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ブックマーク / katoler.cocolog-nifty.com (7)

  • 世界中が日本を真似はじめた?③ ファインアートの終わりと吉行耕平 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    漫画、アニメ、フィギュアといった日のサブカルチャーが世界を席巻している。 先回のエントリー記事で、ポップカルチャーとしてのオタク文化をファインアート(純粋芸術)の世界に翻訳することで成功したアーティスト、村上隆の戦略を見てきた。漫画やアニメだけではない、日のサブカルチャーがファインアートの領分を浸して、広がる現象は他の分野にも見られる。 吉行耕平というカメラマンをごぞんじだろうか。今年の9月、ニューヨークの「Yossi Millo Gallary 」で吉行氏の作品を集めた「the Park」(公園)というタイトルの個展が開催され、大評判になっている。 ニューヨークタイムスをはじめ地元のマスコミ、批評家は、この展覧会を絶賛しているが、(Press記事PDF)日では全く報道されていない。 New York Times の紹介サイト→  Layers of Voyeurism (主要作品

    世界中が日本を真似はじめた?③ ファインアートの終わりと吉行耕平 - カトラー:katolerのマーケティング言論
  • カトラー:katolerのマーケティング言論: 品格ブームの本質 〜品格本はなぜバカ売れするのか〜

    正月の日経新聞に「会社の品格」というの全面広告が掲載されていた。広告には、このが発売以来、7刷され、ベストセラーになっているというコピーが躍っていたが、「国家の品格」「女性の品格」に続いて、3匹目のドジョウを狙うというスケベ心がミエミエで、品のないこと甚だしい。いつから、日では、こうまで「品格」の大安売りをするようになってしまったのか。 「国家の品格」にしろ「女性の品格」にしろ、いわゆる品格のどれにも共通しているのは、パラパラと15分も立ち読みすれば、書いてあることが理解できてしまうほど、内容空疎であることだ。書かれていることは、ある種のノスタルジーに満ちた伝統的な世界観の表明であり、新しいことは何も書かれていない。要するに、買って読むまでのではないのだが、「国家の品格」にしろ「女性の品格」にしろ、200万部をこえる大ベストセラーになっている。「国家の品格」について、以前、このブ

    カトラー:katolerのマーケティング言論: 品格ブームの本質 〜品格本はなぜバカ売れするのか〜
    sasakill
    sasakill 2008/01/16
    『それは、また同時に、安定・平等社会との決別という、苛酷な現実からしばし目をそらすための、最期の「ファンタジー」なのかも知れない。』
  • 9.16 高円寺ニートの乱  ~見えない敵との戦い~ - カトラー:katolerのマーケティング言論

    ニートのデモに参加した。 群れて何かをするのが苦手な方なので、昔、知り合いの女の子から反核デモに一緒に参加しませんかと誘われた時も、そんな文句がつけようもなく立派なことに加担するような人間ではないのでと丁重に断ったことがある。しかし、このビデオ(必見!)を見せられた時には、思わず爆笑して、何としてでも参加するしかないと思った。 高円寺ニート組合と称するグループが「家賃撲滅!家賃をタダにしろ!」をスローガンに、世のニートを糾合し、死ぬほどくだらないデモを繰り広げるというのだから捨てておけない。(写真はかめよん写真館より) このブログでも、ニートのことを何回かとりあげた。「万国のニート、フリーターたちよ団結せよ」という記事では、ニート、フリーターたちは、階級意識に目覚めて、もっと声を上げてもよいのではないかと、おせっかいなことを申し上げた。 そのニートたちが、いよいよ一揆をおこすというのだ。

    9.16 高円寺ニートの乱  ~見えない敵との戦い~ - カトラー:katolerのマーケティング言論
  • カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる

    このごろメディア関係者と顔をあわせると、必ず「景気が悪い」という愚痴り大会がはじまる。 紙メディアの凋落現象については、今に始まったことではないが、現在、進行している状況がこれまで経験したことのない事態であるということが徐々にわかりはじめている。 過去にも厳しい時代はあったが、その厳しさは、バブル経済崩壊後に続いた日経済の長い停滞など、言い訳になる比較的明確な理由があった。実際、これまでの経験則でいえば、日の大手メディアの広告収入は、日経済の体温を先行して反映する指標になっていて、現実の景気回復曲線に先立って、テレビ、新聞などの広告収入は増加に転じていた。企業は、景気回復を見込んで、新製品の市場投入や新規投資を行い、そうした先行投資が広告市場に流れ込んでいたからだ。 しかし、事情は変わった。日経済は昨年から、回復傾向が鮮明となり、今年の春までは日中が株高に湧いたにもかかわらず、大

    カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる
    sasakill
    sasakill 2006/11/01
  • 「子殺しの時代」を生きる ~坂東真砂子、子猫殺しの波紋~ - カトラー:katolerのマーケティング言論

    タヒチ在住の直木賞作家、坂東真砂子が、日経済新聞の夕刊の担当コラム欄「プロムナード」で子を自宅の近くの崖地に投げて殺していることを公にしたことが、大きな波紋を呼んでいる。 「こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている」という断りから始まる、その文章の中で、彼女は、「もしが言葉を話せるならば、避妊 手術なんかされたくない、子を産みたいというだろう」と述べ、「獣にとっての『生』とは、人間の干渉なく、自然のなかで生きること」なので「私は自分の育 ててきたの『生』の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した」と書いている。 この人のを読んだことがないのだが、ホラー小説を書 いていて「死国」「狗神」という作品は映画化もされているようだ。ホラー作家ということで、「死」のイメージを身にまといたいということもあるのだろう か、この日経紙上のコラムでは、タヒチでの生活で日常的に

    「子殺しの時代」を生きる ~坂東真砂子、子猫殺しの波紋~ - カトラー:katolerのマーケティング言論
  • Switch off the TV! 退屈なTVなんて消しちまえ! - カトラー:katolerのマーケティング言論

    最近、テレビを見なくなった。 とにかく、テレビ番組自体が面白くなくなった。ドラマはいうに及ばず、視聴率がある程度読めるという理由からなのか、どこのチャンネルを回しても「情報バラエティ」というジャンルの番組がやたら多くなり、傷気味である。以前は帰宅すると報道ステーション(古舘一郎)やニュース23(筑紫哲也)などニュース番組をリレーしながら見ていたのだが、ホリエモンのニッポン放送買収劇が世間を騒がしたあたりから、ニュース番組を見る時にも、テレビ局やキャスターの「立ち位置」が気になりだし、どうもリラックスできない。そのうちにニュース番組を見ることもやめてしまった。 他の人たちはテレビをいったいどのように見ているのだろう?と気になっていたところに、町山広美さんの「怪しいTV欄」というを紹介された。 町山さんは、放送作家としてテレビの番組づくりの現場に関わる一方で、切れ味の良いコラムを新聞や雑誌

    Switch off the TV! 退屈なTVなんて消しちまえ! - カトラー:katolerのマーケティング言論
    sasakill
    sasakill 2006/08/28
  • クチコミ革命の法則 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    OL 向けのフリーペーパー「シティ・リビング」が、クチコミックスというオシャレなマーケティングレポートをまとめた(非売品)。実をいうと、その中にカトラーとして小生も「プロシューマーのクチコミはロングテールを遡行する」というタイトルの原稿を寄稿している。拙文が掲載されているということで手前味噌になるかとも思ったのだが、レポートとして素晴らしい出来ばえなので、まずこのレポートについて紹介したい。 昨年あたりから「クチコミ・マーケティング」流行(ばやり)だが、クチコミックスは、OL のクチコミを創刊時から追及してきた老舗フリーペーパーとして、クチコミ・マーケティングの今日的意義をマーケティングの専門家、実際にクチコミ機能を活用して事業を成功に導いている経営者(All about.com、 @コスメ他)にインタビューするなど、多角的な切り込みで構成したものだ。レポートのハイライトは、マーケティング

    クチコミ革命の法則 - カトラー:katolerのマーケティング言論
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