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Physicsの検索結果121 - 160 件 / 3367件

  • チャーハンを炒める時の「完璧な中華鍋の振り方」を本気で研究した物理学者が登場

    「ご飯と具材とを油で炒める」というごく簡単な料理工程ながらもチャーハンを上手に作るのは難しく、実際に作ってみて「米がパラパラにならずにべちょべちょになった」という体験をした人も多いはず。そんなチャーハンの米を炒めるときの「中華鍋の振り方」について、物理学者が研究結果を発表しました。 The physics of tossing fried rice | Journal of The Royal Society Interface https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsif.2019.0622 Georgia Tech physicists unlock the secret to perfect wok-tossed fried rice | Ars Technica https://arstechnica.com/science

      チャーハンを炒める時の「完璧な中華鍋の振り方」を本気で研究した物理学者が登場
    • スピルバーグ『レディ・プレイヤー1』を通じて、物語を面白くする映像技術、共感手法、映像の力を語り合う(追記あり)

      スピルバーグ『レディ・プレイヤー1』を通じて、物語を面白くする映像技術、共感手法、映像の力を語り合う(追記あり) 物語に夢中になったことはないだろうか? 小説やマンガ、ゲーム、映画や舞台など、素晴らしい作品に出会ったとき、あまりの面白さに、あっという間に時が過ぎる。お話が終わり、我に返った後、あらためて、なぜそれを面白いと思ったのかは、気にならないだろうか。 その物語の「面白さ」はどこから来たのか なぜ、自分が、そこを「面白い」と感じたのか その「面白さ」は一般化/再現できるのか こうしたテーマを視野に入れ、古今東西の「面白い」作品について語り合う。これはという作品を取り上げ、物語を作る人、楽しむ人、広める人など、様々な視点から「面白い」について語り合うオンライン会が、「物語の探求」読書会だ(ネオ高等遊民サークルの分室)。 今回は、映画に詳しいどぶ川さんをゲストにお招きして、スティーブン・

        スピルバーグ『レディ・プレイヤー1』を通じて、物語を面白くする映像技術、共感手法、映像の力を語り合う(追記あり)
      • 声だけで衝撃を加えずワイングラスを割ることができる原理とは?

        科学系動画クリエイターのPhysics Girlが共鳴と呼ばれる現象を用いることで、自身の声だけを使ってワイングラスを割る方法について解説しています。 How I broke a wine glass with my VOICE (using science!) - YouTube YouTuber「Physics Girl」のダイアナ・カワーン氏。ダイアナ氏は「さっそく本題に入りましょう」と促します。 2017年12月にダイアナ氏は同じく科学系動画クリエイターのMike Boyd氏とともにワイングラスを声だけで割る挑戦を行っています。 Boyd氏によるとガラスを割るために最適なのは「高音で『エー』と叫ぶ」ことだとされています。 これまでに何度もワイングラスを声だけで割る実験が行われています。マサチューセッツ工科大学の実験では、スピーカーから音を流すことでワイングラスを割ることに成功してい

          声だけで衝撃を加えずワイングラスを割ることができる原理とは?
        • 物質と対の性質を持つ「反物質」が重力に従って落ちることがCERNの実験で判明して反重力が否定される

          ある物質と質量やスピンが同じにもかかわらず電気的な性質が対になっている反物質について、科学者の中には「重力と反対方向に動く反重力が働くのではないか」と考える人もいました。ところが、欧州原子核研究機構(CERN)の研究チームが実際に反物質を用いた実験を行った結果、反物質も重力に従って落ちることが初めて直接観測され、「反物質に反重力は働かない」ことが示されました。 Observation of the effect of gravity on the motion of antimatter | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06527-1 Antimatter embraces Earth, falling downward l | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-r

            物質と対の性質を持つ「反物質」が重力に従って落ちることがCERNの実験で判明して反重力が否定される
          • がんの未知なる特徴をAIが発見

            理化学研究所(理研)革新知能統合研究センター病理情報学チームの山本陽一朗チームリーダー、日本医科大学泌尿器科の木村剛准教授らの共同研究グループは、医師の診断情報が付いていない病理画像から、がんに関わる知識をAIが自力で獲得する技術を開発し、がんの再発の診断精度を上げる新たな特徴を見つけることに成功しました。 本研究成果は、手術後の高精度ながんの再発予測法として、個々に合った治療選択に生かせるとともに、画像から新たな知識を獲得するための自動解析手法として役立ちます。さらに、ブラックボックスといわれているAIの解析根拠をひも解く一歩として、医療において安心して使用できるAIの実現に貢献すると期待できます。 今回、共同研究グループは、1枚あたり100億画素以上の前立腺病理画像から、AIが画像上のがんの特徴を、人に教わることなく自動で取得し、それを人間が理解できる情報として出力する技術の開発に成功

              がんの未知なる特徴をAIが発見
            • 趣味の物理学書店・物理数学

              物理を学ぶには数学が必要です。 しかし「数学の専門書」はやたら厳密で 物理に必要のないところに 重点が置かれていることがあります。 やる気に満ちている初学者を想定して 読みやすそうな本を集めてみました。 やさしすぎたり難しすぎたりして 読者を選びそうなものは 表示の負担を減らすために テキストリンクのみにしてあります。 書店入り口へ

                趣味の物理学書店・物理数学
              • CERNがLHCを使った実験で新たな「テトラクォーク」を発見、寿命が長くさらなる研究にも期待

                by Morton Lin クォークとは、物質を構成する最小単位である素粒子のグループです。2021年7月29日、欧州原子核研究機構(CERN)が大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使った実験で、4個のクォークから構成される「テトラクォーク」の新たなタイプを発見したと報告しました。今回見つかったテトラクォークは粒子としての寿命が長く、さらなる研究を進める手がかりになると期待されています。 Twice the charm: long-lived exotic particle discovered | CERN https://home.cern/news/news/physics/twice-charm-long-lived-exotic-particle-discovered New particle discovered at CERN is a long-lived double c

                  CERNがLHCを使った実験で新たな「テトラクォーク」を発見、寿命が長くさらなる研究にも期待
                • 「20秒間の手洗い」の効果が物理学的に解明される

                  数学モデルで粒子のふるまいをシミュレーションする研究により、手洗いを20秒間行うことで皮膚から効果的にウイルスが除去されることが改めて示されました。これにより、ウイルスや病原菌の存在が知られる前に手洗いの重要性を発見した19世紀の医師・センメルヴェイス・イグナーツの主張が、物理学的に裏付けられたことになります。 Will we ever wash our hands of lubrication theory?: Physics of Fluids: Vol 33, No 8 https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0060307 Wash your hands for 20 seconds: Physics shows why https://phys.org/news/2021-08-seconds-physics.html Here's why

                    「20秒間の手洗い」の効果が物理学的に解明される
                  • 理論物理学PDF (要点と途中計算を分離)

                    結論が計算に埋もれていて要点を掴みにくい しかしながら内容を丁寧に追いかけるには,途中計算や説明が省かれすぎている と感じることがあるかもしれない. 「帯に短し襷に長し」である. そこでこのページでは「要点の抽出」と「途中計算・説明の補足」を基本方針とした物理のノートを公開している (例外もある). 教科書として読めるノートも多くある. 教科書別 【PDF】ランダウ=リフシッツ『力学』 力学の教科書 エリ・デ・ランダウ,イェ・エム・リフシッツ,2013,ランダウ=リフシッツ理論物理学教程 力学 (増訂 第 3 版)(広重徹,水戸巌訳),東京図書株式会社,東京 を,要約と途中計算の分離した見通しの良い自己完結的テキストへと再構成し,さらに補足・考察を加えたノートである. 【PDF】ランダウ=リフシッツ『場の古典論』前半 場の古典論の教科書 エリ・デ・ランダウ,イェ・エム・リフシッツ,2015

                    • NASAが作った「天体を一つずつ好きな軌道に投入していき1000年続く惑星系を作る」というゲームが難しくて時間が無限に溶けていく

                      石倉徹也 Tetsuya ISHIKURA💫 @i_tetsuya137 NASAの惑星ゲームが難しすぎる😂 1000年続く惑星系をつくるゲーム。ルールは、天体を一つずつ好きな軌道に投入していくだけ。投入する天体が大きいほど高得点。天体が衝突したらゲームオーバー 巨大な矮星を投入すると、軌道が狂い即ゲーム終了😭 apod.nasa.gov/apod/ pic.twitter.com/tw116g65T6 2022-06-20 09:45:50 リンク apod.nasa.gov Astronomy Picture of the Day A different astronomy and space science related image is featured each day, along with a brief explanation. 33 users 11154 石倉徹

                        NASAが作った「天体を一つずつ好きな軌道に投入していき1000年続く惑星系を作る」というゲームが難しくて時間が無限に溶けていく
                      • OpenAIがわずか15秒の音声からクローン音声を生成できるAIモデル「Voice Engine」をリリース

                        OpenAIがわずか15秒の音声サンプルから合成音声を作成できるAIモデル「Voice Engine」への限定的なアクセスを提供開始しました。Voice Engineは、合成音声を作成する際に使用した音声サンプルと同じ言語だけでなく、さまざまな言語で入力したテキストを音声読み上げすることができるというテキスト音声生成ツールです。 Navigating the Challenges and Opportunities of Synthetic Voices https://openai.com/blog/navigating-the-challenges-and-opportunities-of-synthetic-voices OpenAI built a voice cloning tool, but you can’t use it… yet | TechCrunch https://

                          OpenAIがわずか15秒の音声からクローン音声を生成できるAIモデル「Voice Engine」をリリース
                        • GPT-4で会話を圧縮して要約して骨格を作った後肉付けして論文にするまで|落合陽一

                          You are token efficiency compressor for only GPT readable text generator. Compress the {INPUT} text as much as possible using characters and language that you (GPT) can read, not necessarily human readable. Please use as many characters as you know how to use, and keep the token length as short as possible to make the token operation as efficient as possible. The final output is a text that contai

                            GPT-4で会話を圧縮して要約して骨格を作った後肉付けして論文にするまで|落合陽一
                          • つらら内部の小さな泡は「気泡」ではないことが判明! - ナゾロジー

                            つららの泡は気泡ではありませんでした。 カナダのトロント大学(University of Toronto)で行われた研究によれば、つららの泡が生じる過程を調べたところ、泡の内部が空気ではなく、周囲よりも不純物を多く含んだ水であることが明らかになった、とのこと。 また研究では、純水でつららを作ったときには泡が存在しなかった一方で、不純物の濃度によって泡が増え、つららの形状にも大きく影響を与えていたことが示されています。 私たちが幼い頃に光に照らしたつららには、どんな秘密が潜んでいたのでしょうか? 研究内容の詳細は『Physical Review E』にて掲載されています。 つららの中の小さな泡は「空気」ではなく「水」で満たされていると判明!つららの中の小さな泡は「空気」ではなく「水」で満たされていると判明! / Credit:Canva寒い地方に住んでいる人なら、つららの中には小さな泡が多く

                              つらら内部の小さな泡は「気泡」ではないことが判明! - ナゾロジー
                            • 「フェイスシールドはマスクよりもウイルスの拡散を防ぐ効果が低い」ことを研究者が視覚化

                              新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために多くの人々がマスクを着用していますが、マスクの圧迫感や表情が隠れることを嫌い、プラスチックなどで作られたフェイスシールドを好んで使う人もいます。しかし、アメリカの研究チームが行った実験では、「フェイスシールドは液滴の拡散を防ぐ効果がマスクより低い」ことが視覚的にわかる結果となりました。 Visualizing droplet dispersal for face shields and masks with exhalation valves: Physics of Fluids: Vol 32, No 9 https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0022968 Face shields, masks with valves ineffective against COVID-19 spread | Eurek

                                「フェイスシールドはマスクよりもウイルスの拡散を防ぐ効果が低い」ことを研究者が視覚化
                              • 放射線治療中の患者は目からビームが出ている

                                by Lee Faircloth 治療のために放射線の照射を受けている人や、宇宙線にさらされている宇宙飛行士の中には、目を閉じているのに光が見えるという体験をしたことがある人もいるとのこと。アメリカ・ダートマス大学の生物医学エンジニアであるアーウィン・テンドラー氏らの研究チームにより、「放射線治療中の患者が光を見る現象の正体」が世界で初めて写真に収められました。 Experimentally Observed Cherenkov Light Generation in the Eye During Radiation Therapy - International Journal of Radiation Oncology • Biology • Physics https://www.redjournal.org/article/S0360-3016(19)33947-1/fulltex

                                  放射線治療中の患者は目からビームが出ている
                                • 「GPT-3はビットコイン以来の破壊的な可能性を秘めている」というブログ記事が大反響を呼ぶ理由とは?

                                  分散システムの開発者向けツールを構築するOpenZeppelinの元CTOであるマヌエル・アラオス氏が公開した「OpenAIのGPT-3はビットコイン以来で最大のものかもしれない」というブログ記事が大きな反響を呼んでいます。高精度なテキストを作れる言語モデル・GPT-3は確かにすごい技術なのですが、このブログ記事のポイントはまた別のところにありました。 OpenAI's GPT-3 may be the biggest thing since bitcoin https://maraoz.com/2020/07/18/openai-gpt3/ 記事は冒頭に「OpenAIの新たな言語予測モデル(GPT-3)を用いた初期の実験内容を共有します。なぜ私がGPT-3にブロックチェーン技術に匹敵する破壊的可能性があると思っているのかという理由を説明します」という要約があります。 本文では、bitco

                                    「GPT-3はビットコイン以来の破壊的な可能性を秘めている」というブログ記事が大反響を呼ぶ理由とは?
                                  • ⚙️ Math Breakdown: Anime Homing Missiles

                                    I designed and prototyped the missile attack! The math was clever and I want to show-off! Let’s talk about cubic bezier curves, perlin noise, and rotation minimizing frames. Doing Ichirō Itano proud. I’ll keep this article a little lighter on code. I really want to focus instead on the geometry. Many people are intimidated by math, but keep in mind that you don’t need to understand everything to u

                                      ⚙️ Math Breakdown: Anime Homing Missiles
                                    • UniTask v2 - Unityのためのゼロアロケーションasync/awaitと非同期LINQ

                                      Cy#の河合です。去年、UniTask – Unityでasync/awaitを最高のパフォーマンスで実現するライブラリという形で紹介させていただきましたが、今回全てのコードを書き換えた新バージョンをリリースしました。 GitHub – Cysharp/UniTask UniTask v2では、コードの徹底的な書き換えにより、ほぼ全てがゼロアロケーション化しました(技術的詳細は後ほど述べます)。これによりパフォーマンスの大幅な向上を果たしているほか、新たに非同期シーケンスと、それに対応する非同期LINQが組み込まれました。その他、DOTweenやAddressableなどの外部アセットに対するawait標準対応も組み込まれ、より利便性が高まっています。 v2の前に、まず、async/await はC# 5.0から搭載されている機能で、従来コールバックの連鎖やコルーチンで処理していた非同期コ

                                        UniTask v2 - Unityのためのゼロアロケーションasync/awaitと非同期LINQ
                                      • AMDの新世代CPU「Ryzen 9 5900X」&「Ryzen 7 5800X」レビュー。Zen 3アーキテクチャ採用でゲームにおける性能が大きく向上

                                        Zen 3アーキテクチャ採用の新世代CPUはゲームにおける性能が大きく向上した Ryzen 9 5900X Ryzen 7 5800X Text by 米田 聡 Zen 3アーキテクチャを採用するAMDのデスクトップ向けCPU「Ryzen Desktop 5000」(以下,Ryzen 5000)シリーズが11月6日に発売となる。価格や製品構成はすでに発表されたとおりで,まずは4製品が発売される予定だ。 発売に先立ち,4Gamerでは,12コア24スレッド対応の「Ryzen 9 5900X」と8コア16スレッド対応の「Ryzen 7 5800X」をテストする機会を得たので,定番のテストで気になるゲーム性能などをチェックしていきたい。 Ryzen 9 5900X(左)とRyzen 7 5800X(右) Ryzen 9 5900Xの製品ボックス(左)と中身(右)。これらのリテール向け製品ボックス

                                          AMDの新世代CPU「Ryzen 9 5900X」&「Ryzen 7 5800X」レビュー。Zen 3アーキテクチャ採用でゲームにおける性能が大きく向上
                                        • コンピュータビジョン分野における世界最高峰の国際会議CVPR2022の論文紹介(後編) - NTT Communications Engineers' Blog

                                          目次 目次 はじめに 論文紹介 The Norm Must Go On: Dynamic Unsupervised Domain Adaptation by Normalization OcclusionFusion: Occlusion-aware Motion Estimation for Real-time Dynamic 3D Reconstruction EPro-PnP: Generalized End-to-End Probabilistic Perspective-N-Points for Monocular Object Pose Estimation Cascade Transformers for End-to-End Person Search TrackFormer: Multi-Object Tracking With Transformers Global T

                                            コンピュータビジョン分野における世界最高峰の国際会議CVPR2022の論文紹介(後編) - NTT Communications Engineers' Blog
                                          • スポーツカーの10倍もの加速度でおしっこを射出する「超高速スナイパー虫」が見つかる

                                            1cm程度しかない小さな昆虫が、「超推力」という原理により尿の水滴を高速ではじき飛ばす仕組みを持っていることを突き止めた論文が、2023年2月28日付の学術誌・Nature Communicationsに掲載されました。流体力学に基づき効率的に水をはじくメカニズムを応用すれば、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスがスピーカーの振動で水をはじき出す防水機能などが実現するのではと期待されています。 Droplet superpropulsion in an energetically constrained insect | Nature Communications https://doi.org/10.1038/s41467-023-36376-5 Super-fast Insect Urination Powered by the Physics of Superpropulsio

                                              スポーツカーの10倍もの加速度でおしっこを射出する「超高速スナイパー虫」が見つかる
                                            • 皆既日食のさなかに太陽に接近して砕け散った珍しい「サングレーザー彗星」が観測される

                                              2024年4月8日に、北米を中心とした広い地域で太陽が月に完全に隠れる皆既日食が発生し、数百万人の人々が空を見上げて天体ショーを楽しみました。この時、太陽に接近して崩壊した彗星(すいせい)が存在していたことが、アマチュア天文家によって報告されました。サングレーザーと呼ばれるこうした彗星が地上から観測されるのは、大変珍しいとされています。 Spaceweather.com Time Machine https://www.spaceweather.com/archive.php?view=1&day=10&month=04&year=2024 ESA - Rare sighting of ‘doomed’ SOHO comet during solar eclipse https://www.esa.int/ESA_Multimedia/Images/2024/04/Rare_sightin

                                                皆既日食のさなかに太陽に接近して砕け散った珍しい「サングレーザー彗星」が観測される
                                              • マイクロソフトが「OpenAI」に巨額を投じる理由 (1/3)

                                                1月初旬、マイクロソフトがチャットボットAI「ChatGPT」や画像生成AI「Dall-E2」の開発で有名なOpenAIに100億ドル(約1兆2800億円)の投資をする可能性が報じられました。1月24日には同社から継続投資に関する発表もありましたが、報じられた金額の大きさに驚いた方も多いのではないかと思われます。 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-23/ROXZ7KDWX2PT01 今回の記事ではマイクロソフトが今回のような巨額投資をする程にOpenAI、ひいては「AI技術への期待値をなぜ今抱いているのか?」を理解するために、「現状のAI発展トレンドを俯瞰する」ことで考えてみたいと思います。 結論から言えば、マイクロソフトはOpenAIとの関わりの中で、「指示待ち人間レベル(≒proto-AGI)の知能がほんの数年以内に実現

                                                  マイクロソフトが「OpenAI」に巨額を投じる理由 (1/3)
                                                • 科学者を魅了し続ける古くて新しい「三体問題」 その解法の鍵とは?

                                                  【▲ 2つのブラックホールの衝突によって生じる重力波のイメージ画像。この現象はアインシュタインの一般相対性理論によって説明され、現代的な「三体問題」の一例でもあります(Credit: NASA Goddard)】17世紀の終わり頃、ニュートン(Isaac Newton、1642-1727)は「万有引力の法則」を発見し、太陽の周りの惑星の動きを説明することに成功しました。これは現在「ケプラーの法則」として知られています。 ニュートンはさらに、地球の衛星である月の動きを説明しようとしました。しかし、地球と太陽の両方が月の動きを決定しています。地球と太陽だけであれば2つの物体の関係(「万有引力の法則」に帰着する「二体問題」)になりますが、月が加わると3つの物体の非常に複雑な動きを予測することになり、数学的な解法も難しくなることが知られています。これが「三体問題」です。 こちらの動画では「2つの物

                                                    科学者を魅了し続ける古くて新しい「三体問題」 その解法の鍵とは?
                                                  • ブラックホールが謎の天体をのみ込んだ、重力波で初検出

                                                    2つのブラックホールが渦を巻きながら合体し、重力波を発する様子を可視化したもの。オレンジ色の帯は、放射線の量が最も多い部分を示している。この衝突は2019年8月14日に重力波検出器LIGOとVirgoによって観測され、小さい方の天体の質量が太陽の約2.6倍だったことが判明した。この質量は、中性子星とブラックホールの境界の確定につながる可能性があり、非常に興味深い。(IMAGE BY N. FISCHER, S. OSSOKINE, H. PFEIFFER, A. BUONANNO (MAX PLANCK INSTITUTE FOR GRAVITATIONAL PHYSICS), SIMULATING EXTREME SPACETIMES (SXS) COLLABORATION) 宇宙で不思議な衝突が起きた。 地球から約8億光年の彼方で、ブラックホールが正体不明の天体をのみ込んで激しく合体し

                                                      ブラックホールが謎の天体をのみ込んだ、重力波で初検出
                                                    • 訳文;「"好奇心駆動型の冒険"とでも言うべき特殊なタイプの冒険に報酬を与えるゲームをつくりたい、それが『Outer Wilds』の主目的です」A・ビーチャム氏の論文より - すやすや眠るみたくすらすら書けたら

                                                      翻訳の秋が今年もきました。また去年みたく面白い記事をいくつか見つけて勝手に紹介したいところです! {また翌年も、これに関連する論考を勝手に紹介しました。(訳文;「そこにはなんの報酬もありません。このゲームが何を為していてどう機能しているのか、ただただ見ていたかったのです」ジェンキンズ、カーソン、ホッキング、『Outer Wilds』へつづく2,3の論考) 訳文2万1000字+感想1万6千字くらい。 ※言及したトピックについてネタバレした文章がつづきます。ご注意ください※ 訳した人・なぜ訳した? 内容ざっと説明 ('23追記)ネタバレをある程度避けて論文のエッセンスを味わえる、オフィシャルな記事がオフィシャルな人々から出たよ 論文訳文 アレックス・ビーチャム著『Outer Wilds: a game of curiosity-driven space exploration :: Unive

                                                        訳文;「"好奇心駆動型の冒険"とでも言うべき特殊なタイプの冒険に報酬を与えるゲームをつくりたい、それが『Outer Wilds』の主目的です」A・ビーチャム氏の論文より - すやすや眠るみたくすらすら書けたら
                                                      • Yann LeCun’s Deep Learning Course at CDS is Now Fully Online & Accessible to All

                                                        CDS is excited to announce the release of all materials for Yann LeCun’s Deep Learning, DS-GA 1008, co-taught in Spring 2020 with Alfredo Canziani. This unique course material consists of a mix of close captioned lecture videos, detailed written overviews, and executable Jupyter Notebooks with PyTorch implementations. The course covers the latest techniques in both deep learning and representation

                                                          Yann LeCun’s Deep Learning Course at CDS is Now Fully Online & Accessible to All
                                                        • LogLog Games

                                                          The article is also available in Chinese. Disclaimer: This post is a very long collection of thoughts and problems I've had over the years, and also addresses some of the arguments I've been repeatedly told. This post expresses my opinion the has been formed over using Rust for gamedev for many thousands of hours over many years, and multiple finished games. This isn't meant to brag or indicate su

                                                          • ストローの中の気泡はなぜ動かないのか——100年前からの物理学上のミステリーを大学生が解明|fabcross

                                                            垂直に置かれた細管中の気泡は、上昇することなく留まっているのは何故か、という科学者を100年間も悩ませてきたミステリーを、スイス連邦工科大学ローザンヌ校の、学部学生が解明した。この成果は2019年12月2日、『Physical Review Fluids』誌に掲載された。 コップの中の水の気泡は、水面まで自由に浮かび上がる。そのメカニズムは基礎的な科学法則で簡単に説明できる。それに対し、細管の中の気泡は動かず、同じ場所に留まっている。物理学者は約1世紀前にこの現象を発見したが、同じ法則では説明できなかった。1960年代のある研究により、気泡と管の壁の間にできる液体の薄膜のために気泡が上昇しないという仮説が登場したが、これを完全に証明する試みはなされていなかった。 研究当時に学部生だったWassim Dhaouadi氏は、夏期の研究助手として研究室に加わり、世界で初めてこの薄膜を測定し、その

                                                              ストローの中の気泡はなぜ動かないのか——100年前からの物理学上のミステリーを大学生が解明|fabcross
                                                            • Steamにて突然大量のゲームが削除されたとの報告。“低クオリティ・高価格”な不可解ゲームなどが一網打尽か - AUTOMATON

                                                              Steamにて日本時間7月7日、突如として大量のゲームが削除されていたようだ。削除されたゲームには「クオリティの水準に対して高価」「Steamストアページ上の説明やイメージ画像が雑」といった共通点がある。海外マーケティング調査機関GameDiscoverCoのデータ・戦略コーディネイターを務めるAlejandro氏が伝えている。 It's been a long time since the last Steam Ban wave. A great number of suspicious dev accounts have been banned from the platform alongside their games, most seemed to be asset-flips and bootlegs. pic.twitter.com/q7D6C3qRdT — Alejandr

                                                                Steamにて突然大量のゲームが削除されたとの報告。“低クオリティ・高価格”な不可解ゲームなどが一網打尽か - AUTOMATON
                                                              • アメリカ大学院全不合格体験記(挫折編)・その2|Leo Tsukada/塚田怜央

                                                                またご無沙汰していました。アメリカへの帰国からの、ベルギーとイギリスでの学会出張などでバタバタしておりました。やはりベルギーのチョコは美味しいです🍫 さて、前回の「アメリカ大学院全不合格体験記(挫折編)・その1」の続きとして、海を渡ってラボ見学してから実際の出願、合否結果(タイトルから察して)までを綴ります。現実的になることの大切さをもし感じていただけたら幸いです。 アメリカでの研究室見学前回の記事で述べたように、「東大と迷うくらいならハナから出願しない」というかなり攻めた姿勢で以下の4つを出願校として決めていました。 Caltech MIT Stanford Harvard 「大学ランキングだけ見過ぎだろ」と言うツッコミに関しては前回の記事で言及しましたのでそれをご参照ください。 志望校が決まってからは、早速夏の短い休暇を利用して上記4校のラボを直接訪問することに決めました。事前にLI

                                                                  アメリカ大学院全不合格体験記(挫折編)・その2|Leo Tsukada/塚田怜央
                                                                • 写真から生成した3Dモデルに人の手が触れたときの「弾力や揺れ」をリアルに再現する手法「PIE-NeRF」【研究紹介】

                                                                  写真から生成した3Dモデルに人の手が触れたときの「弾力や揺れ」をリアルに再現する手法「PIE-NeRF」【研究紹介】 2023年11月30日 山下 裕毅 先端テクノロジーの研究を論文ベースで記事にするWebメディア「Seamless/シームレス」(https://shiropen.com/)を運営。 米ユタ大学などに所属する研究者らが発表した論文「PIE-NeRF: Physics-based Interactive Elastodynamics with Neural Radiance Fields」は、物理ベースのシミュレーションをNeRFで生成された3Dシーンに適用する研究である。この統合により、静的な3Dシーンに物理法則(重力、力、運動)を適用し、動的特性のリアルなシミュレーションが可能となる。例えば、枝を引っ張って放すと、その力に応じて植物が揺れ動くような、3Dオブジェクトが実世

                                                                    写真から生成した3Dモデルに人の手が触れたときの「弾力や揺れ」をリアルに再現する手法「PIE-NeRF」【研究紹介】
                                                                  • かにパルサーの閃光とパルサーを発見した女性天文学者の「栄光」

                                                                    このわずか2秒の動画は、おうし座にある「かに星雲」として知られるパルサー(かにパルサー)の閃光を捉えたものです。画面中央のすぐ左上あたりを注視して見てください。この動画は、パルサーが点滅している時にだけ撮影された画像と、他の相対的な時間帯に撮影された画像を合成して作成されています。 かにパルサーは1054年に出現した超新星の残骸(中性子星)と考えられており、1秒間に30回も自転しています。パルサーとは「強い磁場を持ち回転する中性子星」のことです。 かに星雲の光学データ(赤色)とX線画像(青色)を合成した画像 中央の白い点がかにパルサー(Credit: NASA)かにパルサーの点滅は、1957年シカゴ大学で開催された公開観測に参加していた無名の女性によって、最初に発見された可能性があるとも言われています。しかし、1967年に最初のパルサーを発見したジョスリン・ベル・バーネル(Susan Jo

                                                                      かにパルサーの閃光とパルサーを発見した女性天文学者の「栄光」
                                                                    • 焼失する4日前に首里城に行った話。 - sun_ek2の雑記。

                                                                      目次。 目次。 2019年10月31日未明、首里城が焼失した。 GRE Subject (Physics)受験のため沖縄へ。 LCC(格安航空会社)を使って沖縄へ。 首里城へ。 ソーキそば(沖縄そば)。 10年ぶりの首里城。 読谷村。 沖縄の海。 座喜味城跡。 この文章を読んで、面白い!役に立った!...と思った分だけ、投げ銭していただけると嬉しいです。 ofuse.me 【宣伝】ギターも歌も下手だけど、弾き語りをやっているので、よければ聴いてください。 www.youtube.com 2019年10月31日未明、首里城が焼失した。 2019年10月31日、朝起きると衝撃的なニュースが飛び込んできた。31日未明に首里城が焼失したらしい。 ものすごくビックリした。焼失する4日前、27日に首里城に行ってきたばかりなのに。 首里城公園の入場券(焼失する4日前)。 今回は、焼失する4日前に首里城に

                                                                        焼失する4日前に首里城に行った話。 - sun_ek2の雑記。
                                                                      • 【オッペンハイマー】徹底解説:アインシュタインとの会話|まいるず

                                                                        記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 #ネタバレ 映画の核心部分ですが、あまり語られてないので、解説してみます。 映画の中でアインシュタインが出てくるシーンは4箇所ありますが、この記事ではあくまで時系列に沿って3つに分けて記載します。 ▼1943年:核の連鎖反応についてニューメキシコ州のロスアラモスのオフィスが準備できるまでカリフォルニア州バークレーのオッペンハイマーの研究室で、マンハッタン計画は進んでいました。そこでテラーが核連鎖反応理論を提唱します。すぐに数学者たちで理論が正しいのか計算に取り組みますが、オッペンハイマーは別行動でニュージャージー州のプリンストン高等研究所のアインシュタインに会いに行きます。部外者だからこそ意見をもらう価値があると思ったからです。 OPPENHEIMER Neutron smash

                                                                          【オッペンハイマー】徹底解説:アインシュタインとの会話|まいるず
                                                                        • ChatGPT for Robotics

                                                                          Have you ever wanted to tell a robot what to do using your own words, like you would to a human? Wouldn’t it be amazing to just tell your home assistant robot: “Please warm up my lunch“, and have it find the microwave by itself? Even though language is the most intuitive way for us to express our intentions, we still rely heavily on hand-written code to control robots. Our team has been exploring

                                                                            ChatGPT for Robotics
                                                                          • ボルツマン脳 - Wikipedia

                                                                            ボルツマン脳の名前の由来となったルートヴィヒ・ボルツマン ボルツマン脳(ボルツマンのう、英: Boltzmann brain)は、現代科学が想定しているように宇宙が生まれるよりも、単一の脳が自発的かつ簡潔に(私たちの宇宙に存在したという誤った記憶を持った状態で)真空から生じた可能性の方が高いという主張である。宇宙の低エントロピー状態に対するルートヴィッヒ・ボルツマンの初期の説明に対する「帰謬法」として初めて提案された[1]。 この物理学的思考実験において、ボルツマン脳は完全な形の脳であり、 熱力学的平衡状態からの非常にまれなランダムな揺らぎのために発生し、私たちの宇宙での人間としての生活の完全な記憶を備えている。理論的には数千億年の期間を経て、たまたま真空中の原子が自然に集まり、人間の脳(あるいは未知の知的生命体の脳)が組み立てられる可能性がある。そのような状況におかれた脳は、生命維持に必

                                                                              ボルツマン脳 - Wikipedia
                                                                            • 1ccの体積で100Aの電流を生み出す「熱電材料」が発見される - ナゾロジー

                                                                              温度差と電気は変換できる関係にあります。 これはゼーベック効果とかペルチェ効果と呼ばれています。 世の中のエネルギー効率は最大でも30%程度とされており、ほとんどのエネルギーは排熱として捨てられています。 そのため、熱電変換効率の高い物質が見つかれば、こうした排熱を利用して次世代のクリーンなエネルギー源にできる可能性があるのです。 そして名古屋大学と明治大学の共同研究チームは、氷点下260℃で体積1ccあたり100Aという高い電流生成能力を持つ、新しい熱電物質を発見したと報告しています。 今回の発見を応用すれば、今後超電導磁石などの大電流を必要とする技術にも、革新的な影響を与える可能性があります。 研究の詳細は、2021年9月15日付けで科学雑誌『Journal of Physics: Energy』に掲載されています。

                                                                                1ccの体積で100Aの電流を生み出す「熱電材料」が発見される - ナゾロジー
                                                                              • 「暴君ネロは意外にも財政面はきちんとしていた」ことが放射線で歴史的な通貨を分析する研究で判明

                                                                                アメリカ・ノートルダム大学の原子核物理学者らの研究チームが、2021年10月にオンラインで開催された発表会「DNP 2021」で、X線回折や粒子加速器を用いて歴史的な硬貨や紙幣を分析する研究の成果を発表しました。これにより、暴君としてのイメージが強いローマ皇帝ネロが通貨価値の維持に尽力していたことや、アメリカの100ドル紙幣に肖像が描かれているベンジャミン・フランクリンが紙幣を発行する際に使った偽造対策などが明らかになりました。 Surface manipulation techniques of Roman denarii - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0169433219320318 APS Physics | Nuclear Physicists Track Money C

                                                                                  「暴君ネロは意外にも財政面はきちんとしていた」ことが放射線で歴史的な通貨を分析する研究で判明
                                                                                • 米国VCが好む起業家の7つの特徴(その1)|原健一郎 | Kenichiro Hara

                                                                                  自己紹介DCMベンチャーズというシリコンバレーのベンチャーキャピタルで、スタートアップに投資をしている原です。 思い立ってNoteを始めることにしました。文章にするなら最初は好きな起業家の話にしようと思ったので、その起業家の特徴と具体例について書きます。趣味で海外のVCとか起業家のインタビューを見るのが好きで、彼らがよく話す"成功する起業家の特徴"からまとめて絞り込みました。それぞれの特徴と僕が投資実施前から深く関わっている起業家の方をご紹介させてください。 はじめに読んでいただきたいこと抜け漏れ: このリストは300-500くらい見たり聞いた起業家やVCのインタビューから成功する起業家の条件をリストアップして、それをカテゴリにまとめて、DCMでの経験から優先順位を付け絞りこんでいます。なので抜け漏れはありますし、この特徴に全く当てはまらなくても成功する起業家の方もたくさんいると思います。

                                                                                    米国VCが好む起業家の7つの特徴(その1)|原健一郎 | Kenichiro Hara