Jobs氏の日本批判と、ネオテニー伊藤氏の視点 2007年6月 7日 コメント: トラックバック (0) Adario Strange 5月30日(米国時間)に開催された『All Things D』会議での対談で、米Apple社の最高経営責任者(CEO)、Steve Jobs氏は日本の家電ビジネスをあからさまに批判した。Jobs氏の発言は次のとおり。 「『iPod』が存在し、この市場にApple社が参入したのはなぜか。実に素晴らしい日本の家電メーカーは、携帯音楽[プレーヤー]市場を創出し、かつて独占していた。現在もその市場をある程度は確保している。だが彼らは、適切なソフトウェアを思いつくことも、開発することも、実装することもできなかったのだ」 多くの人々がこの発言に注目せず、議論にならなかったという事実は、私には奇妙に思えた。そこで、日本のハイテク界に関する情報源として私が頼りにしている1