AI兵器、戦局を左右 ウクライナが「実験場」に―歯止めなき開発に懸念も 2024年02月19日07時04分配信 ウクライナ軍のドローン操縦士養成所=1月25日、キーウ(キエフ) 【キーウ時事】ロシアの侵攻が長期化する中、ウクライナは人工知能(AI)に活路を見いだそうとしている。火薬、核兵器に続き、戦争における「第3の技術革命」とされるAI兵器。より早く実用化にこぎ着けた側が戦争の主導権を握る可能性が高く、両国の戦いは「テクノロジー戦争」の様相を帯びる。ただ、AI搭載の自律型兵器に関する国際規制は存在せず、歯止めなき開発競争を懸念する声が上がっている。 避難から2年、それぞれの進路 「家族に会いたい」思いは同じ―日本語学ぶウクライナ人・京都 ◇貧者の「ジャベリン」 首都キーウ(キエフ)にあるウクライナ軍のドローン操縦士養成所。男性10人ほどが両手にコントローラーを握りしめ、画面とにらみ合って