▼この研修についてのテックブログ記事 https://tech.willgate.co.jp/entry/2024/04/01/184252 ▼補足 株式会社ウィルゲート 2024年度エンジニア新卒研修「エンジニア基礎」の資料です。 実際に研修で使用したものを加筆修正して外部公開しています。…
昇進・昇格や人事評価と能力開発、キャリア開発を連携していくための役割、能力・スキル定義のあり方とはどのようなものだろうか。 (1)新人・若手の職務・組織適応、(2)マネジメント層への役割転換、(3)役職担当後のプロフェッショナル転換 という企業・個人それぞれにとって鍵となる3つの転換点(トランジション)のポイントを明らかにしながら、HRM施策とHRD施策をつないでいくトランジションのデザインについて考えてみたい。 目次 役割、能力・スキル定義の必要性の高まり 鍵となる3つのトランジション 最後に 役割、能力・スキル定義の必要性の高まり 企業を取り巻く環境変化やテクノロジーの進化に伴い、「人材力の強化」が経営課題のトップに挙げられるようになって久しい。なかでも優先順位が高いものとして、「新人・若手社員の戦力化」「中堅社員の育成」「ミドルマネジメント層の能力開発」が1~3位となり、歴代1位であ
企業人の役割転換不全(周囲から期待されている本来の役割を果たせていない状態)が顕著に見られる昨今、この問題を解決するための人材育成モデル「トランジション・デザイン・モデル」を2010年8月の特集記事にてご紹介しました。 モデルをご紹介してから、企業人事の方のみならず現場のマネジャー・メンバーの方からも、非常に高い関心を寄せていただいており、モデルの詳細をご紹介する場面が増えてきています。これは、階層構造が曖昧になる中、ビジネスパーソンとしての自分の「立ち位置」を世間一般水準から客観的に知っておきたいという思いの現れだと受け止めています。 そこで今月の特集では、「トランジション・デザイン・モデル」を各種の人事施策や現場での人材育成、特にマネジャーの部下育成に具体的に活用していただくために、各役割ステージごとの詳細の説明と、モデルの活用方法についてご紹介します。 今回ご紹介するのは、現場のミド
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の育成制度 木村安宏氏(以下、木村):ここからがエンジニア育成の話になります。まずは育成制度についてお話いたします。「手を動かすことがスキルアップにつながる」と考えています。そのため、Labを外注ではなく社員が運営しています。 育成に対するニーズもどんどん変わってきているので、制度に関しても見直しを図っています。具体的には2012年から2020年まで、運用者はR&Dに配属された入社5年目以内の若手が義務として参加していました。体制に関してもネットワークチーム、サーバーチーム、クラウドチームの3つに固定されていました。 育成スタイルですが、ベースとなるスキルを身に付けるスタイルでやっていました。なので、この3つのチームを渡り歩いてスキルアップを図っていました。ですが、育成のニーズとして「もっと特定の分野でがんばりたい」という声が上がってきました。
あだち・ゆうや/Deloitteにて12年間コンサルティングに従事。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、8000人以上のビジネスパーソンとともに仕事をする。仕事、マネジメントに関するメディア『Books&Apps』を運営する一方で、企業の現場でコンサルティング活動を行う。著書に、『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』(日本実業出版社)、『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)、『人生がうまくいかないと感じる人のための超アウトプット入門』(河出書房新社)、『すぐ「決めつける」バカ、まず「受けとめる」知的な人』『仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?』(日本実業出版社)など。 頭のいい人が話す前に考えていること 子どものころ、「ちゃんと考えてから話して」と言われたことはないだろうか。もしくは上司に「よく考えて」とか「ち
偏差値秀才は敷衍することが苦手 「要約」と同じく重要なのが「敷衍」です。こちらはある文章を、その主旨に従って、自分の言葉で言い換えを行い、より詳しく、わかりやすく表現することです。 文字面を追うだけではなく、自分の頭で一度かみ砕いて、自分の言葉で表現する。ですから、まずしっかりと「要約」ができていることが前提です。 その上で、大事なポイントを別の表現で書き換え、論旨を展開していく。ここで大事になるのが、前にお話しした「行間を読む力」です。 行間を読むことで、文章のさらに奥深い意味を理解できれば、それを自分の言葉で表現することで、自然に「敷衍」が行われることになります。逆に言えば、「敷衍」ができない人は、行間が読めていない、つまりは「読解力」が不足しているわけです。 それだけでなく、「敷衍」は自分の言葉で表現するという点で、豊富な語彙力や表現力が必要になります。 ですから、作家や文章を書く仕
そろそろ春になり、新しいエンジニアたちが生まれてくる季節となった! そんな若手エンジニアたちの弾む心を壊しに来る「若手を壊しに来るマン」がどの会社でも蔓延っている! 今回は、そんな若手を壊しに来るマンの種類と対策を紹介するぞ! 気軽にお願いするマン 「気軽にお願いするマン」は相手の都合も考えずに、涼しい顔で重い作業をお願いしてくるぞ! とても面倒な作業でもお構いなし!本人は作業量が分からないから、納期も短いことが多いぞ! 「気軽にお願いするマン」と戦うためには、短納期すぎるとか、今は別の作業をしているからなど、できないを説明して、長めに納期を言うのが効果的だ! また、納期を短くするための代替え案なども話し合うのも良いぞ! 自分の理解が追い付かないとキレるマン 「自分の理解が追い付かないとキレるマン」の特徴は説明する側は相手が理解できるように努めるべきだという思いが強すぎて、理解できないとキ
エンジニア単価表の記事はこちら! はじめに 社会人になってから数年。数々の失敗を目撃 & 体験をしてきました。 その教訓で、改善すればより仕事も人間関係も円滑に進み、エンジニアとしても成長できるだろうなというネガティブな点をまとめてみました。 僕も過去できていなかったり、今もできていないところはありますが、反面教師として伝えられたらと思います。 特徴 1.納期に間に合わない時、自分から報告してこない 明確に期日が共有できているのにも関わらず、直前もしくは遅れる旨を報告してこないパターンです。 責任感がない人に多い気がします。実力不足であったり、実装していくうちにタスクの見積もりがずれることもあるので勇気を持って報告しましょう! 2.タスク分解しないで、仕事し始める 機能実装のような中規模以上のタスクは、DB変更など下のレイヤーが間違っているとその上位の実装も全て修正しなくてはいけなくなりま
今日はアメリカのMBA(経営学修士)に関するお話をしてみたい。 MBAを取得すると年収が上がりやすいのもあって、生活費含めて二千万円ぐらいかかるくせにアメリカではMBAは人気の学位である。でも、日本からの合格者は少ないので、実態がわかりにくく、なんかお高くとまっているイメージがあるので批判の的になりやすい。「MBAは時代遅れ」とか「自己啓発セミナーみたいなもんだ」とか「MBA卒を採用したけどあいつら使えない」と批判をすると頭よさそうでオシャレでクールな感じだ。しかし、こういった話はほとんどがMBAを持っていない人の想像に過ぎず、実際はどういうものなのかわかりにくい。 結局、MBAとは何をする場なのか。今日はそんなMBAの実態について卒業生のおじさんの考えを語ります。(注:ハーバードに行ったのでハーバードの経験がベースになっていますが、学校によってフォーカスに違いはあります) MBAとは【決
のやさん( @NibutaniA )からバトンを受け取ってPOLのアドベントカレンダーを書かせていただきます、業務委託でエンジニアの田村です。 今日はクリスマスイブですね。今年はリモートワークなので、仕事終わりに一人悲しく街中のイルミネーションを見ることはなくなりそうです。リモートワーク万歳ですね。 そんな田村は社会人になってから二度目のクリスマスイブを迎えるのですが、最近ようやく仕事に慣れてきて、タスクに追われる一年目からタスクを制御できる二年目になりました。 今回はこの二年間、試行錯誤をしてきた中でやって良かったと思うものを以下の3つの観点から紹介したいと思います。 仕事の進め方系 業務効率UP系 モチベーション維持系 仕事に追われて辛い・時間通りにタスクが終わらない・何をしても空回りするという新人エンジニアの方にぜひ見て欲しいです。 冒頭部分に関してはより内容をイメージしやすくするた
Lesson867 やりたいことが見えないときに 「やりたいこと」 というきらめく言葉に 人はとらわれがちだけど、 「できること」 を増やさないと、 やりたいことも皮相なまま育っていかない、 面白くならない。 できるようになると面白くなって どんどんやりたいことも見えてくる。 できることを増やすには、 「やるべきこと」 をやる、地道な積み重ねが大事なわけで。 若いころの私は、こうしたことが 全然わかっていなかった。 だから、 「いま自分をとりまくすべての不条理を イッパツで解決してくれるような、 “やりたいこと”がどこかにある」 「そのやりたいことが見つかってないから、 自分はやる気が起きないし、 人生ぱっとしないんだ」 と、じっと待っている、 あるいは探しまわる人の気持ちは、 自戒を込めてよくわかる。 でも今は、私はこう思う。 やりたいことがやれている人というのは、 好きな面白いことだけ
米大リーグ・マリナーズなどで活躍し、今年3月に現役を引退したイチロー氏(46)が22日、故郷の愛知県豊山町で自らが大会長を務める「第24回イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に出席した。今年で最後となる同大会。イチロー氏はラストメッセージを送った。全文を掲載する。 【写真】レイズ筒香誕生! こんにちは、イチローです。毎年ここでその年、そのシーズンで感じたことをみんなの前でお伝えをしてきたんですけど、今回がイチロー杯でのみんなへのメッセージは最後になります。長い間、支えていただいた皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。最後の大会でここにいる3チームのみんな、おめでとう。 僕はこの春、現役を引退しました。そのときにイチロー杯のことが真っ先に浮かんでこれからどうしような、と考えました。これまで毎年ここでみんなにシーズンで感じたことをメッセージとして残してきたんですけども、それがで
とある日... 👨💻エンジニア 「おはようございます〜!」 🙍♂️上司 「おはよう!」 👨💻エンジニア 「今日も開発するぞ〜!...ん?」 👨🦳偉い人 「👨💻さんにエンジニア採用お手伝いいただくことになりました!来週からです!」 👨💻エンジニア 「...(間違いメールかな?)...上司さん〜これって間違いメールですかね?」 🙍♂️上司 「間違いじゃないで。来週からエンジニア採用手伝ってな。」 👨💻エンジニア 「...。(急に決まってて草)」 急に「来週からエンジニア採用業務手伝ってね!」と上司から言われた、全てのエンジニアが路頭に迷わないために。 これは何? 普段採用のことなんて1bitも考えていないエンジニアに向けた、エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための採用業務チュートリアル的なものをまとめておきます。 「採用業務で迷惑をかけないよう
こんにちは、CTO歴も丸9年以上になりました @makoga です。 Podcastや勉強会で話をしたときに好評だったので、今回は私が面接時に見ているポイントを書きます。 ※この文章の元ネタは2016年1月に社内に公開したものです。 面接時に見ているポイント 3行まとめ 事実と意見を分けて説明できるか 実際の課題を解決しようとしているか 技術をどう理解しているか この文章の目的 30分から1時間の面接で一緒に働きたいかを判断するのは難しいことです。私も経験を積んで学んできました。 まだ経験が浅い面接官に私が実践していることを伝えることでVOYAGE GROUP全体の判断の精度を上げていくのが目的です。 事実と意見を分けて説明できるか 圧倒的にこれは重要。これができない人はかなり厳しい。 関わったプロジェクトのなかで、自身が一番活躍できたと思うプロジェクトについて聞く 学生の場合は1人で個人
はじめに エンジニアになって4年ほどになり、自分がチームを引っ張ることも多くなってきました。 最近ではいっちょマエにアドバイスなんかすることもありますが、自分だって右も左も分からないところからエンジニアとして仕事をしつつ成長してきて今ここにいます。 そんな中で、「こうするともっと仕事がうまくできるよ」というノウハウやマインドセット的なものを自分なりにアウトプットしておきたいなと思ったので、つらつらと書いていきます。 前提 私はエンジニアになってからずっとWeb業界の小規模スタートアップで開発をしてきた人間です。2社経験していますが、2社ともスクラムによる開発手法を取っていました。ここに記す内容もこの環境や手法に影響を受けたものが多いです。 おしながき 1.マインドセット 2.仕事の進め方 3.どうにもならないとき 1.マインドセット 大局を見渡す 自分が着手しているタスクについて、なぜこれ
著者プロフィール:村山昇(むらやま・のぼる) キャリア・ポートレート コンサルティング代表。企業・団体の従業員・職員を対象に「プロフェッショナルシップ研修」(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)を行なう。「キャリアの自画像(ポートレート)」を描くマネジメントツールや「レゴブロック」を用いたゲーム研修、就労観の傾向性診断「キャリアMQ」をコア商品とする。プロ論・キャリア論を教えるのではなく、「働くこと・仕事の本質」を理解させ、腹底にジーンと効くプログラムを志向している。 「AI(人工知能)の進化によって、自分の仕事がなくなるのではないか」という議論が最近よくわき起こります。著書『ウォールデン 森の生活』で知られる19世紀の思想家、ヘンリー・デイヴィッド・ソローは次のように書いています。 「私たちはもはや、みずからつくった道具の道具になってしまった」。 AIが人間の職を奪うかどう
近年、「コンピテンシー」という言葉に触れる機会が多くなりました。 コンピテンシーをその企業に適した形で活用することで、 採用・研修(人材開発)・人事制度にも影響を与え、 企業の生産性を高める人事を切り口とした重要なキーワードになっています。 最近では、採用においての"コンピテンシー面接"、研修・教育での"能力開発"、 人事制度での"人事評価基準"など 人事管理の各分野に活用できる新たなツールとして注目されています。 1.コンピテンシーとは コンピテンシーとは、高業績者に共通してみられる行動特性のことです。 「ある職務や役割において優秀な成果を発揮する行動特性」などと定義されています。 社内で高い業績を上げている社員の専門技術・ノウハウ・基礎能力等を細かに観察し、 何がその人を「仕事のできる社員」にしているのかを明らかにするものです。 そして、この"コンピテンシー"を行動基準や評価基準に活用
若手エンジニア、大雑把に27歳くらいまでをそのゾーンだという前提で話を進めよう。 若手SEに対して最優先にしなければならないのは一人前になってもらうことだ。そうだろう、手が足りなくて若手を回してもらったのだろう。だったら、最優先事項も若手SEへの期待も全部引っくるめて一人前になってもらうことが当面のゴールだ。もちろん、仕事をやりながら、である。 若手SEが配属されると雑用をさせる 本来、一人前の仕事ができるようになって欲しいのだから、参画したタイミング以降に予定している作業を全て一通り経験してもらうことをOJTのプログラムとして番組を作らなければならない。 では実際はどうかと言えば、雑用ばかりさせている。本来、雑用なんてプロジェクトでは存在しないものなのだが、動機付けをしなかったり、教える側の先輩エンジニアが仕事の意味を理解していないばかりに自分がやりたくない仕事を押し付けてしまうからわざ
先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも本人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。 最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」というエピソードを聞いて納得がいった。 要は、コピーライターというのは本来、他のどんな職業の人よりも言葉の持つ意味や微妙なニュアンスの違いに敏感でなければならないのに、そこに鈍感なのだ。たとえば「タウリン1000mgと1gは同じことだからどっちでもいいですよね」と言ってしまうような人は、コピーライターには向いていないと言っていいだろう。 才能とは「違和感」に気づけることコピーライターのような、特殊な
一年半SEとして働いてきた中で、私自身が苦手だと思っており、他人からもそのように評価されていたのが「質問の仕方」でした。 それが先日、他人から「質問の仕方がうまいね」と褒められることがあり、ようやく一人前の質問の仕方ができるようになってきたので、どのようにして克服できたのか紹介したいと思います。 質問の基本形 私が入社したばかりの頃は、わからないことがあればすぐに先輩に質問していました。 そのときにしていた質問の内容はだいたいこんな感じです。 「環境構築を手順書通りにやったんですけど、○○のコマンドでエラーがでてしまいます!なんとかなりませんか?」 このような質問を受け取ったら、先輩は暇ならばエラーメッセージを見てくれ、エラーメッセージに書かれていることに対して調査してくれるかもしれませんが、忙しいときにはそんなことはしてもらえません。 こんな質問を繰り返しているうちに先輩からは「技術系メ
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