Published 2022/06/18 20:09 (JST) Updated 2022/06/21 12:19 (JST) 【ウィーン共同】核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長は17日、ウィーンで21日に開幕する核兵器禁止条約第1回締約国会議に日本が出席しないことについて、核軍縮を巡り対立する核保有国と非保有国をつなぐ「橋渡し役の資格はない」と批判した。 共同通信の取材に応じたフィン氏は、オブザーバー参加は条約に加わるわけではないし、責任を負わされもせず「ハードルは非常に低い」と強調。日本政府が自任する橋渡し役を担いたいなら、会議に来て議論に耳を傾けるべきだと述べた。
小林よしのりは『戦争論』の中で1回だけ、自分で戦争体験者の親戚から聞き取ったという話を書いている。 この親戚氏は、戦争はまるで海外旅行のようだったと言い、多少の戦闘は経験したものの、あとは中国で美味いものばかり食っていたと、楽しげに語っている。[1] 「終戦前は 朝はブタ汁 晩はブタの煮付け 野菜の煮付けとか 食べとった」 「食糧は豊富にあった」 「さとうきび畑に入って ナマのさとうきび食べたらうまかった」 「ほし柿も よく食べとった」 …と食い物の話ばっかりする (略) 「米をたくさん炊きすぎて 余ったのをおにぎりにして中国人にやると かわりにマントウをくれる」 「なしを5~6個くれることもある」 (略) 終戦後7カ月過ぎて 4月1日に長崎に着き 家に帰って来た時… 背中に上等の毛布をいっぱいしょって なんと丸々太って帰ってきたので 奥さんがびっくりしたらしい まるで中国の人々となごやか
久しぶりにCovid-19論文を取り上げる。スタンフォード大学とイェール大学からの論文で、最近問題になっているcovid-19感染後の厄介なbrain fogと呼ばれる現象について、マウスモデルで研究している。タイトルは「Mild respiratory COVID can cause multi-lineage neural cell and myelin dysregulation(軽度の呼吸器Covid感染は様々な神経系細胞とミエリンの調節不全を起こす)で、6月7日Cellにオンライン掲載されている。 我が国でも感染が収まりつつあり、世界中でも「ワクチンも行き渡り感染しても軽い」と考えられるようになったので、現在ではlong covidや、軽度感染の後に思いがけなく続く様々な神経症状を取り上げて、注意が喚起されている。この意味では、なかなかタイムリーな研究だ。 研究では肺にβ株のco
今日紹介するハーバード大学、Dian Mathisラボからの論文は、免疫学長年の謎を解明したとても重要な論文なので、次々回のジャーナルクラブの題材にすることを約束して、ここでは概要だけを紹介する。幸い共同著者に挙げられている和歌山大学、改正さんを個人的にも知っているので、彼にも参加してもらってこの研究の重要性を伝えたいと思う。タイトルは「Thymic epithelial cells co-opt lineage-defining transcription factors to eliminate autoreactive T cells(胸腺上皮は体細胞の分化を決める転写因子を動員して自己反応性T細胞を除去する)」で、6月16日 Cell にオンライン掲載された。 私たちの免疫細胞は、自己の細胞や分子には反応しない免疫寛容が成立している。T細胞については胸腺内でT細胞が分化する時、自己抗
ひめゆり平和祈念資料館が編集した「墓碑銘―亡き師亡き友に捧ぐ―」を読み返す。1945年の沖縄戦と、その前年の疎開船「対馬丸」沈没、軽便鉄道爆発と戦闘後の戦傷病死など沖縄戦関連で亡くなった沖縄師範学校女子部(女師)と沖縄県立第一高等女学校(一高女)の生徒、教師についての記録である。それぞれの人柄と死亡時の状況についての記述の中で、戦場で誰にもみとられずに命が絶えたことを示す「その後、消息不明」の文字に息がつまる。身が震える。 女師と一高女の引率教師を含むひめゆり学徒隊240人の戦没者は136人。その86%に当たる117人は解散命令(45年6月18日)の後に亡くなった。うち42人が、学友に目撃されたのを最後に「その後、消息不明」である。 「墓碑銘」には学徒隊に加え、91人の戦没者も記録されている。低学年の人、自宅近くの部隊に看護、炊事などの作業で協力した人たちだ。このうちの約30人も「消息不明
「パック詰めを終わらせるまで寝られなかった」-。日本で働く在留外国人を支援するために発足した「神戸移民連絡会」。兵庫県内の専門家やNPO法人、留学生たちが横断的に支援の手を差し伸べる同連絡会には、理不尽な環境で働かせられた人たちの相談が寄せられる。 同連絡会は既に、雇用先とのトラブルを抱えたインドネシア人女性を支援した。 「会社は信用できないし、もう辞めるしかないと…」。こう訴えるのは、今年4月に「特定技能」の在留資格で来日したインドネシア人女性(30)だ。時給960円、1日7時間の労働条件で、愛知県の農業法人と雇用契約を結んだ。 ところが実際に働き出すと、正規作業の大葉の収穫は1日2~3時間で終了。終業後の午後5時から「内職」として、1袋40円で計100枚の大葉をパック詰めする作業が課された。10枚ずつ葉をきれいにそろえて1束にする必要があるため時間がかかり、「自宅で午前0時まで作業する
「小学校3年生から中学まで、ひどいいじめを受けていました」 6月10日、常葉大附属橘中学校・高校(静岡県静岡市)で開かれた講演会でこう語ったのは、人気お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二さん(39)だ。 <ジャングルポケット・斉藤慎二さん> 「自分がクラスの中で一番背が小さいというだけで、『チビだ』とか、『死ね』だとか、『生きている価値がない』と言われるようになりました」 「ひどいときには、後ろの生徒から背中を彫刻刀で刺された。血が止まらなかったんですけど、いじめられていることは、親には内緒にしておこうという変な正義感があった」 斉藤さんの母親は教師。家でもテストの採点などで忙しくしている姿を見て、「負担をかけるのは申し訳ない」と、いじめのことを話せなかったという。 ある児童の誕生日会では、クラスの中で自分1人だけ呼ばれなかった。涙が止まらなかった。 先生に相談すると、「それは斉藤
東京電力福島第1原発事故で避難した住民らが国に損害賠償を求めた集団訴訟で、最高裁は、国の賠償責任を認めない判決を言い渡した。約30件の同種訴訟のうち、福島、群馬、千葉、愛媛の各県で起こされた4訴訟での統一判断で、最高裁判決は初めてだ。 最高裁は東電に対策を取らせていても実際の津波は想定より大きく、事故に至ったと判断した。想定できないから免責されるという論法なら「地震大国」の日本で原発は稼働させてはならないだろう。 想定外であっても原発政策を推進してきた国の結果責任は免れない。事故対策は原発政策の根幹だ。今回の事故で国の責任を認めないのなら国の原発政策はもはや信用できない。信頼は地に落ちたも同然だ。 4訴訟で原告側は、政府の地震調査研究推進本部が2002年に公表した地震予測「長期評価」に基づけば巨大津波の襲来は予見できたと主張した。長期評価の信頼性や予見可能性が主な争点になったが、判決はこれ
以前にも一度取り上げたが、小林よしのりの『戦争論』に、中国帰りの元兵隊で、戦争は「まるで海外旅行に行ってきたみたいだった」と、楽しげに語る親戚が出てくる。 戦闘で多少の怖い思いはしたものの、あとは毎日うまいものを食って楽しく暮らしていたというのだ。[1] 「終戦前は 朝はブタ汁 晩はブタの煮付け 野菜の煮付けとか 食べとった」 「食糧は豊富にあった」 (略) …と食い物の話ばっかりする 「終戦後はインフレになって 中国人と物々交換した」 「米をたくさん炊きすぎて 余ったのをおにぎりにして中国人にやると かわりにマントウをくれる」 「なしを5~6個くれることもある」 (略) 終戦後7カ月過ぎて 4月1日に長崎に着き 家に帰って来た時… 背中に上等の毛布をいっぱいしょって なんと丸々太って帰ってきたので 奥さんがびっくりしたらしい まるで現地の中国人たちとなごやかに交流しながら生活していたかの
グリーンランドとカナダを隔てるナレス海峡に浮かぶハンス島。カナダとデンマークが奇妙な領土紛争を繰り広げてきた小島だ。50年にわたり、両国の当局者が代わる代わる上陸し、国旗やウイスキーボトルを残していった。(PHOTOGRAPH BY DAVE WALSH, EYEVINE/REDUX) 強風が吹き抜ける北極圏の無人島がカナダとデンマークの思いがけない紛争を引き起こして数十年、世界地図が描き直されることになった。カナダ最北端とデンマークの自治領であるグリーンランドを隔てる幅35キロメートルのナレス海峡に浮かぶハンス島を巡る紛争で、両国が「領有権を分割する」と2022年6月14日に発表したのだ。 この合意を、両国の当局者は国際協力における画期的な出来事として歓迎している。ときには国旗や酒瓶も登場した50年にわたる非公式な「戦争」についに終止符が打たれた。 ハンス島の歴史 紛争とはいうものの、歴
子どもたちに金融や経済のことを学んでもらうため、金融庁が人気の学習教材「うんこドリル」とコラボレーションし無料で送付していた冊子がウェブサイトでの注文が集中したため、急きょ、受け付けを一時停止する事態となっています。 金融庁は、人気の学習教材「うんこドリル」と共同で作成したコンテンツを去年3月にインターネット上で公表し、ことし4月からは、冊子にして無料で送付していました。 ところが16日、ウェブサイトでの冊子の申し込みが通常の1000倍に急増し、17日未明に「受け付けを一時停止する」と発表しました。 17日午前1時半までの受け付け分については届くまでに1か月以上かかる可能性があり、追加の冊子が準備できしだい受け付けを再開したいとしています。 ウェブサイトでは引き続きコンテンツを利用できます。 成人年齢の引き下げや、“人生100年時代”とも言われる中、金融庁は資産形成などに役立ててもらおうと
直近の暗号通貨の暴落は、ゲーマーにとってグラフィックカードをさらに低価格で購入する新たな機会を生み出しています。 GPUで採掘しても利益が出なくなったため、採掘業者はGPUの在庫を抱えて中古市場に集まっています。 ビットコインとイーサリアムが先週だけでその価値の30%~40%を失ったため、採掘者は、採掘するのに十分な利益が得られなくなったとして、グラフィックスカードを売り始めています。 これは、すでにGeForce RTX 3000とRadeon RX 6000グラフィックカードを手元で余らせていたボードパートナーにとって新たな問題を引き起こしていますが、同時にゲーマーにとっては新しいグラフィックカードを探すための選択肢が増えることになります。 さて、ここで小売と中古市場が衝突して、2018年に見られたような、グラフィックスカードの大量流入を生み出すと、Tom's Hardwareは報じて
ロシア軍は完全掌握を目指す東部ルハンシク州で、ウクライナ側の兵士や市民が残る工場の制圧に向け攻勢を強めています。一方、ウクライナ軍で地上部隊の補給活動を担う司令官は、これまでの戦闘で戦車やミサイル発射システムなど多くの兵器を失ったとして、欧米側にさらなる軍事支援を訴えました。 ロシア軍は完全掌握を目指す東部ルハンシク州で、ウクライナ側の拠点セベロドネツクを包囲しようと攻撃を続けています。 セベロドネツクの「アゾト化学工場」には、ここを拠点とする兵士とともに市民も取り残され、ルハンシク州のハイダイ知事は17日、子ども38人を含む568人が残っていると明らかにしています。 これに対し、ロシア側は市民を避難させる「人道回廊」を設置すると主張する一方、兵士には投降を迫っていて、現地の親ロシア派武装勢力の指導者はロシア国営のタス通信に対し、ロシア側の部隊の一部が工場内に入り戦闘が行われているとしてい
長野県佐久市で2015年3月、中学3年だった和田樹生(みきお)君(当時15歳)が乗用車にはねられて死亡した事故で、道路交通法違反(ひき逃げ、事故不申告)の罪に問われた同県御代田町、会社員の被告の男(49)の初公判が15日、長野地裁(大野洋裁判官)であった。被告は「救護も警察への申告もした」として起訴事実を否認し、無罪を主張した。 起訴状によると、被告は同年3月23日午後10時7分頃、同市佐久平駅北の交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた樹生君を車ではね飛ばしたにもかかわらず、直ちに救護など必要な措置をとらなかったほか、事故発生の日時や場所などを警察に報告しなかったとされる。 検察側の冒頭陳述によると、被告は友人らと酒を飲んで事故を起こした直後、現場から95・5メートル先に車を止めた。事故現場に向かい、午後10時8分から11分頃まで横断歩道付近を捜した。その後、近くのコンビニに入店し、飲酒運転
久し振りにすさまじい「トンデモのいもづる」を見た。 神谷氏が呆れるのは、れいわ支持者が板垣英憲を引用してるから。陰謀論者もいろいろいるが、流石に板垣英憲はないだろう。 https://t.co/W2G1jv6lyz — ヒルコ 蛭義 (@damdamj) 2022年6月18日 れいわ支持者の方が必死で拡散しているblogはこれです。 参政党が自民党の別働隊? 神に誓って あり得ません。 勢いのある参政党への ひがみに見えます。 https://t.co/ywcifbGVtD — 神谷 宗幣@参政党 (@jinkamiya) 2022年6月17日 たぶん参政党❓の事が書いてあると思います。 どおりで自民党から参政党について言及がないわけだ。 毎年160億円も党に収入があれば選挙に勝つ為に政党まで作れるし、権力も維持出来る。 同姓同名候補者擁立の先はこれか。 マジでクソ💢 ↓ https:/
侮辱罪を厳罰化する改正刑法が成立した。インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷対策で、罰則に懲役や罰金が新たに加わった。 厳罰化が抑止効果につながることを期待し、自民、公明、日本維新の会や国民民主党は賛成したが、立憲民主党や共産党は反対した。 憲法が保障する表現の自由が制約され、政治家らへの正当な批判を萎縮させる恐れがあるのだという。随分とおかしな議論ではないか。 新聞、テレビの報道から個人のSNSまで、政権への批判は満ちあふれているが、これらが侮辱罪の適用対象として検討された例を寡聞にして知らない。報道の側の自粛傾向を問題視する声もあるが、日本の報道はそれほど柔(やわ)なのか。そうではあるまい。 憲法が保障する「出版その他一切の表現の自由」は、その範囲を「公共の福祉に反しない限り」としており、無制限に野放しを認めたものではない。 国会の法改正による刑罰の設定はいわば国家の意志だ。侮辱罪の厳罰
<許されざる「生娘」発言の問題点を漫才にしてみました。でも実社会ではツッコミ役が不在なので、過剰な「言葉ポリス」は慎みたいところです> 社会人向けセミナーで差別的な表現を発してしまった、大手牛丼チェーンの常務が袋叩きにされたね。セミナーを主催する大学も、勤務先の企業も謝罪し、常務は解任された。 今の日本では決して許されるような発言ではなかった。僕もテレビで時代にそぐわない、性差別にもつながり得る発言として批判もした。だが、非公開の場で40人ぐらいを前にした話がここまでの騒動を起こすことに僕は驚いている。一般人より高い倫理観を求められる公務員の懲戒基準を見ると、免職は放火、殺人、死亡事故などのような大罪の場合に科される、とっても重い罰則だ。 解任された常務は、有名な企業や大学の名を背負っているとはいえ、公務員でも、ニュースキャスターでもないし、政治家でもない。ましてやダイバーシティを目標とす
深爪 @fukazume_taro 主婦/コラムニスト 二児の母。主な著書に「親になってもわからない」「立て板に泥水」「深爪式 声に出して読めない53の話」「深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」amzn.to/39gB7tV。ドラマ、人生、恋愛、子育て、シモと執筆ジャンルは多様。Amazonアソシエイトに参加しています lounge.dmm.com/detail/1448/ 深爪 @fukazume_taro 厚労省、「『天然由来』が安全ってのは思い込み。むしろ天然だからこそヤバいのもある」「『好転反応』は科学的根拠なし。ただ体調悪くなってるだけだから、すぐやめろ」とかブッた斬ってて笑ってしまう。 mhlw.go.jp/topics/bukyoku… 2022-06-15 10:33:34
『爆笑 陸軍二等兵物語』という、戦争体験者自身が描いた漫画がある。 作者の塚原平二郎氏は1920年生まれなので敗戦時点で25歳、陸軍に徴兵されて中国各地やベトナムを転戦している。漫画自体は創作だが、塚原氏自身の体験や兵隊仲間からの見聞をもとに描かれたリアルな内容だ。[1] この漫画を見ると、作者自身の上官である「中助」(ろくでもない中隊長のことを兵隊たちはこう呼んでいた)をはじめ、素質不良な軍人たちが中国各地の街や村でやりたい放題の悪事を働いている。 ひどい話ばかりだが、少なくとも作者はこうした事件を批判的観点から描いているので、こうした残虐行為を仲間内の場で自慢話のように語っていた元軍人たちよりははるかにマシと言えるだろう。 女囚さそり 第41雑居房、大陸(中国)行軍中に現地の女性を強姦したことをおもしろおかしく得意気に話すおっさんとそれ聞いて喜び羨ましがる若者達。 当時はよくある光景だ
正直、会話ってくそだるいんだけど、そういう言葉を覚えると使いたくなる。無駄口のひとつも叩きたくなる。 だって、そういう言葉を折り込みながら会話すると、自らの口からそういう言葉が出ていること自体が、なんかむず痒い感じで楽しくなってくる。 それは、なんて言えばいいのだろう。他人に口腔だけ使われて、変なこと言ってるような違和感が面白いとでもいうか。 いや、相手とのコミュニケーションをないがしろにした自分だけの内側の嬉しさというのか。 とにかく、つい顔がニヤニヤとしてしまうほど楽しくって仕方ない。(たまに、「何ニヤニヤしてるの?」と言われてしまう。 それは、そうやって会話と関係ない喜びを感じているから。最近は、口元を隠すマスクという存在に非常に助かってる。) だから、会話では相手の話す内容どころか、自分の内容だってどうでもよい。 ただ、珍しくカッコいい言葉をポイントでも稼ぐように織り込みながら話す
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Published 2022/06/19 12:34 (JST) Updated 2022/06/19 12:49 (JST) 岸田文雄首相は19日、東京都千代田区の明治大米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館を訪れ、漫画家と車座で意見交換した。著作権保護などの環境整備を進めるとともに、海外での漫画普及を後押しする考えを伝えた。「日本の未来を考えると、成長の源泉はハードではなくソフトで、漫画は重要な存在だ」と述べた。 車座には「あしたのジョー」のちばてつやさん、「島耕作」シリーズの弘兼憲史さんらが参加。首相は漫画が外交や経済活動にもつながり、国際平和の礎になると指摘した。出席者から、著作権が侵害される問題が起きているとして「安心して仕事ができるようにしてほしい」といった意見が出た。
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