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ブックマーク / ameblo.jp/marketers (2)

  • 『ケータイ小説』

    年もよろしくお願いいたします。 さて、雑誌「文學界」の新年号に、「ケータイ小説は『作家』を殺すか」と題した座談会の模様が収録されていました。 座談会に参加しているのは、中村航氏(作家)、鈴木謙介氏(社会学者)に加えて、草野亜紀夫氏(魔法のiらんど編成部長)の3名。 文芸誌という雑誌の特質上、どちらかというと「ケータイ小説」を軽視した感じの中村氏・鈴木氏と、もちろん「ケータイ小説」サイドの草野氏、という穏やかではあるものの対立した構図が見て取れて、おもしろい鼎談になっています。 実際の発言が少なかったのか、それとも編集上なのかはわからないですが、魔法のiらんど・草野氏の発言が目立たないのはちょっと気になったものの、一昨年くらいから目立つ「ケータイ小説」ブームについての洞察が結構あったように思います。 以下、抜粋・引用。 まず、「ケータイ小説」の消費のされ方について。 中村 つまんない話をし

    『ケータイ小説』
  • 『【書籍紹介】 『定本 物語消費論』』

    サイバーエージェント インターネット広告事業部 マーケティング局メンバーのアメブロです。 インターネット広告の最新トレンドから、メンバーが気になった身近な面白ネタまで、幅広くひろっていきます。 大塚英志 『定 物語消費論』 (角川文庫) (Amazonではマーケットプレイスに出品があるのみでした。絶版なのでしょうか…) 【コメント】 かなり古いで、1989年刊行の書籍。 著者は社会学寄りの批評家。 80年代後期~90年代初頭のいわゆるバブル期は、 広告業界がクチコミに注目した時期でした。 業界に80年代前半のニューアカデミズムの影響が残っていた当時のこと、 クチコミや噂の発生についても社会学や民俗学のモデルを用いて 理論的に解析しようとしていたようです。(たとえばこれ ) このの著者も噂や都市伝説について研究をしていたこともあり、 バブル期には代理店で勉強会の講師として出入りしてい

    『【書籍紹介】 『定本 物語消費論』』
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