岸田文雄首相が30日、家族と高級すき焼きを楽しんだと報道され、話題になった。しかし、どうやらすき焼きで年を越す風習は東海地方以外ではなじみがないよう。名古屋圏の地域性や文化を描いた4こま漫画の作者安藤正基さん(31)も、Xの投稿で漫画とともにそうした習慣を紹介した。 安藤さんは人気作「八十亀ちゃんかんさつにっき」の作者で、「大みそかにすき焼き食べる習慣あるの名古屋だけってマジ?」と投稿した。合わせて掲載した4こま漫画では、名古屋圏では、鶏肉のすき焼きを「ひきずり」と呼び、新年に過去を引きずらないように、と願いをこめて食べる風習を紹介。牛肉のすき焼きや、大エビが載った年越しそばを食べることもメモで添えた。