日本古代文学入門 スポンサード リンク ・日本古代文学入門 浦島太郎の歌には「タイやヒラメの舞踊り」というフレーズがでてくる。このヒラメはもともとは魚のヒラメではなかったそうである。オリジナルの浦島太郎=浦島子の物語では蓬莱山で仙女を夢心地で抱いた。濃厚なベッドシーンがあった。その段で「続浦島子伝記」には「魚比目興」と書かれていて、これを後世の作詞家がヒラメと勘違いしたらしいのだ。 本当は比目魚は古代中国の性医学書にでているセックスの体位なのである。いろいろな体位で二人は愛し合ったという話だったのだ。浦島子の物語は、奈良時代から平安時代にかけての漢文の素養のある貴族や知識人が好んだポルノ小説だったというから驚く。 二人が夢の時間を過ごしたのも海底の竜宮上ではなくて、東方海上三千里の彼方にあるとされた蓬莱山であった。当時の人々は、海の向こうに異界があると考えていたからだ。 「古代の人々が考え