漫画、アニメ、フィギュアといった日本のサブカルチャーが世界を席巻している。 先回のエントリー記事で、ポップカルチャーとしてのオタク文化をファインアート(純粋芸術)の世界に翻訳することで成功したアーティスト、村上隆の戦略を見てきた。漫画やアニメだけではない、日本のサブカルチャーがファインアートの領分を浸食して、広がる現象は他の分野にも見られる。 吉行耕平というカメラマンをごぞんじだろうか。今年の9月、ニューヨークの「Yossi Millo Gallary 」で吉行氏の作品を集めた「the Park」(公園)というタイトルの個展が開催され、大評判になっている。 ニューヨークタイムスをはじめ地元のマスコミ、批評家は、この展覧会を絶賛しているが、(Press記事PDF)日本では全く報道されていない。 New York Times の紹介サイト→ Layers of Voyeurism (主要作品
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