「めちゃイケ」生みの親 フジ早期退職、名物プロデューサー・片岡飛鳥氏 制作会社設立へ
ホーム ニュース 「M-1グランプリ」のゲーム、Steamでリリースへ。蛙亭やパンサーらが、漫才ではなく暴力で決勝目指す 吉本興業は3月19日、『M-1グランプリへの道 ~俺たちの出囃子はもう鳴っている~』のSteamストアページを公開した。吉本興業が、Steamで「M-1グランプリ」を題材にしたアクションゲームをリリースするようだ。ストアページによると、同作の発売日は3月24日となっている。 M-1グランプリは、朝日放送と吉本興業が主催する、日本一の若手漫才師を決める大会である。毎年の大会では、あまたの芸人たちがエントリー。予選を勝ち抜いた芸人が12月には決勝でバトルするのだ。優勝すれば賞金として1000万円が贈られるほか、スポンサーからの賞品や、芸人としての今後のキャリアの飛躍も見込める。日本でもっとも大規模な漫才コンテストである。 同大会を主催する吉本興業が、なんとこのM-1グランプ
いしわたり淳治『言葉にできない想いは本当にあるのか』(筑摩書房) コラム集『言葉にできない想いは本当にあるのか』を刊行した作詞家/音楽プロデューサー・いしわたり淳治と、アーティスト“50TA”こと狩野英孝の初対談が実現した。 きっかけは、昨年に『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で発表された50TAの3年ぶりの新曲「ラブアース」をコラムの中でいしわたりが称賛していたこと。いしわたりは、今年初頭に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)の人気企画「2020年のマイベスト10曲」でも、同曲を7位に選出している。 初対面の2人のクロストークは、いしわたりが考える50TAの魅力、格好よさと面白さの関係、音楽とお笑いに共通する「言葉の使われ方の進化」など、抱腹絶倒なやり取りの中にクリエイティブなヒントがたっぷり詰まった対話になった。(柴那典) 「ラブアース」の衝撃 狩野英孝 ――狩野さん
ナイツのお二人と清水ミチコさんが2021年10月7日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中で前日に放送された『水曜日のダウンタウン』おぼん・こぼんTHE FINALについて話していました。 (清水ミチコ)10月7日、「異例の仲直りの日」ということで。 (塙宣之)107で異例の……。 (清水ミチコ)すごい。よかったですね。「異例の仲直り」ですよ。 (土屋伸之)無理やり語呂合わせを(笑)。 (塙宣之)昨日じゃないですか? (清水ミチコ)昨夜のことですね。 (塙宣之)ナイツです。よろしくお願いします。 (清水ミチコ)よろしくお願いします。知ってる? おぼん・こぼんさんのWikipediaが話題になっているの? (土屋伸之)Wikipedia? (清水ミチコ)うん。Wikipediaってみんなが参加して書く欄があって。あれの一番最後に「○年○月に解散。15分後に再結成」って(笑)。 (土屋伸
漫才頂上決戦「M-1グランプリ」。 2001年の開始以来、この賞レースに人生を左右された芸人は数知れない。チャンピオンという肩書を手にして売れっ子にのしあがっていく者、2位に甘んじながらもその後大きく開花する者、ファイナリストとなるもやがて解散の道を選ぶ者……悲喜が交錯する決勝のとき、その場に立つ芸人はいったい何を食べ、何を考えているのだろうか。 不安と緊張、そして終わったときにはとてつもない解放感が訪れるであろう数日間に食べたものの記憶は、M-1というドラマチックすぎる出来事と分かちがたく結びついているはずだ。 ・・・ 本企画で誰に話を聞きたいか考えたとき、真っ先に浮かんだのが笑い飯・哲夫さんだった。 profile.yoshimoto.co.jp 2002年の第2回大会に彗星のごとく現れ、大会自体の方向性にすら影響を与えたであろうコンビはその後、前期M-1の最終年となる2010年に優勝
ルルフ @hervorruf 菅ちゃん「僕は吉本をファミリーだと思ってません。僕のファミリーは宇治原だけです」 すげぇ 聞いたことないような真面目な声で渾身のボケをかましているが100%の本気だ #ちちんぷいぷい 2019-07-23 14:09:58 ルルフ @hervorruf 宇治原「何を言ってるかわからなかった。読解力オール5だった僕が。読解できなかったんです」 いいボケ(かつ本気)です宇治原さん やはりロザンは良いわあ… #ちちんぷいぷい 2019-07-23 14:15:19 ルルフ @hervorruf 「芸人ファーストというのはおかしい。株式会社なら株主、お客様、あと芸人含め社員の筈。【一部の芸人ファースト】と感じる」みたいな指摘が滅茶苦茶真理を突いてて、クイズ芸人宇治原のおまけみたいにしか関東で認識されてない菅ちゃんの隠された牙を思い知らされた #ちちんぷいぷい 2019
1月17日、文春オンラインが松本人志さんに対する第3報を配信。「6、7人目の告発者が…松本人志『ホテル室内写真』と『女性セレクト指示書』」という見出しで、性加害疑惑の証言者が増え、さらに“指示書”の存在が浮上して、再び物議を醸しています。 ここまでの報道を振り返ると、12月26日の第1報は「《呼び出された複数の女性が告発》ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」、1月9日の第2報は「松本人志『SEX上納システム』3人の女性が新証言《恐怖のスイートルームは大阪、福岡でも》」でした。 センセーショナルに繰り広げられる文春報道 「俺の子ども産めや!」「SEX上納システム」「女性セレクト指示書」というセンセーショナルかつキャッチーなフレーズは、松本さんにとって間違いなくネガティブなものであり、共演者やスタッフ、スポンサーなど多方面への悪影響から活動休止を決断したことがそ
「女性に対する接し方も全然変わった」 今田耕司(いまだ・こうじ)1966年、大阪府生まれ。1985年に4期生としてNSC大阪校に入学。翌年に舞台デビューを飾り、2021年で芸歴35年。4月14日から、今田耕司×鈴木おさむの演劇シリーズ第7弾『てれびのおばけ』がスタートする ──先日『ボクらの時代』(フジテレビ)で、既婚者の芸人さんが妻に対して「1日ぐらい友達と遊ぶ日を与えた」という言い方をしていたときに、今田さんがすぐに「『与えた』という言い方はおかしい」と注意されていたのが印象的でした。 そうそう、こいつまだ、“昭和”やなと思って(笑)。 ──正直、今田さんは女性に厳しいというイメージがあったから驚きました。 若いときは、確かにめちゃくちゃ厳しかったですね。というか先輩の影響ですかね。女の子に優しくしてたら「何してんねん!」って言われる世界でしたから。みんなで飯食ってるときに彼女からの電
上沼はM-1で、女性初、そして唯一の審査員として2007年から2020年まで、8大会の審査を務めている。芸人たちに浴びせる忖度なしの発言はガチンコと信頼される一方で、たびたび炎上してきた。彼女に反発したのは視聴者だけでなく、2018年には前年に優勝したとろサーモン・久保田かずのぶ(41)とスーパーマラドーナ・武智(42)がインスタライブで上沼の審査を批判する事態も起きた。 女性コンビとして唯一M-1決勝に2度進出したハリセンボンの近藤春菜(左)と箕輪はるか 公式サイトより 「私も昔やってましたのでわかるんですけど、女性同士の漫才っていうのは、ネタが限られるんですよね。ちょっとやり過ぎたらガラが悪くなる。笑えなくてお客さんが俯いてしまう。(ハリセンボンには)それがまったくない。ものすごく品があって、見やすくて、完璧。ただ、女性同士は恋をすると漫才がおもしろくなくなります。(ハリセンボンを見て
◆◆◆ 「インディアンスの後はやりにくいな……」 ――M-1決勝、ラスト出番の10番目でした。待つの、疲れませんでしたか? 松陰寺 正直、めちゃくちゃ疲れました。本番前、僕らの師匠でもある事務所の先輩のTAIGAさんに呼び出されて、「賞レースで失敗しないためのノウハウを教える飲み会」を開催してもらったんです。その席で、2つのことを言われて。1つは「爪痕をちょっとでも残せればいいやみたいな弱気な思考は捨てろ」と。絶対、優勝するつもりで行けと言われました。もう1つは「何番目でも前向きに行けるよう常に準備をしとけ」と。なので、何番目がいいとか考えずに、来たところで行くぞと思ってました。クジが引かれるたび、相方に「よし、次、行くぞ」って声をかけて、よし来い、よし来いって待ってたんです。結局、それをトータルで9回やったんで……。 ――最後、インディアンスとぺこぱの2組が残りましたけど、タイプ的にイン
“孤高のカルト芸人”――。 芸人・永野を、そう称する人は少なくない。2015年、「ゴッホより、普通に、ラッセンが好き」のネタでブレイク。だが、なぜ彼が“孤高”かつ“カルト”になったかは、意外なほど語られていない。 昨秋、永野は『僕はロックなんか聴いてきた ~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』を上梓した。自身のYouTubeチャンネルで繰り広げるロック原体験が話題を呼び、書籍化へとつながった格好だ。 「若いころに通った音楽や映画って、孫悟空の輪っかみたいなもので取れないんです」 そう語る永野の言葉は、こじらせてきた者たちを阿鼻“共感”させる説得力に満ちている。 なぜ永野は“孤高のカルト芸人”と呼ばれるにいたったのか? 話を聞いた。(前後編の前編/後編を読む) ◆◆◆ ――『僕はロックなんか聴いてきた ~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』では、永野さんの赤裸々な青春時代、音楽的背景
AKB48の最後の一期生で、アイドル歴14年の峯岸みなみさん。新型コロナの影響で卒業が延期となり、アイドル“留年”中のいま「かがみよかがみ」でコラムニストデビュー!「他人に褒められることをモチベーションに生きてきた」というアイドル時代を振り返りながら “宿題”に向き合います。 先週の土曜日、私の中の意識が大きく変わる出来事がありました。フジテレビ『まっちゃんねる』という番組内の1コーナー「女子メンタル」という、女性タレント同士が笑わせ合う企画にて、まさかまさかの優勝を果たしたのです。 峯岸みなみさん前回コラム:「禁酒300日を超えた私が思う、禁酒を始めて良かった7のこと」 普段、出演番組の放送後にエゴサをしてみても、やれ“嫌い”だ、やれ“整形”だと辛辣な言葉が並ぶツイッターが、その日だけは称賛の嵐。友達からも、しばらく会っていない人からも労いの連絡をもらい、翌日には新しい仕事のお話が何個も
今、女性芸人の世界が揺れている。女性芸人といえば、当たり前のように「ブス」「デブ」「非モテ」をいじられ、そこで強烈なインパクトを残すことが成功への足がかりとされてきた。 しかし、持って生まれた容姿や未婚か既婚かどうかの社会属性などを「笑う」ことに対して、今世間は「NO」という意思表示をし始めている。「個人としての感覚」と「テレビが求めるもの」、そして「社会の流れ」。三つの評価軸の中に揉まれながら、女性芸人たちは新たな「面白さ」を探し始めている。 ◆ 登場は強烈だった。白いパジャマにくまのぬいぐるみ、見開いた目で唱えるネタはポップな狂気に満ち溢れ、たちまちテレビバラエティに引っ張りだことなった鳥居みゆき。 しかしどの番組も彼女の芸人としての「取扱説明書」を見つけることはできず、いつしか活動のベクトルは単独ライブや演劇へと向かう。鳥居みゆきは何を求め芸人の世界に足を踏み入れたのか。今、鳥居みゆ
テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。 『あちこちオードリー』 ゲストは中田敦彦。オードリーとしても芸歴は後輩でも“テレビの先輩”であり『笑っていいとも!』で共演し「関係が深い」間柄。近年の活動からか「どのくらいしゃべってくれるのか」と不安がってもいたが、蓋をあけると、番組史上屈指の深い話が連発した回だった。 中田は『しくじり先生』から生まれた「中田歴史塾」に勝負を賭けていたが、結果が伴わなかったことで「MCになる実力がない」と挫折したと明かし、YouTubeも「絶望の淵でギリだった」のだとぶっちゃける。「人の気持ちがわからない」から「愛されたい」のに、結果「最後ひとりでしゃべってる」のだと。「俺の話を聞いてくれ」という思い
今田耕司は今もなお、迷っている。 芸歴35年、司会を務めた番組は数知れず。それでもテレビの現場は、毎日が「出たとこ勝負」。未だ見つからない自分の定位置を作るため、「イチかバチか」を繰り返し、気が重い仕事にも立ち向かう。 司会者として、お笑い芸人として、タレントとして。今田が最も大切にしていることを聞いた、インタビューの前編。 【関連】岡村隆史が語るデビューからの30年「誰かと競い合うのは40歳でやめたんです」 “安泰”な場所なんてない「常に試されながらです」 今田耕司(いまだ・こうじ)1966年、大阪府生まれ。1985年に4期生としてNSC大阪校に入学。翌年に舞台デビューを飾り、2021年で芸歴35年。4月14日から、今田耕司×鈴木おさむの演劇シリーズ第7弾『てれびのおばけ』がスタートする ──もうすぐ始まる舞台は「テレビ」がテーマだそうですね。今田さんは芸人としてデビューする前、テレビに
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、きょう9月20日、41歳の誕生日を迎えた。この1年は、若林にとってさまざまなことがあった。中学・高校の同級生である春日俊彰と組むオードリーとしては、ラジオのレギュラー番組『オードリーのオールナイトニッポン』の10周年を記念して、昨年より全国各地をまわるライブツアーを実施、今年3月には日本武道館で3時間半ものライブを行なった。武道館ライブのクライマックスでは、春日と二人きりでステージに立って漫才を披露する。終わって暗転した途端、会場中から拍手喝采が起こった。若林はこのときの感想を、《オードリーの物語があったとして、中学2年の出会いの場面から始まるとしたら、本当にここで終わっても全然良かった》と記した(※1)。 「ぼくが一番潰したい男のこと」 武道館ライブの翌月、春日がテレビ番組で11年交際してきた女性にプロポーズした際には、若林もその場に立ち会い、号泣し
テレビのバラエティー番組などで活躍した落語家でタレントの笑福亭笑瓶さんが22日午前、急性大動脈解離のため亡くなりました。66歳でした。 笑福亭笑瓶さんは大阪市出身で、1980年に大阪芸術大学を卒業したあと、落語家の笑福亭鶴瓶さんのもとに入門し、修業を始めました。 関西を中心にテレビやラジオに出演するようになると、明るい人柄がお茶の間に親しまれ、1987年からは東京に拠点を移してテレビのバラエティー番組などで活躍し、トレードマークの黄色いめがねや、ものまね芸などで人気を集めました。 また、NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にも出演するなど幅広く活躍していました。 所属事務所によりますと、笑福亭笑瓶さんは東京都内の自宅で倒れ、22日午前、急性大動脈解離のため亡くなったということです。 66歳でした。 師匠で、落語家の笑福亭鶴瓶さんは所属事務所を通じてコメントを発表し「師弟関係を結ん
芸人として生き、文筆家としても発信を続ける水道橋博士さん(58)。今年3月から配信ライブ「アサヤン~阿佐ヶ谷ヤング洋品店」を立ち上げ、毎回世間を驚かせるゲストを自らブッキングしています。「58歳と言うとオワコンと思われる年齢なんだろうけど、ギブアップせずに続けたい」と語る原動力は師匠・ビートたけしさんへの思いでした。 オワコンにならない 今年3月で30年ぶりに地上波のレギュラー番組がゼロになりまして(笑)。 だったら、バラエティ番組を自分で立ち上げてやるという気概で配信ライブ「アサヤンー」を始めたんです。 3月18日から、今決まっている8月18日までで計20回、やることになっています。週イチなので、かなりのペースではありますよね。ま、ムキになっちゃってるんですよ(笑)。 ライブはライブハウスで2時間半のショーとして収録して、配信、その後、YouTubeで一時間番組として流しているんですけど
また、中小企業の経営者や不動産持ちが資産管理会社からのコンサル名目で女性に給料を出して囲う昭和ながらの愛人商売も現在は過去支払い分も含めてどしどし否認されるようになり、令和の風を感じるようになりました。 結果的に、芋づるでギャラ飲みや援助交際で多額の資金を現金で引き出していた女の子たちも無事に御用となることになります。 また、最近ではYouTubeやX(旧Twitter)、Instagramなどで不透明な取得経路でバーキンのバッグなどを見せびらかしたり海外旅行でハメを外す画像動画類を拡散すると「ユーはどうやって海外へ」というお調べが発生するのも定着してきました。 そのカネis何。まあ海外では現金をあまり持ち歩かずカード決済がほとんどでしょうから日本人は足つきまくりですからね。特殊詐欺で頑張るお兄ちゃんがたもビシバシ捕まる世の中になってきました。 ところが、最近になって、新宿トー横などで若い
同誌では、2015年に男女計40人が逮捕された振り込め詐欺グループが14年末に催した忘年会に入江を始め、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成らが出席していたと報道。この場に芸人らの出席を仲介したのが入江だったとしている。 よしもとによると、入江ら5人に事実確認を行ったところ出席の事実を認めたとのこと。入江については、知り合いの結婚式を兼ねたパーティーだと聞かされており、自身はその知り合い・グループが特殊詐欺を行っていたことは知らなかったという。しかし、深い交流があったのは事実で、事態を重くみた事務所側は今月4日付で契約解消とした。カラテカとしての今後については未定。 ほかの4人については、出席は認めているものの入江に出席を頼まれた立場で詳細を知らされておらず、今回は厳重注意処分とした。
3月6日に開催されたピン芸のナンバーワン決定戦『R-1グランプリ 2022』(カンテレ・フジテレビ系)は、弾き語りネタを披露したお見送り芸人しんいちが優勝を飾った。 今大会はファーストステージで、しんいち、吉住、渡部おにぎり(金の国)の3人が463点で2位に並ぶという珍事が起きた。さらに首位でターンしたZAZYの得点もわずか1点差の464点。ファイナルステージには、審査員の決選投票でしんいちが勝ち上がり、ZAZYと争うかたちとなった。 バカリズムの独自採点、同点数なしで1点差順に並べる 『R-1グランプリ 2022』の激戦に拍車をかけたのが、審査員をつとめたバカリズムの存在だ。以前から『R-1』の審査員待望論が強かったバカリズム。その採点は予想以上に独自性を発揮したものだった。 まず興味深かったのが、ファーストステージでバカリズムだけが審査員で唯一、8名の出演者に対してひとりとして同点数を
少し前までのお笑い界は高齢化が叫ばれていて、若い芸人はなかなか世に出てこられない状態が続いていた。だが、第七世代ブームによってその状況は一変。いまや第七世代がバラエティ界における1つの勢力となっている。 そんなお笑い界における第一世代として必ず名が挙がる芸人といえば「ザ・ドリフターズ」ではないだろうか。彼らが残した功績、そしてメンバーの入れ替わりで新たに加入した志村けんに伝えられたものとは……。お笑い評論家のラリー遠田氏の新刊『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社)を引用し、ドリフがお笑い界に与えた影響について紹介する。(全2回の1回目/後編を読む) ◆◆◆ 5人のキャラが確立された ドリフがポスト・クレージーキャッツと呼ばれながらも、クレージーキャッツとは違う形の笑いを確立する最初のきっかけになったのは荒井注だった。 いかりや長介が寄せ集めたメンバーの1人だった荒井は、ピアニ
“松本人志とは何者なのか?”3つの時代から紐解く『ドキュメンタル』の価値。ジレンマを越えて辿り着いた「成れの果て」 平成以降の「お笑い」においての最重要人物は、紛れもなく松本人志である。毎日のようにテレビに出演しながら、「笑い」を日常的にお茶の間で楽しむコンテンツに押し上げ、その一方でストイックな実験と挑戦を何度も繰り返してきた。 そんな松本氏の最新の試みが『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』である。シーズン9に突入し、目の肥えたお笑いファンからはすでに厚い支持を集めつづけているが、その魅力はどこにあるのだろうか? 「コンテンツ全部見東大生」としても人気のお笑い芸人・大島育宙(XXCLUB)が、「松本人志の歴史」を紐解くことで、その集大成とも言える『ドキュメンタル』の価値を解説する。 知ればさらに深く楽しめる、『ドキュメンタル』誕生の背景とは。 松本人志
宇多丸さんが2020年3月30日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で亡くなった志村けんさんを追悼していました。 (宇多丸)ということでちょっとね、世の中的に皆さん、まあ言うまでもなく新型コロナウィルスの拡大を受けて、東京都でも自粛要請が……っていうのは今更、私が言うまでもなく。そんな中、皆さん大変な思いをしながらご生活をされているとは思いますが。そんな中、ちょっと本当にびっくりしましたね。志村けんさん。3月29日の夜にお亡くなりになってしまったという。70歳という、お若いんですよ。 (熊崎風斗)今日、午前中に速報が流れてきて。誰しもが本当に衝撃的だったと思いますが。 (宇多丸)結構世界のVIPというかビッグネームの方々がコロナウィルスにかかってしまったとか、亡くなった方も出てきたというのもありましたけども。日本においてこれほどインパクトのある名前、特にあの志村さんですから。
多くの視聴者を驚かせたのは、吉本興業と芸人の間には「契約書」が存在せず、業務発注などは口頭で行われているということ。岡本社長は記者会見でこの点を追及されると、「どういう形が模索できるかやっていきたい」と回答した。 しかし、朝日新聞デジタルが7月13日に報じた大崎洋会長のインタビュー(「芸人との契約、今後も「紙より口頭で」吉本興業HD会長」)では、大崎会長はこう答えている。 「結論から言うと変えるつもりはない。吉本に契約書がないと言っているのは、つまり専属実演家契約のこと。それとは別に口頭で結ぶ諾成契約というものがあり、それは民法上も問題がなく成立する」 「所属」なのに、実際には「雇用」していない つまり、出演依頼を口頭で行い、それを口頭で承諾すれば、契約が成立しているので、その方式を変えるつもりはない、というのだ。 吉本興業の仕事を受ける芸人は個人事業主という扱いで、「吉本興業所属」という
■肥後克広コメント 全国のダチョウ倶楽部ファンの皆様、今回はこのようなことになってしまい、申し訳ありませんでした。 仕事関係者の皆様、申し訳ありませんでした。 何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。 でも、それが上島の芸風です。 皆で突っ込んでください。 「それ違うだろ!」 「ヘタクソ!」 「笑えないんだよ!」 と地面でも蹴ってください。 上島は天国でジャンプします。 皆様もジャンプして下さい。 そして、上島の分、3倍笑って下さい。 皆にツッコまれる、それが上島の芸風です。 ダチョウ倶楽部は解散しません。 二人で純烈のオーディションを受けます。 ヤーッ! どんな悲しいことがあってもみんなでクルリンパ! ダチョウ倶楽部 肥後克広 ■寺門ジモン コメント ダチョウ倶楽部上島竜兵を愛してくれた皆様本当に申し訳ありません こんな形でのお別れです 僕は竜
(山里亮太)そうなんですよ。ひどかったですよね、町山さん。あの時。 (町山智浩)ねえ。で、「なんで?」って聞いたら「いや、私はモテない側じゃないから……」ってあの場で赤江さんに言われたんだけども。 (山里亮太)そうですよ。 (赤江珠緒)「非モテグループで撮るのはね……」みたいなね。 (町山智浩)そう。「その中に入るとモテないのと一緒にされちゃうから嫌だ」って言う方もどうかしてるけども! (赤江珠緒)アハハハハハハッ! (山里亮太)そうですよね。そうだ、町山さん。赤江さんが悪いんだ、この話は! (町山智浩)どうかしてるけど、その横にいた山ちゃんはその時、「本当は俺もそっち側だから……」っていう風に思っていたでしょう? (赤江珠緒)そういうことですね。 (山里亮太)いや、町山さん、違うのよ! そんな感じじゃない。違いますよ! (赤江珠緒)そういうことになるんですよ、町山さん。 (町山智浩)「謀
博多大吉さんが2022年4月6日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でダウンタウンのお二人が『伝説の一日』で31年ぶりに漫才を披露したことについてトーク。なんばグランド花月の舞台袖から見たダウンタウンの漫才について話していました。 (赤江珠緒)大吉先生はあれでしょう? 吉本さんは、もう……。 (博多大吉)そうですね。(たまむすび)10年の後に言うのもあれですけども。110周年のイベントがありまして。まあ、山ちゃんもしゃべっていたと思いますけど。もう本当、この時の記憶というか、感じたことが抜けないね。まだ夢見心地というか、ちょっとボーッとしている自分がいますね。 (赤江珠緒)そうですか。4月2日、3日と2日間開催で。 (博多大吉)僕らは3日、千秋楽と言われる回の……2日と3日でね、8公演あったんですけど。1日で4公演ずつ。で、4公演目。つまり両日とも、4公演目は『さんまの駐在さん』なんですよ
12月22日に決勝が行なわれる「M-1グランプリ」。 オール巨人さんは今年も審査員に名を連ね、自身7度目のM-1となります。昨年は同じく審査員を務める上沼恵美子さんをめぐっての暴言騒動もありました。M-1は出場コンビはもちろん、彼らの命運を握る審査員にとってもプレッシャーの大きい舞台ではないでしょうか。 そんな審査員を「来年は休もうかな」と明かした巨人さん。その理由とは? (全3回の2回目/#1、#3へ) ◆ ◆ ◆ ミルクボーイはだいぶ前から知ってますよ ――今年のM-1決勝は史上最多、7組が初出場ですが、どれくらいご存知なのですか? 9組中8組は、いちおう吉本ですが。 巨人 半分くらいわかりませんでしたね。ミルクボーイとかは、だいぶ前から知ってますよ。 ――ミルクボーイは予選でも、ことごとく大爆笑させていました。 巨人 最初、ぜんぜんおもろなかった。ちゃんとしゃべってくれよ!いうレベル
芸人と暴力団、半グレといった裏社会との関係は、「光」と「影」などではない。カネ、オンナなど互いの利害で絡み合い、混然一体となっている。本誌が掴んだ両者の蜜月の全貌をご紹介しよう。 背後に「本職」がいた 「芸人が個人的な交友関係から、暴力団や半グレと付き合い、結婚式やパーティの余興に呼ばれ、『闇営業』をするというケースは後を絶ちません。 特に半グレはクラブなどで飲み歩くことが多く、そういった遊びを通じて芸人と接点を持つことも多いのです」(暴力団事情に詳しいジャーナリストの溝口敦氏) 6月7日発売の『FRIDAY』が報じた、吉本芸人らの「闇営業(事務所を経由せずに反社会的勢力の会合等に参加し、ギャラを得る行為のこと)」問題が収束する気配を見せない。 '14年12月に都内のホテルで開かれた振り込め詐欺グループの忘年会に、『雨上がり決死隊』の宮迫博之(49歳)、『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮(
——当時、テレビで見ない日はないというぐらい、いろんな番組に出演されていましたが、どうやってあの忙しさをこなされていたんだろうと。きつくなかったですか? 中島 全然きつくはなかったです、若いから。最初、レギュラーをもらった時は、19ぐらいかな。あ、すみませんちょっと……私、ピアスをつけ忘れてて。 ——どうぞ、どうぞ。 中島 失礼しました。 ——素敵なピアスですね。 中島 ありがとうございます。これ、いいやつに見えて、250円ぐらいなんです。大分、すごいですよ。 ——ほんとですか? 中島 そうなんですよ。いいデザインのものが安い。大分って文化的には洒落てるのに、外には絶対言わないお国柄というか。ちょっと面白いですけどね。 ——街の雰囲気はハイカラですもんね。 中島 そうそう。若い子とかオシャレでかわいい子多いのに「大分は別に大したことないんで」みたいな感じなんです。関西人からしたらちょっと意
東京・NEW PIER HALLにて本日行われた準決勝を勝ち抜いたのは、インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、ニューヨーク、すゑひろがりずの9組。彼らに敗者復活戦の勝者1組を加えた10組が、12月22日(日)にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送される決勝のステージに立つ。決勝の審査員を、すでに発表されている松本人志、上沼恵美子、オール巨人のほか、サンドウィッチマン富澤、立川志らく、ナイツ塙、中川家・礼二が務めることもわかった。 今大会には過去最多の5040組がエントリーしており、準決勝にはワイルドカード枠の金属バットを含む26組が出場した。なお決勝進出者発表会見の様子は別記事で紹介する。 「M-1グランプリ2019」準決勝出場者アインシュタイン / からし蓮根 / ミルクボーイ / ぺこぱ / オズワルド / マヂカルラブリー / すゑひろがり
9月上旬の昼下がり、お笑いコンビ『Aマッソ』の加納(32)が東京都杉並区内にある築52年の自宅マンションから、駅へと向かっていった。ベージュのシャツにブラウンのパンツ、ブラウンの革靴のワントーンコーデに、黒い大きなバッグと、夕方から降る予報の雨に備えてビニール傘を持っている。駅まで向かう約8分間の間、視線は常に右手に持ったスマートフォンに向かっていた。 「Aマッソは、小学校からの幼なじみで結成された、加納さんと村上さんのコンビです。観客に媚びない独自の世界観のネタで、漫才にもコントにも定評があります。単独ライブのチケットは常に即完売で、ライブシーンには数年前からずっと欠かせない存在ですね」(お笑いライター) '20年の『女芸人No.1決定戦 THE W』では、見事決勝進出を果たし、ネタ番組を中心にテレビ番組への出演も増加。人気が急上昇している。 「ネタ作りを担当している加納さんは、ピンでの
関西を拠点にテレビ・ラジオ・舞台で活躍し、『キングオブコント』、『M-1グランプリ』では何度もファイナリストになっている実力派コンビ・アキナの山名文和と、吉本新喜劇でマドンナ役からボケ役まで幅広くこなし、吉本新喜劇ィズのボーカルとして音楽活動にも挑戦している宇都宮まきが、本日7月24日(土)放送の『せやねん!』(MBS)内で結婚を発表しました。 ラフマガでは、新婚ホヤホヤの2人に独占インタビューを敢行! インスタグラムで大人気の山名の愛犬・おまめ(9歳)も同席する中、出会いから結婚までの道のり、お互いへの想いなど、たっぷり語ってもらいました。 トミーズ雅の「付き合えや」がきっかけに ──まずは、なれそめから聞かせてください。 山名 去年の末、『せやねん!』の本番前にみんな集まってるところで、(トミーズ)雅さんが「今の(『せやねん!』出演)メンバーで結婚してないの、まきちゃんと山名だけやな。
漫才頂上決戦「M-1グランプリ」。 2001年の開始以来、この賞レースに人生を左右された芸人は数知れない。チャンピオンという肩書を手にして売れっ子にのしあがっていく者、2位に甘んじながらもその後大きく開花する者、ファイナリストとなるもやがて解散の道を選ぶ者……悲喜が交錯する決勝のとき、その場に立つ芸人はいったい何を食べ、何を考えているのだろうか。 不安と緊張、そして終わったときにはとてつもない解放感が訪れるであろう数日間に食べたものの記憶は、M-1というドラマチックすぎる出来事と分かちがたく結びついているはずだ。 ・・・ 短期集中連載でお届けする本企画、第二弾はタイムマシーン3号さん。 www.ohtapro.co.jp 当時若手の登竜門だった『爆笑オンエアバトル』(NHK)で十分な結果を残していた彼らが、初めてM-1の決勝に進出したのは2005年。関さんの体型を活かした“デブネタ”で挑む
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