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サルトルに関するsarutoraのブックマーク (44)

  • サルトルの米国人論(a) - 消された伝統の復権

    ジャン・ポール・サルトルに、「アメリカの個人主義と画一主義」というエッセイがある。1945年の作である。米国人の多くが、個人主義であることを誇りとしているが、そのじつ、物の考え方があまりにも画一的であることに、サルトルが、驚き、恐ろしさを感じて書かれたものである。翻訳は難しい。ここで「画一主義」と訳された原語は、「コンフォルミスム」である。訳者の佐藤朔も気になったのであろう。わざわざ注釈を添えている。佐藤は言う。 「コンフォルミスムとか、コンフォルミストというのは、政治や時勢に無批判に順応する主義や人間をさす。だから企画にはまった、画一的な思想や生活様式をもつアメリカ人も画一主義者といいうるわけである」。 米国は、人種の坩堝(るつぼ)だと言われる。これは、世界各国から異なる文化的背景をもついろいろな人種が、坩堝の中で溶かされ、米国人という新しい民族に鋳直(いじき)されて生まれ変わらされると

    サルトルの米国人論(a) - 消された伝統の復権
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    初めて梅干しを作ってみた話 今年の夏、初めて梅干しを作りました。 私梅干し大好きなんですが、自分で作るという発想がなくて…同僚が梅シロップを作っているのに影響されて去年から梅仕事を始めてみたんですが、そのときの説明書に「梅干しの作り方」というのも入っていて、えーー梅干しって自分…

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    sarutora
    sarutora 2007/12/25
    >思想は、決して統計などによって導き出せるものではないのです。
  • はじめに - land and ground

    前回、予告したように、これから数ヶ月にわたって、「トランスクリティークとポストモダン」と題する論稿の草稿を書き進め、公開してゆきます。内容は、すでに示した概要の通りで、柄谷行人とジャン=ポール・サルトルの議論を検討するものです。この草稿では、両者の主要著作を読解することから始めてゆくことにします。 さて、作業にとりかかるまえに、最初に述べておきたいことがあります。これから私は、柄谷とサルトルを論じ、その過程で両者の議論を接合することになるでしょう。このとき、作業が理論的なものであればあるほど、何かしら言外の意図をもつものとして解釈されるだろうことは、容易に想像がつきます。もちろん、どのように読まれても構わないのですが、無用な詮索にもとづく誤解を避けるために、最初に私の意図を明らかにしておこうと思います。 現在、日では、柄谷行人の著作が、以前ほど積極的に参照されることはありません。むしろ、

    はじめに - land and ground
    sarutora
    sarutora 2007/12/22
    >ドゥルーズは、生前最後のインタビューでサルトルに触れ、その模倣者たちこそが、まっさきにサルトルを過去のものとして葬ったのだと述べました<そーなんですよ
  • 「私はペーパーナイフではない」――サルトルとリベラルの違い - (元)登校拒否系

    サルトルとリベラルの違い 番号を選ぶ自由によって 宝くじを民主化しようとするのがリベラル 機会の平等によって不平等を永続化しようとするのが リベラル 買ってもない宝くじの当選金を受け取りに行くのがサルトル 選んだことだと 言われても 選んだ次の瞬間に 選んだことを選ぶかどうかを もう選ぼうとしてるのがサルトル 未来の結果によって 現在を あらかじめ裁くのが リベラル 都合の悪い結果が出たら とりあえず ちゃぶ台を ひっくり返すのが サルトル 過去の原因が今を規定するのだとしても 過去をも選びに行くのがサルトル 未来のために 今をあきらめなくてはならないとしても そうだということを選んでいるのは 今なのだと知っているのが サルトル 世界をバラバラの個人に分割して 自己の半径3メートル以内の責任に 投獄するのがリベラル 責任が牢獄だとしても 牢獄においてこそ よりいっそう自由を感じる ように

    「私はペーパーナイフではない」――サルトルとリベラルの違い - (元)登校拒否系
  • (元)登校拒否系 - 永遠の嘘をついてくれ」――「美しい国」と「無法者」の華麗なデュエット  後編

    (前編からの続きです。) サルトルは、アルジェリア革命の闘士フランツ・ファノンによる『地に呪われたる者』への序文で、フランス国人の植民地支配に対する責任について語っている。当時のアルジェリアは、フランスの植民地だった。アルジェリアでの、「コロン」と呼ばれるヨーロッパ人入植者の暴虐非道ぶりは、フランス国でも既に知られていた。サルトルは、フランス人読者に告げた。 ……「だが、おれたちは<国>[=フランス]にいるんだ、[アルジェリアでの]行き過ぎを非難しているんだ」。そのとおりだ。君たちはコロンではない。だが似たり寄ったりだ。彼らは君の先駆者[パイオニア]なのだ。君たちはコロンを海外に送り出し、コロンは君たちを金持にした。もっとも君たちは彼らに予め警告していた。「あんまり血を流すと、お前らを否認せざるをえなくなるぞ」。これと同様に、国家はどんな国家であれ-外国に煽動者・挑発者・スパイどもを

    (元)登校拒否系 - 永遠の嘘をついてくれ」――「美しい国」と「無法者」の華麗なデュエット  後編
  • Mathematical Philosophy

    Some say that mathematics is subjective, and others say that it is not. Neither is the question true or false. It is possible that math can be subjective, but it is not the only subject that is subject to being…

    sarutora
    sarutora 2007/06/09
    ご存知かもしれませんが、これは昔NHKで何度か放映されてますよ~↓
  • 捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ!俺はサルトルよりラッセルが好きだけどな

    賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…

    捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ!俺はサルトルよりラッセルが好きだけどな
    sarutora
    sarutora 2007/04/07
    >そういう悪魔化をすき放題やってるのは、石原のほうじゃねえの?リベラルが勝てねえのは、そうやってお上品ぶってるからじゃねえのか/サルトルとラッセルの対比はこれだけだとよくわからない
  • http://totsuka-yacht.com/syuki7.htm

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    sarutora 2007/04/03
    戸塚宏のサルトル、ボーヴォワール批判
  • 「民主主義よ、お前はもう、死んでいる」――グアンタナモ化した政治と敵対性の外部化について - (元)登校拒否系

    キューバのグアンタナモ米軍基地には、アルカイダとの関わりを疑われた数百人の人々が収容されています。彼らの多くは、裁判にかけられる予定もなく「無期限に収容」されています。また拷問が行われているという報告もあります。このようなことは、通常の法の枠内では正当化することが困難です。というわけで、アメリカではこのような収容が行われていいのかということが論争になっています。 ジジェクによれば、ある討論番組で、次のような収容擁護論があったそうです*1。いわく、「彼ら(囚人)は爆弾が当たらなかった者たちである」。つまり、彼らは米軍の正当な軍事活動の対象であったにもかかわらず偶然に生きのびたのだから、彼らを収容することに問題はない。どんな状態であるにせよ、死ぬよりはマシなはずだ。彼らは死ぬはずの者たちであったのだから、彼らには何をしても許される、というわけです。 日の民主主義にも、グアンタナモの囚人たちの

    「民主主義よ、お前はもう、死んでいる」――グアンタナモ化した政治と敵対性の外部化について - (元)登校拒否系
    sarutora
    sarutora 2007/03/25
    この社会自体の内部に敵対性がある/歴史は止まっていません。「現実主義」が必死になって止めようとしているだけ<常野雄次郎は全く正しい、というのがわたしの意見です
  • 2007-01-11 - ブルーベリー&イチゴ((blueberry))の日記

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    sarutora 2007/01/11
    「でしまるたいせん は、私の実存主義を禅によって実践した===サルトル」 ???なんだろうこれ、ちょっと見てみたい。
  • ウチノバカムスコ - 天のさだめを誰が知る!?

    アンデルセンの『絵のない絵』を読み終える。ひとつひとつの話がこちらに要求してくる解像度の密度が濃いので、きのう一日で読み終えるつもりが、意外に時間が掛かった。 まず、描写が巧い。そして、幼い子供と動物へ向けられる目は常に変わらず温かいが、大人やその社会には、なんと冷めた目を注いでいることか。アンデルセンもまた、怖ろしい作家のひとりであったのだ。 会社の近くの某大型古書店の百円棚を漁った以外は、のらのらと仕事。 ジュンク堂をぶらついていると、永久放置かと思っていたサルトルの長大なフローベール論『家の馬鹿息子』の翻訳第3巻が、第1巻と第2巻の新装版と共に出ていて、先日のドゥルーズの『シネマ』のとき以上に吃驚する。 巻末の海老坂武のあとがきによると、平井啓之、海老坂武、鈴木道彦、蓮實重彦の四人の訳者のうち、三人は15年前には翻訳を終えていて、一人の遅れの所為でこんなにも第3巻の刊行が遅れたと云

    ウチノバカムスコ - 天のさだめを誰が知る!?
    sarutora
    sarutora 2006/11/30
    海老坂さん、後書で、三人は15年前には翻訳を終えていて、遅れた一名と、督促を積極的に行わなかった人文書院にも怒りを爆発させているそう。犯人は後者に1000ハスミン
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    私、餡子のためなら逆立ちだってしますよ。 こじらせている。 べたいと思ったらべたいのである。 ここが北カリフォルニアの片田舎であろうと、私があんみつがべたいと思えば、あんみつは今すぐ作ってべなくてはいけないものになる。いしん坊の思考は凄まじい。 子供が観ていたアニメで、赤ちゃんが空の…

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    sarutora
    sarutora 2006/11/24
    >仏の哲学者で、サルトルだけはマジでクソ。パリ大学のどの分野の哲学の先生もサルトルだけは批判する。価値無し、というのが総意。>やっぱなあ
  • 2006-11-17

    1.継続中 (1)『ロリータ』 (2)『構築主義を再構築する』 2.読了 (1)『グレート・ギャツビー』 (2)『極太!!思想家列伝』 (3)『生き延びるためのラカン』 (4)『文学全集を立ちあげる』 余談:僕はクレジット・カードを一枚も持っていなくて、今もって現金払い一槍なんですが、なんでそれに愛着があるか考えてみる。 (1)まず、むこう(ってどこだ?)はきっと僕のことを「信用」していないだろうなぁ、とこっちで先回りして想定してしまっていることによってムリヤリに、クレジット・カードを(他ならぬ)僕が現に持っていないことを正当化したりする。 (2)それに加えて引き落としってのがなんか掠め取られてる感じがどうしてもする。(いや、まったく正当な支払い方法なんだけども)。 それに比して、貨幣での支払いは(一見)支払いにおいてこっちに主導権がある(ような気がする)。ほら貨幣を用いての支払いだと

    2006-11-17
    sarutora
    sarutora 2006/11/18
    知らなかった。何十年かかったのよ(笑)でも日本のサルトラー的にはちょっとしたニュースだ
  • 田端の小さな歴史に出会う - ナンダロウアヤシゲな日々

    8時半起き。『週刊読書人』の原稿を書く。青木茂『書痴、戦時下の美術書を読む』(平凡社)の書評。珍しく短い時間で書けた。風は通るが、気温はけっこう高い。昼前に銀行や郵便局に行ったら、汗をかいてしまった。帰ると〈荻文庫〉から注文したが届いていた。『千里相識 集古会記念華名冊』(非売品、昭和10)5000円。和装。集古会の会員に、出生地、住所、職業、研究の事項、蒐集分野、雅号などをアンケートしたもの。さっきの青木氏のに出てくる、木村捨三(仙秀)が編集発行している。 韓国からが届く。Yu Jong Koog(柳鍾局)『東京ロマン散歩』(デザインハウス)。東京のレトロ&アートな場所をめぐったフォト・エッセイ集という感じの。オールカラー。谷中銀座、朝倉彫塑館、いろはに木工所、青空洋品店、ショップnakamura、結構人ミルクホールなど谷根千エリアが前半に載っている。「不忍ブックストリートMAP

    田端の小さな歴史に出会う - ナンダロウアヤシゲな日々
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    sarutora 2006/09/07
    新連載の内藤寿子「〈事件〉は誘惑する」がオモシロイ。1回目は「サルトルとボーヴォワール、団地へ行く」
  • suntory gold akiyuki nosaka

    cm

    suntory gold akiyuki nosaka
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    sarutora 2006/08/21
    ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか、ニ、ニ、ニーチェかサルトルか
  • 今日のお買い物 - 美徳の不幸 part 2

    研究室に行く途中の屋で購入したのは以下の。 宗教を語りなおす―近代的カテゴリーの再考 作者: 磯前順一,タラルアサド,Talal Asad出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2006/07/25メディア: 単行 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る磯前先生とか、安丸良夫先生とか、アサド先生とか、綺羅星の如し。買わざるを得ないでしょ、これは。植民地の問題 作者: J.‐P.サルトル,Jean‐Paul Sartre,多田道太郎,鈴木道彦,浦野衣子,渡辺淳,海老坂武,加藤晴久出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2000/02メディア: 単行購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (3件) を見る今更サルトル、という声を聞こえてきそうだが、当時最高に明晰だった彼が指摘した植民地問題を、現在の我々はどこまで克服しているか、というと、甚だ心許ない。訳者の

    今日のお買い物 - 美徳の不幸 part 2
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    sarutora 2006/08/13
    しつこいけど、やっぱりサルトルの枕詞は「今更」なんだなー(笑)↑いえ私のもぼやき芸なので気にしないで下さい(^^;)
  • 「普通の結婚」、、? - ちゃずけのはてなにっき

    このあいだ30そこそこのヴェリィ奥様とランチして、20代前半で結婚して出産したその奥様曰く、 大学時代の東京のお友達が今頃になって結婚したいって言い出して驚いたそうだ。 「普通の人と結婚したいだけなのにとか、もう普通の人なんかいないし、なんて言うんです」 「どういうのが普通かって聞くとね、私から見れば全然普通じゃないんですよ」って、 うーん、その普通ぶりをあまりよく聞いてなかったんだけど確かに普通と理想を混同していたような気が、、 「男の人って、やっぱり女の人と違うでしょう、うちの主人だって相当変わってると思いますよ、話したら 「信じられない」とかいわれるもの」「普通、って言うのが一番難しいじゃないですか、当に結婚する気なんか あるんでしょうか」と、私に聞かれても私のお友達ではないからなあ、、その後えんえんと 「普通」と言う概念について数人で熱く語り合ったが結論は「男とは皆普通ではない」

    「普通の結婚」、、? - ちゃずけのはてなにっき
    sarutora
    sarutora 2006/07/10
    見られる自分(つまりサルトルの言う対他存在)の問題を、突き詰めて考えてるかどうかという点が酒順と中村うさぎの深さの違いなんだよな
  • YouTube - Broadcast Yourself

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    sarutora 2006/06/23
    早瀬優香子「サルトルで眠れない」作詞:秋元康 作曲:大村憲司うわさは聞いてたけど初めて聴いた。しかし86年で、ドゥルーズフーコーデリダではなくなぜサルトルなんだろう。
  • 映画新刊本案内〜ジョン・ヒューストン自伝『王になろうとした男』〜 - 明るい部屋:映画についての覚書

    『王になろうとした男』(ジョン・ヒューストン) 『マルタの鷹』『白鯨』『アフリカの女王』など、不朽の名作の製作秘話に加え、赤狩りに抵抗した不屈の反逆精神、ヘミングウェイ、サルトルなど芸術家たちとの友情、五度も結婚した波瀾に満ちた生涯を率直に語ったハリウッド・メモワールの最高傑作(だそうです)。

    映画新刊本案内〜ジョン・ヒューストン自伝『王になろうとした男』〜 - 明るい部屋:映画についての覚書
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