歴史と中国に関するroseknightのブックマーク (25)

  • 【歴史修正バカ】櫻井よしこ「日本は民主的な十七条憲法を作り、人権弾圧国家・隋と決別した」@yumi_kobayashi_ : 脱「愛国カルト」のススメ

    <今回のデマ妄想> 日は十七条憲法で民主主義の根を定めた。これをもって大和国は中華の道と決別した。<妄想拡散者> 櫻井よしこ<事実> 十七条憲法(604)は第1回(600年)と第2回(607年)遣隋使の間に制定されている。「中華と道を決別」どころか、隋に日を文明国と認めてもらうために作った制度である。その後も遣隋使・遣唐使と続いている。「大和国は中華と道を決別した」などというのは櫻井よしこの妄想にすぎない。隋は598年に科挙を開始し、生まれの身分にとらわれずに人材を登用する制度を作っている。 櫻井よしこが救いがたいレベルのバカな歴史修正主義者なことは今更言うまでもないでしょうが、ここまでバカだと小学1年生から人生やり直してほしくなりますね。 櫻井よしこ先生のお話を聴きました。 「我が国は七世紀はじめ、十七条憲法において『人々の声に耳を傾けて物事を決めるべし』という民主主義の根を定め

    【歴史修正バカ】櫻井よしこ「日本は民主的な十七条憲法を作り、人権弾圧国家・隋と決別した」@yumi_kobayashi_ : 脱「愛国カルト」のススメ
    roseknight
    roseknight 2023/07/21
    十七条憲法の文体は六朝~唐までの中国で使われた散文だ。「以和為貴」は論語からの部分的な引用によるもの。また、第二条は仏教の三宝に言及している。櫻井の戯言は、中国古典に学んだ聖徳太子への無礼である。
  • アメリカが日本ではなく中国についた意外な理由 | ZUU online

    アメリカが日ではなく中国についた意外な理由 大日帝国は間違いなく「帝国」に該当する。元々は「日国民の国民国家」だったのが、台湾、朝鮮半島を領有し、多民族・多言語の国家となった。無論、大日帝国は帝国主義丸出しの欧米諸国とは異なり、新たに領土化した地域の住民に教育を与え、インフラを整備していった。最終的には新領土の人々の「日国民化」を図り、国政選挙権を与えるに至るが、帝国であったことに変わりはない。 さて、大東亜戦争期はもちろん、現代に至っても存続している3つの大帝国だが、ずばりロシア帝国(ソ連、ロシア連邦を含む)、中華帝国(中華民国、中華人民共和国を含む)、そしてアメリカ合衆国になる。 ロシア帝国は、元々はモンゴル帝国(ジョチ・ウルス)の支配下にあったモスクワ大公国が「タタールのくびき」から脱し、旧モンゴル帝国領のほとんどを領有するまでに拡大した国家だ。1547年、モンゴルの承認の

    アメリカが日本ではなく中国についた意外な理由 | ZUU online
    roseknight
    roseknight 2023/05/13
    プロテスタントの点で蒋介石と米国の思惑は一致した。宣教師らは「新生活運動」への支援等を通じて、アジアへの浸透を狙ったのだろう。支那事変を始めたことで米国に介入する隙を与えた日本の失策は大きいな…
  • 中世の歴史が物語る中国の先行き

    <中世までの中国は西欧をしのぐ経済発展を遂げていたが、そこから産業革命が生まれることはなかった> 中国がどこまで伸びるか、それは今後の世界の姿、日の政策を大きく左右する。 歴史上、中国の成長が停滞、あるいは腰折れしたことは何度もある。その多くは、戦乱や異民族支配によるものだ。その中で、中世の宋朝から明・清朝にかけての繁栄から停滞への道、それがこれからの中国の行方を暗示するものとなっている。 北京の故宮博物院に、『清明上河図』という北宋の首都・開封の情景を描いた図が陳列されている。西暦1000年頃、イタリアはともかくアルプス以北の西欧はまだ中世にやっと入ろうかという原初の時代。この絵図からは、宋が後の西欧中世商業都市に匹敵、いやそれをはるかに上回る規模と水準の経済を築いていたことが分かる。 『清明上河図』では妓楼(ぎろう)、料理屋、茶屋などが軒を並べている。宋の時代には羅針盤、紙、火薬だけ

    中世の歴史が物語る中国の先行き
    roseknight
    roseknight 2023/04/15
    近世の立身出世主義は始動力を阻害してきた。民意を利用できたことが中共の強みではある。官僚制は民意を酌んできた末にできたものか?それへの対処が日中の明暗の分かれ目だろう。宋代の如き近代日本体制も終焉だ。
  • 泥沼化する日中戦争で日本が繰り返した「自己正当化」

    戦前日は1931年の満州事変という大きな転機を経て、日中戦争、そして破滅的な太平洋戦争へと突き進むことになる。その過程で旧日陸軍が大きな役割を果たしたのは間違いないが、ではその「軍の暴走」の下地はどのように整えられたのだろうか。旧日陸軍の「変貌」をたどってみよう。 一貫した戦争目的を欠いたまま、場当たり的に日は対中・対米戦争に突き進んでいく(写真は1938年の中国戦線の日軍)(Pictures from History/Gettyimages) 1937年に始まった日中戦争は、当初は局地紛争に過ぎなかった。日政府も陸軍もこの紛争を全面戦争に発展させる意思はなかった。まして米国との全面戦争につながることを期待した人間はいなかった。なぜ多くの政治家や軍人の意思とは裏腹に、極東の小紛争は対米全面戦争へと発展していくのだろうか。 後追いで設定された戦争目的 戦争政治行動である以上、そ

    泥沼化する日中戦争で日本が繰り返した「自己正当化」
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    roseknight 2023/04/14
    小規模経営主体による定期市的な共同体の支那を見誤ったことが失敗の一つだ。政治的な目的は既成事実によって左右されるのだろうか。「正義」を考えることが出来ない様は今にも言える。超国家主義とは何だったのか?
  • 今こそ鶴見祐輔から学べ 世界を見る眼と中国の「真実」

    今から100年前、中国共産党が結党された1年後の1922(大正11)年、1人の日人が70日ほどを掛けて中国各地を歩いた。帰国後に上梓した『偶像破壊期の支那』(鉄道時報局、1922年)に、次のように綴っている。 すでに中国旅行を5回経験したが、「われ久しく、支那を知れりと思ひ誤りて支那を解せず」。だから「空しく往いて而して空しく帰るを慣はし」とするばかり。「未だ深く心を動かしたることなし」。 だが6回目に当たる今回の旅で「支那は日に取りては『見知らぬ国』」である。「支那は日にあらず。全く異なりたる環境と人生観をもつて成る国」であることを知るに及んで、改めて「世界を見るの眼をもつて支那を眺め」直したら、「驚心駭魄」することばかり。 「支那は日に取りては『見知らぬ国』」「全く異なりたる環境と人生観をもつて成る国」であるからには「日を見るの眼をもつて」ではなく、やはり「世界を見るの眼をも

    今こそ鶴見祐輔から学べ 世界を見る眼と中国の「真実」
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    roseknight 2022/10/02
    中共は一貫して自国を世界の盟主のように考えてきた。そこには、自国を従順な子羊のように扱う米国の利用方法もあった筈だ。「夢」の概念は世界の在り方も変えるのか?見知らぬ国の支那に学ぶべき点は多いだろうな。
  • 本土復帰50年 中国は沖縄をどう考えてきたのか

    返還(土復帰)から半世紀が過ぎた沖縄を、日中関係史の中で素描してみようと思い立ったが、遙か昔の遣唐使・遣隋使の時代にまで遡る必要もないだろう。そこで差し当たって徳川幕藩体制の崩壊が目前に逼り、日が国際社会に向かって飛び出そうとしていた幕末辺りまで立ち戻ってみることにした。 徳川幕府一行が上海で見聞きしたもの 1862(文久2)年5月、徳川幕府は英国から買い入れた船を千歳丸(せんざいまる)と命名し、上海に派遣した。アヘン戦争によって対外開港され、空前の賑わいを見せる上海での交易の可能性を探るためであった。琉球藩が創設される10年前のことである。 幕府勘定方の根立助七郎を筆頭に全員で五十数人の一行の中には、高杉晋作(長州藩)、五代友厚(薩摩藩)、中牟田倉之助(佐賀藩)、納富介次郎(同)、名倉予何人(浜松藩)ら各藩の俊英も加わっていた。 名倉は千歳丸の上海行きを「寛永以前の朱章船」の復活であ

    本土復帰50年 中国は沖縄をどう考えてきたのか
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    roseknight 2022/05/06
    中華民国が国民国家を形成する中で日本を敵視したことは、中共の覇権主義にも通じるだろう。加えて、米国の対日抑止戦略が日中の不和を招く。日米安保に頼る時代は終わり。東アジア的な多義的解釈が今こそ必要では。
  • 異民族勃興のキッカケは「安史の乱」 インターナショナル軍団が中国史を変えた|大人の基礎ノート 5分でわかる世界史

    1965年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻修了。現在、東京都立立川高校で世界史を教える。著書に「世界史読書案内」(岩波ジュニア新書)、「やりなおし高校世界史―考えるための入試問題8問」(ちくま新書)、「第2版 ポイントマスター世界史Bの焦点」(山川出版社)、「『なぜ!?』からはじめる世界史」(山川出版社)、「大人の学参 まるわかり世界史」(文春新書)など。

    異民族勃興のキッカケは「安史の乱」 インターナショナル軍団が中国史を変えた|大人の基礎ノート 5分でわかる世界史
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    roseknight 2022/02/17
    ハーフである安禄山の軍勢が最大勢だったことを見ると、募兵制は西方等の情勢の影響で成立したのではと思う。節度使の増強こそが、漢民族の凋落の証ではないか。後の五代十国時代は、支那社会を如何に創ってきた?
  • ソ連・コミンテルンによる中国の赤化工作を知る~~「戦争文化叢書」を読む6

    前回に引き続き満田巌著『日世界戦争』の文章を紹介したい。戦後に書かれた著作では、中国で民族運動が昂揚した背景にどこの国が関与していたかについて触れることは皆無に近いのだが、この書物には詳しく記されている。 ソ連・コミンテルンによる中国の赤化工作は1919年から格化した 『日世界戦争』の第三章は「支那事変の敵」なのだが、単純に英国だけがわが国の敵であったわけではなく、ソ連の関与を看過してはいけないのだと思う。 1917年、十月革命を成し遂げたソヴィエトは、その余勢を駆って、大戦直後混乱の中に置かれた欧州諸国を一挙に赤化せんと企て、まずポーランドを衝いたが力及ばず、続く欧州諸国の赤化企図も意の如く捗らず、遂に西欧資主義諸国に対する直接革命工作をひとまず断念せねばならなかった。ここに世界赤化工作の東方への転換となって、かの有名な「革命は東方に於いて決す」のテーゼが樹立されるに至った。脆し

    ソ連・コミンテルンによる中国の赤化工作を知る~~「戦争文化叢書」を読む6
  • 満州事変の前に何が起こっていたのか~~『少年満洲事変と上海事変』(GHQ焚書)を読む 1

    満州事変についてのGHQ焚書の9割はネット公開されていない のタイトルから判断して満州事変に関するは30点がGHQによって焚書処分されているのだが、そのうち「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されているのは3点のみで、9割がデジタルデータ化されていながらネット非公開である。 国立国会図書館のホームページには、著作権保護期間満了が確認された書籍はネット公開されるルールになっており、 「公開調査により著作者の著作権保護期間満了であることが確認できた場合は、著作権保護期間満了としてインターネット公開を行います。著作権保護期間内であり、著作権者のご連絡先が判明した場合、利用に関して許諾依頼を行い、許諾が得られましたら、インターネット公開を行います。」 「著作権状況が不明又は著作権保護期間内であり、著作権者の連絡先が分からないもの(いわゆる「孤児著作物(orphan works)」

    満州事変の前に何が起こっていたのか~~『少年満洲事変と上海事変』(GHQ焚書)を読む 1
    roseknight
    roseknight 2021/12/05
    済南事件や萬寶山事件、中村大尉事件等の中国による虐殺や革命外交は満州事変に大きな影響を与えた。柳条湖事件も中華民国側の仕業か。背景には日本の協調外交の限界がある。際限無き譲歩が中国を増長させるのだ。
  • 戦前・戦中に出版された読売新聞社の『支那事変実記』、『海戦 : 大東亜海戦記』を読む

    2020年の新聞の発行部数ランキングでは読売新聞は776万部で第1位であるが、Wikipediaによると1938年の朝刊発行部数は100万部、1944年は191万部であったという。読売新聞はどちらかというと戦後大幅に発行部数を伸ばした新聞社であり、当時の発行部数は朝日新聞、毎日新聞の方が上であった。 世界情勢や時事問題に関する出版物については、朝日新聞社や毎日新聞社の二社が他社を圧倒していたが、読売新聞社は戦争に関する分野に関しては多くのを出版していた。しかしながら、その多くがGHQによって焚書処分されている。 以前このブログで、支那事変(日中戦争)に関する書籍の多くがGHQによって焚書され、その多くが今もネット公開されていないことを書いたことがある。読売新聞社が出版した『支那事変実記』は、支那事変について従軍して取材した記者たちの記録を編纂したものだが、全十五冊 のうち十二冊がGHQに

    戦前・戦中に出版された読売新聞社の『支那事変実記』、『海戦 : 大東亜海戦記』を読む
    roseknight
    roseknight 2021/08/19
    下手な対応が相手をより増長させることが対中外交の教訓だろう。協調的な姿勢を取ること自体が戦線拡大の要因では。真珠湾攻撃にも大陸の事情があるか?関係する欧州戦線とアジアとの繋がりをもっと知りたい。
  • 19世紀で人口“4億人超”…資源にあふれた中国が「近代化に遅れた」理由

    どんな国においても、分岐点が存在する。いかにしてその国は出来て、発展したのか。今回は米中対立でその動向が注目される中国を取り上げ、「国家台頭」と「近代化」の時について解説しよう。 ※稿は、『歴史街道』2021年8月号の特集「日史と世界史の転換点」から一部抜粋・編集したものです。 中国王朝が興亡を繰り返した理由 紀元2世紀前後、インドにおいて、中国はサンスクリット語(梵語)で「チーナ・スターナChina staana(「チーナ人の土地」という意味)」と呼ばれていました。「チーナ」は初代統一王朝の秦を表わしており、これがヨーロッパにも伝わり、英語の「チャイナChina」やフランス語の「シーヌChine」になります。 6世紀末の隋王朝時代、インドから伝来した経典の中に、「チーナ」の呼び名があり、当時の訳経僧がこれに「支那」という漢字を当て、一般化しました。 「チーナ」つまり「秦」が中国国家の

    19世紀で人口“4億人超”…資源にあふれた中国が「近代化に遅れた」理由
    roseknight
    roseknight 2021/07/29
    灌漑農業と交易による経済的な循環で中国が成立したことを考えると、同国には自由主義が向いていたのだろう。清朝自体が国民国家に向かなかったことが近代化の遅れの要因では。中国が国民国家となる日は来ないかな。
  • シリーズ・結党100年の中国共産党と日本(5): 改革開放とは何であったのか

    鄧小平が進めた「改革開放」路線により、中国は西側諸国からの資金を得て、大きな経済的成功を収めた。しかし、格差拡大などの”副作用”が解消できず、国内社会でも、対外関係においても歪みが顕在化している。 鄧小平が設計した「再建計画」 中国文化大革命(文革)のカオスに陥れた毛沢東が1976年に死去すると、中国共産党は、文革からの脱却に着手した。その重責は、毛亡き後の党内権力闘争を制した鄧小平が担うこととなった。 鄧小平は、文革によって一時的に失脚するまで国務院副総理として終身総理の周恩来を補佐し、共産党内では中央政治局常務委員として党中央の最高意思決定に携わっていた。このため、周恩来および毛沢東が相次いで死去した後の党と国家の建て直しを託せる人物として党内の期待が彼に集まった。 また、鄧小平は、内戦期に中国人民解放軍の第2野戦軍の政治委員をつとめ、1970年代には解放軍の総参謀長をたびたびつとめ

    シリーズ・結党100年の中国共産党と日本(5): 改革開放とは何であったのか
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    roseknight 2021/07/28
    中共は西側諸国との交流で富を築いた地方の党員を始めとした利権屋に悩んでいる。習近平の独裁は米国の親中主義や歴史の利用等で続いた改革開放による中国のファシズム化を示している。日本も他人事ではないかな。
  • 中国共産党初の党大会、議論についていけずただ黙り通した毛沢東 100周年の中国共産党、今も隠し通す日本が関わる「設立の謎」 | JBpress (ジェイビープレス)

    (譚 璐美:作家) 7月1日、中国では「中国共産党創立100周年」の記念式典が、北京の天安門広場で盛大に開催された。習近平・国家主席は演説で、中国共産党は「中華民族の偉大な復興のために、歴史書を光り輝かせる偉大な業績を上げた」、「中国共産党がいなければ、新中国はなく、中華民族の偉大な復興もない」として、「強国」という言葉を何度も口にした。 中国共産党は目下9500万人の党員数を誇り、世界最大の政治団体に膨れ上がった。しかし、中国共産党は創立当初のことからして、今も謎だらけなのである。 最初の党全国大会、議事内容も判然とせず 100年前の1921年7月23日頃、上海で第一回中国共産党全国代表大会が開かれた。出席者はわずか13人で、平均年齢は26.4歳。ほぼ半数が現役の大学生だった。出席者はだれも議事録をとっておらず、開催日時も議事内容もあいまい。 開催日時については、近年、ようやく「7月23

    中国共産党初の党大会、議論についていけずただ黙り通した毛沢東 100周年の中国共産党、今も隠し通す日本が関わる「設立の謎」 | JBpress (ジェイビープレス)
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    roseknight 2021/07/14
    陳独秀を始めとした日本留学経験者らの知的蓄積やソヴィエトの金が中共の基盤になった。習近平が史実を書き変えたがるのは党の正統性や民族主義故か?中国における社会主義が何処まで正統を保てるかは分からないな。
  • 天安門事件から32年…あの時、中国の民主化運動が「失敗」に終わった4つの理由(安田 峰俊) @moneygendai

    今からちょうど32年前の1989年6月4日、北京の天安門広場をはじめ中国各地で、数百万人の若者が民主化を求めて声を上げた。世に言う「天安門事件」、中国では「八九六四」と呼ばれる出来事だ。しかし国内各所に波及した運動はことごとく弾圧され、中国では今日まで共産党による一党独裁が続いている。 はたして、天安門事件はなぜ失敗したのだろうか? 大宅壮一ノンフィクション賞&城山三郎賞を受賞した『八九六四 完全版』から、当時の学生リーダーへのインタビューを含む論考を紹介しよう。 天安門の運動とヒマワリ学運 王丹とウアルカイシは台湾に来てから、往年の彼らの運命を狂わせた事件とそっくりな出来事と思わぬ縁を結んでいる。奇しくも、六四天安門事件からちょうど25年目にあたる春のことである。 ――ヒマワリ学運。 2014年3月に台北で発生した学生運動だ。当時、総統の馬英九が中国と結ぼうとしていた中台サービス貿易協定

    天安門事件から32年…あの時、中国の民主化運動が「失敗」に終わった4つの理由(安田 峰俊) @moneygendai
    roseknight
    roseknight 2021/06/04
    相手に圧力をかけること自体が目的化したことが天安門での民主派の敗因か。自分らを「正義」に置く姿勢が戦略を誤る要因なのでは。あの事件が武力弾圧を憚らせて大衆運動を助けたおは皮肉だ。官民の対話が必要かな。
  • モンゴル帝国から日本を救った北条時宗が「英雄」とは言い難いワケ

    ほんごう・かずと/1960年、東京都生まれ。東京大学、同大学院で、石井進氏、五味文彦氏に師事。専門は、日中世政治史、古文書学。『大日史料 第五編』の編纂を担当。著書に『日史のツボ』『承久の乱』(文春新書)、『軍事の日史』(朝日新書)、『乱と変の日史』(祥伝社新書)、『考える日史』(河出新書)。監修に『東大教授がおしえる やばい日史』(ダイヤモンド社)など多数。 ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 鎌倉時代、2度にわたってモンゴルに攻め入られた日。そんな大国の侵攻から日を救った英雄とみられているのが、北条時宗だ。しかし、モンゴルが日に攻め入った経緯を

    モンゴル帝国から日本を救った北条時宗が「英雄」とは言い難いワケ
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    roseknight 2021/05/31
    趙良弼のレポートを知らなかったであろう北条時宗がフビライに返書を出さなかったのは当然では。杜世忠らが斬られた原因は元への警戒だな。後、弘安の役を語るには御家人や朝鮮人離反者の存在を忘れてはならない。
  • 戦前・戦中の知識人が若い世代に伝えたかった中国のことなど~~児童向け、青少年向けのシリーズ本を読む

    戦前、戦中に出版されたは、児童書や青少年向けに著されたものでも結構レベルの高いが多い。以前このブログで歴史シリーズや偉人伝シリーズを紹介したが、今回はそれ以外のジャンルで、児童向け青少年向けに出版されたシリーズなどを集めてみた。 今回紹介したいのは新潮社の「新日少年少女文庫」シリーズの一冊である『国の護り』というの一節だが、著者の福永恭助は海軍少佐で退役し、少年向き海洋小説や戦記小説、評論など数多くの著作を残していて、内12点がGHQによって焚書処分されている。 『国の護り』はGHQ焚書ではないが、中学一年生の少年に、軍隊や国防についてわかりやすく話しかけるスタイルで記されており、誰でも読めるである。このには、日人が苦手とする宣伝戦についてこんな会話が記されているのだが。文中の「事変」というのは「支那事変(日中戦争)」を意味している。 「宣伝上手の支那ですからね」 星野先生

    戦前・戦中の知識人が若い世代に伝えたかった中国のことなど~~児童向け、青少年向けのシリーズ本を読む
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    roseknight 2021/05/21
    肉体を交流の一部とする日本と情報を重視する中国との違いが宣伝戦の明暗を分けた。加えて後者では「好男不当兵」の諺のように土匪が兵士となる。軍人を軽んじる儒教の考え方は宣伝にも影響しているのでは。
  • 中国とベトナムが見せる〝図太い神経〟を学ぶ

    4月26日に中国国防部が表明したところでは、訪越中の魏鳳和国防部長がべトナム共産党中央委員会のグエン・フー・チュン書記長、グエン・スアン・フック国家主席と会談した際、べトナム側は「他の国家に追随して中国に反対することは永遠にありえない」と伝えたとのことだ。 その際、グエン書記長は(1)べトナム革命、民族独立闘争、社会主義建設における中国からの一貫した貴重な支持を高く評価する。(2)双方は信義と尊重を基礎に、友好的な協議と妥当な処理を通じて南シナ海問題を処理し、この問題が両国関係の大局に影響を与えることを回避する――と付け加えている。 一連のべトナム側の発言を、現在の中越関係からどのように捉えたらいいのか。 中越両国が南シナ海の領有問題をめぐって激しく対立している現状から考えるなら、やはりグエン書記長の発言は理解に苦しむ。これが日人の一般的反応だろう。だが両国関係の歴史に照らすなら、強ち荒

    中国とベトナムが見せる〝図太い神経〟を学ぶ
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    roseknight 2021/05/07
    中共はベトナム共産党と反米という観念を共有するだろう。キッシンジャーの極秘訪中をベトナムは知っていたか?ベトナム戦争における中越間での認識の齟齬は国益故か。米国に国防を頼る日本は邪悪さを学べ。
  • 香港をめぐる「英中対立」の真相

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    roseknight 2021/03/20
    実利主義の英国と西側との窓口を求めた中国双方の姿勢が香港を生んだのか。英中の国安法への思いは政治と経済の錯誤故に複雑だ。香港はシンガポールのようになるか?英中関係の歴史の総括がどうなるかが見物だ。
  • 多くを偽った役人の不幸 史記が語る「酷吏」の一生 | NIKKEIリスキリング

    中国・前漢時代の歴史家、司馬遷(紀元前145年ごろ~同86年ごろ)が書き残した「史記」は、皇帝から庶民まで多様な人物による処世のエピソードに満ちています。銀行マン時代にその魅力にとりつかれ、130巻、総字数52万を超す原文を毛筆で繰り返し書き写してきた書家、吉岡和夫さん(81)は、史記を「人間学の宝庫」と呼びます。定年退職後も長く研究を続けてきた吉岡さんに、現代に通じるエピソードをひもといてもらいます。(前回の記事は「誇らず・ほめられず・過たず 史記が称賛した役人たち」) 前回は道理を重んじ、自己に厳しい役人を記録した「循吏(じゅんり)列伝」を取り上げました。今回は対照的な「酷吏(こくり)列伝」にふれたいと思います。 司馬遷が同時代を扱うこの列伝に登場するのは、紀元前202年に始まる中国・前漢時代の酷吏、つまり冷酷な役人たちです。中央集権を進めた漢の官僚機構は、そのシステムに乗って権力を握

    多くを偽った役人の不幸 史記が語る「酷吏」の一生 | NIKKEIリスキリング
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    roseknight 2021/01/24
    父や酷吏の薫陶を受け武帝に忖度し抜いた張湯は自分なりの考えが出来なくなった。権力は永遠に続かず、すぐに失われるものだ。法は世を統治するための道具に過ぎない。誰のために政治を行うかを見失わないことだ。
  • 本当のことを言った大臣を左遷した古代中国の皇帝・隋の煬帝 - 🍉しいたげられたしいたけ

    このニュースに関連して… dot.asahi.com 中国古代史のエピソードに似たことがあったような、うろ覚えの記憶があった。秦の胡亥か隋の煬帝じゃなかったかなと思って、手持ちのをちょっと調べてみた。 隋の煬帝のほうだった。 隋の煬帝 (中公文庫BIBLIO) 作者:宮崎 市定 発売日: 2003/03/01 メディア: 文庫 時代背景として、隋王朝末期は、大運河建設など大掛かりな公共事業による国内の疲弊と、不満を外に向けさせるために企てた高句麗遠征の失敗により、中国全土で反乱が相次いでいた。 臆病な人間はまた猜疑心の強いものである。朝廷の大臣や大将を、ほとんど消耗品のように考え、古いものを棄てては新しいものに取りかえてきた煬帝には、ほんとうに信頼できる大臣というものがなかった。このころには、ただひとり残った宇文述ぐらいが相談の相手になっていた。煬帝は地方の反乱のことは、聞くのは怖いが、

    本当のことを言った大臣を左遷した古代中国の皇帝・隋の煬帝 - 🍉しいたげられたしいたけ
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    roseknight 2020/09/13
    隋朝の煬帝と自民党は政治理念の無さで一致している。双方とも何が本当に大切かを分かっていないから現実を見ない。政治に必要なものは一定の緊張感だ。そろそろ馬鹿な上層部を辞めさせなくては危うい。