さらにLagerling氏は、モバイルサービスに先入観を持ってはいけないと指摘する。携帯電話を利用するとき、ユーザーは外にいると思われがちだが、実は家の中にいることも多いのだ。 Lagerling氏はその最たる例として、自宅でテレビを見ながら友達とメールしたり、テレビで見たものを携帯電話で検索したりするユーザーが多いことを挙げた。これらの行動がビジネスにつながることも多く、携帯電話における検索サービスの重要性を理解する企業も増えてきた。 「モバイルの強みはその即効性にあります。テレビCMと連動した検索が多いこともそれを裏付けています。これに伴い、モバイル広告とPC広告が各々の機能を果たし始めてきたと考える広告主が増えてきました。具体的な事例としては、テレビドラマ『結婚できない男』の放映中、着メロの無料ダウンロードができるというアナウンスを22時51分に流したところ、検索クエリが急増したこと