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書評に関するsarabandaのブックマーク (183)

  • 『ゼロ年代の想像力』を読んで腹を立てた人のために(再加筆版) - 白鳥のめがね

    ※件のを冷静に読みたい方は、まず(↓)をお読みください(5月27日追記)。 『ゼロ年代の想像力』を読み直すためのレッスン+++ - 白鳥のめがね このから学べることは、こんなパフォーマンスに需要があると思われるほど文化的状況は貧しいことになってしまっているということではないだろうか。まずそれを直視しておきたい。 ゼロ年代の想像力 作者: 宇野常寛出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/07/25メディア: ハードカバー購入: 41人 クリック: 1,089回この商品を含むブログ (263件) を見る 文化的状況の貧しさに徒手空拳で立ち向かう著者の努力とある種の真摯さには一定の敬意を払わなければならないだろうが、だからこそ、批判的な検討をもってエールとしたい*1。 以下、このの特徴の幾つかについて触れ、まず、あくまで著者自身が要請している倫理と論理を徹底することによって、この

    『ゼロ年代の想像力』を読んで腹を立てた人のために(再加筆版) - 白鳥のめがね
  • http://d.hatena.ne.jp/Siliqua_alta/20080909/1220898356

  • 「私の幸せ」を求めて:山口みずか『独身女性の性交哲学』 - Cahier de Siliqua_alta

    sarabanda
    sarabanda 2009/10/03
    「山口みずかの目的は、セックスを恋愛から解放すること、結婚を恋愛から解放すること、そして、最終的には、愛を恋愛から解放すること、であるようにみえる」
  • ヤリたいんじゃない、恋がしたいんだ! 草食と肉食の狭間の本音がここにある! - メンズサイゾー

    カルチャー 2009年09月26日 痛い。痛すぎてあんま触れたくなかった作品『モテキ』。痛いんだけど、でも根が明るくて健全な方向を向いてる感じがするから、がんばってご紹介してみます。 最近、やたら草とか肉とか言いますよね、人間のことを。その前はモテとか非モテとか言ってましたよね。『モテキ』は、そんな簡単に人間、ジャンル分けれねーんだよ! という現実を突きつけてくる作品です。 主人公の藤君は三十目前、童貞同然(一応どうでもいい女と捨てたことは捨てた)、そんなフジ君にある日突然知り合いの女からガンガン電話やらメールが来る。「もしや、これが『モテ期』では……!」と浮かれるフジ君であったが、けっこーイイ女から誘われてんのにいかんせん奥手だから何もできない。それ以前にコンプレックスが強すぎて、女からデートらしきものに誘われていても、まさか自分が男として意識されてるとも思えないでいるのだ。スキ見

    ヤリたいんじゃない、恋がしたいんだ! 草食と肉食の狭間の本音がここにある! - メンズサイゾー
    sarabanda
    sarabanda 2009/09/30
    「モテたいんじゃない、単にヤリたいだけでもない、誰かを好きになって、そんで、その人に自分のこと、好きになって欲しいだけなんだ。そんなん、当たり前じゃないか?」/「当たり前」という、恋愛圧力の内面化。
  • 生き方のルールが変わった! - reponの忘備録

    何となく曖昧な不安に包まれ、生きていくのがつらい「わたしたち」に。 ロスジェネ論争再考 去年の2月頃、「ロスジェネ論争」というのがはてな村で盛り上がった。 僕も、「敗残兵から一言 - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定)」というエントリを書いた。 そのとき、「そんなにつらいなら辞めて起業すればいいじゃん」という声が少なからずあった。 たとえば代表的なのは、id:guri_2氏の「要は、勇気がないんでしょ? - Attribute=51」というエントリだった。 文句を言うな、とかそういうことじゃないんです。 文句を言っている暇があったら行動を起こして、状況変えちゃった方が早くないっすか?と思うのです。 自分たちだけ良い思いをする社長がうらやましい(憎たらしい)なら、自分も社長になって同じことをすればいいし、 会社にいたいなら縦横のつながり作って、自分自身も売り上げあげ

    生き方のルールが変わった! - reponの忘備録
    sarabanda
    sarabanda 2009/09/30
    「堅い、決まり切った『社会』が崩壊するとともに、『ウィンプ』でも生きていける『ニッチ』な場所もまた開けてきたのだ」
  • 独身女性の性交哲学 / 山口みずか - plaisir.genxx.com

    Ricoh GX100 / Ikebukuro / Tokyo. ひさびさのセックス論。都立大(現・首都大)卒業後、性風俗業一で生き抜いてきて、30代後半にしていまだに現役という山口みずかさんの書いた『独身女性の性交哲学』を書評します。海岸沿いを歩きながら頬を風でくすぐられたような、実に爽やかな読後感が残る一冊。ネット上にまともなレビューがまだないようだし、週末なので、かなり長い記事を書きます。セックスの生々しい話も多くて、示唆に富んでいますよ。 私が風俗嬢という職業に魅力を感じたのは、女らしさを媚態していい男をゲットするという全人格を賭けての勝負をして、専業主婦になることを望まなかったからだ。中途半端にガリ勉で、男女平等を規範にしていたから、男性に養われること自体が、負けのような気がしていた。かといって、男性と同じ社会で肩を並べてばりばりやっていけるほどの能力も自信もない。バブルは弾け

    sarabanda
    sarabanda 2009/09/29
    「肉欲的なセックスはそれとして肯定して、セックスを愛に従属させない」/非モテを通俗的恋愛観から解放するための理論形成にも応用できるかも。
  • 輸入学問の功罪 - まとまり日記

    輸入学問の功罪―この翻訳わかりますか? (ちくま新書) 作者: 鈴木直出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 51回この商品を含むブログ (51件) を見るを読んだ。 このは、カントやマルクスといったドイツ系の哲学書の翻訳が一般読者にまったく理解できないものになっていることを告発しつつ、その背景を、市場から乖離した教養主義に求めたもの。 著者は第一章で、哲学書の翻訳が一般読者にきわめて読みにくいものになっていることを、『資論』の翻訳を例にして示す。著者は、1924年に刊行された高畠素之の翻訳とそれより二十年遅れて出版された向坂逸郎の翻訳(岩波文庫)を比較し、向坂訳が一般読者にとってきわめて読みにくいものになっているのにたいし、それより二十年前に出された高畠訳のほうが読みやすさという点では上回っていることを例示する。この可読性の低さ

  • heuristic ways - 「男らしさ」の明暗

    庄司薫氏は、十年ぶりに発表した小説『赤頭巾ちゃん気をつけて』が芥川賞を受賞したとき、「受賞の言葉」でこういうことを言っている。「この十年間ぼくが考えてきたのは、「男の子」いかに生きるべきか、とでも言ったこと」であり、絶えざる自己鍛錬や努力の結果「ぼくがたどりついたのは、余りにも素朴で笑われるかもしれませんが、みんなの幸せを考えること、そしてそのためには強さにささえられたやさしさとでもいうべきものを育てること、「これぞ男の生きる道」といったことでした」と。庄司氏は、「『赤頭巾ちゃん気をつけて』は、何よりもこの「他者への愛」を描こうとする努力だった、と言っていい」とも書いている。庄司氏にとって、「男らしい」という規範は、「他者への愛」、「みんなの幸せを考えること」、「強さにささえられたやさしさ」を育てることなどに結びついた自我理想であり、その対極にあるのは、「平気でエゴイスティックな目的を求め

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    ビールとポップコーンと映画 ラストマイルを見た。良い映画だった。 映画館でべそべそ泣いて、鼻を啜りながら車で帰った。感想はこのブログでは書かない。みんな映画館に行って感じてみてほしい。 帰ってからツイッターで感想を漁り、うんうん、わかるわかる、そうだよね、とまた映画を思い出して…

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    sarabanda
    sarabanda 2009/09/08
    「こうした恋愛市場から取り残された最後のフロンティア、オタクを開拓しようとする試み」/この手の言説では狭義のオタクでない非モテが不可視化されているような。
  • 書籍から見るゼロ年代

    今年でゼロ年代が終わる.2000年が始まったときはミレニアム!と晴れ晴れしい気分であり,まさかゼロ年代なんてカタカナで時代が表されるだなんて思っても見なかった.そんなことを近頃思っていると「そういや,2000年とか2001年ってどんなが平積みにされてたっけ?」と思ったので,簡単にまとめてみた.これは客観的な統計データのまとめではないし,選んだやその解説には恣意性だって含まれてると思うけど,はてブ等でフォローしてもらえたらと思う. 2000年一般書では『だから,あなたも生き抜いて』がベストセラーであった.閉塞感のあった90年代において日は経済も社会システムも崩壊が始まり,これまでのような一億層中流社会は望めなくなった.そんな時代に単なるサクセスストーリーとしてだけでなく,「生き抜く」ことを薦めるこのがゼロ年代最初の年のベストセラーであったことは興味深い. 経済書では『経済ってそういう

    書籍から見るゼロ年代
  • http://biz.lunarians.net/uncategorized/6.htm

  • 大野左紀子『「女」が邪魔をする』(光文社)感想 - ある営業マンの戯言

    読書大野さんのブログで宣伝いただいたので、日、購入して読んでみた。率直に言って面白いと感じた。大野さんは女性問題(男女格差)について、当然、女性の立場に軸足を置いて語られているのだが、男性の視点も非常に意識して語られている。特に「第八章 男の窮状と女嫌い」の分析は概ね納得。こう言っちゃ怒られるかもしれませんが、私と問題意識が近いんじゃないかと思いましたね。居酒屋で飲んでみたい女の人という感じです(笑。全章面白かったが、特に「第一章 女である事の損得勘定」と「第八章 男の窮状と女嫌い」が私としては興味深い内容だった。まずは第一章。大野さんは授業で「借金まみれのハンサム男と、裕福なブタ男、どっちが女を幸せにしてくれると思いますか?」という質問を学生(年齢は18〜20歳)にする。対して、女子学生の回答の54%が「裕福なブタ男」。「借金まみれのハンサム男」と回答したのが13パーセントとのことで、

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    sarabanda 2009/08/29
    「男も女も結婚相手に対して、ルックスよりも経済的なものを優先する。女は経済力、男は経済感覚を必須のものとして相手に求める」「『顔と金の交換』なんてのは、周りを見渡してもほとんどリアリティがない」
  • ばななと日本人 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    よしもとばななが、web上で叩かれている。居酒屋での店員の対応について書いたエッセイが発端のようだ。 「よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」」 http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20090808 よしもとさんは、自分たちのように社会的人脈が豊富な客に対しても、頑なに接客マニュアルを固持し、特別サービスをしてくれない居酒屋店長を批判する。よしもとさんによれば、この店長は接客マニュアルに従うことに専心するばかりに、相手の権威的な立場を計算に入れずに対応する。こうした相手の立場に応じて損得を計算するような、その場その場の対応がないがために、結果的にマニュアルに縛られた居酒屋店長は利益を逸しているというのだ。 よしもとさんが批判しているのは、店長個人ではなく、こうしたマニュアル通りの対応をさせているチェーン居酒屋のシス

    ばななと日本人 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    2024夏休み旅行 神戸・2日目【前編】 zfinchyan.hatenablog.com ↑1日目はこちら 6:50 わたしと夫だけ先に起床 前日に買っておいたお芋のパンで朝ごはん 昨日の疲れからか、なかなか息子たちが起きてこなかったので、ゆっくり寝かせてから10:00にホテルの下にあるプレイゾーンに行って、パターゴルフやバス…

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    sarabanda
    sarabanda 2009/08/19
    「男の性に潜む暴力性から目を背けることなく、非暴力的に女性と関わる男性像の確立に向いている」
  • 女医さんのジェンダー的葛藤がビンビン伝わってくる本に出会った - シロクマの屑籠

    病院はもうご臨終です (ソフトバンク新書) 作者: 仁科桜子出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2009/01/16メディア: 新書購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見る 昨今、いわゆる“医療崩壊系の”というのはそこらじゅうにあって、傷気味の感も否めないけれど、おおよそ文章には著者の情念が宿るもので、から滲み出てくる著者特有のエッセンスが掛け替えのないビジョンを提供する、ということは珍しくない。 今回読んだも、まさにそのような一冊だと感じた。 第一章《強烈キャラの患者たち》----難しいケースへの対応、 第二章《医者ってやつは…》----ドクターの多忙な生活の実状 第三章《医者の人生スゴロク》----医者はそんなにハッピーじゃない 第四章《病院はご臨終なのか!?》----医師不足問題について こうして目次を列挙するだけだと、医療崩

    女医さんのジェンダー的葛藤がビンビン伝わってくる本に出会った - シロクマの屑籠
    sarabanda
    sarabanda 2009/08/14
    「しかも、そんな彼女達を、男性然とした白馬の王子様が抱きかかえるような出会いは滅多に無いのである」/エリート女性がマッチョエリート男性との恋愛を望んでいるというのは根拠のない決め付け。
  • 婚活・高望みを捨てて現実を悟れ:山田昌弘(中央大学教授)(Voice) - goo ニュース

    婚活・高望みを捨てて現実を悟れ:山田昌弘(中央大学教授) 2009年4月27日(月)08:00 ひとつのテーマを二人の論者が違った視点からアプローチして、その質に切り込むgooニュース×Voice連携企画「話題のテーマに賛否両論!」。今月のテーマは婚活です。 婚活・高望みを捨てて現実を悟れ(山田昌弘・中央大学教授) 「女性よ、狩りに出よ」 婚活結婚活動の略である。就職活動(就活)をしなければなかなか希望どおりの就職ができなくなった状況になぞらえて、結婚に向けて意識的に活動をしなければ結婚できない時代になったことを象徴して私がつくった言葉である。 新しくつくりだした言葉は、広まれば広まるほど誤解が大きくなり、来の意図とは懸け離れたものになってしまう。パラサイト・シングルや格差社会のときもそうだった。自立したら損だから自立しないという日社会の現状を批判するつもりで書いた

    sarabanda
    sarabanda 2009/08/14
    「本のなかでは男性から見て結婚したくない女性として、『お金をかけてきれいになっている人』と書いてあるのに、デパートの商品企画担当者は本をきちんと読んでいるのかと文句をいいたくなる」
  • 村上春樹がぜんぜん卵寄りじゃない件について

    村上春樹は壁とそこにぶつかる卵があったら、自分は常に卵の側でありたいとスピーチしたそうだけど、奴の作品は全然卵寄りじゃないよね? 早ければ中学程度、遅くとも大学頃までにはセックスを経験できるような主人公の話ばかり書いて、それのどこが卵なんだ? 完全に壁寄りじゃねえか。 俺たち非モテがセックスを経験できるまでどれだけ大変だと思ってるんだ。 そりゃあもうモテと言う圧倒的な壁が立ちはだかってる感じですよ。 容姿で圏外になって、枕を塗らす日々を送ってる非モテ達が卵じゃなくて何が卵だバーロー。 もう少し現実的に、大学卒業するまで誰とも付き合ったこともセックスできたためしもないけど別に変な奴じゃないような人を主人公にした作品を書いてから、そういうことを言いやがれってんだちくしょーめ。 http://anond.hatelabo.jp/20090218005155

    村上春樹がぜんぜん卵寄りじゃない件について
  • 宇野常寛『ゼロ年代の想像力』 - logical cypher scape2

    まず全体的な感想としては、面白かったし、方向性としても納得というか共感した。 しかし、読みながら、色々と批判したくなってくるのは何故なんだろうか。 とりあえず、以下、こののまとめと読みながら思った事を書いていくつもりだが、その中には「ここがおかしい」というものも含まれる。ところが、色々考えていると、それって単なる重箱の隅を突いているだけのように思えてしまう。重箱の隅つつきは面白くないよな、と思うので、あんまりしたくないのだが、何故かそういうものばかりが、読んでいてチラチラと頭をよぎるのである。 これは、このが、読んでいて自分のことを批判されているような気分にさせられるだからではないか、と思う。 重箱の隅を突きたくなるのは、図星だからなのであろうか。一方で、いや別に、この批判は俺のことを言っているわけじゃないなんだから、そんなに焦らなくても大丈夫、と思ったりもする。 それから、あとでも

    宇野常寛『ゼロ年代の想像力』 - logical cypher scape2
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    sarabanda
    sarabanda 2009/05/31
    「集団において他者に求める能力が高まってきているがゆえに脱落者(非モテ、非コミュ、オタ、毒女など様々なネットスラングがあるけど)を多く生んでいるという構造があるんじゃないか」「空気を読むことの高度化」
  • 『「就活のバカヤロー」』

    打ち合わせで出かけた帰りの吉祥寺の屋さんで若い学生さんがい入るように立ち読みしていた新書。そこの屋さんでもダントツの売上ナンバー1で、帰りの井の頭線で笑いをこらえるのが大変でした。この金融危機の前の学生売り手市場のときの、新卒採用の現場について書かれたなのですが就活生、大学、企業、就職情報会社へ、この茶番をわかっているのに全員で踊っているのはなぜだ!「キモいんじゃ!」と関係各位向けて言っているで、全方位型毒まみれで、かえってすがすがしい。 就活のバカヤロー (光文社新書)/大沢仁 記事にもなっているようですね。 「就活のバカヤロー」新書がバカ売れ 学生も企業も大学も茶番? http://www.j-cast.com/2008/11/22030759.html 担当編集者も氷河期世代のようで「バカヤロー!」と叫びたかったようです(笑) 就職活動って、多くの人が多かれ少なかれ経験して

    sarabanda
    sarabanda 2009/05/24
    「仕事を楽しむことや自己実現自体はすばらしいことであるがそのこと自体が学生を苦しめてしまっていては本末転倒というわけだ。まずは自立のために働いてみるという」