すでに、その歌声を聴いて驚かれた方も多いと思いますが、本日10月30日、株式会社インターネットより、「Synthesizer V AI 花響 琴(Hibiki Koto)」が発売されました。非常に人間らしくリアルに歌うAI歌声合成エンジンとして広く知られるSynthesizer V AIではありますが、花響 琴はその中でも最高レベルの歌唱力を持つと同時に、幅広い表現力を持った歌声データベースになっており、従来の歌声合成の世界観とは一線を画すこれまでにない歌声を実現するものとなっています。 まさに圧倒的な歌唱力の本格派シンガーであるデフォルトのボーカルスタイルに加え、優しく歌うBallade、かわいい声で歌うCute、暗い声で歌うDark、ミュージカル風に歌うMusical、Falsetto(ファルセット)、パワフルに歌うPowerと、さまざまな歌い方ができるのも花響 琴の大きな特徴。そして
ブオオオン、『インセプション』サウンドが流行りすぎた件をハンス・ジマーが振り返る「安っぽくなってしまった」ブオオオン © 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved 2010年代、“ブオオオン”という重低音が映画の予告編映像で多用されることがあった。クリストファー・ノーラン『インセプション』(2010)で使われたことがきっかけだ。この象徴的な音を生み出した映画音楽界の巨匠ハンス・ジマーが、米Vultureでブオオオン・トレンド(?)を振り返っている。 英語圏で“BRAAAM”と表記されるこの音は、ハンス・ジマーが作曲を手がけた『インセプション』予告編で強烈な地響きを起こした。こちらの映像では、全編にわたって不穏な響きが繰り返し使用され、最後に映画のロゴが登場する場面では、4度にわたって鳴り響く。 ノーランのダイナミックな演出と相性の良いこの音は、映
音楽生成AI「Suno AI」がX(旧Twitter)上で話題になっている。歌詞や曲調を文章で指示するだけで音楽を自動生成するサービスで、PCやスマートフォンのWebブラウザ上から利用できる。生成した音楽の出来栄えには、プロの音楽家からも驚きの声が上がっている。 Suno AIは、米国を拠点とする音楽家とAIの専門家たちからなる米Sunoが運営するサービス。開発者の中には、米MetaやTikTokを運営する中国ByteDanceなどに所属していた人たちもいるという。利用にはGoogleやMicrosoft、Discordのアカウントが必要で、12月14日時点ではβ版を提供中。1日5回まで無料で音楽を生成できる他、有料プランもある。 早速使ってみた そのお手並みは? 記者も試しに利用してみた。メニューにある「Create」を押し、「記事を書くのがはかどる音楽を作成してください」と指示を入れた
初音ミクなどバーチャルシンガーを好む層の中では話題となっているのだけれど、2022年3月1日にCASIOからカシオトーンブランドの新製品「CASIO CT-S1000V」が発売開始となったけれど、このCT-S1000Vが最高なので語ってしまいたいと思う。 「カシオトーン?電子キーボードの?よく家電量販店に売ってるアレ?」と反応してくれる人は流石だ。 その通りで「家電量販店に並んでる電子キーボードでネコ踏んじゃったを弾いた。それはたまたまカシオトーンだった」なんていう経験を持ってる人は少なくはないと思うけれど、CT-S1000Vはそのカシオトーンブランドの新製品だ。 「電子キーボードなんて興味ないし」というそこのアナタ、実を言うと筆者は電子キーボードのみが好きというわけでなく様々なガジェットを愛するガジェットマニアなんだ。 筆者は単に電子キーボードをパソコンやスマホ、カメラなどに並ぶものとし
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 英国の数学者らと、カナダのウォータールー大学と米アーカンソー大学に所属する研究者らが発表した論文「An aperiodic monotile」(プレプリント)は、繰り返しパターンを作らず、2次元の表面を無限に敷き詰めることができる単一のタイル形状を発見した研究報告である。 このような図形を非周期的なタイルと呼び、2次元の平面にタイルを隙間なく敷き詰めるが決して周期的ではない形状を指す。 非周期的なタイルの最初の集合は、1966年に発見された2万種類以上のタイルの組み合わせだった。その後、タイルの種類を減らす方向に研究が進んだ結果、最も有名な非周期的なタ
「防音物件についてはめちゃくちゃ調べています」 アニメソングのシンガーソングライターとして活躍するほか、「ようこそジャパリパークへ」など数々のヒット曲の作詞・作曲を手がけるなど、音楽家として幅広く活動するオーイシマサヨシさんは、こう胸を張ります。 引越しのたびに都内や近郊の防音マンションを丹念に調査し、今では後輩のミュージシャンに相談されるほどの「防音物件マニア」なのだとか。 メジャーデビューを果たし意気揚々と上京した20代、音楽活動をやめて故郷の愛媛に帰ることも頭によぎったという転機、そして「人生を救われた」という運命の物件との出会い……。 オーイシさんの音楽人生を支えてきた数々の防音物件について、引越し遍歴と共に語っていただきました。 オーイシマサヨシさん:1980年1月5日、愛媛県宇和島市生まれ。2001年に「Sound Schedule」でメジャーデビューして以来、音楽家として数々
さまざまな楽器の音が重なって構成される音楽を、シンプルなアルゴリズムで楽器ごとに分解して楽譜化するツール「Audio Decomposition」を、コンピューターサイエンスを勉強中という高校生のマシュー・バード氏が公開しています。 Matthew Bird - Audio Decomposition https://matthew-bird.com/blogs/Audio-Decomposition.html GitHub - mbird1258/Audio-Decomposition https://github.com/mbird1258/Audio-Decomposition バード氏によると、Audio Decompositionはもともと「音楽を楽譜に変換したい」という自身のニーズと、オープンソースで簡単なアルゴリズムによる音源分離ツールが不足していることから始まったプロジェク
「ボカロ」というジャンルの現在を総括する評論同人誌『ボーカロイド文化の現在地』の主宰・highlandさんが選ぶ、2023年のボカロ名曲15選──。 2023年に入ってますます盛り上がりを見せているVOCALOID(以下、ボカロ)シーン。 その熱狂は多かれ少なかれコミュニティ外にも認知されていると思うが、一方で「今のボカロに興味はあるけど何から聴けばいいのか分からない」と感じている方も多いことだろう。 今回は2023年に発表されたボカロ曲の中から、ボカロを知らない人にも届くような力をもつポップな名曲を15曲ピックアップした。 少しでも気になる曲があればぜひ聴いてみてほしい。 執筆:highland目次 1. 強風オールバック(歌愛ユキ)/ Yukopi2. 人マニア(重音テト)/原口沙輔3. 花に風(初音ミク)/バルーン4. マザーデイズ(可不)/Chinozo5. ザムザ(初音ミク)/て
Stability AI は、音楽とサウンド生成のための初のAIモデルとなる Stable Audio を発表しました。 Stable Audio は、最新の生成 AI 技術を駆使し、使いやすい Web インターフェースを介して、より高速で高品質な音楽とサウンドエフェクトを提供する世界初の製品です。Stability AI は、45秒までのトラックを生成してダウンロードできる Stable Audio の基本無料版と、商用プロジェクト用にダウンロード可能な90秒のトラックを提供する「Pro」サブスクリプションを提供しています。 StabilityAI の CEO である Emad Mostaque は、「唯一の独立した、オープンでマルチモーダルな生成 AI の会社として、音楽クリエイターをサポートする製品を開発するために私たちの専門知識を活用できることを嬉しく思います。私たちの願いは、St
「制作済みだったBGM30曲以上をほぼすべてリメイクすることになった」 「『ウマ娘2』を作っているくらいの意識に近かった」 『ウマ娘 プリティーダービー』(以下『ウマ娘』)開発初期より、約5年に渡って二人三脚で楽曲を手掛けてきた本田晃弘氏、内田哲也氏はそう語る。 本田晃弘氏は『メタルギア』シリーズなど数多くのゲームミュージックを担当。『プリンセスコネクト!Re:Dive』(以下『プリコネR』)でもサウンドプロデューサーを務めている。「うまぴょい伝説」を生み出した張本人でもある。 内田哲也氏は「お願い!シンデレラ」をはじめ数多くのアイドルソングを手掛ける作曲家。『アイドルマスター シンデレラガールズ』では音楽プロデュースを手掛けている。 本田晃弘氏(左)、内田哲也氏(右)。 楽曲制作陣の豪華さもすごいが、それ以上に、すでに出来上がっていた30曲以上のBGMを作り直していた事実に驚きを隠せない
任意のオーディオソースをMIDIに変換する最先端のオーディオプラグイン DamRsn「NeuralNote」がリリース&無料配布中となっております。 任意のオーディオソースをMIDIに変換できる最先端のオーディオプラグイン DamRsn「NeuralNote」がリリース&無料配布中となっております。 NeuralNote は、最先端のオーディオから MIDI への変換をお気に入りのデジタル オーディオ ワークステーションにもたらすオーディオ プラグインです。 あらゆる音楽器に対応 (音声を含む) ポリフォニック転写をサポート ピッチベンドをサポート 軽量で非常に高速な転写 プラグインで直接、転写された MIDI をスケールおよびタイムクオンタイズできる NeuralNote をインストールする ここからお使いのプラットフォームの最新リリースをダウンロードしてください(Windows および
NEUTRINO、CeVIO AI、Synthesizer V……と、まるで人間のように歌う、AI歌声合成の世界が賑わっていますが、今年この世界がさらに大きく変わる可能性が出てきました。一般ユーザーが自分の声を収録し、それを元にAI歌声合成をするための統一した楽曲の規格を作り、公開されることになったのです。その仕組みづくりに貢献したのが、声優であり、マルチクリエイターでもある小岩井ことり(@koiwai_kotori)さん。AI歌声合成のために、小岩井さんが作詞・作曲するとともに、自ら歌唱したデータ、計50曲が公開されることとなり、それをテンプレートにして歌えば、それぞれのAI歌声合成ができる世界が実現できることになりそうなのです。 そのプロトタイプとなる小岩井さんの歌唱データベースが公開に向けて、準備を進めているところですが、正式公開前に、実際に歌わせることができるソフトであるNEUTR
オーディオプログラミング言語について、メジャーどころや面白そうなものを実際に触ってみて紹介する企画です。 共通のテーマは、(1)440Hzのサイン波生成+ゲイン調整、(2)wavファイルに400msecのディレイをかけてフィードバックとウェットレベルを調整の上で再生、としました。それぞれの言語でこの二つのプログラムを実装します。 オシレーター、ファイル読み込み、バッファ格納、フィードバック処理といった頻出処理の実装方法(もしくはライブラリ利用方法)がひととおり確認できて、言語間の比較もしやすいのではないかと思います。 githubの方も公開しました。こちらはすべての実行確認済みソースコードをダウンロード可能です。 https://github.com/aike/audiolang
OpenAIがChatGPTのLLM(大規模言語モデル)の新モデル、o3とo4-mini、o4-mini、o4-mini-highを公開しました。現在ではPlus、Pro、Teamユーザーが使えます。 新モデルの特徴は、これまでで最高に強力なreasoning機能を持ち、Pythonを駆使してさまざまな解析を行い、Web検索も行い、さらに画像生成もできる。双方向にマルチモーダルな、いわば「全部入り」です。 OpenAIはさらに、「Codex CLI」というターミナルベースのプログラミング環境をオープンソースとして公開しました。OpenAI API Keyが必須のため、完全に無料ではありませんが、2万5000ドル分のAPI利用を提供する取り組みもスタート(最大で100万ドル)するとしています。 ChatGPT o3、音楽の分析はできる?では自分はまず何を試すかというと、Sunoなどを使って自
デジタル化が進む近年では子どもたちへのIT教育に注力する国や自治体が増えており、生徒にノートPCやタブレット端末を与える取り組みが進んでいます。こうした取り組みは子どもたちのIT知識を育むことが目的かもしれませんが、2010年代に「公立の小中学生へ安価なノートPC(ネットブック)を支給する」という取り組みを行ったアルゼンチンでは、ノートPCを手にした子どもたちによって「ヒップホップ文化」が花開いたとのことです。 In Argentina, cheap government-issued netbooks sparked a musical renaissance - Rest of World https://restofworld.org/2021/argentina-netbooks-music/ アルゼンチン政府は2011年に「Conectar Igualdad」というプログラムを開
レコーディング、ミキシング、マスタリング、歌ってみたや演奏してみたなどなにかしらの形で音楽制作やDTMに携わったことがある人なら必ず一度は耳にしたことがあるソニーのロングセラーモニターヘッドホン「MDR-CD900ST」。 「業界標準」だとか「プロがみんな使ってる」とかそんな評判を聞いて試してみたら「あれ、こんなもん……?」と思った方も多くいると思います(笑)そんな900STについて、個人的に思っていることを以下にまとめました。 元々はソニーのスタジオだけで使われていた今ではサウンドハウスをはじめ、いろんなお店で普通に買うことができますが元々はソニーのスタジオで使うヘッドホンとして開発され、ソニーのスタジオ以外では手に入ることもできなかったそうです。 その後、1989年(平成元年!)に法人向け販売が始まり、1995年に家庭向け販売もスタートしたそうです。 ほんとに業界標準で、プロもみんな使
初音ミク 公式 @cfm_miku ✨明日放送!✨ 「新プロジェクトX 情熱の連鎖が生んだ音楽革命 〜初音ミク 誕生秘話〜」 📺4月19日(土)20:00〜20:50 nhk.jp/p/ts/P1124VMJ6… 2025-04-18 20:00:03 リンク 新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 - NHK 情熱の連鎖が生んだ音楽革命 〜初音ミク 誕生秘話〜 - 新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 歌詞と音階を入力することで誰でも自由に歌が作れる歌声合成ソフト。米津玄師やAyase(YOASOBI)など、このソフトを使った曲から大きく羽ばたいたアーティストも数多く、今や一つの文化を作ったと言われる。機械の声では感動しないという常識にあらがい開発に挑んだのは、楽器メーカーと地方のベンチャー企業のタッグ。さらに曲を作った世界中のクリエイターたち。情熱の連鎖が革命を生んだ、熱き人間ドラマ。 174 u
こちらの動画は、2022年2月17日にアップロードされたものなので、現在追加されている最新機能は確認できませんが、どんなものなのか雰囲気は伝わると思います。Soundmain Studioには録音機能、EQ、コンプ、リバーブといった各種エフェクト、その他DAWに搭載されているような基本機能が装備されており、同じくSoundmainのコンテンツの1つSoundmain Storeにも直接アクセス可能。 Soundmain StudioにはDAWの基本機能が搭載されている そもそもSoundmainとは、どういったサービスなのか、一度整理しておきましょう。Soundmainは、音楽クリエイターを最新の情報技術で支援する目的で運営されており、主に以下の3つのサービスを展開しています。 この中で、Soundmain Blogは、結構面白いネタを取り扱っているので、SNSで見かけて読んだという人は結
ライブドアニュース @livedoornews 【発表】Mrs. GREEN APPLE、野外ライブの騒音苦情が相次ぎ謝罪 「当日の風向きにより想定以上に…」 news.livedoor.com/article/detail… 事前にシミュレーションを重ね、音量についての調査を行った上での開催だったと説明した。しかし当日の風向きにより想定以上に広範囲に音が拡散したという。 pic.x.com/augadqHbTg 2025-07-28 22:59:08 Yasuhiro NISHIKAWA @y_nishika Mrs. GREEN APPLEのライブで、遠く離れた川崎まで重低音が聞こえた件について、音の伝わり方をシミュレーションしました。 音源を横浜・山下ふ頭とし、音の伝播をPE法で解析。 図1(風なし)では川崎や鶴見には音がほとんど届きませんが、図2(風あり)ではしっかり到達しています
では、一人の音楽素人がAIの力を借りたら、どの程度までコンセプトアルバムが作れるか、試してみました。思いついたのは、今日(2月27日)の11時30分ごろ。まず、ChatGPTにこう指令することから始めました。 ロックのコンセプトアルバムを作りたいので、12曲のタイトルと歌詞、そしてその曲調をそれぞれ英語で記述して そうすると、ChatGPTは12曲の概要を作ってくれました。 1. "Echoes of Eternity"曲調: エピックなインストゥルメンタルイントロ。壮大なストリングスとパワフルなドラムス。 歌詞の一部: (インストゥルメンタル) 2. "Shadows in the Moonlight"曲調: ミステリアスなヴァースとクライマックスへ向けて構築されるコーラス。 歌詞の一部: "In the silver glow, secrets come to dance, / Sha
ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)が開発した楽曲製作アプリ「Flow Machines」のモバイル版「Flow Machines Mobile」の配信が、2021年9月9日から開始されました。ユーザーが打ち込んだメロディーを基に、AIがユーザーの望むスタイルに合わせたメロディーを自動生成してくれるとのことで、どんなものなのか実際に触れてみました。 Flow Machines – AI assisted music production https://www.flow-machines.com/ Flow Machines mobileはiOS向けに提供されているとのことですが、記事作成時点でiPadにのみインストールが可能とのことでした。そのため、iPadでApp Storeにアクセスし、アプリをインストールします。 Flow Machines mobileを開くと、SN
12月8日に、またDTMの世界に新たな扉が開かれました。これまでもSynthesizer VをはじめとするAIを使った歌声合成のソフトはありましたが、今回誕生したMelisma(メリスマ)は、ヴァイオリンやオーボエ、チェロ……といった楽器を合成するシステムのβテスト版。もちろん、こうした楽器を再現するソフトとしては、これまでサンプリングを使った音源が数多くあり、まさにリアルな音で演奏できていました。でもサンプリングだと、たとえばタイやスラーでつないだ長い音符などとなると、どうしても限界があったし、ピチカート、トリル、フォール…といったアーティキュレーションでも表現の範囲が限られていました。 このMelisma(β)では、実際の演奏をディープラーニングしたものを元に演奏音を合成する、いわゆる生成AIのシステムで、サンプリングでは不可能だったリアルな演奏サウンドを作り出すことができるのが最大の
創造力は身近なところから。見て触って楽しい小型音楽ガジェット8選2025.01.01 22:0031,980 ヤマダユウス型 小さいからこそ手が届く領域がある。 2024年も様々な電子楽器が登場しましたね。なかでもデスクの上にちょこんと置ける小型サイズの電子楽器は、ガジェットにも通ずる親しみやすさが可愛らしい。僕も大好きなジャンルです。 ガチめなシンセサイザーやワークステーションとはひと味違う、小型音楽ガジェットの魅力を記事とともに振り返っていきましょう。 ハンドル付きでサクっと使えるサンプラーPhoto : Kazumi Oda「Chompi Club / CHOMPI Sampler」は、ゲーム感覚で楽しめるサンプラー。鍵盤的な操作性も持ち合わせているのはサンプラーとしては異色で、それゆえ演奏性も高い。デザインすごく可愛いし、棚に置いておくだけでも絵になりますねぇ。 音楽知識不要。指先
市販の歌声合成ソフトとして、ヤマハのVOCALOIDとともに独自の歴史を刻んできた「CeVIO」が1月29日、登場から8年を前に大きく進化。深層学習の技術を取り入れ「CeVIO AI」として、開発元のテクノスピーチが発売した。まずはその歌声を聴いてほしい。 これは、ソフト上で楽譜を打ち込んで再生ボタンを押しただけで出力された音声だ。それだけでこのように人間らしい歌声が出力できる。「しゃくりあげ」や「ビブラート」といった歌唱表現も勝手に付く。メインボーカルとして起用するにはもう少し調整が必要だが、作曲中の仮歌に使うなら文句のないクオリティーになっている。人間らしい歌声を合成するまでの時間が短いため、作業を迅速に進められるのがメリットの一つだ。 CeVIO AIリリースまでの道のり CeVIOは2013年公開のWindows専用音声/歌声合成ソフト。名古屋工業大学が長年研究しているHMM(隠れ
iPadでの簡易試聴用に開発したツールです 詳細な聴力検査は、耳鼻咽喉科の受診をお勧めします はじめに右下の「人の音声」ボタンを押して、声が聞こえるか確認をお願いします 高い音が聞こえない場合でも、ボリュームを大きくしないようご注意願います ※ Hz(ヘルツ) : 1秒間あたりに何回振動するかを表す周波数の単位です
自分だけに音が聞こえる魔法のスピーカー「SoundBeamer」2021.02.27 19:0054,314 Victoria Song - Gizmodo US [原文] ( 福田ミホ ) ヘッドホンを装着しなくても、自分だけの音空間。 最近、オープンイヤー型のオーディオに勢いがあります。JLabとBoseはサングラスをヘッドホン化するアイデアを打ち出しましたが、さらに興味深いのがイスラエルのスタートアップ、NovetoによるSoundBeamerです。SoundBeamerは、狙ったユーザーにしか聞こえないように音を届けるするデバイス、とされてます。 狙った人の耳だけに音をビームSoundBeamerは卓上型で、3Dモジュールを使ってユーザーの耳を認識し、耳が移動してもトラッキングして音を届けます。NovetoのCEO、Christophe Ramstein氏によれば、SoundBea
DAWを使った音楽制作初心者が最初に直面する大きな壁は、コード進行やスケールなど音楽理論に関わるものかと思います。しかし、その次につまずきがちなことといえば、構成が完了した曲のミキシングやマスタリングの問題ではないでしょうか? 現在では、ミキシング/マスタリングに関するチュートリアルはオンライン上で動画、テキストかかわらず多数公開されていますが、その内容は千差万別。それだけにどれが自分にとって最適なものなのかを判断するのもなかなか難しいかと思います。またそのようなチュートリアルは必ずしも経験を積んだプロによるものとは限りません。 そこで今回、特にマスタリングの前段階であるミキシングについて悩みを抱えている人におすすめしたいのが、ベルリンのマスタリングスタジオ「Glowcast Audio」を運営するプロマスタリングエンジニアのConor Daltonによるミキシングのアドバイスをまとめた「
世間では音楽のサブスクリプションサービスが広まっていますが、中にはサブスクリプションを解禁していないアーティストもいるほか、音質を重視している人はCDのリッピングを行って音楽を聴いています。しかし、CDからオーディオデータをリッピングする際には、CDの傷や汚れ、光学ドライブの振動などによって、データにエラーが生じてしまうとのこと。そこで、CDリッピングを行う人向けに「CDリッピングの正確性が高い光学ドライブリスト」がオーディオブログのPILABORで公開されています。 Audio CD ripping - optical drive accuracy listing - Tech-Tutorials, Howtos and buying advice https://pilabor.com/blog/2022/10/audio-cd-ripping-hardware/ CDリッピングにおい
日本を代表するアニメ監督たちが<音>に鈍感なの、悲劇だと思う。 湯浅監督の犬王みてきたけど、あの古臭くてパッとしないロックは何? なんで室町時代の琵琶法師がロックをやってるんだろう? いやわかるよ、かの時代に一世を風靡した斬新で革命的な<音楽>を表現したかったのはわかる。 でもなぜそれがあんな陳腐なロックなんだろう? 今の時代、最新の音楽理論とシンセサイザーを使えば風変わりで斬新な雅楽などいくらでも作れる。 コンテンポラリーな雅楽じゃダメだったのか? まあ100歩譲ってロックにしたいならそれでもいい。 和楽器でロックをやるなら、それはそれで斬新な感じは伝わるだろうから。 でもエレキギターやハイハットを使うなよ。 画面に存在してない楽器を使うなよ。 もし洋楽器を使いたいなら、それっぽい何か(現実には存在しないけど、当時存在しててもおかしくなさそうな自作楽器的なやつとか)を画面に描けよ。 なん
はじめに 楽曲をアナライズしたいとき、ボーカルの旋律とか、伴奏の最低•最高音は聴音しやすいものです。 ですが、、たとえばテンションを含む密集した和音のボイシングまで分解するのは、途方もなくしんどいです。もちろん訓練された能力と、それなりの時間も必要になります。 手元に楽器がない環境の人にとっては、なおさら難しいことです。 そこで補助的に機械学習ライブラリの力を借りて、能力や時間がない人でも、より良い音楽学習ができるようにすることは、音楽の文化に良い影響があると思います。 SpleeterとBasic-Pitchという二つの最高なライブラリが提供するコマンドラインツールを使うことで、音源をパート別に分離して、それぞれのパートをMIDIノートとして出力することができます。 それによって、リファレンス楽曲の分析自体に時間をかけることなく、本当の目的である解析、そして解析した後にどう昇華させるか考
非常にプリミティブな単語なのに専用の単語がないのはなぜなのか。 あんまり言語は詳しくないけど、英語だと「high tone」、中国語でも「高音」で、同じく位置の高い低いが代用されている。 人類共通の共感覚として、音の高低は位置の高低と結びついている、説 一番ありそうだけど、世界共通、っていうのはいくらなんでもとは思う。太い/細いとか鋭い/鈍いとか、可能性はいくらでもあったと思う。 音の高低の概念を単語化したどこかの文化が位置の高低を採用していて、それが世界中に広まった説 概念だけが伝搬する、っていうのは考えにくいよね。 多くの言語で元々は独自の表現が存在していたが、大きな文化が流れ込んだ時に置き換わってしまった説 例えば、中国語とインド・ヨーロッパ語族が偶然「高低」を使っていて、音楽とかの文化とともに周辺の文化に広まった、とか…。 なんかそれっぽい説とか、音の高低に専用の単語のある言語とか
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く