 あの学術出版社を直撃した | 毎日新聞

              必要な論文が読めない――。学術誌の購読料が高騰し、購読契約を打ち切る大学が出ている。それならばと近年、論文をインターネット上で無料公開する見返りに「掲載料」を取る出版社が増え、研究者から「二重取りだ」と不満が高まっている。 学問の成果は人類の共有財産ともいうべきもの。「出版社はもうけすぎ」との批判も聞かれる。出版社側はどう考えているのか。国際科学誌のトップに君臨する「ネイチャー」発行元の日本法人社長を直撃した。 「研究者サポートが役割」 取材に応じたのは、英国とドイツに拠点を置く学術出版大手「シュプリンガーネイチャー」の日本法人社長、アントワーン・ブーケ氏。東京都港区の同法人オフィスでインタビューすることができた。 「私たち出版社の役割は研究者のサポートだ。研究者が研究し、迅速かつ効果的に出版できるよう支援するサービスを提供している」。穏やかな口調で切り出したブーケ氏はこう続けた。「研究サ

                論文購読&掲載料で「もうけすぎ?」 あの学術出版社を直撃した | 毎日新聞
              • 内閣府、「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」に関するFAQを公開

                2024年7月9日付けで、内閣府のウェブサイト上で、4月に開催された「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた国の方針に関する説明会」の関連資料として、同基本方針及びその実施に当たっての具体的方策に関するFAQをまとめた文書が公開されています。 即時オープンアクセス(OA)の対象や方法、運用の方針に関する18の質問とその回答が掲載されています。 研究DX(デジタル・トランスフォーメーション)(内閣府) https://www8.cao.go.jp/cstp/kenkyudx.html ※「講演会等」の項目に「FAQ(令和6年7月9日公表)(PDF形式:179KB)」が掲載されています。 学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針、及び学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針の実施にあたっての具体的方策に関するFAQ(令和6年7月9日) [PDF:179KB]

                  内閣府、「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」に関するFAQを公開
                • 4年間で591冊の本を読む過程で生み出した読書方法カタログ / reading catalog

                  スクラムフェス大阪2024の札幌トラック(ニセコ)で発表した話です!

                    4年間で591冊の本を読む過程で生み出した読書方法カタログ / reading catalog
                  • MITが学術出版社のエルゼビアと契約を打ち切ったことで「支出を8割(約3億円)削減できた」と報告

                    マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2020年に学術誌の出版社であるエルゼビアとの契約を打ち切り、学術論文を読むためにエルゼビアの学術誌を購読することを止めました。これにより、購読時の年間支出の8割に相当する200万ドル(約2億9000万円)を節約できるようになったことを、MITが明かしています。 Unbundling Profile: MIT Libraries - SPARC https://sparcopen.org/our-work/big-deal-knowledge-base/unbundling-profiles/mit-libraries/ MITは出版された学術論文が世界中の誰でも制限なく自由にアクセスできるようにすることで本来の価値を発揮するという理念のもと、学術論文をオープンに使えるようにするためのフレームワーク「MIT Framework for Publishe

                      MITが学術出版社のエルゼビアと契約を打ち切ったことで「支出を8割(約3億円)削減できた」と報告
                    • NII、130億パラメータのLLM構築 コーパスなども全公開 「今後の研究に資するため」

                      国立情報学研究所(NII)は10月20日、パラメータ数130億の大規模言語モデル(LLM)「LLM-jp-13B」を公開した。初期段階のモデルだが、アカデミアや産業界の研究開発に資するため、コーパスやツールなどを含めてすべてオープンにする。 公開したLLMの学習データ量は合計約3000億トークン。うち日本語は約1450億トークン(mC4/Wikipedia)、英語は約1450億トークン(The Pile/Wikipedia)、プログラムコード約100億トークン。 計算資源としては、大学や研究機関が共同運営する仮想化環境・データ活用社会創成プラットフォーム「mdx」を12ノード活用。モデル構築にはMicrosoftのDeepSpeedを、モデル構築時の監視やログの保存には、モデル開発プラットフォームのWeights&Biasesを利用した。 NIIが主宰するLLM勉強会(LLM-jp)で7月

                        NII、130億パラメータのLLM構築 コーパスなども全公開 「今後の研究に資するため」
                      • ネットが無かった30年前の学生はどうやって勉強してたのか、という想い出がたり 検索編 – egamiday3+

                        とあるご縁、とあるところからの依頼で、30年前、スマホもインターネットも無かった頃って、大学生はどんなふうに勉強してたんですか?的なことを人に問われてお話しする、という機会があったので、そこでお話ししたことをまとめてみました。 ご依頼が去年(2023年)のことなので、30年前だと1993年になります。その頃の我が輩ことegamidayさんは、京都のとあるホルモー的な大学の文学部生で、教養的雑多な学びから専攻の日本文学(註:「国文学」)、中でも古典文学(中世)を中心に勉強してたあたりで、演習・講読あり、レポートあり、翌年は卒論ありという身にありながら、ネットも無え、パソコンも無え、GoogleもCiNiiもJapanKnowledgeも無え、え、そんな状態でいったいどっからどう情報探してたんだっけ?ということを、思い出し想い出ししながら語る、というメモです。 検索の日の1993、的な感じで。

                        • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                          2024年6月30日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,053点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

                            ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
                          • 英国では機関リポジトリによるオープンアクセスが大隆盛!それを支えた大学図書館現場の実践 | JPCOARウェブマガジン

                            1.連載のはじめに 祝! JPCOARウェブマガジン創刊! ということで新創刊されたウェブマガジンにて国際動向を紹介する連載を受け持つことになりました、JPCOAR運営委員(国際担当)の佐藤翔です。普段は同志社大学で図書館司書課程の授業を担当する図書館情報学者であり、自称「日本で初めて機関リポジトリの研究で博士号をとった人間」として、時々中断をはさみつつ、機関リポジトリ関連の活動にも長く関わらせていただいています。2017年に終刊した「月刊DRF」でも連載を持たせていただいていたので、機関リポジトリ関連媒体での連載は6年ぶりのカムバックということに。さすがに世の顔ぶれも一新されていそう……と思ったらJPCOARの運営委員の皆さんは割と当時から馴染みの方々……。 本連載では毎回、佐藤が日々目にした中で「これはJPCOARや、日本の機関リポジトリ界隈の皆さんに紹介した方がいいかも」という国際的

                              英国では機関リポジトリによるオープンアクセスが大隆盛!それを支えた大学図書館現場の実践 | JPCOARウェブマガジン
                            • 日本図書館協会(JLA)目録委員会、『日本目録規則2018年版』(NCR2018)を2024年5月1日付けで更新

                                日本図書館協会(JLA)目録委員会、『日本目録規則2018年版』(NCR2018)を2024年5月1日付けで更新
                              • 国立情報学研究所における大規模言語モデル構築への協力について|国立国会図書館―National Diet Library

                                2024年1月29日、国立国会図書館は、国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)において収集保存した数十億件のファイルのURLリストを提供することについて、国立情報学研究所(NII)と合意しました。 提供したURLリストは、NIIにおける大規模言語モデル(LLM)の構築を目的として、主にコーパス用データを収集するために利用される予定です。LLMの詳細については、NIIの「LLM勉強会」をご参照ください。 本件は、当館とNIIの間で締結した「国立国会図書館及び学術情報センターの相互協力に関する協定」(平成7(1995)年4月19日)に基づく協力の一つです。

                                • 学術研究論文のOA促進、大学図書館連合が世界最大の学術出版社と転換契約した意味 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                  大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE=ジャスティス)とオランダの大手学術出版社エルゼビアは、学術研究論文のオープンアクセス(OA)促進に向けた転換契約の提案に合意した。JUSTICE会員の大学図書館のうち57大学からなる交渉チームが、同社との議論を経て日本での枠組みを構築した。転換契約は国内大学とワイリー、シュプリンガーネイチャーとの間で始まっており、これで大手3社が出そろった。 転換契約は出版社に対して大学図書館などが払ってきた論文雑誌購読料を、研究者が払う論文掲載料(OA出版料、APC)へシフトし論文を無料で社会発信することを認める流れに乗ったものだ。購読とOA出版を組み合わせることで、大学・研究者が負担する金額を低くした転換契約を結び、大学のニーズを満たす出版ビジネスに変える取り組みだ。 合意した転換契約の実施期間は2024年から3年間。今後は提案をベースに、希望する大学が個

                                    学術研究論文のOA促進、大学図書館連合が世界最大の学術出版社と転換契約した意味 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                  • 130億パラメータの大規模言語モデル「LLM-jp-13B」を構築~NII主宰LLM勉強会(LLM-jp)の初期の成果をアカデミアや産業界の研究開発に資するために公開~ - 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics

                                    2023/10/20 130億パラメータの大規模言語モデル「LLM-jp-13B」を構築 ~NII主宰LLM勉強会(LLM-jp)の初期の成果をアカデミアや産業界の研究開発に資するために公開~ 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NIIエヌアイアイ、所長:黒橋 禎夫、東京都千代田区)は、本年5月から、自然言語処理及び計算機システムの研究者を中心として、大学・企業等から500名以上が参加するLLM勉強会(LLM-jp)を主宰しています。7月から、計算資源としてデータ活用社会創成プラットフォームmdx*1を活用し、パラメータ数*2130億の大規模言語モデル(LLM)の構築を開始しました。このたび、同LLMの事前学習及びチューニングが終了し、モデルを公開しましたので、お知らせします。 同モデルはLLM研究開発としては初期段階のものであり、モデルの性能を示す評価値はこれ

                                      130億パラメータの大規模言語モデル「LLM-jp-13B」を構築~NII主宰LLM勉強会(LLM-jp)の初期の成果をアカデミアや産業界の研究開発に資するために公開~ - 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics
                                    • 「NACSIS-CAT・NCR2018適用はじまる : コーディングマニュアル・目録情報の基準改訂説明会」の開催について | 目録所在情報サービス

                                      2024/08/22 これからの学術情報システム構築検討委員会では、日本目録規則2018年版(NCR2018)に対応した「コーディングマニュアル」および「目録情報の基準第6版」の改訂版を確定しました。 皆様のご参加をお待ちしています。 10月31日(木)からの新NACSIS-CAT/ILLへの改訂版の適用を前に、以下の要領で説明会を開催します。 ●タイトル NACSIS-CAT・NCR2018適用はじまる : コーディングマニュアル・目録情報の基準改訂説明会 開催方式 ●ハイブリッド方式(会場開催およびオンライン開催) ●日時 2024年9月13日(金)13:00-15:45(オンライン開催) 2024年9月13日(金)13:00-17:00(会場開催) ●会場 国立情報学研究所12階会議室 ●詳細・参加申込方法 説明会のページは以下のURLになります。会場参加には事前の参加申込が必要で、

                                      • 完全かつ即時オープンアクセスへの移行を妨げる5つの問題(記事紹介)

                                        2023年9月27日、研究助成機関のコンソーシアムであるcOAlition Sが、戦略責任者であるRobert Kiley氏によるブログ記事“Supporting Open Access for 20 years: Five issues that have slowed the transition to full and immediate OA”を公開しました。 記事では、過去20年間の同氏のキャリアを振り返りつつ、オープンアクセス(OA)への移行を妨げている以下の5つの問題に焦点を当て、それらをめぐる状況がどのように変化しているかについてまとめられています。 研究者評価の改革が遅すぎた 論文処理費用(APC)と購読料に基づくビジネスモデルが非常に不公平である 研究資金提供者と学術機関が緊密な連携を取らなかった 新しいOA出版モデルよりも、既存の商業出版ジャーナルにOA出版オプション

                                          完全かつ即時オープンアクセスへの移行を妨げる5つの問題(記事紹介)
                                        • 2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 2日目(10月18日(水)) - 猫に夢研究所

                                          目次 参加メモの前提 はじめに 東京大学総合図書館見学 | 9:30-11:00 | 90分 電子コンテンツ導入・提供の現状と課題 / 井口 幸(法政大学図書館事務部多摩事務課長) | 11:15-12:30 | 75分(うち質疑15分) 学術コミュニケーションの動向 / 岩井 雅史(信州大学附属図書館副課長/情報システム・学術資料(雑誌)グループリーダー) | 13:30-14:45 | 75分(うち質疑15分) グループ討議 | 14:55-17:30 | 155分 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文脈は考慮せず、自分が興味・関心を持ったところを中心にまとめています。 敬称略。 はじめに 机と椅子を1日目終了後に講義形式に並べ替え、受講者番号順に座るようになりました。 9時過ぎから研修が始まるまでの時間で、ある程度人数が集まってから、この研修のメーリングリスト(G

                                            2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 2日目(10月18日(水)) - 猫に夢研究所
                                          • E2666 – オープンサイエンス時代の大学図書館員像<報告>

                                            オープンサイエンス時代の大学図書館員像<報告> 東北大学附属図書館・三角太郎(みすみたろう) 2023年12月12日、令和5年度国立大学図書館協会シンポジウム「オープンサイエンス時代の大学図書館員像:これからの<人材>構築にむけて」が、東北大学の会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催され、400人を超える参加があった。本稿ではその概要を紹介する。 国立大学図書館協会(JANUL)は2021年に策定した「国立大学図書館協会ビジョン2025」のもと、大学図書館の新しい在り方について議論を進めてきた。ビジョンでは、「知の媒介:知の交流を促す<人材>の構築」を重点領域の一つとし、人材の確保を求めている。また、2023年に文部科学省が公開した「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議のまとめ)」でも、人材の問題の重要性が強調されている。JANULでは、人材委員会を中心に、

                                              E2666 – オープンサイエンス時代の大学図書館員像<報告>
                                            • 慶應義塾大学メディアセンター、『慶應義塾図書館史Ⅱ』を刊行

                                              2023年11月27日、慶應義塾大学メディアセンターが、『慶應義塾図書館史Ⅱ』を刊行したと発表しました。 昭和45(1970)年度から令和元(2019)年度までの50年間のメディアセンター(図書館)の歴史をまとめたものです。同学の学術情報リポジトリ上でPDF版が公開されています。 「慶應義塾図書館史Ⅱ」刊行(慶應義塾大学メディアセンター, 2023/11/27) https://www.lib.keio.ac.jp/news/007853_Jp.html 慶應義塾図書館史Ⅱ(慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)) https://doi.org/10.14991/KO12004003.00000002 参考: 長尾宗典. 近年の図書館史(単館史)編纂の傾向. カレントアウェアネス. 2015, (325), CA1856, p. 11-14. http://current.ndl.

                                                慶應義塾大学メディアセンター、『慶應義塾図書館史Ⅱ』を刊行
                                              • ChatGPTからCatGPTへ:目録作成におけるAIの影響(文献紹介)

                                                2023年9月18日付けで、Information Technology and Libraries誌42巻3号に、目録作成におけるChatGPT などのAIの可能性について述べた論文“From ChatGPT to CatGPT:The Implications of Artificial Intelligence on Library Cataloging”が掲載されました。 ChatGPTにRDA(Resource Description and Access)やDublin Core Metadata Element Setなどに準拠したMARCレコードを生成させる実験を行い、目録作成能力をテストした結果についてまとめられています。 実験結果は、レコード作成プロセスを合理化するツールとしてのChatGPTの可能性を示しているとしています。学習データの偏りから生じる誤りや矛盾について

                                                  ChatGPTからCatGPTへ:目録作成におけるAIの影響(文献紹介)
                                                • 即時OA方針に対する報道への反応とオープンアクセスについて

                                                  内閣府 @cao_japan 【高市大臣・記者会見】本日(2月16日)の動画を掲載しました。 [冒頭発言] 令和6年度当初予算案・令和5年度補正予算における科学技術関係予算、学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針 [質疑応答] 日本オープンイノベーション大賞 等 gov-online.go.jp/press_conferen… 師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki 「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」(令和6年2月16日、統合イノベーション戦略推進会議決定)によれば、「公的資金による学術論文等の即時オープンアクセス」を「義務づける」とのことだが、即時オープンアクセスの対象は「査読付き学術論文」と「根拠データ」とのこと。

                                                    即時OA方針に対する報道への反応とオープンアクセスについて
                                                  • 日本図書館協会(JLA)目録委員会、『日本目録規則』の1952年版から新版予備版までがインターネット公開されたことを発表

                                                      日本図書館協会(JLA)目録委員会、『日本目録規則』の1952年版から新版予備版までがインターネット公開されたことを発表
                                                    • 2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 1日目(10月17日(火)) - 猫に夢研究所

                                                      目次 参加メモの前提 はじめに 開講式 | 9:30-9:45 | 15分 あいさつ / 久保田 壮活(東京大学附属図書館総務課長) 事務連絡 大学図書館の現状と課題 / 大山 努(東京大学附属図書館事務部長) | 9:45-11:00 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館職員のスキルアップ法 / 中村 健(大阪公立大学学術情報課図書情報担当係長) | 11:15-12:30 | 75分(うち質疑15分) 効果的なグループワークのデザインとファシリテーション / 栗田 佳代子(東京大学大学総合教育研究センター副センター長・教授) | 13:30-16:20 | 170分 海外研修経験から見えた大学図書館 / 冨田 千夏(琉球大学附属図書館情報サービス課保存公開係長) | 16:30-17:15 | 45分(うち質疑10分) 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文脈は考

                                                        2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 1日目(10月17日(火)) - 猫に夢研究所
                                                      • 新たな研究・論文出版体系の確立を(大隅典子,林和弘) | 2023年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

                                                        「今後の研究・論文出版の在り方を考えた時,論文を発行している研究者コミュニティの問題としてとらえざるを得ず,OA化の議論は,学会をこれからどうしたいか,どう変えていくかとの命題に変わっていく」。こう発言したのは,長年オープンサイエンスやオープンアクセス(OA)化の推進に尽力してきた林和弘氏だ。学会の在り方をも変えてしまうほどに大きな影響力を持つようになった研究・論文出版を取り巻く問題は,今後どうなっていくのか。弊紙連載「オープンサイエンス時代の論文出版」(2023年5月~,全5回)の総まとめとして,連載を執筆した大隅典子氏と共に議論していく。 大隅 従来の研究・論文出版を取り巻く問題は,購読費の高騰による施設単位で購読可能なジャーナル数の減少が引き起こすインプット面での問題が中心でした。しかし現在,これらの問題に加えて論文掲載料(APC)の高騰に伴った論文出版というアウトプットの部分にまで

                                                          新たな研究・論文出版体系の確立を(大隅典子,林和弘) | 2023年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
                                                        • CA2055 – 動向レビュー:即時オープンアクセスを巡る動向:グリーンOAを通じた即時OAと権利保持戦略を中心に / 船守美穂

                                                            CA2055 – 動向レビュー:即時オープンアクセスを巡る動向:グリーンOAを通じた即時OAと権利保持戦略を中心に / 船守美穂
                                                          • CA2048 – 動向レビュー:査読は無償であるべきか? / 佐藤 翔

                                                            CA2047 – グループ討議を中心としたオンライン研修の事例報告:国立情報学研究所「大学図書館員のためのIT総合研修」 / 服部綾乃, 松野 渉 PDFファイル カレントアウェアネス No.357 2023年9月20日 CA2048 動向レビュー 査読は無償であるべきか? 同志社大学免許資格課程センター:佐藤 翔(さとうしょう) 1. はじめに 学術雑誌に論文が投稿されると、編集者はその内容を審査するにふさわしい外部の研究者(多くの場合2人)に原稿を送り、掲載可否の判断や、改善点・疑問点をまとめたレポートの作成を依頼する。編集者はこのレポートを参考に論文の採否を決定する。これが「査読」であり、協力する外部の研究者(査読者)は一般に特に報酬等は支払われない。一方で、査読を無償とする慣習への疑問の声も上がってきている。 本稿では、これまで挙げられてきた論点や研究等も参照しつつ、査読は無償であ

                                                              CA2048 – 動向レビュー:査読は無償であるべきか? / 佐藤 翔
                                                            • E2654 – 米国化学会によるエンバーゴなしのグリーンOAをめぐる動向

                                                              米国化学会によるエンバーゴなしのグリーンOAをめぐる動向 東京工業大学研究推進部情報図書館課・佐藤亮太(さとうりょうた) ●米国化学会の新たなオプション「ゼロエンバーゴ・グリーンOA」とは 2023年9月、米国化学会(ACS)が、通常の12か月の公開猶予期間(エンバーゴ)なく論文をグリーンオープンアクセス(OA)で公開するための新たなオプションとして「ゼロエンバーゴ・グリーンOA」を導入すると発表した。2022年に米国大統領府科学技術政策局(OSTP)が発表した、連邦政府から助成を受けた研究成果の即時公開を求める覚書(E2564参照)を受けての対応とされる。10月1日以降、希望者は“Article Development Charge”(ADC)を支払うことで、論文をCC BYライセンスで公開することが可能となる。なお、ゴールドOAでは出版者版(version of record)が公開の

                                                                E2654 – 米国化学会によるエンバーゴなしのグリーンOAをめぐる動向
                                                              • 権利保持戦略、みんなちゃんとやってる? | JPCOARウェブマガジン

                                                                1.権利保持戦略を勉強しよう 連載第1回にて、英国では機関リポジトリによるセルフ・アーカイブ(グリーンOA)が機能していることを紹介しました 。ただし英国の場合、機関リポジトリへの登録は論文採択と同時にするのが義務ですが、それを一般に公開するまでにはエンバーゴ(猶予期間)が認められています。日本で2025年度新規採択分からの実施が予定されている[1]、論文出版と同時のOA(即時OA)をセルフ・アーカイブで実現しようとすると、多くの出版社はエンバーゴなしでのセルフ・アーカイブを認めていないし、出版にあたって著者は出版社(専ら海外の)に著作権を譲渡するよう求められるので自分の論文でも出版社の許諾なく公開できない、という問題に直面します。ことは著作権の問題、ということもあって最近ではオープンアクセス関係のセミナーでこの問題の専門家が招かれる機会も増えてきました。特に人間文化研究創発センターの鈴木

                                                                  権利保持戦略、みんなちゃんとやってる? | JPCOARウェブマガジン
                                                                • 2024年3月28日(木)に投稿規約及び閲覧規約を改定いたします | Jxiv, JSTプレプリントサーバ

                                                                  Jxivはこれまで、査読前論文のみを受け付けてきました。このたび、査読コメント等を反映している論文や公開・出版済み論文について、ジャーナル等の許諾が得られれば公開できるように変更いたします。また、投稿規約の要件を満たす場合に限り、翻訳版の受付を行います。さらに、Jxivに投稿可能な原稿種別(原著論文、レビュー論文、解説論文等。及び、講義録)の明記を行います。 Jxivは、2024年3月28日に投稿規約及び閲覧規約を改定します。同日の投稿から、査読コメント反映論文、公開・出版済み論文、翻訳版、講義録の受付を開始いたします。 「Jxivガイドライン」「Jxiv FAQ」「Jxiv投稿マニュアル」「Jxiv閲覧マニュアル」「投稿前にお読みください」についても、2024年3月28日に改訂します。

                                                                  • 科学記事に論文へのリンクなし 手間はかかるがこのままでいいのか?(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                    ピックアップした宇宙科学に関する4本の記事は、いずれも本文内で研究成果の論文について言及されている。しかし英国の科学雑誌「Nature」といった名前はあるものの、肝心の論文へのリンクはない。読者は論文へアクセスするためにはテーマやキーワード、日付を頼りに論文を探すしか手段がない。科学記事としてそれでよいのだろうか? ニュースメディアにとって論文へのリンク設定は負担の重い作業だ。掲載期間が終わればYahoo!ニュースから取り下げられる記事にそこまでの手間はかけられない、英語の論文を探して読む人は限られ、読者が喜ぶかどうかが見えづらい、有料購読制の学術雑誌の場合はリンク先を見てもペイウォールに阻まれて論文を読むことはできないためかえって不親切、などネガティブな理由はいくらでもある。 一方で科学記事に論文へのリンクを設定するポジティブな理由は一つだけだ。読者がその気になれば論文にアクセスできる。

                                                                      科学記事に論文へのリンクなし 手間はかかるがこのままでいいのか?(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                    • 学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針 令和6年2月16日 統合イノベーション戦略推進会議決定

                                                                      • 2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 3日目(10月19日(木)) - 猫に夢研究所

                                                                        目次 参加メモの前提 情報リテラシー教育支援の現状 : 東北大学附属図書館の事例 / 堀野 陽子(東北大学附属図書館工学分館整理・運用係長) | 9:30-10:45 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館における目録実務とその周辺 / 川本 真梨子(慶應義塾大学メディアセンター本部 リソースマネジメント担当) | 11:00-12:15 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館における資料保存 / 小島 浩之(東京大学経済学部資料室講師) | 13:15-14:30 | 75分(うち質疑15分) 図書館等公衆送信サービスの開始と今後の展望 / 髙木 晃子(千葉大学附属図書館利用支援企画課利用支援企画グループ図書系職員) | 14:45-16:00 | 75分(うち質疑15分) グループ討議 | 16:15-17:30 | 75分 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文

                                                                          2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 3日目(10月19日(木)) - 猫に夢研究所
                                                                        • 福井大査読偽装 「国ガイドラインの改定を」学術会議が報告書 | 毎日新聞

                                                                          福井大教授が千葉大教授など複数の研究者と協力し、投稿した学術論文の査読に自身が関与する「査読偽装」をした問題で、日本学術会議は25日、「研究不正に関する国のガイドラインの改定や内容の追加を検討すべきだ」などとする報告書を公表した。 査読とは、学術誌に投稿された論文をその分野の別の専門家が読んで内容の妥当性をチェックし、掲載の可否を判断する審査。福井大と千葉大は2022年12月、両大の教授らが協力して論文の査読で不適切な行為をしたと認定した。これを受け、文部科学省は学術会議に審議を依頼していた。 学術会議は報告書で、想定される不適切な行為として、「互助会的グループ」で互いを査読者に推薦して甘い査読をする▽査読を依頼された研究者が著者に連絡をとり、著者が自分で査読をする▽実質的に査読をしない粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」の存在――など8項目を挙げた。

                                                                            福井大査読偽装 「国ガイドラインの改定を」学術会議が報告書 | 毎日新聞
                                                                          • E2668 – ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DCMI2023)

                                                                            ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DCMI2023) 電子情報部電子情報流通課・村尾優子(むらおゆうこ) 2023年11月6日から9日まで、「ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DCMI2023)」(E2460ほか参照)が韓国大邱広域市の慶北大学校でのオンサイトおよびオンラインのハイブリッド形式により開催された。オンサイトでの開催は2019年以来となる。 2023年の会議は「メタデータの革新:データ集約型世界における知識の活用」(Metadata Innovation: Enabling Knowledge in a Data-Intensive World)をテーマとし、オンサイトでは68人、オンラインでは56人が参加した。プログラムを概観するだけでも「ダブリンコアとAIの相乗効果」(Synergy between Dublin Core and AI)、「AI

                                                                              E2668 – ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DCMI2023)
                                                                            • 京都市上京区で芥川龍之介「幻の短編」掲載誌を発見 「研究者間で盲点だった」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

                                                                              作家芥川龍之介の作品として知られながら、長らく未完成とされてきた短編が当時の医学雑誌に掲載され、この雑誌が京都府立医科大付属図書館(京都市上京区)で保管されていたことが、東京の研究者の調査で分かった。同図書館は「掲載から100年を経て思いもかけない発見となった。広く知ってほしい」として、

                                                                                京都市上京区で芥川龍之介「幻の短編」掲載誌を発見 「研究者間で盲点だった」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
                                                                              • E2699 – データ再利用性と論文アクセス性の向上に向けた奈文研の取組

                                                                                データ再利用性と論文アクセス性の向上に向けた奈文研の取組 奈良文化財研究所・高田祐一(たかたゆういち) ●はじめに 奈良文化財研究所(奈文研)では、2024年1月に「文化財データリポジトリ」を、また同年3月に「文化財オンラインライブラリー」を全国遺跡報告総覧(以下「遺跡総覧」)のウェブサイト内で公開した。本稿ではこれらのサービスについて紹介する。 ●全国遺跡報告総覧について 奈文研が運営する遺跡総覧は、日本全国の文化財に関する調査報告書類の情報を一元的に集め、提供するオンラインデータベースである(E1700、CA1936参照)。研究者、学生、歴史に関心がある方々の貴重な情報源となっている。報告書類の書誌情報、調査成果を要約した抄録、全文PDFが含まれており、歴史と文化を理解するための有用なデータベースである。 ●デジタル時代の調査報告のありかた 遺跡総覧では、約3万9,000件の報告書類の

                                                                                  E2699 – データ再利用性と論文アクセス性の向上に向けた奈文研の取組
                                                                                • E2650 – ユネスコによる教育・研究における生成AI利用ガイダンス

                                                                                  ユネスコによる教育・研究における生成AI利用ガイダンス 九州大学インスティテューショナル・リサーチ室・森木銀河(もりきぎんが) ●はじめに 2022年11月にリリースされたOpenAIのテキスト生成AIサービスChatGPTを端緒とし、現在に至るまで、生成AIの開発、提供、利用について積極的な議論が交わされている。ユネスコは2023年4月に「高等教育におけるChatGPT利用のクイックスタートガイド」(ChatGPT and artificial intelligence in higher education: quick start guide)を公表した後、同年9月に「教育・研究における生成AIに関するガイダンス」(Guidance for generative AI in education and research;以下「ガイダンス」)を公開した。このガイダンスは、2021年にユ

                                                                                    E2650 – ユネスコによる教育・研究における生成AI利用ガイダンス