カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、共通ポイントの「Tポイント」と三井住友カードなどの「Vポイント」を統合する方向で協議に入った。実現すれば、会員数は単純合算で延べ約1億2000万人と最大規模になる。Tポイントはポイント経済圏で楽天グループなどに後れを取ってきた。決済に強い三井住友と組んで巻き返しを図る。三井住友グループはTポイントの運営会社
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ポイント「7%還元」の破壊力 ポイント生活を楽しんでいる人にとっては、衝撃の事態が起きそうです。 楽天とペイペイの二強に、最大のライバルが登場しそうなのです。 前編「ポイ活に大激震!ペイペイ・楽天に殴り込んだ「新・Vポイント」の「還元率」にマジ驚いた…コンビニから新NISAまで「新たな経済圏誕生」の予兆」で紹介したように、三井住友グループの新しい経済圏が台頭します。 Tポイントは4月22日から三井住友カードのVポイントと統合し、新たに青と黄色のVポイントが誕生します。その新たな経済圏で行われているのが、SMBCグループにおけるVポイントの大盤振る舞いサービスです。 三井住友のカードをスマホに格納すれば、セブンイレブンとローソンで利用するたびにVポイントが7%も還元されるようになるのです。
CCCMKホールディングスと三井住友カードは1月9日、両社のポイントサービス「Tポイント」「Vポイント」の統合を4月22日に実施すると発表した。これによりTポイントの名称は消滅し、両ポイントは「Vポイント」に統合されることになる。Tマネーも「Vマネー」、Tサイトは「Vポイントサイト」などに置き換わる。 統合は2023年6月に発表されており、実施を「2024年春」としていた。4月22日以降、ポイントの名称とロゴは自動的に青と黄色の「Vポイント」に差し替わる。移行に際しユーザー側で手続きなどは必要なく、Tカードもそのまま使えるという(将来的にモバイルVカードに移行)。現在保有しているポイントは、同日以降でもこれまで通り1ポイント1円分として使える。 また、CCCMKのスマートフォンアプリ「Tポイントアプリ」は「Vポイントアプリ」に、SMBCカードの「Vポイント」は「VポイントPayアプリ」にそ
「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが展開してきた「Tポイント」が、三井住友フィナンシャルグループが展開する「Vポイント」と22日、統合し、都内では記念のイベントが開かれました。 この中で新しいVポイントの運営会社の撫養宏紀取締役は、「Tポイントの誕生から20年余りで世の中は変わり、今や“ポイ活”は、当たり前のものとなりました。新たなVポイントが誕生し、経済圏にしばられない新しいサービスとして世の中に提案します」と述べました。 Tポイントは2003年に始まり、コンビニなどの提携先の店舗やネット通販での買い物でもポイントがたまる共通ポイントの先駆けでした。 ただ、スマートフォンの普及などを背景に、後発の携帯大手各社が決済機能とも結びつけながらポイント経済圏の競争で存在感を高める中、利用実績の拡大が課題となっていました。 一方、従来のVポイントはクレジットカードの利用
買い物などでつくポイントの統合協議が始まることになりました。 カルチュア・コンビニエンス・クラブが手がける「Tポイント」と、三井住友フィナンシャルグループのカード会社などが運営する「Vポイント」の2つが統合を目指すことで、基本合意しました。 会員数は、Tポイントがおよそ7000万人、三井住友カードが5200万人余りで、統合が実現すれば、会員数で延べ1億2000万人に上る国内最大規模のポイント事業となります。 年内にも双方が資本業務提携を行う方針で、再来年春をめどに、TポイントとVポイントを統合して新たなブランドのポイントを立ち上げます。 そして、現在Tポイントと提携している店やビザの加盟店、それぞれでポイントをためたり使えるようにしたりすることを目指すとしています。 新たなポイントの名称は現在、協議中で、Tポイントの運営会社の40%の株式を、三井住友側が取得することも検討するとしています。
22日、「Tポイント」とサービスが統合した「Vポイント」で、一部のサービスが利用できないトラブルが起きていて、会社は復旧作業を急いでいます。 「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」と、三井住友フィナンシャルグループが展開する「Vポイント」は22日統合し、新しい「Vポイント」としてサービスを開始しました。 統合にあたってそれぞれの会員は、スマホのアプリなどでIDを連携する操作が必要となりますが、この連携でシステムの不具合が起きていると見られるということです。 会社によりますと、 ▽ポイントの残高などの確認が一部でできないほか ▽ポイントを支払いなどに使う際に事前に必要となるアプリでの操作ができない状態になっているということです。 一方、買い物などの決済やポイントをためることはできるとしています。 会社は復旧作業を急ぐとともに、「ご迷惑をおかけしますが、
CCCMKホールディングスと三井住友カードが4月22日から提供を開始した新生「Vポイント」だが、サービス開始当日から複数のトラブルが発生。現在、Vポイント数の表示やTポイントとのID連携など、一部機能を停止する事態となっている。 新生Vポイントは、TポイントとVポイントの統合により誕生したもので、Tポイントの会員数は1.28億ID、Vポイントの会員数は2600万ID。単純合算で1.54億IDを抱える「日本最大級のポイントサービス」をうたう。新生Vポイントは各社が持つID基盤はそのままに、ID連携することで残高の共有などを実現している。 CCCMK側が提供していた、ポイントを管理するTポイントアプリは「Vポイントアプリ」に、SMBC側が提供していたVポイントアプリは、プリペイド形式のキャッシュレス決済が利用できる「VポイントPayアプリ」に刷新。それぞれのポイントのID連携を行うことで、両ポ
22日、「Tポイント」とサービスが統合した「Vポイント」の一部のアプリが、利用しにくくなるトラブルが続いています。 Vポイントの運営会社によりますと23日朝から、一部のアプリで利用しにくくなり、買い物の際にポイントをためたり使ったりするために、店頭で提示するバーコードが表示できないことがあるということです。 運営会社ではアクセスが集中していることが原因だとしていて、サーバーの容量を増やすなど改善に向けた作業を進めているということです。 スマートフォンの代わりにカードを提示するなどすれば、ポイントはためられるとしているほか、レシートを添付して、運営会社に申請すれば、別途、ポイントを付ける対応も行うとしています。 新しい「Vポイント」は「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」と、三井住友フィナンシャルグループが展開する「Vポイント」が統合する形で22日、サ
Vポイントを巡っては、統合を発表した直後の午前11時ごろからシステムトラブルが発生。SMBCアプリなどで、TポイントとのID連携や残高表示ができない状態が続いていたが、23日午前3時に復旧したと発表していた。 一方、スマートフォンだけでVポイントが貯められる「モバイルVカード」でも22日から不具合が発生。こちらは執筆時点(23日午前11時半)でも解消されない状態が続いており、カードが表示できずポイントが貯められなかったユーザーに対し、専用フォームからレシートを添付のうえ問い合わせるよう案内している。 また23日には、モバイルVカードやポイントの管理などを行う、CCCMK提供の「Vポイントアプリ」でも不具合が発生。アプリを開こうとしても「メンテナンス中」を知らせる案内や「アプリサーバが応答しません」といった通知が出る他、アプリを開いてもホーム画面に何も表示されないなど、不安定な状態が続いてい
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCCグループ)、および三井住友カード、CCCMKホールディングスは1月27日、資本・業務提携へ最終合意し、契約を締結したと発表した。 2022年10月3日に発表した、VポイントとTポイントの統合が業務提携の主軸。2000万会員を超えるVポイントと、7000万会員を超えるTポイントが統合することで、お互いのポイントの貯まりやすさ、使いやすさを大幅に向上させることを目的とする。 また決済とポイント事業はCCCMKホールディングスが担い、CCCが6割、SMBCグループが4割を出資する。 関連記事 「Vポイント」のVと「Tポイント」のTって、いったい何? 統合で話題のTポイントとVポイント。そもそも「V」と「T」は何なのか。 「TポイントとVポイント統合」に見る共通ポイントの今 競争激化で“疲れ”も? CCC
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)が2月3日に発表した「Olive」は、個人向け金融サービスの集大成だ。そこには銀行だけでなく、クレジットカード、証券、保険などが一体化された。そこに「今後、VポイントがTポイントと統合する新ポイントが、各サービスをつなぐ役割を果たす」(SMBCグループの太田純社長)という。 SMBCが運営するVポイントと、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営するTポイントは、1月27日に統合に向けた最終合意を行った。統合の時期は明らかにしていないが、Oliveにとって重要な位置づけだ。 そこで気になるのが、このポイントの名称だ。どんな名称が考えられるか、予想してみよう。 Oliveポイント? これまで「三井住友」ブランドと「Visa」あるいは「V」を使うことが多かった同グループに、新たに「Olive」というブランドが誕生する。このブランドをさ
レンタル事業大手「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブと、三井住友フィナンシャルグループは、両社のポイント事業を統合し、来年春をめどに新しい「Vポイント」のサービスを提供することになりました。 発表によりますと、両社は、それぞれ傘下の会社が運営する「Tポイント」と「Vポイント」の事業を、来年春をめどに統合します。 統合後のブランド名は「Vポイント」に統一する一方、ロゴにはTポイントの特徴の青と黄色を使用します。 店での買い物のほか、銀行口座と連携して口座への振り込みや資産の運用といった金融サービスの利用など、双方の提携先でポイントをためたり利用したりできるようにします。 現在、Tポイントは会員数でのべおよそ1億2600万人、Vポイントがおよそ2000万人で、今回の統合により、会員数はのべ1億4000万人を超えます。 さらに、サービスを実際に活用する利用者の数でもおよ
SMBCグループとCCCグループ新たなポイントサービス、青と黄色の『Vポイント』を来春より提供開始~どんな経済圏にも縛られない みんなが使えるポイント、できた~ 株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:太田 純、以下「SMFG」、同社グループを総称して「SMBCグループ」)、三井住友カード株式会社(代表取締役社長:大西 幸彦、以下「SMCC」)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(代表取締役社長兼COO:髙橋 誉則、以下「CCC」、同社グループを総称して「CCCグループ」)、CCCMKホールディングス株式会社(代表取締役社長兼CEO:髙橋 誉則、以下「CCCMKHD」)は、SMBCグループが提供する「Vポイント」とCCCグループが提供する「Tポイント」を統合し、新たな『Vポイント』として、2024年春を目途に提供開始することといたしました。 1. 新ポイン
2023年6月に発表された、CCCMKHD(CCCMKホールディングス)が提供する「Tポイント」と、SMBCグループ(三井住友フィナンシャルグループ)が提供する「Vポイント」の統合。その新しい「青と黄色の『Vポイント』」(正式名称:Vポイント)が、いよいよ4月22日からスタートすることになりました。これによってどう変わるのか、また、これまでのサービスはどうなるのかについて解説します。 TポイントとVポイントが統合し、今後は新しいVポイントに! TポイントとVポイントが統合したメリットは? 「Tポイント」は、2003年からサービスを開始した、抜群の知名度と7,000万人ものアクティブユーザーを抱える共通ポイントのパイオニア。一方の「Vポイント」は、三井住友カードの利用で貯まる「ワールドプレゼント」や、三井住友銀行の各種サービスの利用で貯まる「SMBCポイント」が2020年に名称変更され、SM
2024年春の統合を発表したTポイントとVポイント。それぞれを運営するCCCMKホールディングスと三井住友カードは、統合を記念したキャンペーンを行う。 CCCMK側は7月31日までの間に、Tポイントのスマホアプリをダウンロードし、モバイルTカードを新規登録することで、500ポイントを付与する。エントリーが必要。三井住友カード側は7月31日までの間に、エントリーの上スマホアプリ「Vポイント」を初めてダウンロードし、初期設定を完了すると、500ポイントを付与する。 TポイントとVポイントは24年春に統合し、名称はVポイントに統一される。ただしTポイントを運営するCCCMKが、統合後もVポイントを運営し、会員制度としてはTポイントが存続する形。Vポイント会員は合意の上、旧Tポイント会員に移行する形となる。 関連記事 TポイントとVポイント統合 “青と黄色”の「Vポイント」に 「Tポイント」と「V
「Tポイント」の名を捨て「Vポイント」になる理由 決済だけでポイント二重取り、スマホ決済に本格進出も(1/2 ページ) 三井住友フィナンシャルグループ(グループを総称して「SMBCグループ」)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、新たな「Vポイント」(青と黄色のVポイント)を発表した。2024年春をめどに提供を開始する。 CCC系列の「Tポイント」を三井住友系列の「Vポイント」へ統合した新たなポイントサービスとなり、共通ポイントとして20年に渡り親しまれてきた「Tポイント」の名前は消滅することになる。 新しいVポイントのサービス運営は、CCCが60%、SMBCが40%の割合で出資する合弁会社のCCCMCホールディングスが担当する。 「Tポイント」の名称は消滅へ 日本で最初の共通ポイントサービスとしてスタートしたTポイントは、2023年にサービス開始から20周年を迎える。TSUT
王者楽天ポイントに迫れるか? 新生Vポイントの“勝算”:「ポイント経済圏」定点観測(1/5 ページ) 4月23日にCCCマーケティングが運営するTポイントと、SMBCグループが運営するVポイントが統合し、新生Vポイントが誕生した。共通ポイントの先駆けであるTポイントの名称はなくなるものの、イメージカラーである青と黄色を引き継ぎ、継続性と将来性の両方をアピールする。 市場規模2.5兆円に達した企業発行ポイント。中でも、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、PayPayポイント、そしてVポイントは、ポイント経済圏を作り、グループ内に顧客の囲い込みを進めている。そんな中、新生Vポイントの勝算はどこにあるのだろうか。 旧Tポイントの立ち位置 まずは旧Tポイントの立ち位置を確認しておこう。読者の方々のTポイントのイメージはどうか? 「昔Tポイントカード、持っていたなあ」「コンビニで『Tポイン
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する「Tポイント」と三井住友カードの「Vポイント」が統合した「青と黄色のVポイント」が、4月22日にスタートする。これによって今までのTポイントやVポイントはどうなるのか? 気になる新しいVポイントのサービスについて解説する。 TポイントとVポイントについておさらい Tポイントは2003年からいち早くサービスを開始した共通ポイントのパイオニア。そのため認知度が高く、約7000万人のアクティブユーザーを抱える。その一方で加盟店は国内15万店に止まり、近年ではポイントの強みにやや陰りが出つつあった。 その大きな理由として、2019年11月に大手コンビニの中で唯一、Tポイントが貯まるファミリーマートがマルチポイントを開始し、dポイントや楽天ポイントでもポイントが貯まるようになったことが挙げられる。 加えて2022年3月末には、通話や通信料で貯まっ
タグ ドコモ70点台ワインリクルートnanacoSoftbankクーポンお花プレゼント楽天ポイントPontaポイントdポイント1000円以下ワインVポイント投資健康ふるさと納税永久不滅ポイント家電au新規入会59点未満動画サービス金融食事比較してみたヴィンテージ不明アメリカ産ワインTポイントアンケートネット回線PayPayコンビニ買ったものWAON POINT旅行5000~9999円80点台ワイン10000円以上ワイン59点以下ワイン2000円台ワイン1000円台ワイン金額不明ワイン60点台ワイン失敗したもの各種攻略3000~4999円ワインセール2009年産ワイン2010年産ワイン2011産ワイン2012産ワイン2013産ワイン2014産ワイン2015産ワイン2016年産ワイン2017年産ワイン2018年産ワイン2019年産ワイン2020年産ワインNV(ノンヴィンテージワイン)イタリア産
三井住友フィナンシャル(SMBC)グループ、三井住友カード、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、CCCMKホールディングス(CCCMK HD)は6月13日、CCCのポイントブランド「Tポイント」とSMBCグループ共通のポイントブランド「Vポイント」を統合すると発表した。 (左から)三井住友フィナンシャルグループ 執行役社長グループCEO 太田純氏、カルチュア・コンビニエンス・クラブ 代表取締役会長 兼 CEO 増田宗昭氏 4社は2022年10月、資本・業務提携に関する基本合意書を締結し、新たなポイントブランドを創出すべく両ポイントを統合すると発表していた。 Tポイント15万店、Visa加盟店の750万店で使えるポイントに--1億店以上の世界のVisa加盟店でも 新Vポイントは、2023年でサービス開始から20年を迎え、約1億2600万人の有効ID数を有するTポイントと、世界中のV
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)、三井住友カードとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、CCCMKホールディングス(CCCMKHD)は10月3日、両社で資本業務提携に関し、基本合意書を締結したと発表した。両社のポイントブランド「Tポイント」と「Vポイント」を統合し、新たなポイントブランドを創出するとしている。 Tポイントは、名寄せ後の利用会員数が7000万人、提携店舗数15万店舗のネットワークを抱えている。Vポイントは、2020年6月に開始したSMBCグループの共通ポイント基盤。三井住友カードが発行するクレジットカードなど、SMBCグループのサービス利用で貯めたポイントを世界中のVisa加盟店で利用できるのが強みとしている。統合で、両サービスの強みを融合した新ポイントサービスを目指す。
ペイの実さんはたくさんの種類のポイントを貯めているようですが、統一せずにポイントが分散していると使いにくくないですか? という質問をよくいただきます。 僕は「Vポイント」と「JRキューポ」を重点的に貯めています。 入り口、出口ともに交換ルートが豊富なので、いわゆる○○経済圏といった囲い込みシステムに縛られることなく、異なるポイントをまとめることが可能であり、出口に関しても汎用性が高いからです。 かつてのTポイントと三井住友のVポイントが統合して誕生した新しい「Vポイント」は、複数のサービスが連携することで「経済圏に縛られない」のを特徴としています。 新ポイント『Vポイント』は、サービス開始から今年で20年を迎える、日本で最初の共通ポイントとして約1.3億(有効ID数)のお客さまにご利用いただいているTポイントと、SMBCグループが提供し、世界中のVisa加盟店で使えるVポイントが一緒になる
共通ポイント業界が揺れ動いている。ヤフーの離脱などで苦境に陥っていた「Tポイント」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)。同社に手を差し伸べたのが、メインバンクの三井住友銀行を傘下に抱える三井住友フィナンシャルグループ(FG)だった。CCCは資金面などで後ろ盾を得た形だが、足元でTポイントの有力加盟企業がマルチポイントへの移行を表明するなど、先行きは予断を許さない。 「トップダウンで交渉が進んだからこそ、短期間で基本合意までこぎ着けられた」。CCCの関係者は三井住友FGとの資本業務提携の舞台裏をこう明かす。この関係者によると、CCCの創業者である増田宗昭社長と三井住友FGの太田純社長が意気投合し、約2カ月で基本合意に至ったという。両社は2022年12月末までの最終合意を目指している。 提携の中身はこうだ。まずCCC傘下でTポイント事業を展開するCCCMKホールディングス(H
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