競泳の北京五輪代表が、世界記録を連発しているスピード社(英国)の水着を試着したところタイムが飛躍的に向上した問題を受け、日本代表・上野広治監督(49)は25日、日本水連が水着契約を結ぶミズノ、アシックス、デサントの3社に改良を強く要望。だが、五輪本番まで時間的な制限もあり、連盟の一部幹部からは3社に違約金を払ってでも、スピード社との契約に前向きな発言も飛び出した。 着たい。でも、着れば契約違反…。「水泳ニッポン」の危機感が、爆発寸前だ。 21日に都内で始まった日本代表合宿でスピード社製の水着を試着したところ、各選手とも軒並み記録がアップ、非公認ながら日本記録を上回った選手も出たことを受けて、日本代表・上野監督は「契約3社に改良をお願いするしかない」と動揺を抑える。だが、合宿に参加する選手からはこの日も「ビニールのように軽い」と驚嘆の声が上がり、100メートルのレースで1秒の短縮を予想する意
世界最小「原子1個分の薄さ」のトランジスターを開発 2008年4月18日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal Photo:マンチェスター大学、メゾスコピック物理学グループ 英国の研究チームが、厚さが原子1個分、幅が原子10個分という世界最小のトランジスターを発表した。 現在、シリコンベースの電子技術では32ナノメートルのトランジスターが最先端とされているが、新しく発表されたこのトランジスターは、その3分の1の大きさということになる。 マンチェスター大学所属の研究者で、『Science』誌に発表されたこのトランジスターに関する論文の共同執筆者でもあるKostya Novoselov氏は、「これは、あらゆる半導体工場で使用可能な、標準的なトップダウン・アプローチを採用した、分子電子工学だ」と述べた。[量子ドットの産業的な大量生成には、バ
2週間で家が建つ、お値段3割安 仙台のメーカー新工法2008年4月11日19時0分印刷ソーシャルブックマーク 約2週間で完成し、価格も従来の工法より3割安上がり――。仙台市の住宅建設会社「スモリ工業」が開発を進める新工法は、基礎構造と住宅建材の工夫で省力化を追求。実用化されれば全国初となる。2年以内の実用化を目指し、現在耐力実験中だ。 秘密は二つ。一つはコンクリートの基礎に代わり、鋼鉄製のくい約50本を1メートル間隔で土中に打ち込む「くい状基礎」を開発した点だ。コンクリートなら約2週間の工期を1日に短縮した。 もう一つは建材のパネル化。工場で柱やサッシを組み込んだパネルを製造し、現場でパネルを組み合わせる。「現場の組み立て工場化」(同社)で、大工の仕事だった現場での加工作業を大幅に省力化した。 通常は3〜4カ月の工期が15日になり、コストも約3割下がる、という。床面積約115平方メートルの
3月27 史上最強の錯体 cucurbiturilという化合物が注目を集めるようになっています。グリコウリルと呼ばれる単位が数個メチレン単位を介して環状につながったもので、全体として上下の底が抜けた樽状の構造をとります。カボチャの形にも似ているため、その学名cucurbitaceaeから名前を取ったことは以前にも紹介しました。 この化合物は筒状構造の中に他の小分子を取り込むため、超分子化学分野でいう「ホスト分子」として働きます。特に筒の上下の入口には多数のカルボニル酸素が並んでいるため、正電荷を持った化合物、特に適当な長さのジアミンなどをよく取り込むことが知られています。図では上下のアンモニウム塩部分を、カルボニル酸素がしっかりと捕らえています。 cucurbituril錯体 最近大阪大学の井上佳久教授らのグループは、フェロセンの上下にアンモニウム塩(下図)を取りつけたような誘導体が、cu
2008/03/24 検索エンジン開発の分野で有名になりつつある企業にPreferred Infrastructure(PFI、東京都文京区)がある。目を引くのは10人の社員がいずれも東京大学大学院、京都大学大学院の出身者、もしくは在学中ということ。東京大学大学院の情報系研究科出身者の多くが近年、Googleに入社していることは有名だが、PFIは、いわば、Googleに行かなかったGoogleレベルの学生たちが起業したといえる。エンジニア率100%のPFIは日本のテクノロジ・ベンチャーの姿を変えるだろうか。 PFIの代表取締役社長 西川徹氏は「ACM 国際大学対抗プログラミングコンテスト(ACM/ICPC)の世界大会に出場したメンバーと一緒に何かやりたかった」と起業の動機を話す。起業したのは2006年3月。資本金は30万円。当時の社員は6人で全員が学生だった。オフィスはなく、Skypeで話
Ajax(エイジャックス)の登場によって、ブラウザのプラグインソフトに頼らなくても、見た目が華やかで動きも面白いWebアプリケーションの開発が可能となりつつあります。筆者のみならず、読者の皆さんもこの技術の行方に興味津々といったところでしょう。本連載では、ブラウザ上での「見た目」だけに注目するのではなく、本技術の背景や目に見えない通信内容、セキュリティといったところにも焦点を当て、より深く掘り下げていきたいと考えています。 はじめに まず、読者の皆さんは、なぜAjaxに興味を持たれたのだろうか? おそらく、GoogleローカルやGoogleサジェストが、そのきっかけの1つになったのではないかと予想する。確かに、地図が滑らかにスクロールしたり、キーを入力するたびに画面がリアルタイムに切り替わったりする点は、これまでのWebページにはなかった新しい「感触」で、感嘆の声を上げた方も少なくないだろ
献本御礼。安岡氏のことは以前isedで僕がQWERTY配列への言及したことについて、議事録に詳細なコメントを寄せていただいた時から気になっており、/.jpの日記は欠かさず拝読していた。本書は収穫逓増の議論で有名になったQWERTY配列の神話、即ち「素早くタッチタイプしてもタイプライターのアームが絡まないよう、わざと遅く入力するよう工夫した」という説を丹念にタイプライターの歴史を追うことで覆した貴重な技術史書だ。ネットワーク効果や収穫逓増の例として、QWERTY配列の普及は必ず引き合いに出される例だが、本書を読めば史実はそんな単純ではなかったことを知らされる。 僕はQWERTY配列や収穫逓増の話を最初に『ネットワーキング―情報社会の経済学』で読んだが、本書は安岡氏が同書への批判を編集部に寄せたことを契機に企画されたらしい。QWERTY配列がデファクト標準になる過程にポール・アラン・デービッド
レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります デザインは記号との勝負 デザインとは、橋の形を考えることではなく、向こう岸への渡り方を考えることなのだという。 デザイナーが「橋」という使い古された記号にとらわれる限り、新しい発想は生まれないし、 橋が記号として再発明されるなら、デザイナーの出番はない。 デザインとは記号との戦い。デザイナーは記号に挑んで、 そもそもの「記号」が要請された需要を探って、 記号をデザインした人が、かつて成し遂げた成果を越えようとする。 橋という記号に負けたデザイナーは、うなだれて記号を受け入れて、その場を去る。 記号に打ち勝ったデザイナーは、新しいアイデアで顧客を驚かせて、 それでようやく、記号は再びデザインされる。 橋という記号を受け入れたデザイナーが、それで
2007年にクレジットクランチが発生して以来、LBOファンドが案件発掘や資金繰りに難儀しているというのは以前にも書いた気がしますが、ブームのピークに限界までデットを積み上げて行われた過去2年間の案件の状況も、あまり芳しくないようです。 2月5日のBloombergに、NYを拠点とする大手ファンドApollo Managementが07年に買収した、Realogy Corpについての話が載っていました。 Realogyは、アメリカ在住であれば誰でも聞いたことがあるような大手の不動産ブローカー、Coldwell BankerやCentury 21の親会社で、Apolloは$6.6bn(約7,000億円)で同社を買収しています。 買収におけるキャピタルストラクチャーは、デットが70%、エクイティが30%という典型的なものだったようですが、住宅市場の急速な冷え込みの影響を直接受けることになった同社
Fractus社に空間充満技術に関する重要な特許が付与されました 2007年2月12、バルセロナ(スペイン)発 - フラクタル・アンテナ技術の先駆的な開発企業であるFractus社に空間充満アンテナ技術に関する重要な特許を付与されました。新しい手法の結果、より小型のアンテナを実現できることから、その使用により、需要の強い新しいマルチメディア機能を収容できる能力を持つ新しい、一段と小型化したハンドセット、あるいは既存モデルを出現させることが可能になります。さらに、このテクノロジーによって、小型のアンテナが、これまではかさばる内部アンテナ、さらには外付けの設計さえも必要とした低周波のセルラ規格でも稼動することが可能になります。 空間充満アンテナ技術の特許は、米国においては特許番号7148850と7164386の下に、またこれ以外の他の戦略的な各市場においても付与されています。この技術は、アンテ
11月13日発表の松下電器PLCアダプター(高速電力線通信)のレポートを続けます。 前編はこちら→ついにPLC製品登場。12月9日発売、最高速度55Mbps。ただし「壁コンセント直結」で 取材メモはこちら→PLCアダプター発表会速報メモ PLCアダプター無料配布のリリースはこちら→PLCアダプターをモニターに無料配布:電力系プロバイダ 設置方法:工事なしでボタン一つで設定完了 日本初となるPLCアダプターは、個人向けに発売されます。ADSLのようにプロバイダー経由でレンタルする方式が中心になるのかと思いましたが、そうではなく販売店で個人に直接販売する形が中心となります(プロバイダー経由の供給も検討とのコメントあり)。 設定方法はとてもシンプルです。2台のPLCアダプターを同一のコンセントにつなぎ、本体上部にある「SETUP」ボタンを押すだけ。5秒以内に2台のセットアップボタンを押せば、お互
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