花が好きなストックホルム在住のある起業家は昨年12月、ロールスロイスのビスポーク(特注)チームに、自家用車として高級車「ファントム」の特別モデルを注文した。その結果生まれたのが、無数の刺しゅうが施され、運転手と同乗者を花の世界に浸らせる「ローズ・ファントム」だ。 「ローズ・ファントム」(C)ROLLS-ROYCE 同社のトルステン・ミュラーエトベシュ最高経営責任者(CEO)はによると、製造するには高いスキルが必要で、高級車メーカーならどこでも実現できるわけではない。「これは間違いなく、現世代のロールスロイス・ファントムの中でも最高作品の一つだ」(ミュラーエトベシュ) 高級ブランド各社の間では、個々の好みに合ったサービス提供の重要性に対する認識が強まっている。ロールスロイスはビスポーク(特注)の活動を拡大し、顧客と直接コラボレーションをし、個性的な車を提供している。昨年の年間売上高は同社史上
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