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つけびの村の検索結果1 - 40 件 / 90件

  • 「もう少し息子に才能があれば・・・」長男殺害、 元農水次官の公判で語ったこと - 弁護士ドットコムニュース

    東京都練馬区の自宅で長男の英一郎さん(44=当時)をナイフで刺して殺害した殺人罪に問われ、東京地裁で懲役6年の実刑判決を言い渡された元農林水産事務次官、熊沢英昭被告人(76)が12月20日、保釈された。 弁護人は12月25日、判決を不服として控訴した。 本事件は高齢の親が、中年となった引きこもりの子供の面倒を見る『8050問題』とともに取りざたされ、その深刻さを突きつけた。一体どうすればよかったのか。改めて公判を振り返りたい。(ライター・高橋ユキ) ●「統合失調症」から「アスペルガー」に診断が変わる 事件は今年6月1日に起きた。英一郎さんは大学進学と同時に実家を出たが、卒業後も進路が定まらず、長らく定職についていなかった。また精神疾患を持ち、投薬治療を続けていた。熊沢被告人の妻が所有する目白の一軒家に一人暮らしをしていたが、事件の約1週間前、熊沢被告人と妻が住む練馬の実家に戻ってきた。 1

      「もう少し息子に才能があれば・・・」長男殺害、 元農水次官の公判で語ったこと - 弁護士ドットコムニュース
    • 首相官邸で“お茶出し”を巡って傷害事件が発生 裁判で明らかになった両者の言い分(全文) | デイリー新潮

      第二次安倍政権時代の首相官邸が舞台となった刑事裁判が、昨年から東京地裁で続いている。といっても、国家を揺るがすような大事件ではなく、“官邸でのお茶出し”をめぐるトラブルだ。部下の腕を強く掴んだとして傷害罪で起訴されているA被告は、「押しのけただけ」と否認しているが……。 2019年7月29日。Aは当時、内閣官房の総理大臣官邸事務所で内閣事務官として勤務していた。主に要人等の食事や、お茶出しなどを担当する男性スタッフだ。事件当日は、育児のための時短勤務中で、15時15分に退勤予定だった。Aからの傷害の被害を訴えているのは部下のB。同じくお茶出しを行う男性スタッフだった。トラブルは、15時から開かれる閣議のためのお茶出しの際に発生した。 今年1月に行われた被告人質問で、Aが語ったところによれば、お茶出しは次のような流れで行われていたのだという。 「閣議室の裏の給湯室で、閣議開始20分前からお茶

        首相官邸で“お茶出し”を巡って傷害事件が発生 裁判で明らかになった両者の言い分(全文) | デイリー新潮
      • 娘に性的虐待繰り返した「鬼畜父」の呆れた言い分(FRIDAY) - Yahoo!ニュース

        現在、東京地裁では、当時高校2年生だった実の娘に性交したとして、父親に対する『監護者性交等罪』(親などの監護者が、その立場を利用して18歳未満の子どもに対して性交などをした場合に問われる罪)の公判が開かれている。 【画像】アメリカ極悪犯刑務所の日常 レイプ犯はその日のうちに始末される ◆被害者秘匿のため名前も職業も伏せられる被告人 初公判は7月20日。通常の刑事裁判では被告人名や年齢、本籍や住所、職業などといった個人情報が明らかになるが、被害者秘匿の観点から、被告人の個人情報も全て伏せられる。そのため開廷表にも被告人名は記載されず、この日の人定質問でも、名乗ることがなかった。年齢も分からないが、見た目からは40~50代に見えるジャージ姿の恰幅の良い男性だ。 起訴状によれば被告人Aは、2017年の8月、同居していた実の娘(当時17歳)に対し、被告人方において性交したという。「間違っているとこ

          娘に性的虐待繰り返した「鬼畜父」の呆れた言い分(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
        • 裁判の証拠提示でLINEのやり取りが採用されたら、語尾の『w』はこう読まれるらしい「しかも無表情で読み上げる…w」

          🍙高橋ユキ🍙 @tk84yuki 傍聴人。フリーライター。#ロイヤルホストを守る市民の会 代表。『つけびの村』、アウト老の実態に迫った『暴走老人・犯罪劇場』、『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』、『霞っ子クラブ 娘たちの裁判傍聴記』など。ニュースレター:tk84yuki.theletter.jp mail:info@kasumikko.com note.mu/tk84yuki 🍙高橋ユキ🍙 @tk84yuki 最近、裁判員裁判の証拠でLINEのやりとりが採用されることがありますが「ちょっとw」みたいな時に使う「w」をどう発音するかというと、いまのところは「わら」のようです。検察官が無表情に読み上げます。 「死んでもらおうww」→死んでもらおうわらわら 土曜日朝の豆知識でした☀️ 2021-02-20 08:33:50

            裁判の証拠提示でLINEのやり取りが採用されたら、語尾の『w』はこう読まれるらしい「しかも無表情で読み上げる…w」
          • もうやめろよ。取材続けてどうするの?――『つけびの村』完成のご報告|tk84yuki

            つけびして 煙り喜ぶ 田舎者 2019年7月11日、最高裁判所が上告を棄却し、保見光成の死刑が確定しました。 note版『ルポ つけびの村』読者の皆様はよくご存知と思いますが、保見光成は、2013年夏に山口県周南市の山奥、わずか12人が暮らす金峰[みたけ]地区の郷集落で5人が殺害され、2軒に火がつけられた〈山口連続殺人放火事件〉の犯人でした。 私が取材を始めたのは事件直後どころか、容疑者として逮捕された保見が、山口地方裁判所で死刑を宣告され(2015年)、控訴した広島高等裁判所でも即日結審、すぐに棄却(2016年)された後、2017年のことです。 「この事件、ぜったい無理だから、もうやめろよ。どこも取り上げてくれないぞ。誰も読まねえ。取材続けてどうするの?」 夫やママ友、ファミサポさんに子どもの世話をお願いして、金峰へ出かける私に、夫はそう何度も言いましたが、これは愚痴ではなく、プロとして

              もうやめろよ。取材続けてどうするの?――『つけびの村』完成のご報告|tk84yuki
            • 便利さと不便さ、都会っぽさと田舎っぽさ。相反するものが共存する「戸越」(文・高橋ユキ) - SUUMOタウン

              著: 高橋ユキ 就職難で想定外の上京。新宿では悪徳セールスに捕まり…… ずっと福岡から出たくないと思っていた。修羅の国などといわれる北九州市で生まれ育ち、大学進学を機に福岡市で一人暮らしをした。この福岡市の住み心地があまりにもよすぎて、できれば住み続けたいと思っていたが、おりからの就職氷河期により、東京に出てきた。 いつか福岡に帰る……そんな思いは、いまもしぶとく私のなかにある。なのに、なんだかんだ、福岡を出てからの人生のほうが長くなってしまった。結婚し、子どもまで育てている。すっかり“生活”をしながら、それでもどこか旅人のような気持ちで、東京での暮らしを続けている。 そんな自分が、かつて独身時代に住む場所として戸越を選んだのには、いくつか理由があった。一つは単純に当時の職場へ通うための乗り換えが楽だったから。また、心地よい池上線沿線であることも大きい。 気分は旅人だから、休みの日に東京の

                便利さと不便さ、都会っぽさと田舎っぽさ。相反するものが共存する「戸越」(文・高橋ユキ) - SUUMOタウン
              • 千葉大生が女子中学生を2年間監禁… ムショ仲間が語る「寺内樺風」受刑者の異常性(全文) | デイリー新潮

                当時中学1年の女子生徒を誘拐、2年間監禁した元千葉大生・寺内樺風(かぶ)受刑者(逮捕当時23)の事件をご記憶だろうか。2016年3月、東京都・中野区の監禁部屋を抜け出した女子生徒が同区で保護されたことで、事件は発覚。全国に指名手配された寺内受刑者は、少女が保護された翌日に静岡県伊東市で身柄を確保された。自殺未遂を図って、通りかかった新聞配達員を呼び止め「死のうと思ったが死に切れなかった、警察を呼んでほしい」と助けを求めたのだ。 【写真】監禁現場のマンション 事件発覚から5年。そんな寺内受刑者の近況を知るのが、関東地方のある刑務所で彼と寝起きを共にしていたA氏だ。 「川越から来た奴はだいたい運動が大好きになってて、運動会やソフトボール大会もすごい張り切ってやるんですけど、彼はそういう感じじゃなかったですね」 “川越”とは、川越少年刑務所のことを指す。通常、刑事裁判で実刑判決を言い渡された被告

                  千葉大生が女子中学生を2年間監禁… ムショ仲間が語る「寺内樺風」受刑者の異常性(全文) | デイリー新潮
                • ますます「暗い森」になりつつあるインターネットの中で個人ブログを書くことの意味 - YAMDAS現更新履歴

                  yamdas.hatenablog.com 昨年6月に公開した文章だが、先日「パブリッシングの主軸をはてなからnoteに移した/移しつつある人たちをまとめてみた」で紹介したところ、初めて読んだ人が多かったようで、はてなブックマークが増えていた。 この「暗い森」になりつつあるインターネットというトレンドは、これを書いたおよそ一年半前より(Twitter の荒れ度合い、可燃性の高まりと呼応して)はっきりしてきたように思う。 ここで「暗い森」の代表として挙げられていたのはニュースレターやポッドキャストである。 アメリカにおけるニュースレターの盛り上がりについては、以下の市川裕康さんの文章が参考になるだろう。 ニュースレター配信サービス「サブスタック」と静かに広がるパッション・エコノミー|市川裕康 (メディアコンサルタント) 情報収集手段として注目のニュースレターと管理アプリ『Stoop(ストゥー

                    ますます「暗い森」になりつつあるインターネットの中で個人ブログを書くことの意味 - YAMDAS現更新履歴
                  • 父から娘への性暴力「向こうが誘ってきた」悪びれない父親たちの言い分 - 弁護士ドットコムニュース

                    ここ近年「監護者わいせつ罪」や「監護者性交等罪」という罪名をニュースで目にしたことはないだろうか。 2017年の刑法一部改正により新設され、親や養親などの監護者が、18歳未満の者に対して「監護者であることによる影響力」に乗じて、わいせつ行為や性交をした場合、これらの罪に問われるようになった。通常の強制性交等罪のように、暴行や脅迫などの行為がなくとも成立する。 多くの刑事裁判を傍聴するライターの高橋ユキ氏によれば、被告人となった父親たちの言動には、「ある共通点が見えたり、似た証言をすることがあった」という。それは一体、どんなものなのか。高橋氏の寄稿をお届けする。 ●傍聴にも一苦労 「監護者わいせつ罪」や「監護者性交等罪」に問われた事件の傍聴は、なかなか骨が折れる。 逮捕されたり、または有罪判決を受けた“監護者”たちの実名は報じられない。被害者は監護者の子である場合があるため、被害者秘匿の観点

                      父から娘への性暴力「向こうが誘ってきた」悪びれない父親たちの言い分 - 弁護士ドットコムニュース
                    • 店主「初めて見ました」昭和の世相を表したサザエさんの伝説のシャッターが本屋閉店に伴い45年ぶりに人目に

                      鳥山穣 @joetoriyama 金松堂で注文した「つけびの村」(高橋ユキ 晶文社)を原作にしたオリジナル作品もラインナップしているAudioMovie®。 新作の「偉人伝 by 川口技研」は今週金曜日に渋沢栄一編スタートです。 渋沢を小手伸也さんが演じています。 #tbsradio #audiomovie audiomovie.jp 2021-04-14 10:38:20

                        店主「初めて見ました」昭和の世相を表したサザエさんの伝説のシャッターが本屋閉店に伴い45年ぶりに人目に
                      • 出版社と書き手が報われる場所を提供する――調査報道サブスク「SlowNews」瀬尾傑社長インタビュー | HON.jp News Blog

                        《この記事は約 8 分で読めます(1分で600字計算)》 ノンフィクション記事特化型の会員制サービス「SlowNews(スローニュース)」立ち上げの経緯や狙いはなにか? 出版ジャーナリスト成相裕幸さんに取材・レポートいただきました。 ノンフィクションを発表できる場が少なくなっている スマートニュース株式会社の子会社であるスローニュース株式会社が、調査報道に特化したサブスクリプション型サービス「スローニュース」を2月にリリースした。まず、文藝春秋、講談社、岩波書店などが6社がコンテンツを提供し、広義のノンフィクション書籍の電子版や、スローニュースが調査報道を支援するライターのオリジナル連載を配信する(月額税込1650円)。 紙媒体のノンフィクション発表の場が少なくなり、取材経費も縮小していくなかで、スローニュースは長期的な調査報道を続けることができる仕組みを提供していくとしている。瀬尾傑社長

                          出版社と書き手が報われる場所を提供する――調査報道サブスク「SlowNews」瀬尾傑社長インタビュー | HON.jp News Blog
                        • 「平成の八つ墓村」と報じられた村の本当のすがた ウェブから火がついた「つけびの村」が本に|好書好日

                          ウェブサービス・noteで公開され話題になった「ルポ『つけびの村』」が、『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社)として書籍化されました。2013年7月21日に山口県周南市金峰(みたけ)地区で発生した山口連続殺人放火事件について取材したノンフィクション。犯人の保見光成・死刑囚は近隣の高齢者5人を撲殺し、2軒の家に放火しました。当時の金峰は12人の高齢者のみで構成された限界集落。小さな小さなコミュニティの中で起きた事件でした。 保見の自宅の窓には外から見えるように、「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」という意味深な川柳が貼られていました。彼は村八分にあっていたのだ、という報道も加わり、金峰は「平成の八つ墓村」とも呼ばれるようになりました。『つけびの村』で事件ノンフィクションの新しい形を提示した著者の高橋ユキさんに、取材や執筆の経緯などについて話を伺いました。 苦肉の策だったnote版「ルポ

                            「平成の八つ墓村」と報じられた村の本当のすがた ウェブから火がついた「つけびの村」が本に|好書好日
                          • 新潟小2女子殺人 小林遼被告のスマホに残るおぞましい検索ワード | FRIDAYデジタル

                            昨年5月に新潟市で小学2年生の女子児童、Aさん(7=当時)を殺害し、その遺体を線路に遺棄したとして、殺人などの罪で起訴された小林遼被告(25)の裁判員裁判初公判が11月8日、新潟地裁(山崎威裁判長)で開かれた。 小林被告。県内の工業高校を卒業後に、電気設備関連の会社へ就職していた 小林被告が問われているのはAさん殺人罪に加え、同じくAさんに対するわいせつ略取、強制わいせつ致死、そして死体損壊、死体遺棄、電汽車危険往来の罪。そして2017年に別の女児の児童ポルノ動画を所持したという児童ポルノ禁止法違反。昨年の逮捕時の報道では知り得なかった、おぞましい犯行の詳細がこの日、法廷で明かされた。 逮捕当時と変わらぬふっくらした体型に黒いスーツを着用し、少し伸びた坊主頭で法廷に現れた小林被告は「えー、いま無職ですけど、逮捕当時は会社員でした」と人定質問にはっきりと答えたのち、罪状認否で同じくはきはきと

                              新潟小2女子殺人 小林遼被告のスマホに残るおぞましい検索ワード | FRIDAYデジタル
                            • ママの頃は『スケバン刑事』ってのが流行って「スケバンだけど刑事の高校生がヨーヨーで戦う話でね…あと鉄仮面をつけてて…」って説明すればするほど子供が困惑していた。

                              🍙高橋ユキ🍙 @tk84yuki ママの子供の頃は『スケバン刑事』ってのが流行ってみんなヨーヨー持ってた…と子供(9)にいうと、どんな話?と聞かれたが、スケバンだけど刑事の高校生がヨーヨーで戦う話でね…あと鉄仮面をつけてて…って説明すればするほど子供が困惑していた。 2022-01-07 12:11:00 🍙高橋ユキ🍙 @tk84yuki 傍聴人。フリーライター。#ロイヤルホストを守る市民の会 代表。『つけびの村』、アウト老の実態に迫った『暴走老人・犯罪劇場』、『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』、『霞っ子クラブ 娘たちの裁判傍聴記』など。ニュースレター:tk84yuki.theletter.jp mail:info@kasumikko.com note.mu/tk84yuki

                                ママの頃は『スケバン刑事』ってのが流行って「スケバンだけど刑事の高校生がヨーヨーで戦う話でね…あと鉄仮面をつけてて…」って説明すればするほど子供が困惑していた。
                              • 「これはもう運命」性犯罪を繰り返す息子 実の父は「男として理解できる」と法廷でまさかの発言 - 弁護士ドットコムニュース

                                自分の子が犯罪を犯した時、親としてどう接していくかは悩むところだ。繰り返すことがないよう厳しい目を持つと同時に、子を信じる力も試される。 複数の女子高校生らに対するわいせつ行為などに問われていた男の裁判員裁判が、今年8月から9月にかけて東京地裁立川支部で開かれていた。公判には男の父親が証人として出廷し、被告人を見守っていくことを約束していたが、その監督能力に疑問を呈されていた。 被告人には同種の服役前科があり、父親は前回の裁判でも、同じように息子の監督を誓っていた。にもかかわらず、被告人は仮出所から1年も経たずに再犯に及んでいたのだ。(ライター・高橋ユキ) ●仮釈放からほどなく、のぞきを開始。半年後には盗撮 被告人(公判当時40)は、2020年から翌年にかけて、東京都下でウーバーイーツの配達員をやりながら、盗撮やわいせつ行為を繰り返していた。 起訴されていたのは、女子高校生3名に対する強制

                                  「これはもう運命」性犯罪を繰り返す息子 実の父は「男として理解できる」と法廷でまさかの発言 - 弁護士ドットコムニュース
                                • 父から性的虐待受けた女子に浴びせられた「ゆるしがたい質問」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース

                                  「ちゃんと前提を聞いてくださいよ! 露骨に中身を言わなくとも聞けるでしょう!!」 弁護人からの質問に裁判長が声を荒げ、注意を促す。義理の娘に長年、性的虐待を行なってきたとして起訴されている男性の公判での一幕だ。 【画像】アメリカ極悪犯刑務所の日常 レイプ犯はその日のうちに始末される 現在、千葉地裁(前田巌裁判長)で開かれているこの公判では、先頃ビデオリンク方式で証人尋問が行われ、被害者とされる義理の娘が証言した。 監護者性交等や監護者わいせつ、児童ポルノ禁止法違反で起訴されている被告人はグレーのジャージを身につけ、メガネをかけた40~50代らしき男性。大きく鋭い目で時折、傍聴席に座る傍聴人の顔ぶれを確認したり、被害者の証言を聞いて不満そうに体を動かしたり、隣に座る弁護人に耳打ちするような仕草をみせたり…。 家庭内の性的虐待事件は、被害者秘匿の観点から、被告人名が伏せられる。逮捕時の報道もな

                                    父から性的虐待受けた女子に浴びせられた「ゆるしがたい質問」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
                                  • 『つけびの村』山口連続殺人事件の真相、噂は続くよ、どこまでも - HONZ

                                    山口連続殺人事件は、2013年に山口県周南市の小さな集落で起きた凄惨な事件である。住民わずか8世帯12人、半数以上が65歳以上という限界集落で、ある日突然5人の連続殺人と放火が起きた。 事件からほどなく犯人として名が挙がり、現場付近の林道で捕まった保見光成もまた、集落の住民の1人であった。 後にこの事件が大きな話題になっていった背景には、この村をめぐりさまざまな噂話がネットやマスコミで飛び交ったことがある。犯人の家に貼られていた「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」という言葉が犯行予告だったのではないかというもの。犯人は村の人たちから村八分にあっていたのではないかというもの。 根も葉もない噂を立てられ、それを真に受けた無関係な人たちから一方的に攻撃される。どんどん騒ぎが大きくなっていき、さらに深刻な事態を引き起こす。本書で描かれているのは、今では当たり前のように頻発する、ネット炎上の原風景とでも

                                      『つけびの村』山口連続殺人事件の真相、噂は続くよ、どこまでも - HONZ
                                    • 幼女わいせつ魔「俺は捕まらないと言い聞かせた」 2児の父はなぜ犯行を止められなかったのか - 弁護士ドットコムニュース

                                      札幌市や東京都で複数の女児にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ致傷などの罪で起訴された建設作業員・池谷伸也被告人(逮捕当時43)に対する裁判員裁判が、今年7月に東京地裁立川支部で開かれていた。 逮捕は2年前(2018年)の9月。再逮捕を重ねながら、同年12月に同支部にて公判が開かれたものの、裁判員裁判に切り替わり、公判前整理手続に付されていた。被害女児の一人がPTSDを患い、強制わいせつ致傷での起訴となったためだ。男は裁判で何を語ったのか。(傍聴ライター・高橋ユキ) ●被害者は4〜8歳までの女児15名 池谷被告人は2014年夏、当時住んでいた札幌市内で女児にわいせつ行為を行なったのち、転居先の東京でも女児に狙いを定め、逮捕まで4年間、わいせつ行為を繰り返した。 逮捕当時、池谷被告人の携帯電話からは女児25人分の画像が見つかっていたが、今回の裁判員裁判で被害者とされていたのは4〜8歳まで

                                        幼女わいせつ魔「俺は捕まらないと言い聞かせた」 2児の父はなぜ犯行を止められなかったのか - 弁護士ドットコムニュース
                                      • 京アニ放火事件で日本アニメーション協会が「慎重かつ冷静な報道」求める Twitterではハッシュタグ「prayforkyoani」が誕生

                                        京都アニメーションのスタジオで起きた放火事件について、日本アニメーション協会が慎重かつ冷静な報道を求めるコメントを発表しました。 事件は7月18日午前10時すぎに発生し、同日15時時点での消防庁の発表では死者1人、重軽傷者30人以上、心肺停止者12人となっています。 日本アニメーション協会は「非常に大きな事件ですので、各所機関におかれましては慎重かつ冷静な報道をお願いいたします」とTwitterでコメント。SNSでは「アニメファンを犯罪者予備軍のように扱うような報道がなされるのでは」と不安視する声もあり、同協会による対応を望む人も見られます。 京都アニメーション公式サイト。アクセスが殺到しているのかつながりづらい状態。記事執筆時点では事件に関する発表などはない またTwitterではハッシュタグ「#prayforkyoani」が生まれ、スタッフの無事を祈る投稿や、亡くなった人への追悼、京都

                                          京アニ放火事件で日本アニメーション協会が「慎重かつ冷静な報道」求める Twitterではハッシュタグ「prayforkyoani」が誕生
                                        • 娘への強制性交、罪に問われた夫に「処罰は望みません」 法廷で妻が語った驚きの理由 - 弁護士ドットコムニュース

                                          自分の子どもが性犯罪の被害に遭い、その加害者が、自分の夫だったと分かった時のショックは計り知れない。妻としては、子どもを連れて離婚するという選択肢が現実味を帯びてくる局面だ。 とはいえ、夫が一家の経済的な支えとなっている場合、なかなかそれも難しい。別れを選択しない妻も、これまで法廷で見てきた。そしてこの事件でも、妻は夫との別れを選択することなく、共に生きる道を選んだ。住宅ローンのためだった。(ライター・高橋ユキ) ●妻の出勤中に被害 被告人は今年4月、当時5歳だった実の娘に口淫をさせ、その様子を動画撮影したほか、昨年10月、11歳の女児に乳房や陰部を撮影させそれを送信させたという児童ポルノ禁止法違反、強制性交等、児童福祉法違反の罪に問われていた。 東京地裁立川支部で公判が開かれていたのは今年の秋。法廷前に貼られている開廷表に、被告人の氏名は掲載されていない。被告人の名が明らかになることで被

                                            娘への強制性交、罪に問われた夫に「処罰は望みません」 法廷で妻が語った驚きの理由 - 弁護士ドットコムニュース
                                          • ウェブ編集者も頭を抱える「ライターの原稿料」問題 紙媒体との違いはどこに? - 弁護士ドットコムニュース

                                            今年(2022年)の春闘で、出版業界でフリーランスとして働く人の労働組合「出版ネッツ」が報酬の10パーセント引き上げを求めたーー。インタビュー記事を掲載したところ、ライターとして生計を立てる人たちから大きな反響が寄せられた。 紙媒体は衰退の一途を辿るが、ウェブ媒体は乱立している。にもかかわらず、ライターがウェブ媒体の報酬だけで生活することは厳しい。この背景を、編集サイドはどう見ているのだろうか。編集者たちに話を聞くと、ライターと同様にジレンマを感じていることがわかった。(ライター・高橋ユキ) ●ウェブ編集者が語る背景とは 雑誌の休刊が相次ぎ、電子コミック以外に好調とは言い難い出版業界に、筆者を含め多くのライターたちには強い危機感がある。数年前からウェブに活路を見出す同業者も増えているが、一様に聞くのが「ウェブでは食べていけない」という現実だった。もちろん例外はあるだろうが、紙媒体のライター

                                              ウェブ編集者も頭を抱える「ライターの原稿料」問題 紙媒体との違いはどこに? - 弁護士ドットコムニュース
                                            • メルカリCEO山田進太郎さんに聞く「経営者はなぜノンフィクションを読むのか」|スローニュース旧公式サイトです。新サイトを御覧ください

                                              ※旧SlowNewsのサービス終了前の記事です。文中のリンクは現在は使えませんのでご了承ください。 メルカリ創業者でCEOの山田進太郎さんは読書好きな経営者としても知られている。実はローンチ以来、SlowNewsを愛用しているという山田さんに、ノンフィクションの魅力や調査報道への関心、SlowNewsへの期待などをお聞きした。(聞き手:スローニュース 瀬尾傑) 本はコスパがめちゃくちゃいい瀬尾 山田さんは一日一冊ペースで本を買う読書家として知られています。お忙しい中、どのように本を買い、読んでいるのか気になる人も多いと思います。 山田 週に一度は書店で棚を眺めますが、基本はKindle派です。Kindleをいつも持ち歩いて、インターネットなどを眺めていて気になったら即ポチる。ビジネス、サイエンス、歴史、小説、漫画、そしてノンフィクション。ジャンルは問いません。常に10冊ぐらいの本を読んでい

                                                メルカリCEO山田進太郎さんに聞く「経営者はなぜノンフィクションを読むのか」|スローニュース旧公式サイトです。新サイトを御覧ください
                                              • 酒井泰斗プロデュース「調べ・考え・書き・伝え・集まるための書棚散策」ブックフェア - 『在野研究ビギナーズ』刊行記念(2019.12-)

                                                2019.12.27『在野研究ビギナーズ』が 第38回「雑学出版賞」を受賞しました。1958年発足の雑学倶楽部の主催による歴史ある賞です。 2019.12.26『在野研究ビギナーズ』が「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」を受賞しました(第三位)。 投票していただいた皆さん、ありがとうございました。 このページは、論集 『在野研究ビギナーズ』 の刊行を記念して開催するブックフェア 「調べ・考え・書き・伝え・集まるための書棚散策」 をご紹介するために、WEBサイト socio-logic.jp の中に開設するものです。 本ブックフェアは、2019年から2020年にかけて、明石書店の協力を得て、紀伊國屋書店、くまざわ書店、ジュンク堂書店 をはじめとする全国の書店にて開催されました。 フェア開催中、店舗では 選書者たちによる解説を掲載した36頁のパンフレットを配布しましたが

                                                  酒井泰斗プロデュース「調べ・考え・書き・伝え・集まるための書棚散策」ブックフェア - 『在野研究ビギナーズ』刊行記念(2019.12-)
                                                • 高橋ユキ『つけびの村』感想〜平成の八つ墓村実話ルポに現れる 「10年後に話す真相」のリアリティラインの眩暈 - 太陽がまぶしかったから

                                                  つけびして 煙り喜ぶ 田舎者 本書は2013年に山口県にあるわずか12人の住民のうち、限界集落で一夜にして五人が殺害された山口連続殺人放火事件の核心に迫るルポタージュである。 焼失した女性A宅の隣家には、「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」と白い紙に毛筆のようなもので川柳が記された貼り紙があり、県警は7月22日午後、殺人と非現住建造物等放火の疑いでこの家を家宅捜索するとともに、姿を消した当時63歳の住民の男Hを重要参考人として行方を捜索した。 一見して金田一耕助の八つ墓村のような舞台装置と付け火による消失。そして川柳のような犯行声明。が2013年の現代日本に揃っているという時点でリアリティラインの奇妙な揺らぎを感じてしまうが、このリアリティラインの揺らぎこそが、この事件の核心であると感じた。 「リアリティライン」とは、現実そのものではなく物語における「世界観」に対するリアリティの事。本書は実際

                                                    高橋ユキ『つけびの村』感想〜平成の八つ墓村実話ルポに現れる 「10年後に話す真相」のリアリティラインの眩暈 - 太陽がまぶしかったから
                                                  • 「一夜で5人の村人が殺される」「子どもを洗脳する儀式」……田舎で起こったヤバい事件の背景にあるものとは【トウテムポール✕高橋ユキ対談】(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

                                                    「一夜で5人の村人が殺される」「子どもを洗脳する儀式」……田舎で起こったヤバい事件の背景にあるものとは【トウテムポール✕高橋ユキ対談】 ある地方都市で起きた、あまりに不可解な中学生の連続死亡・失踪事件。その真実を追い求め、写真週刊誌編集者の主人公・氏家真知子と、小後輩記者・小谷田尊のコンビが、闇の奥深くへと足を踏み入れていく――。 「週刊モーニング」(講談社)連載中から大きな話題を呼んでいる『ジドリの女王~氏家真知子 最後の取材~』。このほど、その第1巻が発売されたことを記念し、作者のトウテムポール氏と、地方の集落で起きた怪事件を追いかけたベストセラー『つけびの村』の著者で、ジャーナリストの高橋ユキ氏の特別対談が実現した。 トウテムポール✕高橋ユキ対談 前編 「ジドリ」はリアルに描かれている 高橋 『ジドリの女王』1巻発売、おめでとうございます! 大変楽しく拝読しました。つい先が気になって

                                                      「一夜で5人の村人が殺される」「子どもを洗脳する儀式」……田舎で起こったヤバい事件の背景にあるものとは【トウテムポール✕高橋ユキ対談】(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
                                                    • 刑務所の「元同僚」が明かすリアルナンパアカデミー塾生の衝撃素顔 | FRIDAYデジタル

                                                      8月6日、小田急小田原線の車両内において、乗客10人が刃物で切りつけられるなどして重軽傷を負った無差別刺傷事件。殺人未遂容疑で逮捕された対馬悠介容疑者(36)は「約6年前から、幸せそうな人間、主に女性を殺してやりたいという感情が芽生えた」と女性への身勝手な恨みを供述しているが、いっぽうで“ナンパ師”だったという過去も掘り起こされている。 そんなナンパ師を育成する塾『リアルナンパアカデミー(RNA)』を運営していた塾長の渡部泰介被告は、ナンパした女性を酩酊させ抗拒不能状態にしたうえ性的暴行を加えたとして2018年に逮捕され、のちに20代の女性3人に対する準強制性交等罪で起訴された。 渡部被告は否認していたが、一審・東京地裁は暴行を認定し、懲役13年の判決を言い渡している。被告側が控訴するも、今年6月、東京高裁は一審判決を支持し控訴を棄却。現在、最高裁に上告している。 そのRNA塾生の一人で、

                                                        刑務所の「元同僚」が明かすリアルナンパアカデミー塾生の衝撃素顔 | FRIDAYデジタル
                                                      • 喪失が連鎖する時代の怖さ 『つけびの村』 - HONZ

                                                        今年は、ノンフィクションに動きがあった年だと思う。途轍もないビッグヒットがあったわけでも、当たり年だったわけでもない。エビデンス重視の世の中で私的な感覚を言うのも憚られるが、私は潮流の変化を感じた。 年末に読んだ開高健賞受賞作『聖なるズー』は刺激的で今後さらに話題になる予感があるし、2年目をむかえた本屋大賞ノンフィクション本大賞受賞作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』はすでに大きな話題になっている。 歴史ある賞だけでなく影響力をもつ賞が新たに生まれたのは、画期的な出来事だ。そして近年、ノンフィクションを世に出す新たな装置も生まれている。noteなどのweb上の有料閲覧システムだ。そこで生まれた本で、今年私が最も注目した本がこの『つけびの村』だ。 発生当時「平成の八つ墓村」として話題になった、2013年に起きた連続放火殺人事件を追ったルポである。出版社に持ち込んだがボツになった原

                                                          喪失が連鎖する時代の怖さ 『つけびの村』 - HONZ
                                                        • 「人は信じたいものしか信じない」山口連続殺人放火事件に見る、限界集落とSNSの共通点

                                                          ノンフィクションライター・高橋ユキ氏 2013年7月21日、山口県周南市の限界集落で起きた連続殺人放火事件。集落の住人だった当時63歳の男が近隣に住む高齢者5人を殺害し、被害者宅を放火するという忌まわしい事件は「現代の八つ墓村」などと騒がれ、「犯人の男は村八分にされていた」などといった噂がネット上でまことしやかに語られた。事件から6年がたった今年8月、最高裁で男の死刑が確定したが、男は妄想性障害が進行しており、その動機についてはもはややぶの中だ。 そんな事件の真相に迫ったルポ『つけびの村』(晶文社)が話題になっている。ノンフィクションライターの高橋ユキ氏は複数回にわたって現地取材を行うも、掲載媒体が見つからず、“最後の手段”とnoteで有料記事としてアップしたところ大反響を呼び、大幅な加筆を加えて出版された。「事件ノンフィクションの定型」とは一線を画す手法で、高橋氏がたどり着いた事件の真相

                                                            「人は信じたいものしか信じない」山口連続殺人放火事件に見る、限界集落とSNSの共通点
                                                          • 写真ばら撒きに怯え続ける…女子児童に「自画撮り」被害が急増中 | FRIDAYデジタル

                                                            警察庁によると、インターネット犯罪のひとつ「自画撮り」の被害児童数が右肩上がりに増えているという。 そもそも「自画撮り」被害とは何かというと、だまされたり、脅かされたりして児童が自分の裸体を撮影し、メール等で送らされる被害のことを指す。児童買春・児童ポルノ禁止法が施行されたのは平成11年。その翌年からの統計によれば、同法違反による送致件数は毎年、基本的に右肩上がりで増えており、それに伴い、被害児童数も増加し続けている。 18歳未満の女子児童の裸体撮影は、児童自らが加害者に裸体画像を送る「自画撮り」によるものがほぼ4割を占めるという 写真:アフロ 警察庁がまとめた資料によれば、18歳未満の女子児童の裸体撮影は、盗撮やわいせつ行為の最中に撮影するなど、いくつかのケースがあるが、実は、児童自らが加害者に裸体画像を送る「自画撮り」によるものがもっとも多く、ほぼ4割を占める。被害者9割以上が中高生だ

                                                              写真ばら撒きに怯え続ける…女子児童に「自画撮り」被害が急増中 | FRIDAYデジタル
                                                            • ネット発で話題のルポ「つけびの村」作者に聞く 「note」で“お蔵入り原稿”がブレーク | 毎日新聞

                                                              保見光成死刑囚の自宅にあった張り紙=山口県周南市金峰で2013年7月22日午後5時34分、山下恭二撮影(画像の一部を加工しています) インターネット発のノンフィクションが注目を集めている。「つけびの村 噂(うわさ)が5人を殺したのか?」(晶文社)。2013年7月、山口県周南市の集落で5人が殺された殺人放火事件のルポだ。作品配信サイト「note(ノート)」で読まれ、書籍化後も売れ続けているという。著者でフリーライターの高橋ユキさん(45)と、外部編集者として彼女を支えた作家の藤野眞功さん(38)、晶文社編集者の江坂祐輔さん(42)に、徹底的な取材から生まれた同書への思いなどを聞いた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

                                                                ネット発で話題のルポ「つけびの村」作者に聞く 「note」で“お蔵入り原稿”がブレーク | 毎日新聞
                                                              • 引きこもりの40代女性が「受け子」になるまで SNSで仕事探し「つらい時は、いつでも電話して」と誘われ - 弁護士ドットコムニュース

                                                                特殊詐欺が大きな社会問題となっている。裏で糸をひく首謀者らが逮捕に至ることは稀である一方、末端の受け子たちの逮捕は珍しくない。 一審、二審ともに有罪判決(詐欺罪)を下され、無罪を争って上告中の女性被告人(43)がいる。うつ病で働けず、借金返済のためにTwitterで「在宅ワーク」と検索した女性は、「つらい時はいつでも電話して」など自身の病気にも親身になって寄り添ってくれる電話の相手男性を信じ、特殊詐欺の受け子となってしまった。 女性はなぜ、どのように特殊詐欺の受け子となったのか。話を聞くと、社会に馴染めない人の孤独や弱みにつけ込み、それを巧みに利用する手口が浮き彫りになった。(ライター・高橋ユキ) ●うつ病、別居、借金、引きこもり、夜の仕事 2月上旬、都内の弁護士事務所で筆者のインタビューに応じた被告人(43)は、時に言葉をつまらせながら、事件に至るまでを話してくれた。 首都圏で生まれ育っ

                                                                  引きこもりの40代女性が「受け子」になるまで SNSで仕事探し「つらい時は、いつでも電話して」と誘われ - 弁護士ドットコムニュース
                                                                • AudioMovie® オーディオムービー

                                                                  聴いているうちに、自身の耳が物語の主人公の耳(聴点)と同化していき、その人物の感情や思い、理解や誤解などを、まるで自分自身に起きたことのように意識体験していく。音声だからこそ想像力が無限に広がり、物語世界を立体的に体験することで、 リスナーを深い没入に導く、オーディオコンテンツのブランドです。 AudioMovie®(オーディオムービー)は、認知科学に基づく緻密なサウンドデザインによって“音の表情”を豊かに表現、人物の心象風景や場面設定、進行などを直感的にイメージできるように設計されています。是非、ヘッドホンやイヤホンで聴いてください。 「つけびの村」「令和版・夜のミステリー 」「禁断の告解室」を配信中。制作:TBSラジオ

                                                                    AudioMovie® オーディオムービー
                                                                  • 幼女わいせつ魔「俺は捕まらないと言い聞かせた」 2児の父はなぜ犯行を止められなかったのか(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース

                                                                    札幌市や東京都で複数の女児にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ致傷などの罪で起訴された建設作業員・池谷伸也被告人(逮捕当時43)に対する裁判員裁判が、今年7月に東京地裁立川支部で開かれていた。 【写真】レイプドラッグの卑劣な実態 逮捕は2年前(2018年)の9月。再逮捕を重ねながら、同年12月に同支部にて公判が開かれたものの、裁判員裁判に切り替わり、公判前整理手続に付されていた。被害女児の一人がPTSDを患い、強制わいせつ致傷での起訴となったためだ。男は裁判で何を語ったのか。(傍聴ライター・高橋ユキ) ●被害者は4~8歳までの女児15名 池谷被告人は2014年夏、当時住んでいた札幌市内で女児にわいせつ行為を行なったのち、転居先の東京でも女児に狙いを定め、逮捕まで4年間、わいせつ行為を繰り返した。 逮捕当時、池谷被告人の携帯電話からは女児25人分の画像が見つかっていたが、今回の裁判員裁判

                                                                      幼女わいせつ魔「俺は捕まらないと言い聞かせた」 2児の父はなぜ犯行を止められなかったのか(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
                                                                    • 「つけびの村」というノンフィクションが出たらしい&出るまでには相当苦労したらしい。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                      note.mu つけびして 煙り喜ぶ 田舎者 この句を残して、凶悪犯罪に及んだ男がいた…ということ自体は、つよく覚えているんだけど、詳しい話とかはよく知らない。そして、自分は凶悪犯罪関連のノンフィクションは、好きでもなければ嫌いでもないが、優先順位は…真ん中より下、という感じかなあ。少なくとも政治や歴史ノンフィクションのほうが圧倒的に興味深い。 けれども。 「この事件、ぜったい無理だから、もうやめろよ。どこも取り上げてくれないぞ。誰も読まねえ。取材続けてどうするの?」 夫やママ友、ファミサポさんに子どもの世話をお願いして、金峰へ出かける私に、夫はそう何度も言いましたが、これは愚痴ではなく、プロとしてのイラつきだったのだと思います。夫は、私よりも長く、ずっと週刊誌に携わっているため、私の仕事に関してはむちゃくちゃ厳しく、同時にいつも心配してくれます。 雑誌ジャーナリズムのプロである彼の目には

                                                                        「つけびの村」というノンフィクションが出たらしい&出るまでには相当苦労したらしい。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                                      • 事件ノンフィクション『つけびの村』の高橋ユキが語る殺人事件とうわさと妄想と私。

                                                                        2013年、山口県周南市の金峰地区のわずか12名が暮らす小さな村で、一夜にして5人の村人が殺された。世間は、これを山口連続殺人放火事件と呼ぶ。犯人の自宅には『つけびして 煙喜ぶ 田舎者』という川柳が貼られており、まさに犯行予告だとマスコミを賑わせたが、それは事実ではなく、うわさであった。事件の真相を突きとめるべく、執拗にうわさを追いかけた、奇妙な事件ノンフィクションが『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社)だ。 〈うわさ〉その場にいないひとについて、語ること。社会に蔓延する明確ではない話。 〈妄想〉根拠がなく、想像すること。真実でないものを真実と認知すること。主観によってのみ確信した内容。 高橋ユキは、村に蔓延するうわさ話をひとつずつ裏取りし、タマネギの皮を剥くように、取材を進めた。その結果、タマネギに芯はあったのか――そもそも彼女は、なぜ殺人事件、うわさに翻弄される人々、うわさか

                                                                          事件ノンフィクション『つけびの村』の高橋ユキが語る殺人事件とうわさと妄想と私。
                                                                        • 父から性的虐待受けた女子に浴びせられた「ゆるしがたい質問」 | FRIDAYデジタル

                                                                          「ちゃんと前提を聞いてくださいよ! 露骨に中身を言わなくとも聞けるでしょう!!」 弁護人からの質問に裁判長が声を荒げ、注意を促す。義理の娘に長年、性的虐待を行なってきたとして起訴されている男性の公判での一幕だ。 現在、千葉地裁(前田巌裁判長)で開かれているこの公判では、先頃ビデオリンク方式で証人尋問が行われ、被害者とされる義理の娘が証言した。 監護者性交等や監護者わいせつ、児童ポルノ禁止法違反で起訴されている被告人はグレーのジャージを身につけ、メガネをかけた40〜50代らしき男性。大きく鋭い目で時折、傍聴席に座る傍聴人の顔ぶれを確認したり、被害者の証言を聞いて不満そうに体を動かしたり、隣に座る弁護人に耳打ちするような仕草をみせたり…。 家庭内の性的虐待事件は、被害者秘匿の観点から、被告人名が伏せられる。逮捕時の報道もないため、公判からその詳細を得るしかない。 尋問内容によれば被告は、現在わ

                                                                            父から性的虐待受けた女子に浴びせられた「ゆるしがたい質問」 | FRIDAYデジタル
                                                                          • 吉田豪と宇多丸 白取千夏雄『全身編集者』を語る

                                                                            吉田豪さんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。2019年秋の推薦図書として白取千夏雄『全身編集者』を紹介していました。 (宇多丸)そして……。 (吉田豪)これは1回、劇画狼さんがこの番組のゲストに出られた時に紹介されてましたけども。白取千夏雄さんっていう元ガロの編集者の方の『全身編集者』という本。これ、立体的にしていくとどんどんと面白くなる本で。ちょっと1回、ちゃんと紹介をしてみたいんですけども。これ、宇多丸さんも読まれた? 劇画狼さんがオススメ!?☝️☝️☝️ 白取千夏雄『全身編集者』#utamaru #radiko #tbsradio #TBSラジオ #宇垣美里 #アトロク #劇画狼https://t.co/5ALAjYq7G2 — after6junction (@after6junction) July 30, 2019 (宇多丸)読みました。すごい本でした。 (吉田

                                                                              吉田豪と宇多丸 白取千夏雄『全身編集者』を語る
                                                                            • 高橋ユキ『つけびの村 噂が5人を殺したのか』(書籍版)を読んだ - 関内関外日記

                                                                              つけびの村 作者:高橋ユキ 晶文社 Amazon 少し前にネットで話題になっていた話かな? と思った。その通りで、著者がいろいろの出版社に持ち込んだが売れず、noteで販売してみたが、それでも反応は少なく……と、思っていたら、いきなり売れたという話であった。そして書籍化とあいなった。noteで話題になったときは、課金しなかったものの、無料部分を興味持って読んだ覚えはあった。 内容はといえば、2013年に山口県周南市の山奥で起きた5人殺害放火事件の真相というか、背景を追うというものである。「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」というフレーズに覚えのある人も多いのではなかろうか。これは、都会から地元に戻って犯行におよんだ犯人の予告のようにもとられたが実際は違う……。 このあたりを、十数人の高齢者が残された集落に著者が入り込んで聞き込んで行く。そして、わりとあっさりと集落の老人たちは喋る、喋る。そのこ

                                                                                高橋ユキ『つけびの村 噂が5人を殺したのか』(書籍版)を読んだ - 関内関外日記
                                                                              • 『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社) - 著者:高橋ユキ(タカハシユキ) - 武田 砂鉄による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                                                                著者:高橋ユキ(タカハシユキ)出版社:晶文社装丁:単行本(292ページ)発売日:2019-09-25 ISBN-10:4794971559 ISBN-13:978-4794971555 「いったい、この村はなんなのだ」――二〇一三年七月、わずか一二人が暮らす山口県の限界集落で、一晩のうちに五人が殺害される事件が発生。その集落で唯一、他の村民と交流せず、決まった時間に窓を大きく開け放って歌声を響かせていた「カラオケの男」。凶行に及んだ男は、家のガラス窓に貼り紙を残していた。 「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」。この不審なメッセージは犯行予告と捉えられていたが、真相は異なっていた。犯人は「集落の村人たちから〝村八分〟にされていたのではないか」との疑いを抱えながら、著者は現地を繰り返し訪問する。限られた人々から、無数の噂が流れ込んでくる。 そして浮上する、別の放火事件。かつて存在していたという「夜

                                                                                  『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社) - 著者:高橋ユキ(タカハシユキ) - 武田 砂鉄による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                                                                • 「絶望し、死を考える人も多い」自らも脊髄損傷…車椅子の菅原弁護士、支援に奔走 - 弁護士ドットコムニュース

                                                                                  菅原崇さんは、24時間介護を必要とする弁護士だ。サラリーマンとして仕事にまい進していた時、交通事故で脊髄を損傷し、その後、猛勉強の末に司法試験を突破した。現在は神奈川県海老名市の法律事務所で代表弁護士を務めるが、決して平坦な道ではなかったという。 交通事故で重度の障害を負うまでの仕事や人生、そして事故後に弁護士となってからの思いを聞いた。(ライター・高橋ユキ) ●11年前の交通事故 菅原さんは東京都三田高校を卒業後、東京水産大学(現在は東京海洋大学)に進学。就職氷河期真っ只中の1997年に明治乳業〈現在は(株)明治〉の内定を勝ち取り、以降同社で、理系総合職として仕事に邁進した。 そんな日々の中、生活が一変した。いつものように仕事をして、休憩がてらコンビニに出かけた際、前方不注意の乗用車が、歩いていた菅原さんを後方から撥ねたのだ。 菅原さんは事故により頸髄を損傷し、身体が不自由となり車椅子で

                                                                                    「絶望し、死を考える人も多い」自らも脊髄損傷…車椅子の菅原弁護士、支援に奔走 - 弁護士ドットコムニュース