バーチャル空間の中でほかのプレイヤーと交流したり、さまざまなコンテンツを体験できるVRSNS『VRChat』。最近よく耳にする“メタバース”の一種です。ここにはファッションブームが到来して久しく、アバターや衣装でおしゃれを楽しんでいる人が多い――というのは前回の記事で書いた通り。
Home » プリキュアが命がけで守ってくれる! VRChat「プリキュアバーチャルワールド」に感じられた濃すぎる原作への愛 「プリキュアバーチャルワールド」がVRChatで開催中です。今回のイベントで登場するプリキュアは「Yes!プリキュア5GoGo!」「ハートキャッチプリキュア!」「スマイルプリキュア!」の3作品。 一番古い「Yes!プリキュア5GoGo!」は2008年の作品で今年は15周年。現在ではNHK Eテレで「キボウノチカラ~オトナプリキュア’23」が放映中。キャラクターすらもすっかり大人になりました。 この時代差こそが、今回の「プリキュアバーチャルワールド」のキモです。かつて夢中になったプリキュアたちが持ってきたエモーショナルを、みんなで満喫できるのがこの空間です。 パーフェクトなプリキュア空間 “かわいい”を徹底したテーマとして見せている「プリキュアバーチャルワールド」。こ
VR機器がなくても大丈夫! 「VRChat」の始め方&楽しみ方講座 ライター:大部美智子 「VRChat」をご存じですか? 読んで字のごとく,バーチャルリアリティ(仮想現実)でチャット(歓談)するゲームのことです。 この世界は個人や企業が創り上げたワールドやアバター,3Dアイテムを体験できるメタバースなプラットフォームとなっています。 一方,耳にしたことはあっても「VR機器ないし……」と思っている人も多いでしょう。でも,VRChatはVR機器がなくても遊べるんです! 「それで,VRChatってなにができるの?」 そんな疑問にもお答えしておきましょう。 ・お中元を見繕ってきた ・いいロケーションがあったから撮影会! ・1日の始まりはやっぱりラジオ体操から ・壮年の男性ですが美少女になりました! ・フレンドと上映会。みんなと観るのって楽しい! ・ボーッとしたくて一日中すずめを眺める…… ・自分
個人的な愚痴です。 説明的な書き方じゃないと自分の感情がまとまらなそうなのでこうなりました。 VRChatというメタバース・プラットフォームがある。 美少女のアバターからおっさんの声がする、露出度の高い服を着て写真を撮りXにアップしていいねを稼ぐ、バーチャルセックスをおっさん同士で楽しむといったちょっと特殊な文化が有名なゲーム。 変なところが有名なだけで、ちゃんと普通のアバター(センシティブではない、動物やデフォルメされたキャラクター等)の人もたくさんいるし、楽しく会話できるしゲームワールドで遊ぶこともできます。 ぜひみなさん怖がらないで来てみてください。 そして、VRChatには【お砂糖】という文化があります。 簡単には恋愛・恋人関係のことを指します。 それは疑似的であったり、リアルで付き合ってる場合もあり。 たまに「友情関係のお砂糖!」という方もいらっしゃいますが大半は恋愛方面です。
インターネットで男と女がラップバトルしてる時に「男は男同士でケアしてろよ」という主張をよく見かけるが、それがしっくり来なかったんだわ これは、どうして女は俺をケアしないんだオギャーっていう弱者男性仕草というより、自分の場合はとにかく男のコミュニケーションとしてのケアみたいなのが想像がつかなかった これは感覚的というよりは、コミュニケーションに共感と共有、癒しみたいなものがあるかどうか的な男女の人間関係の違いなような気もするんだが。 そんな中で最近、男同士でケアするってこれのことか?ってなった出来事があった 話題が急に飛ぶが、VRChat界の話を少ししたい。平たく言うとVRで3Dのキャラクターになりきって専用ワールドで交流する遊びで、男女比は8:2と言われているが、毎日ログインしてるようなベビーユーザーの9割は男だろう そしてコミケのネタ系コスプレみたいなアバターを除くと、そのほとんどが美
「結局、みんなVRChatで何をしているの?」という質問には大抵、中にあるコンテンツをだらだらと羅列するか、冗談交じりに「飲み会w」などの答えが返ってきてしまうので、「どうしてそのゲームに何千時間もログインし続けているのか」の本質的な答えにはなっていない。 ここに私なりの答えを書いてみることにする。後述するがこれはほんの一例なので正しいとか間違ってるとかいうのはそもそもナンセンスである。本当の意味で知りたいならとっととVRChatに来てその目で確かめて欲しい。 生活 VRChatで何をしているのか。「何でも」である。動画を眺め、友達とおしゃべりし、写真を撮ってSNSで共有し、ゲームワールドを渡り歩く。飲み会をする。特別な人と出会い、恋をする。喧嘩したり別れたりもする。ここにあるのは生活のほとんど全てであり、故に「何をしているのか」と訊かれると逆に困ってしまう。これを"外"の人間に説明するに
ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」のユーザーによるオンラインディスカッション(Redditの「r/VRChat」コミュニティーから収集した3276件)を分析したところ、2018~2023年にかけて、VRChat内の飲酒者数・飲酒量ともに増加傾向を示したこと、飲酒関連のコンテンツ(バーやクラブなど)が多数存在し、過度の飲酒行為がまん延していることが明らかになった。 VRでの飲酒を好む理由として「移動の手間が不要」「飲み会の費用が安く済む」「いつでも仲間と飲める」「アバターを通じて現実では難しい振る舞いができる」「二日酔いの心配をしなくていい」といったことが挙げられている。 しかし一方で、ユーザーは実際よりも酔いを感じにくいという問題点が浮き彫りになった。VR酔い防止の設計により、アルコール酔いによるふらつきや視界のぼやけといった兆候が軽減されてしまうため、ユーザーは無意識のうちに
今回の実験に協力してくれた皆様に心より感謝申し上げます 皆様ごきげんよう、今回は168時間連続でVRを体験した結果を綴った記事になります。 細かな条件やルールは前回の記事を参照、雑に説明してしまえば睡眠をとる、風呂に入る、フルトラッキングで行うという点以外は現ギネス記録である50時間連続VR体験とほぼ同じ条件で行っていきます。 今回の実験は前回行った72時間VR体験実験の結果と被る部分や比較をしている箇所が多くあります、今回の記事をご覧になる前に目を通して頂けるとより深く理解でき、楽しめるかと思われます。 前回実験終了後、次は1週間行うと言ったら狂人扱いされてしまいましたがその結果やいかに、最後までお付き合い頂ければ幸いです。 概要に未記入の補足事項 今回、概要記事に記入していない補足事項として以下の項目がある事を予め説明しておきます。 ・実験期間中はバーチャルマーケット4(通称 Vket
なぜメタバースで過ごすのかと問われれば、「そこに帰る日常があるからだ」というのが筆者の個人的見解だ。筆者は、ソーシャルVRサービスの「VRChat」を始めて約9ヵ月で3000時間程度、平均して週に100時間以上、1日に10時間以上はVRゴーグルを被って同サービスにログインしている、「メタバース住人」の中でもかなりヘビーな部類に入る人間だ。どうして、特定の目的もない自由すぎるこのゲームに数千時間も費やすのか、そんなにも長い時間いったい何をして過ごしているのか。傍目から見ればわからないことだらけではないかと思う。本稿では、そんなの生活を、筆者の個人的な体験に基づいて紹介していきたい。 すでに「メタバース時代」は到来している? ──と、冒頭から飛ばしてしまったが、本編に入る前にメタバースに関する基本情報から押さえておこう。Facebookの「Meta」への社名変更以来、「メタバース」という言葉を
新たなVRカルチャーは“サンリオ”から生まれる クリエイター制作のパーティクルライブの衝撃 1月21日(土)から始まった「SANRIO Virtual Festival 2023」のアーティストライブ。各エリアで多くのクリエイターたちがパフォーマンスを披露し、大きな盛り上がりを見せている。その中で、来場者の間で特に話題となっているエリアがある。無料開放エリアの「B4 CHILL PARK」だ。 通常時はフレンドとライブの合間に集って雑談をしたり、グッズと一緒に写真を撮ったりと思い思いに過ごせる空間となっている。このエリアでも(有料エリアとは別に)8組のアーティストが出演し、誰でも気軽に観覧できるのがポイントだ。 本来であれば、他エリアと比べればユルい空気の場所のはずなのだが、今年は様子がまるで違った。多くのユーザーが一斉に集まりすぎるあまり、ひとつのインスタンスが満員になってしまう異例の
皆さんはVRChatに初めて入ったとき、どんなアバターを先に目にしましたか? 多くの人は海外産ジョークアバター、または上の写真に写ってるようなMMDモデルを元にした改変アバターを先に見たのではないでしょうか? 現在ではBooth.pmでのアバター販売が主流となりましたが、それでも海外産アバターと和製アバターの違いは目立ちます。その違いが気になったことはありませんか? この記事ではその実態と歴史を少しだけ紐解き、情報をまとめます。 具体的にはこんな感じにまとめています: ①TDA、IMVU乱用の時代 ②クリエイター同士の殴り合いの時代 ③現在の海外製アバターの販売形態 ④和製アバターとの違い ⑤後書き 前置きとしてこの記事はあくまで私が見て聞いた過去の出来事と体験談から起こした記事なので界隈のすべてを代表して書いるわけではないことを留意していただけると助かります。あくまでこういう話もあるよと
最近話題の「メタバース」とは一体何なのか!? 実際にそこで暮らすメタバース原住民であり、メタバース文化エバンジェリストとして活動する私VTuber「バーチャル美少女ねむ」が、その定義や由来・よくある誤解・現在・課題そして「未来」をまるっと7,000字で解説します! ※2022/6/19 「400いいね」突破を記念して5,000字→7,000字に大幅加筆して記事を全面改訂しました! Facebookの「Meta宣言」 その思惑とは?メタバースについて熱く語るザッカーバーグ2021年10月29日、GAFAの一角であり超巨大テック企業のFacebookが、社名を「メタ(Meta)」に変更し新しいインターネットの姿である「メタバース」事業を社命を賭けて推進することを発表しました。 CEOのザッカーバーグは「当社の目標は、次の10年間で、メタバースが10億人に利用され、数十億ドルの取引が行われるよう
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 今日もVRChatが楽しい。kawaii女の子といちゃいちゃして過ごす時間は私にとっては癒やしの時間だ。VRChatは人と人の距離がとても近い。その日出会ったばかりのkawaii女の子とVRエッチをするなんてことも珍しくはない。出会って挨拶代わりに顔や頭を撫でるようなことは日常である。しかし、私も誰にでもそのように接するわけではない。慎重に接する対象は2種類いる。まだVRChatを始めたばかりの人とリアル女性だ。 女性には近寄りがたい。性暴力だのセクハラだの言われる昨今、リアルでは私は女
Home » サンリオの「SANRIO Virtual Fes」を先行体験! 「かわいい」と「こだわり」満載のバーチャル音楽フェス か、か、かわいい~~~!! サンリオの「SANRIO Virtual Fes」を先行体験! 「かわいい」と「こだわり」満載のバーチャル音楽フェス か、か、かわいい~~~!! 2021年12月11日~12日の2日間にかけて開催されることが発表された、「SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland」。合計5フロアにも及ぶバーチャル空間上の特設ワールド「バーチャルサンリオピューロランド」で開催される、サンリオ初のバーチャル音楽フェスです。リアル・バーチャルを問わず、さまざまなジャンルのアーティストが参加することも発表され、大きな話題となっています。 MoguLiveでは今回、フェスの会場となる「バーチャルサンリオピューロランド」を先行体
https://anond.hatelabo.jp/20210102154202 ↑について、ひっそり匿名で終わらせるつもりだったが予想外に拡散してしまったので、その後についても記録させてもらう。 結論から言えば、何とか仲直りすることができたし増田の投稿もバレていた(かなり脚色して書いたんだけどね) この増田もきっと見つけられてしまうのだろうが、どうか失望されないでほしい。自分はこういう表現しかできないみたいです。 さて、まずは元増田を書いた経緯だが「つらさを吐き出す場所が欲しかったこと」と「もしかしたら見てもらえるかもしれない/自分の考えてたことを知ってもらえるかもしれない」という自分の弱さからだった。 これは結局バレてしまった(ホッテントリ入りした頃に他人のフリして自分で拡散したせい)こともあり、関係をより悪い方向へと導いた。 他人に向ける感情は全て暴力だという言葉があるが、行き場を失
VRChatでフレンドの話を聞いてVR演劇に興味を持ち、VR演劇のYoutube配信アーカイブを少し見てみた。 あらかじめ言えば、全編見るには耐えられず、飛び飛びで表現を確認しただけである。 ちなみに、実際にVR演劇をVRで1度だけ見たことがあり、それは全編見た。 私自身の演劇の関わりを話すと、学生時代は演劇が好きで、多いときは年間60本程度観劇し、自分で舞台を演出したことも何度かある。 そのため、全く演劇に対して知識がないわけではない。 最近は全く関わっていないけれど。 それで、VR演劇を見てみた率直な感想をいうと、現状ではVRで演劇の良さを表現できているとは思えなかった。 プロセニアムアーチでやる必要ある?まず、個人的な考えとして、VRにも関わらずプロセニアムアーチの中でやる芝居はナンセンスだと思う。 正直言って、今の技術ではアバターにどんな細かい演技をさせたところで、リアルな人間から
今、凄い人気でさ。ユーザー数が僅かこの1ヶ月でこれまでの数年間の2.8倍になるくらい伸びまくってる。 急に爆発的に人気になりだした。 アバターが可愛いのが揃ってきてるのもあるしボイチェンが優秀になってきたのもある。 そして、お砂糖 とかでググって貰うと分かるけど、 ネカマが釣りじゃないんだよね。 心からおっさん同士がイチャイチャしてる。騙すためではなく。 これはまぁ数年前から言われてたし、やられてきてるんだけど、もう普通の事になったね。 わかった上でピュアな恋愛を楽しんでる。 糞フェミや糞リベラルの言うLGBTとはまた違った何かが育まれている。 チヤホヤされたい男と、チヤホヤしたい男とで、完全に需給がマッチしており、幸せで、ほのぼのとした平和な癒しがそこにある。 弱男の青春が確かに、そこにある。 もちろん、AVTuberとかもいるけど、もはや女より男の方が人気ある迄ある。 そう女はクソ。は
BOOTHで販売されている、VRChat向けを想定した3Dモデルの市場概況について結果を考察を述べていきます。なお、以下の解析はすべて2021年12月12日 時点に行った解析を元にしています。 アバター販売本数 現在、2,692 体のアバターモデルが販売されています。 これはサブカテゴリが「3Dキャラクター」となっている販売商品の数です。ちなみに、昔はアバターも衣装も「3Dモデル」という一本のカテゴリに混在していて検索が大変でした。現在は、サブカテゴリが出来たおかげでこのあたりがだいぶ検索しやすくなっています。 ただし、厳密には集計漏れがあります。サブカテゴリ設定前に販売開始をして、登録をし直していない商品は「その他」のサブカテゴリになっているからです。 アバター販売価格 すべての販売アバターの価格をヒストグラムにしました(図1.)。十万円以上の商品は極めて少ないことから(販売避けのダミー
世界最大級のクリエイティブの祭典SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト、以下サウスバイ)の今回の目玉は仮想空間だった。米オースティンで行われる国際ビジネスイベントがほぼ完全再現された。世界でも珍しい試みに関心が高まり、世界中からアバターに扮した参加者が集まっていた。そんななか、最終日に行われたアバター・ダンスコンテストで日本人VRダンサーが優勝の快挙を成し遂げた。それは日本のクリエイティビティに光が差すような瞬間だった。 目の前にバーチャルのオースティンの街が広がった今年のサウスバイ 音楽、映画、テクノロジーのクリエイティブの祭典としてサウスバイは毎年3月に米テキサス州オースティンで開催されている。今年はコロナ禍につき現地開催は見送られるものの、3月16日~20日まで5日間にわたって充実したプログラムをオンライン上にラインナップ。世界中のアーティストが参加したライブ配信や、新進気鋭の独立
「東方Project」のファンゲームとなるダンジョン探索RPG『不思議の幻想郷 -FORESIGHT-』のPS4、Nintend 『メタバースは終わった』… 一時の劇的なメタバースブームも一旦の落ち着きを見せ、各種メディアではそんなショッキングな見出しも目立つ2024年の昨今ですが、実際のメタバース人口はブームによりどのように変化したのでしょうか? また、そのうち日本人はどれくらいの割合を占めるのでしょうか? ユーザーの性別や年齢構成はどうなっているのでしょうか? 本記事では、メタバースの革命性を論じた著書『メタバース進化論(技術評論社)』で「ITエンジニア本大賞2023(翔泳社)」を受賞し、MoguLive VTuber Award 2023「今年最も輝いたVTuber」にも選出された筆者「バーチャル美少女ねむ」が各種統計データを元に徹底解説します。約5,500字、書き下ろしです! 文/
【VRChat】VR喫煙は自分自身の癒やしの時間 喫煙ができるワールド6選 VRChatの中にはタバコを吸えるワールドが数多く存在します。ライターでタバコに火を付け、煙を吐くといった一連の動作もできます。 「VRでタバコを吸うのって意味あるの?」って思うかもしれません。健康に害はないものの、やっていることはただの深呼吸です。ですが、深呼吸である以上は気持ちを落ち着かせることができ、自分自身の癒やしの時間を作れます。 この記事では、タバコやシーシャといった喫煙できるワールドを紹介。VRでの喫煙にどういった魅力があるのかも、あわせてお届けしていこうと思います。 居酒屋での一服「敗北居酒屋かがさき」 最初に紹介するのは、「敗北居酒屋かがさき – Japanese Izakaya Kagasaki」です。昭和を思わせるような風情あふれる居酒屋で、店内にはVRChatで活動している人たちのポスターが
全身トラッキングのハードルを下げる 注目のデバイス「Haritora」詳細レビュー Oculus Quest 2の登場で、多くの人が気軽にVRを体験できるようになった昨今。しかしバーチャル世界で全身を動かすためのフルトラッキング環境は未だに高いハードルがそびえ立っています。国内ではVIVE Trackerを中心に需要が増加しているものの、価格や設備条件などの面から諦めてしまう人が少なくありません。 そんなフルトラッキング環境を、安価かつ手軽に実現しようという、新しい試みが登場しました。ジャイロベースの下半身トラッキングデバイス「Haritora」です。 11月14日18時より一般販売を開始した、この新しいデバイスをレビューします。 Haritoraとは? Haritoraは、主にVRChatユーザー向けに開発された、下半身トラッキングデバイスです。SteamVRにてViveTracker互
連載「Performing beyond The Verse」(第2回:往来・ぴちきょ×PONYO) 2024.04.20 12:00 「メタバース」を筆頭に、拡大をつづけるバーチャルの世界。そんなバーチャルの世界には、現実世界同様にさまざまな「表現者」がいる。連載「Performing beyond The Verse」では、バーチャルにおけるありとあらゆる「創作」と「表現」にたずさわる人びとに話を伺っていく。第二回目は、株式会社往来の代表・ぴちきょ氏と、VRイベントプロデューサー・ディレクターのPONYO氏をお招きし、対談を実施した。 一時、バズワード的な広がりを見せた「メタバース」という言葉。「AI」に取って代わられる一過性のものだと言われた時期もあったが、実際のところは堅調を維持している。最近とくに注目を集めるのが、企業・自治体の参入だ。 しかし、こうした事例はときに成功例と失敗例
※この記事で言及するのは現在のVRChatそのものや、関係する人物、コミュニティへの批判ではありません。あくまで筆者の友人がVRChatを遊ぶにあたって感じたハードルについて綴り、そこから見えるVRの普及を阻む問題点をどう改善していくべきか提言していくものとなります。 私がVRSNS最大手、VRChatにログインするようになって一年以上。VR世界で暮らす人々も増えていき、「バーチャル経済圏」なる言葉も巷で聞かれるようになりました。VRSNSの未来に関しては様々な立ち位置や考え方がありますが、概ね共通して聞かれるのは「今後のVRの発展のためには人口増加が不可欠」という意見です。ユーザー数が増えてこそ人と資本の流れが生まれ、VR世界は拡張を続けることができる。 しかし2020年を迎えた今も、まだまだ世間一般に広くVRが浸透してきたとは言えません。その浸透を阻む問題として挙げられていたのは「VR
近年では、メタバースを学校に活用する取り組みも増えてきたように思える。全国の国公私立小中学校で2021年度に30日以上欠席した不登校の児童生徒は24万を超え、過去最多となったようだ。それに伴いオンラインでの授業やオンデマンド授業の導入も増え、学校での授業の形も多様化してきた。 例えば埼玉県戸田市では、メタバースで不登校児を支援することを目的に、「メタバース登校」という取り組みも行っている。そのほかにも、高卒資格も目指せるメタバースの学校「MEキャンパス」という取り組みもあるようだ。 筆者の齊藤は、友人のタロタナカさんと「私立VRC学園」という学校コミュニティを2020年にVRChat上に創設し、参加したユーザーたちと共に運営を行ってきた。私立VRC学園は公式の学校ではなく、我々がVRやメタバースを日頃嗜んでいるなかで、「VR空間に学校を作ったら面白いのでは?」というところから始まった活動で
昨年10月から始まったメタバース・ブームにより、これまで以上に注目が集まっているソーシャルVR/VRSNS。中でも、最大同時接続者数8万人以上と最大級のプレイヤー人口を誇る「VRChat」は特に注目のプラットフォームだ。 そこに、昨年12月よりあるライトノベル作家がドハマりしているとTwitter上で話題になっている。劇場アニメ化も果たした大人気ライトノベル「ノーゲーム・ノーライフ」の作者・榎宮祐(かみや ゆう)氏だ。30万人以上ものフォロワーを抱えるヘビーなTwitterユーザーとしても榎宮氏のツイートは、ここ最近はほぼVRChat一色と言えるほど。 いったい、どこに惹かれてそこまでドハマりすることになったのか。早速、同業者を中心に7人をVRChatの「沼」に落としたというプレゼン内容や、初心者目線だからこそ伝わる熱い魅力トークなど、初心者・未経験者にこそ伝えたい等身大のVRChatの魅
こんにちは。らくとあいすです。 VRChatワールド探索部 Advent Calendar 2022 12日目の記事です。 本記事では、VRChatをはじめとするVRの世界において、「音をそこに存在させる」ための技術と、そのVRChatでの利用方法を紹介します。想定する読者としては、 VRChatで音のあるワールドを作ってみたい人 VRChatのワールド探索や音楽ライブを音の視点からもっと楽しみたい人 立体音響についてごく基礎的な事項を知りたい人 などになると思います。ただし私は、立体音響やゲームサウンドの専門家ではないため、いちVRChatのワールド制作者として、種々の文献等を頼りに記事を執筆しております。誤った情報がないように努めておりますが、学術的な信頼性を期待出来る水準の記事ではない点ご留意いただければと思います。 1. はじめに 現実の私たちの生活空間にはたくさんの音があります。
皆様ごきげんよう、今回は72時間連続でVRを体験した結果を綴った記事になります。 細かな条件やルールは前回の記事を参照、雑に説明してしまえば睡眠をとる、フルトラッキングで行うという点以外は現ギネス記録である50時間連続VR体験と同じ条件で行っていきます。 24時間程度であれば割と居るようですが、3日間も体験し続けるというのは前人未到の試みだと思われます、最後までお付き合い頂ければ幸いです。 タイムラインで見る身体面及び精神面の変化まずは、ざっくりと時間軸でどんな変化が起きたかを解説していきたいと思います。 02/21/21:00 実験開始 02/22/02:29 VR睡眠開始、同時に1時間、2時間に1回動画撮影をする予定を諦める 02/22/05:59 VR睡眠から起床、ラジオ体操に向かう 02/22/07:01 少しの時間暇になる、夜の縁側ワールドにて朝食を食う 02/22/08:36
今年は長くて11連休と、日々忙しく過ごす人にとって、さまざまな意味で影響の大きい期間になりました。大型連休をエンジョイしている人がいれば、僕のようにGW真っ最中にこの原稿をしたためているような、休みだからこそ仕事が多いみなさんもいたりするでしょう。 そんな、GWの代表的な使い方といえば旅行ですよね。 せっかくの長期休みですから、山や海、さらには海外……は、ご時世的に難しいかもしれないですが、ふだんは行くことのできない場所へ足を運ぶいい機会。なかなか会うことのできない友人や家族に会いに行くといった過ごし方もいいでしょう。 一方で、誰かと会ったり旅行をしたりするのはどうしてもリスクがつきまとうご時世でもあります。 「あぁ……自宅で手軽にお出かけ気分を味わえたり、いろいろな人と飲んで騒いで、みんなと遊べるような、夢みたいな話あるわけないよなぁ」 と、思ったそこの貴方!! よくぞこの記事に辿りつい
バーチャルファッションの"現在地"──chloma Virtual Store in GHOSTCLUB 制作インタビュー 2021年7月にソーシャルVR「VRChat」内にオープンした「chloma Virtual Store in GHOSTCLUB」。 ファッションブランド「chloma」が、2018年からVRChat上で定期的に活動を続けるクラブ「GHOSTCLUB」とコラボレーションし、2021年5月に公開されたワールド「GHOSTCLUB5.0」内にオープンされたことが話題になりました(詳しくは前回のレポートをご覧ください)。 本インタビューでは「chloma」主宰のJunya Suzuki氏、今回のコラボレーションにあたりアバター用の洋服モデル制作を担当したCap氏、バーチャルストアのBGMを担当したキヌ氏をお呼びし、プロジェクトの経緯や制作のプロセスなどをお伺いしました。
Special Thanks: イワシクラスタのみんな はじめにデナムの歯磨──野のユリは労せず。紡がざるなり…… — レイ・ブラッドベリ「華氏451度」第2部 現代は速すぎる。何もかもが超スピードで「消費」され、あらゆるものが記憶の彼方に去っていく。去年話題になったことをどれほどの人が覚えているだろう。先月は。先週は。ともすれば昨日バズった内容さえ思い出せない。少なくとも僕は最近ずっとそんな感じだ。 暗号通貨、機械学習、XRといった新しい技術に興味を惹かれているうちに、道徳や倫理のような「あたりまえ」がすさまじい速度で書き換わっていく。これらの変化にすべてついていけている人は果たして存在するのだろうか。 テクノロジーは世界のサイズを小さくした。それ自体はいいことだ。インターネットがもたらした最大の恩恵は、概念の伝達速度を桁違いに引き上げたことだろう。長時間労働が悪だというのはもはや「あた
僕は2020年の8月ごろから「VR原住民」とか「VRChat原住民」(※)とかいう言葉をつかいつつ、2020年とか2021年現在、VRChatに入り浸って生活している人をいろいろと考えてきていた。 僕はたびたび、一般人の流入がVRC原住民や、VRCに限らないVRユーザとの間でどのような軋轢を生じ得るかを考えてきて、Twitter上でボヤいていた。そんな中、Facebookがメタバースを表明したこともあり、ニッソちゃん氏が「現在のVRは企業の参入により必ず破壊される」という記事を示しているし、それにこたえる形で、アシュトン氏の「メタバースは多様性のビオトープ VRの一般化は文化の破壊をもたらすのか」という記事も出てきた。そこで、自分も考えを記事にまとめてみようと考えた。 1.VRChatの原住民の生活や文化は、一般人によっては破壊されない。まず結論を示すが、VRC原住民の生活や文化は一般人に
バーチャルライフマガジン 東京・奥多摩にある観光スポット、日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう) 都内の秘境スポットとも言える観光地が有志のユーザーによりVRChatワールドとして公開されています。 涼しい鍾乳洞 壮大な自然のちからを感じさせる鍾乳洞。 こちらはVRChatプレイヤーのとみー(@Tom_t0m_tommy)さんが制作したフォトグラメトリ(※1)ワールドです。 都心から約2時間半の場所にある日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)は総延長1270メートル、高低差134メートル。その規模は埼玉県秩父市の瀧谷洞と並び関東地方で最大級の鍾乳洞となります。 VRChatで再現されたワールドでも本物さながらのスケールで空間内を歩き回ることが出来ます。 ※1 フォトグラメトリ…物体を様々な方向から撮影した写真をコンピューターで解析し、3Dモデルを立ち上げる技術 ワールド入り口には日原鍾乳洞
7月25日に発表されたVRCのベータ版アップデート内容。主にセキュリティーアップデートと謳い、ApexやFortnite等でおなじみの対チート対策システムEasyAntiCheatの導入が発表されました。 公式バグ報告システムCannyのEAC関連の苦情発表直後からTwitterやVRCDiscord並びにバグ報告用システムCannyが大荒れ。トレンド入りしたりEAC導入反対のCannyが一万票を超えたりと騒がしい一日となりました。 一体なぜここまで荒れたのか? それには色んな理由があるのでざっくりまとめてここに置いておきます。 簡易目次:①MODとは、その仕組み ②海外層のプレイ形態 ③炎上の理由1:QOL、プレイ環境のクオリティーの低下 ④炎上の理由2:障がい者コミュニティーへの配慮が足りない ⑤炎上の理由3:悪質なユーザーへの対策にならない ⑥EAC自体の問題点 ⑦あとがき 前置き:
こんにちは。角谷(@hitoshisum)です。 メタバースがかなり話題になっていますね。 大きな会社や国家規模の陣取り合戦を横目に、自分は何ができるだろうと焦りを感じていますが、いま僕たちにできることを粛々と進めていく所存です。 さて、今回は「メタバースの歩き方」について書いてみようと思います。厳密には、いまメタバースを歩く方法・体験する方法を書こうと思います。 メタバースはスマホの次だ、というような話があちらこちらで聞かれるようになっていますが、経験したことがない人にとってはなかなかイメージしづらいのではと思っています。 興味のある方はVRChatをやってみてもらうのが一番いいと思っています。しかし、どんな世界なのか全くわからないところからはスタートしづらいと思いますので、メタバースにもっとも近いといわれている「VRChat」を250時間やってみた自分の目線で、メタバースの取り組み方を
【VRChat】原寸大の西洋絵画を展示した美術館ワールドが登場 絵画150点を解説付きで鑑賞できる ソーシャルVR「VRChat」に、原寸大の絵画や彫刻が展示された美術館ワールド「VR Art Museum 西洋絵画美術館」が登場しました。制作者はFrabel-JPさん。現在パブリックで公開されており、誰でも入場できます。 「VR Art Museum 西洋絵画美術館」には、日本人向けの古典絵画から19世紀頃までの、パブリックドメインの絵画が150点近く展示されています。各作品は原寸大で展示されていて、好きな作品を自由に鑑賞可能です。 こちらが美術館の建物の外観。全面ガラス張りのモダンな建築です。 入口の左手には、ハンディタイプの動画プレイヤーが設置されています。ぜひ持参していきましょう。 1階は「ラスコー洞窟の壁画」から始まる、古典絵画から19世紀あたりまでの西洋絵画が展示されています。
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