違和感に敏感になる癖は、企画力にも直結 司会者:僕が語ることじゃないけど、僕なんかも、まわりの後輩とかもみんなそういう(ふと疑問に思うことに敏感になる)ことを言ってて。気にしていなければ普通に通り過ぎてしまう日常のことを、どれだけ「あれ?」って思えるかだと。 「違和感に敏感であれるか」みたいなことは、もっと早い時からそういう癖がついてたら、いろいろなことに気がつけるかもなと……。編集の仕事でも、そういう企画を考えることとか、わりと近いのかなと思います。 鈴木芳雄氏(以下、鈴木):そうですね。だから、企画の出し方に直結するんだけれども、例えば、常に何かを考える時に、「AとBの対比で考える」とか。あるいは、「同じ種類のものを2個ずつ並べるとどうなるか」とか。「似ているものを2つ以上並べると、なんか意味が出てくる」とか、そういうことを常に考えてるんですね。「なんでもベスト5」みたいな。 例えば「
![興味を持つには「なんでもいいから5個覚える」 『BRUTUS』元副編集長の“考える癖”](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f06d59c57680b7c29f96659985d086b1e48fcdf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.logmi.jp%2Farticles%2FXaL5xCvLDvff1cRQHNNH2s.jpg)