2020年03月30日 Tencent Keen Security Labの自動車サイバーセキュリティ向上への貢献とトヨタ自動車の取り組みについて 著名なサイバーセキュリティ研究チームであるTencent Keen Security Lab(以下、Keen Lab)は、新技術への先行研究を通じた車両安全の向上という使命のもと、自動車メーカーのコネクティッドカーの技術開発に対する助言を通じ、そのセキュリティ機能の強化をサポートし続けています。そのなかで、今回、Keen Labは既に販売された一部のレクサス・トヨタ車における脆弱性を発見しました。 その研究結果を受け、トヨタ側においても再現評価を実施し、極めて高度なハッキングプログラムを使用することで、マルチメディア製品のBluetooth通信を介し、一部機能を遠隔操作できることを確認しました。ただし、「走る・曲がる・止まる」に関わる制御の遠隔
トヨタ自動車と中国の国有自動車大手、広州汽車集団(広汽集団)の合弁会社である広汽トヨタが、1000人規模の人員カットを実施することがわかった。7月25日、財新記者の取材に対して同社が事実を認めた。 広汽トヨタによれば、今回の人員カットの対象は生産部門が中心で、その規模は通常の調整の範囲内であり、市場の状況に応じて生産体制を合理的に見直すことが目的だという。 「59万円値下げ」でも鳴かず飛ばず 「解雇された同僚の多くは、EV(電気自動車)の『bZ4X』を生産している第5生産ラインの所属だった。bZ4Xは売れ行きがパッとせず、2023年4月頃から生産台数が落ち込んでいた」。今回解雇された従業員の1人は、財新記者の取材に対してそう証言した。 bZ4Xは、広汽トヨタが2022年11月に鳴り物入りで投入した同社初のEVである。ところが、発売直後から2023年1月までの累計販売台数はわずか2500台余
2023年1月13日に開幕した「東京オートサロン2023」で、トヨタ自動車が「AE86」を水素エンジン車と電気自動車にカスタムしたコンセプトカー「AE86 H2 Concept」「AE86 BEV Concept」を発表して話題になっています。 エンジンをコンバージョンした2種類の「AE86」が登場!(画像はYouTubeより) TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス 2023年のオートサロンでは「トヨタはクルマ好きを誰ひとり置いていかない」をテーマに掲げ、多様なコンセプトカーを出展しているトヨタ自動車。話題になっている「AE86」はイベント初日に行ったプレスカンファレンスで発表されました。 「AE86 H2 Concept」(右)と「AE86 BEV Concept」(左)(画像はYouTubeより) ベースになっているのは、言わずと知れた“ハチロク”こと「AE86
トヨタは13日、長年にわたりファンの多い軽量スポーツカー「AE86」を改造したコンセプトカー2種を公開した。トレノを水素エンジン車、レビンをバッテリーEVに改造した。 トヨタは1月13日、長年にわたりファンの多い軽量スポーツカー「AE86」を改造したコンセプトカー「AE86 H2 Concept」「AE86 BEV Concept」を公開した。同日、幕張メッセで開幕した「東京オートサロン2023」のTOYOTA GAZOO Racingブースで展示する。 オリジナルの状態を極力残しつつ、スプリンタートレノを水素エンジン車、カローラレビンをバッテリーEVに改造した。 トレノは後方に「MIRAI」の高圧水素タンクを2本搭載。その他の変更点はインジェクター、フューエルデリバリーパイプ、プラグなど改造規模を最小限にとどめた。「音や振動といった内燃機関のもつ魅力を楽しみながら走行可能な車両を開発した
本田宗一郎、盛田昭夫、堤清二、豊田章男──。名経営者たちの奮い立つ言葉なくして「経済大国」日本は生まれなかった。 彼らは何と闘ったのか。そして、日本人の心に刺さったメッセージは、時代とともにどう変わっていったのか。 ノンフィクション作家の児玉博氏が、経営者の歴史的発言から「日本企業メッセージ史」をたどる。 「無駄なやつは一人もいない」 「俺にはクルマを作る権利がある。自由競争こそ産業を育てるんだ」 1951年、本田宗一郎が55歳のときに官僚たちに言い放った言葉だ。戦後、自動車会社が乱立していたことから、通商産業省(当時)が2社に収斂させようとしていた。当時、二輪を製造していた本田技研工業は反発し、四輪への夢を捨てなかったのだ。 本田技研工業(ホンダ)を一代で築き上げた戦後を代表する経営者、本田宗一郎。 「日本の機械工業の真価を問い、これを全世界に誇示するまでにしなければならない。わが本田技
トヨタ自動車が、ラスベガスで、6日発表した実験都市とは? トヨタが構想発表した実験都市ウーブン・シティとは?場所、住民等まとめてみた! 1.トヨタの実験都市の名前は? 2.ウーブン・シティの目的、内容は? 3.ウーブン・シティの場所と規模、着工はいつ? 4.ウーブン・シティの住む人は? 5.ウーブン・シティのエネルギー源は? 6.SNSの反応や、いろいろな意見 7.まとめ トヨタが構想発表した実験都市ウーブン・シティとは?場所、住民等まとめてみた! トヨタ、「ネットにつながる実験都市」静岡に建設へ 自動運転・ロボットなど導入 2000人が居住https://t.co/lL4T7vLlsC pic.twitter.com/uhNKXMJwIb — ITmedia NEWS (@itmedia_news) 2020年1月7日 1.トヨタの実験都市の名前は? トレンドにトヨタの実験都市が入ってい
10月24日にロイター通信は「トヨタがEV戦略の見直しに入った」と報じた。トヨタの正式発表ではなく「事情に詳しい関係者」の話として伝えた。見直しの理由は「想定以上の速度でEV市場が拡大し、専業の米テスラがすでに黒字化を達成するなか、より競争力のある車両を開発する必要がある」との危機感からボトムアップの形で見直しが始まったという。どこまで信頼できるかは別として、報道内容は納得のいくものだ。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) 製造コスト面でト太刀打ちできなくなる危機感が一部の技術者や幹部の間に広がり始めた ロイター電の原文では、「事情に詳しい関係者4人」と、別の「関係者2人」が登場する。米・オートモーティブニュースの記事も同様でありニュースソースはロイターだ。日本のメディアもロイター電をベースにした記事を書いた。以下、本項では原文のEVをBEV=バッテリー・エレクトリック・ビー
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トヨタ自動車は19日までに生産技術に関する説明会を開き、次世代電気自動車(EV)の中核技術となる「全固体電池」の開発ラインや「ギガキャスト」と呼ぶ新工法の大型鋳造設備の試作機などを報道関係者に初公開した。新技術と「からくり」や「匠」といったトヨタ流の製造ノウハウの融合による高効率の量産技術を武器に、EV専業の米テスラや中国の比亜迪(BYD)に対抗する。 異なる電池の材料を載せた搬送パレットが上下2つのレールを高速で流れ、相対速度がゼロの同期地点になると、目では追えない速さで、材料を固定していた上のパレットの「爪」が外れ、絶妙のタイミングで下のパレットの爪が受け取り材料が重なっていく。 トヨタ自動車の「全固体電池」の開発ライン。設備全体は見えないようにし、一部をモニターで公開した=愛知県豊田市の貞宝工場次世代EVへの搭載を念頭に令和9~10年の実用化を目指して開発が進む全固体電池は、従来の電
2019年10月の新車販売台数はたった740台。対するアルファードは5130台、ヴェルファイアは2221台。オデッセイはアルファードの7分の1ほどしか売れていない 2019年度上半期(2019年4~9月)の登録台数を1カ月平均に換算すると、オデッセイは1268台だ。絶好調だった1995年の12%にとどまる。当時に比べると国内市場も縮小したが、オデッセイの12%は減りすぎだ。 そしてLサイズミニバンで人気の高いアルファードは1ヵ月平均が5582台、ヴェルファイアは2964台になる。これを見るとオデッセイの1ヵ月平均1268台がいかに少ないかおわかりいただけるだろうか。 ちなみに現行アルファード&ヴェルファイアが2015年に発売された後、2017年まではヴェルファイアの登録台数が多かった。 それが2018年に入って逆転している。2017年12月に両車ともマイナーチェンジを行い、アルファードがフ
今年読まれた記事と、全力で止めたい超小型EV「C+pod」:池田直渡「週刊モータージャーナル」(1/4 ページ) さて、2021年が終わろうとしている。筆者にとってはカーボンニュートラル戦争に明け暮れた1年だった。言うまでもないが20年10月に菅義偉前首相の所信表明演説で、突如50年カーボンニュートラル宣言が行われ、それと前後する形で「ガソリン車禁止論争」が吹き荒れた。 政府原案は30年代半ばに「純ガソリンエンジン車禁止」を提言するものだったが、「ゴールを35年に具体化せよ」とか「純ガソリンエンジンだけでなくハイブリッド(HEV)も含めよ」とか、より過激な目標設定を強引に推し進めようとする政治勢力も散見された。うっかり世論をそちらに誘導されれば、日本経済の大黒柱である自動車産業が大打撃を受ける恐れがあった。 環境は大事な話だが、むやみやたらに厳しい目標設定にしてもできないものはできない。B
特別な条件での使用(サーキット走行やレース・ラリー等のスポーツ走行)に起因する不具合については保証の対象外となります。 詳しくは保証書をご確認下さい。 ※また、スポーツ走行をされる場合はその都度、ご自身の責任で車両の安全性をご確認いただくようお願いいたします。 その際はTGRサイト内スポーツ走行ガイドページ(https://toyotagazooracing.com/jp/sports-driving-guide/)もぜひご活用ください。その際はTGRサイト内スポーツ走行ガイドページもぜひご活用ください。 トヨタのスポーツカーを取り戻したい。 その想いでGRヤリスは誕生しました。 GRヤリスの開発は終わりのない改善の旅路であり、 ラインオフしたその日からスタートしました。 失敗してもいい。壊してもいい。 挑戦し続けることが、 もっといいクルマづくりに繋がる。 モータースポーツという極限の世
トヨタ自動車が、二酸化炭素(CO2)をほぼ出さない水素エンジン車でレース参戦を続けている。エンジン開発や、水素供給の仕組みづくりの狙いがある。ただレースに際しての豊田章男社長の言葉からは、ガソリン車を廃止して電気自動車(EV)に傾きがちな政府の脱炭素政策に警鐘を鳴らす狙いも透ける。 政府は、2050年までの脱炭素を宣言し、35年までに乗用車の新車販売で純粋なガソリン車をゼロにすることを掲げている。 こうした政策を念頭に5月、初参戦した富士スピードウェイ(静岡県小山町)の耐久レースでの記者会見で豊田社長はこう話した。 「全部がEVになったら日本でカーボンニュートラル(脱炭素)は達成できない」 日本は欧州のように再生可能エネルギーの普及が進まず、電源構成の7割超を化石燃料由来の火力発電が占める。その電気を使ってEVを走らせても間接的にCO2を排出する。電力の脱炭素化が伴わないEVへの転換は、必
This article is available on the Woven Planet Group account. To keep current with insider insights into the world of mobility, follow our new account! We want to enable the most programmable vehicles on the planet. Vehicle software development today is like mobile development was ten to fifteen years ago. Back then, the only people who could program mobile phones were the ones working for the manu
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">
一回の充電で150kmの走行が可能 シーポッドは、人ひとりあたりの移動におけるエネルギー効率の高さを追求した、2人乗りの超小型モビリティーである。用途としては、日常生活における近距離移動や、定期的な訪問巡回などの法人利用を想定している。 ボディーサイズは全長×全幅×全高=2490×1290×1550mm、ホイールベース=1780mmで、最小回転半径は3.9mという取り回しのしやすさを実現。リチウムイオンバッテリーをシート足元の床下に搭載したことによる、段差の少ない低床でフラットなフロアも特徴となっている。 駆動については、リアに搭載される最高出力9.2kW(12.5PS)、最大トルク56N・m(5.7kgf・m)の交流同期電動機で後輪を駆動。バッテリーの総電力量は9.06kWhで、最高速度60km/hという動力性能と、WLTCモード(高速道路モードを含まないクラス1の走行モード)で150k
新型タントデビュー DNGAって一体なんだ?(後編):池田直渡「週刊モータージャーナル」(1/5 ページ) 多くの人が「新世代プラットフォーム」の名前だと勘違いしているが、DNGAはトヨタのTNGAと同様に、企業まるごとの強靭化計画であり、設計や生産のみならず、部品調達や人材教育まで、ダイハツの企業経営全体を強化する新しい経営思想だ。10%以上の大幅なコストダウンとともに、将来の開発や改造を最初から織り込んで設計されている。その効果は、タントでも福祉車両に見ることができる。 前編ではダイハツが一隅を担うトヨタアライアンスの新興国戦略の規模と特徴、その中でなぜ「コモンアーキテクチャー」を採用する必要があるのかを明らかにした。 多くの人が「新世代プラットフォーム」の名前だと勘違いしているが、DNGAはトヨタのTNGAと同様に、企業まるごとの強靭化計画であり、設計や生産のみならず、部品調達や人材
トヨタが実験都市「ウーブンシティ」の発表を行ったのは2020年1月のCES2020だ。実はその一年ほど前から、風変わりな説明会が行われていて、コネクティッドシティという言葉を耳にしたのはそれが最初だった。 最初の説明は「日本における都市の発展と交通」をテーマに行われた、面白いけれど非常に抽象的なものだった。江戸期の交通は大きく別けて2系統あり、人は原則的に徒歩で五街道(東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)を用い、物流は原則的に船を用いた。 街はどう発展していったか? まあこのへんの話は個人的にも好きなので、大いに情報を盛り込んで書いておきたい。筆者は北前船(きたまえぶね)の話を思い浮かべつつ聞いた。北海道の昆布や鰊(ニシン)を積んだ船は日本海を南下し、関門海峡を経由して、瀬戸内海を進み、商都大阪へと到着する。途中の港々で荷の売買を行い、米などを買い入れる。海運によって中之島の蔵屋
欧米の自動車メーカーを中心に世界中で車載電池への投資が過熱する中、トヨタ自動車が満を持して自社戦略を公表した。20年以上にわたる電池の内製で培ってきた生産・開発ノウハウと、車両タイプに合わせた全方位の電池ラインアップが、主なポイントだ。投資単位の圧縮や地道な技術改善など、地に足のついた“トヨタらしい”やり方で、今後本格的に到来する電気自動車(EV)時代の競争力を確保する構えだ。(名古屋・政年佐貴恵) 車両と電池、一体開発 「車両と電池の両輪がトヨタの強みだ」―。9月7日に開いた電池戦略の説明会で、技術開発を統括する前田昌彦執行役員は強調した。EVにとって電池は車両性能を左右する重要部品だが、現状では複数の課題を抱える。航続距離や充電時間、EV車両の3―4割を占め高価格の要因となっているコスト、安全性の確保などだ。これらの性能は車両の使用年数や走行履歴などで変わると同時に、技術的には背反する
タクシーのEV化が一気に加速しそうです。タクシーアプリ「GO」を展開するモビリティテクノロジーズが、まず2500台のEVを導入支援。2030年には約4万台に拡大し、日本のタクシーの「5台に1台」がEVになる計画です。 「GO」がタクシーEV化の旗振り役に タクシーのEV化が一気に加速しそうです。タクシーアプリ「GO」を展開するモビリティテクノロジーズ(以下MoT)は2022年12月12日(月)、「タクシー産業GX(グリーントランスフォーメーション)プロジェクト」について記者会見を開催。環境大臣を務めた小泉進次郎・丸川珠代両議員のほか、タクシー事業者約100社が集まり大々的に行われました。 拡大画像 左が日産アリア、右がトヨタbZ4Xのタクシー(乗りものニュース編集部撮影)。 MoTはこの12月から、プロジェクトへの参画を表明しているGO加盟業者およそ100社に対し、トヨタ「bZ4X」、日産
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