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プラグマティズムの検索結果1 - 40 件 / 127件

  • 「中年に惑ったら、髪型を変えろ、車を変えろ」 - シロクマの屑籠

    times.abema.tv 先日8月3日、ABEMA Prime さんにて「中高年のうつ病」という特集があってゲストとしてお邪魔させてもらった。思っていた以上に中高年のうつ病についての話が真面目かつ広く取り扱われて、限られた放送時間のなかでいろいろな話題が出て良かったんじゃないかと思う。そこで、中年危機について良さそうなアイデアが語られていたので、これは書き残したほうがいいと思ったので書いておく。 パックン「中年危機になったら髪型変えればいいんですよ」 そのアイデアは、番組のなかで中年危機の話になっていた時にぽろっと出てきた。隣の席のパックンさんがこうおっしゃったのだ。「アメリカでは中年危機って言葉はすごくポピュラー。中年危機になったらね、髪型変えればいいんです」。 おお、さすが中年危機がカジュアルに語られる国だけのことはある。そう出るか! 中年危機は英語でmidlife crisis

      「中年に惑ったら、髪型を変えろ、車を変えろ」 - シロクマの屑籠
    • 人生で一度は読んでほしいオススメの本 : 哲学ニュースnwk

      2022年11月04日23:30 人生で一度は読んでほしいオススメの本 Tweet 1: フェイスロック(東京都) [DE] 2022/11/03(木) 21:43:28.34 ID:WU2A30Zq0● BE:227847468-2BP(1500) なんかある? 4: レインメーカー(茸) [ニダ] 2022/11/03(木) 21:45:03.00 ID:Xu98zYD90 1984 5: ハイキック(福島県) [US] 2022/11/03(木) 21:45:27.16 ID:6Fk8GPO00 星を継ぐもの 173: アキレス腱固め(SB-Android) [GB] 2022/11/04(金) 01:08:13.97 ID:2U3i00dF0 >>5 これ読んだけど、さっぱりだった。 科学者がエセ科学話し合ってるだけで終わった。 7: フェイスロック(愛知県) [DE] 2022

        人生で一度は読んでほしいオススメの本 : 哲学ニュースnwk
      • こんな「リベラル」が日本にいてくれたらいいのに/大賀祐樹 - SYNODOS

        「自民党には入れたくないけど、かといって他に入れたい政党は無いなぁ……」 選挙で投票する時、こんな風に感じたことのある人もいるのではないだろうか。自民党の一強状態が続いているとしても、無党派層の数は多い。二〇一九年七月のNHKの世論調査では、自民党の支持率34.9%に対して、「支持なし」の回答は38.3%と上回っている。一方、野党で一番支持を集めた立憲民主党でも5.8%に留まる。安倍内閣を「支持しない」という回答が31%であるのに対して、与党の公明党を除いた野党の支持率の合計は保守寄りとされる日本維新の会を入れても14.1%に過ぎない。 このことから考えられるのは、自民党や安倍内閣を支持する人が多く存在している一方で、自民党や安倍内閣を支持したくないと考えている人も少なからず存在していること、それにも関わらず、自民党や安倍内閣以外に積極的に支持したいと思える政党があると感じる人がかなり少な

          こんな「リベラル」が日本にいてくれたらいいのに/大賀祐樹 - SYNODOS
        • 統計学を哲学する « 名古屋大学出版会

          内 容 統計学は実験や臨床試験、社会調査だけでなく、ビッグデータ分析やAI開発でも不可欠である。ではなぜ統計は科学的な根拠になるのか? 帰納推論や因果推論の背後に存在する枠組みを浮き彫りにし、科学的認識論としてデータサイエンスを捉え直す。科学と哲学を架橋する待望の書。 【ALL REVIEWS】序章(抜粋) 目 次 序 章 統計学を哲学する? 1 本書のねらい 2 本書の構成 第1章 現代統計学のパラダイム 1 記述統計 1-1 統計量 1-2 「思考の経済」としての記述統計 1-3 経験主義、実証主義と帰納の問題 2 推測統計 2-1 確率モデル 2-2 確率変数と確率分布 2-3 統計モデル 2-4 推測統計の世界観と「確率種」 第2章 ベイズ統計 1 ベイズ統計の意味論 2 ベイズ推定 2-1 仮説の確証と反証 2-2 パラメータ推定 2-3 予測 3 ベイズ統計の哲学的側面 3-1

          • おすすめ新書リスト200|高見温| On Takami

            とりあえず読んで良かった新書を羅列していきます。人文系に偏っているのは、性格上仕方がないのでご理解ください。とりあえず質うんぬんは大学院から考えて、インプット型の読書は量に限ります。 岩波新書・マイケル・ローゼン『尊厳』 ・スティーブン・グリーンブラット『暴君』 ・原武史『平成の終焉』『昭和天皇』 ・赤江達也『矢内原忠雄 戦争と知識人の使命』 ・山田隆司『名誉毀損』 ・岡本薫『著作権の考え方』 ・川島武宣『日本人の法意識』 ・諸富徹『グローバル・タックス』 ・枝廣淳子『地元経済を創りなおす』 ・渡邊泉『会計学の誕生』 ・志賀櫻『タックス・イーター』『タックス・ヘイブン』 ・宇沢弘文『経済学の考え方』 ・高島善哉『アダム・スミス』 ・菊地暁『民俗学入門』 ・山出保『まちづくり都市金沢』『金沢を歩く』 ・井戸まさえ『日本の無戸籍者』 ・栗原俊雄『勲章 知られざる素顔』 ・山田登世子『贅沢の条件

              おすすめ新書リスト200|高見温| On Takami
            • スゴ本と読書猿が映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を語り尽くす - はてなニュース

              対談者プロフィール Dain 書評ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」(スゴ本)管理人。「その本が面白いかどうか、読んでみないと分かりません。しかし、気になる本をぜんぶ読んでいる時間もありません。だから、(私は)私が惹きつけられる人がすすめる本を読みます」 読書猿 「読書猿 Classic: between / beyond readers」管理人。正体不明。博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、陽の当たらない古典から目も当てられない新刊までを紹介している。人を喰ったようなペンネームだが、「読書家、読書人を名乗る方々に遠く及ばない浅学の身」ゆえのネーミングとのこと。知性と謙虚さを兼ね備えた在野の賢人。著書に『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)。 谷古宇浩司 株式会社はてな 統括編集長/

                スゴ本と読書猿が映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を語り尽くす - はてなニュース
              • 大塚淳『統計学を哲学する』について - mercbeinpのブログ

                この記事は、大塚淳『統計学を哲学する』(2020年、名古屋大学出版会)についての記事である。特に、哲学の観点から、本書における認識論への言及について論じる。 先に自己紹介をしておこう。私は数年前に大学院の修士課程を修了し、それ以降は特に哲学とは関係のない仕事をしている。大学では、学部・院を通して分析的認識論を勉強・研究していた。伝統的・非形式的な認識論のほうが詳しいと思っているが、形式認識論(特に確率を用いるベイズ認識論)についても関心を持っていて、博士課程に進んでいたらベイズ認識論を中心にした研究を行おうとも思っていた。数年前の記事になるが、私がどのようなトピックを学んでいたかは、現代の分析的認識論を紹介したこのブログ記事を読むとより把握できると思う。 踏まえて、以下の文章は主に哲学の視点からみたものになり、記述の大半は哲学的認識論に割かれている。帰納推論や因果推論などのトピックについて

                  大塚淳『統計学を哲学する』について - mercbeinpのブログ
                • ネガティブケイパビリティとは。即レスしないコミュニケーション方法をあえて選ぶこと|谷川嘉浩 - りっすん by イーアイデム

                  仕事をしていると、いかにスピーディーに物事を判断・決断するかが求められがちです。SlackやChatWorkなどのチャットツールによるコミュニケーションが浸透するなか、「即レス」が求められる状況はますます拍車がかかっており、速度の速いやりとりについていけず居心地の悪さを覚えている人もいるのではないでしょうか。 このようにスピード感を増す社会において、すぐに「答え」を出そうとするのではなく、一度立ち止まってみることの重要性を指摘しているのが哲学者の谷川嘉浩さんです。 キーワードは、「ネガティブ・ケイパビリティ(答えを急がず立ち止まる姿勢)」。この姿勢を身に付けることにより、忙しない日々の中に「よどみ」を見つけることができ、少し息がしやすくなるといいます。 そんなネガティブ・ケイパビリティを、私たちはどのように育むことができるのか。話を伺いました。 私たちはスピードの速すぎる社会に疲れている

                    ネガティブケイパビリティとは。即レスしないコミュニケーション方法をあえて選ぶこと|谷川嘉浩 - りっすん by イーアイデム
                  • 行動主義心理学を10分で理解する

                    はじめに行動主義はJ.B.Watsonが最初に提唱した心理学の哲学だ。この哲学は、現代では下火のように見なされてたり、あるいは棄却すべき対立仮説のように扱われることが多い。 しかし、実際には認知心理学者、あるいは認知科学者が槍玉にあげる行動主義は、誤解に基づくものか、そうでなくても「その行動主義を自称している行動主義者は現代にはいないよ」と言わざるをえないような藁人形論法であることが少なくない。 そこで、行動主義の誕生から現代的な展開までの歴史について、ごくごく簡単にまとめてみようと思う。 Watson の行動主義行動主義は、Watson が 1913 年に提唱した。 Watson の基本的な主張は、ご存知の通り「心理学の対象を客観的に観察可能な行動に限る」というものだ。 当時の心理学は Wundt の提唱した「内観法」を用いて人間の持つ「観念連合」を記述する、というものであった (余談だ

                      行動主義心理学を10分で理解する
                    • 時間は有限なのでHabitifyを使って能力を高めることで一日を実質48時間にし圧倒的なパフォーマンス向上を実現する - Kentaro Kuribayashi's blog

                      本記事では、パフォーマンスを高める目的でよい習慣をみにつけるために必要な考え方、ツールを用いた実践について述べる。 良い習慣が限られた時間におけるパフォーマンスを高める 「人間は習慣の生き物である(Humans are creatures of habit)」とは、アメリカのプラグマティズム哲学者であるジョン・デューイの言葉だという。出典にあたって確かめたわけではないので、そのフレーズのいわれている文脈はわからないため誤解している可能性は否めないものの、習慣について語る文章では頻繁に引かれる言葉であるため、多くの人々の心を捉え続けていることは確かだろう。経験的にも、悪い習慣によってこれまで無駄にしてきた様々なことが思い浮かぶし、良い習慣を身につけることが高いパフォーマンスにつながることは普通にありそうなことだ。 また、時間は誰にとっても平等であるみたいなこともよくいわれる。長い目で見れば早

                        時間は有限なのでHabitifyを使って能力を高めることで一日を実質48時間にし圧倒的なパフォーマンス向上を実現する - Kentaro Kuribayashi's blog
                      • 社会運動をするなら心理学を知らなければならない理由 - 道徳的動物日記

                        Change Of Heart: What Psychology Can Teach Us About Spreading Social Change (English Edition) 作者:Cooney, Nick Amazon ニック・クーニーによる Change of Heart: What Psychology Can Teach Us About Spreading Social Change (『心を変える:社会変革を拡げるために心理学が教えてくれること』)を初めて読んだのは大学院生の頃だが、他にはないオリジナリティを持った本であるために印象が深く、これまでにもこのブログで折に触れて紹介してきた。いま書いている原稿の参考にするため、先日に改めて読み返したから、こちらでも内容を紹介しよう。 著者はこの本の他にも、効果的利他主義に関する本である How To Be Great A

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                        • コロナ禍で問い直される 「国家」と「個人」【宇野重規】【梶谷懐】

                          『公研』2020年7月号「対話」 宇野 重規・東京大学社会科学研究所教授×梶谷 懐・神戸大学大学院経済学研究科教授 感染者と接触した個人を追跡するアプリなど、監視型テクノロジーの「効用」がクローズアップされる中で、われわれは国家との関係をどう考えるべきか。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)は社会に何をもたらしつつあるのか。 感染状況に大きな影響を与える国のシステム 梶谷 今回、「コロナ後の世界」について考えていく上で、ぜひ胸をお借りしたいということで対談相手に宇野さんを指名させていただきました。と言いますのも、本日のテーマとも若干関係する『幸福な監視国家・中国』(高口康太氏との共著)が先日、中央公論の新書大賞に入賞したのですが、その際に宇野さんから好意的なコメントをいただいたからです。 この本では、中国で進む監視社会化をジョージ・オーウェルの小説『一九八四年』のような冷戦期の恐怖

                            コロナ禍で問い直される 「国家」と「個人」【宇野重規】【梶谷懐】
                          • 「web上で読める哲学系ブックリスト」のリスト - 川瀬和也 研究ブログ

                            web上で読めるブックリストは、独学する際の重要な指針となってくれます。しかし、様々な媒体でバラバラに公開されているため、存在に気づくことがなかなか難しいという難点があります。そこで、ここでは、自分用の備忘録も兼ねて、web上で見つけた哲学系のブックリストを、簡単に分類した上でリスト化することにします。(記事中、敬称は「さん」に統一します。) 最初に読みたい 「哲学を学ぶなら岩波文庫を全部読め」を信じてはいけない理由 https://mitorizu.jp/column/column-interview/philosophy-as-learnable 長門裕介さんのインタビュー。「岩波文庫を全部読め」のような読書指導がなぜよくないのか、古典と入門書の関係をどう考えれば良いかなど、最初に読んでおくと心構えができる。哲学入門者のためのブックリストもある。 分析哲学 分析系の理論哲学関連で、ある

                              「web上で読める哲学系ブックリスト」のリスト - 川瀬和也 研究ブログ
                            • 時間は有限なのでHabitifyを使って能力を高めることで一日を実質48時間にし圧倒的なパフォーマンス向上を実現する | 栗林健太郎

                              本記事では、パフォーマンスを高める目的でよい習慣をみにつけるために必要な考え方、ツールを用いた実践について述べる。 良い習慣が限られた時間におけるパフォーマンスを高める 「人間は習慣の生き物である(Humans are creatures of habit)」とは、アメリカのプラグマティズム哲学者であるジョン・デューイの言葉だという。出典にあたって確かめたわけではないので、そのフレーズのいわれている文脈はわからないため誤解している可能性は否めないものの、習慣について語る文章では頻繁に引かれる言葉であるため、多くの人々の心を捉え続けていることは確かだろう。経験的にも、悪い習慣によってこれまで無駄にしてきた様々なことが思い浮かぶし、良い習慣を身につけることが高いパフォーマンスにつながることは普通にありそうなことだ。 また、時間は誰にとっても平等であるみたいなこともよくいわれる。長い目で見れば早

                                時間は有限なのでHabitifyを使って能力を高めることで一日を実質48時間にし圧倒的なパフォーマンス向上を実現する | 栗林健太郎
                              • 書評 「統計学を哲学する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                統計学を哲学する 作者:大塚 淳発売日: 2020/10/26メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書は応用統計学にも造詣の深い科学哲学者大塚淳による統計学の哲学の入門書になる.序章では本書について「データサイエンティストのための哲学入門,かつ哲学者のためのデータサイエンス入門」だとある. これまで読んだ統計学の哲学についてはソーバーの「科学と哲学」がなかなか面白かった.本書ではソーバー本では扱っていなかった因果推論や深層学習についても論じられていて,そのあたりも勉強したいと思って手に取った一冊になる. 序章 統計学を哲学する? 序章では本書のねらいと構成が書かれている.ねらいとしては,上記の入門書というだけでなく,「統計は確固とした数理理論であり,そこに哲学的思弁が入り込む余地はない」とか「統計は単なるツールであり,深遠な哲学とは無縁だ」とかいう誤解を解きたいということが挙げられている.

                                  書評 「統計学を哲学する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                • どのようにして世界について考えるべきか──『哲学の技法: 世界の見方を変える思想の歴史』 - 基本読書

                                  哲学の技法: 世界の見方を変える思想の歴史 作者:ジュリアン・バジーニ発売日: 2020/02/11メディア: 単行本この『哲学の技法』は英国の哲学者兼哲学系著述家であるジュリアン・バジーニによる、西洋をはじめとして、東洋やインド哲学が世界をどのようにしてみているのか、その違いはどこにあるのかを紹介していく、比較哲学といったおもむきの本である。 西洋哲学の識者が東洋やインド哲学を学んでみました! という本だと、章ごとに日本はこうで、中国はこうで、インドはこうで、と国ごとに分かれている構成が最初に思いつくはずだが、本書の構成は「洞察」、「時間」、「カルマ」、「言葉にできないこと」と哲学でよく問われるテーマごとに、「西洋ではこう、東洋ではこう、インドではこう」とすべての哲学&宗教がごたまぜにして語られているのがおもしろい。 まそうした地域の哲学の違いに注目するだけではなく、固有の哲学が、その地

                                    どのようにして世界について考えるべきか──『哲学の技法: 世界の見方を変える思想の歴史』 - 基本読書
                                  • 清水高志, 上野学「デザインと哲学、その未分の源流で」 | ÉKRITS / エクリ

                                    オブジェクト指向の哲学とデザイン 清水高志: 最近僕は概念を造形的に考えることが多くて、それが哲学とデザインに共通する話につながってくるんじゃないかと思っています。 ドゥルーズは『ベルクソニズム※1』などの書物で、概念は最初から複数の概念対が複合したものとしてあると語っています。たとえばプラトンは『パルメニデス※2』で、「一」とか「多」とかいうバイナリーな概念の対を単独で語るのではなく、それを別の概念の対と結びつけてより具体的に語っています。つまり、「一」というのは「ある」とか「ない」という概念の対と結びついて、「一」が「ある」とはどういうことか、また逆に「多」が「ある」とはどういうことかを考える。最初から哲学はこうした操作としてあって、その中で似たような概念対同士の違いも明らかになってくるわけです。 これは哲学の概念の話ですが、最近僕はどうも人間が世界を認知する局面でも、すでに似たような

                                      清水高志, 上野学「デザインと哲学、その未分の源流で」 | ÉKRITS / エクリ
                                    • 日本メディアが伝えない米国「保守派」の憂慮、ウクライナ問題の本質【田中×浅田】(田中康夫×浅田 彰) @gendai_biz

                                      33年にわたって続く田中・浅田の伝説連載が現代ビジネスに移ってきた! 二人の論客が深く、そして軽やかに日本を、世界を語り合う「憂国呆談」、3回に分けてお届けする移籍第1弾のPart2。日本どころか欧米のメディアも報じないウクライナ問題の本質を、二人が徹底的に語ります。 ゼレンスキーは少なくとも不用意だった 田中 ウクライナを巡る「世界の潮流」を語ったPart1に続いてPart2の冒頭で、大きな声で語られる「正義」は往々にして裏表の落差が大きいという古今東西の公理を今一度、冷静に再確認しておこう。 湾岸戦争の時、「黒い水鳥」のニュース映像が世界中を駆け巡った。イラク軍が破壊した石油施設から流れた重油で身動きが取れなくなった鳥だと報じられたけど実は、米軍がイラクの石油精製施設に打ち込んだミサイルが原因だったにも拘らず、アメリカの広告代理店が仕込んだ「フェイク・ニュース」だったと戦争後に判明する

                                        日本メディアが伝えない米国「保守派」の憂慮、ウクライナ問題の本質【田中×浅田】(田中康夫×浅田 彰) @gendai_biz
                                      • じゃあ婚活の極意教えてやるかなanond:20240213115338 本当の「婚活の極意」を..

                                        じゃあ婚活の極意教えてやるかなanond:20240213115338 本当の「婚活の極意」をお伝えします anond:20240214073304 これ、同じこと言ってんな〜って人と全然違うこと言ってるよ!って人がいて面白い 俺は言い方が違うけど同じこと言ってんな〜ってタイプだけど、なんでこの差が生まれるんだろうか?興味深い 元々増田も元増田も現実に顕れる行為としては「相手に優しくする」ってことで一緒だよね? それを露悪的に言えば「見下す」(慈悲的差別の文脈)になって、露善的に言えば「相手を尊重する」ってなるわけじゃん? プラグマティズムじゃないけどさ、この場合内心はどうでも良くて、顕れる行為の効果についての話なんだからやっぱり一緒なんじゃないの? (追記) turanukimaru 逆に私には「何故同じと言えるのか?」が分からないのだが…同じと思う、ではなく解釈の余地なく同じであるか、

                                          じゃあ婚活の極意教えてやるかなanond:20240213115338 本当の「婚活の極意」を..
                                        • ブランコ・ミラノヴィッチ「『資本主義だけ残った』よくある批判への回答:アリッサ・バティストーニの書評について」(2021年5月14日)

                                          アリッサ・バティストーニは、私の“Capitalism alone”〔『資本主義だけ残った――世界を制するシステムの未来』〔西川美樹訳、みすず書房、2021年〕〕への優れた書評で、私の本を非常に的確に要約し、良い指摘をたくさんしてくれたので、ぜひ一読されることをお勧めする。しかし、バティストーニは、本書で提示されたアイデアに同意しない点を3つ挙げている。 Capital gains: My reply to Alyssa Battistoni Friday, May 14, 2021 Posted by Branko Milanovic アリッサ・バティストーニは、私の“Capitalism alone”〔『資本主義だけ残った――世界を制するシステムの未来』〔西川美樹訳、みすず書房、2021年〕〕への優れた書評で、私の本を非常に的確に要約し、良い指摘をたくさんしてくれたので、ぜひ一読される

                                            ブランコ・ミラノヴィッチ「『資本主義だけ残った』よくある批判への回答:アリッサ・バティストーニの書評について」(2021年5月14日)
                                          • 「すべてのものには心がある」という「汎心論」をとりまく現代の科学者や哲学者の主張とは?

                                            汎心論(はんしんろん)とは、生き物はもちろん今座っている椅子などの非生物でさえも、すべてのものには心ないし心に似た性質があるという哲学的な理論です。汎心論は16世紀に確立して、19世紀に西洋で流行しましたが、20世紀初頭には経験的な証明を重要視する論理実証主義の運動に取って代わられました。しかし、2000年以降になって汎心論は改めて「経験科学で解決できない、難しい意識の問題」への取り組みとして注目されており、哲学者だけではなく科学者たちも汎心論に関する議論を展開しています。 Everything in Our Universe May Be Conscious, Scientists Say https://www.popularmechanics.com/science/a60229168/panpsychism-everything-has-a-soul/ 汎心論は、16世紀のプラトニ

                                              「すべてのものには心がある」という「汎心論」をとりまく現代の科学者や哲学者の主張とは?
                                            • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                                              2024年2月29日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,036点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

                                                ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
                                              • コロナウイルス感染症COVID-19と監視社会

                                                はじめに 本年5月27日に,国家戦略特区法の改正案,いわゆる「スーパーシティ法案」が国会で成立した.新型コロナウイルス禍の拡大に伴う緊急事態宣言発令中の成立であり,報道などでは,遠隔医療の本格導入を始めスマート技術を用いた感染対策の進展に期待する声も多く聞かれた. このスーパーシティ構想の背景としてAIやビッグデータを活用して社会のあり方を根本から変えるような都市設計を目指す動き,すなわちスマートシティの建設が世界各地で本格化していることが指摘されている.そのようなスマートシティの代表的な例として,内閣府の資料にも挙がっているのが中国浙江省杭州市の「シティ・ブレイン」である (内閣府地方創生推進事務局2020).シティ・ブレインは,市街を走行中の自動車の情報をライブカメラを用いて収集,そのビッグデータをAIで分析してドライバーにフィードバックすることで都市の混雑を解消し,交通事故を減少させ

                                                  コロナウイルス感染症COVID-19と監視社会
                                                • 不確実性が高いタスクは“不安量を可視化する” 広木大地氏に聞く、モヤモヤへの向き合い方

                                                  エンジニアとして経験を積んでいくと、「技術に深く潜っていくこと」と「開発をうまく進めること」はイコールではないとぼんやりと感じ、モヤモヤする時があります。「Meets Professional #5」のゲストは、『エンジニアリング組織論への招待』の広木大地氏。モヤモヤの原因となる「不確実性」への向き合い方について語りました。全3回。3回目は、視聴者からの質問に答えました。前回はこちら。 マイクロマネジメント型で最適化されたチームは、どうエンパワーメントしていくべきか? 篭橋裕紀氏(以下、篭橋):では何個か質問もきているので、まくっていけたらなと思っています。 まず、ヨシノさんから「マイクロマネジメント型のチームをエンパワーメント型へ切り替えていくことに対して難しさを感じています。例えば、チーム状況に合わせてマイクロマネジメントをあえて選択したプロジェクトがあったとします。その中でチームは経

                                                    不確実性が高いタスクは“不安量を可視化する” 広木大地氏に聞く、モヤモヤへの向き合い方
                                                  • 読書メモ:統計学を哲学する(大塚淳 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

                                                    統計学を哲学する 作者:大塚 淳 発売日: 2020/10/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) 発売後すぐに入手し、夢中になって読んだ『統計学を哲学する』。とても大事な本だと感じ、Twitterで次のような(押しつけがましい)投稿もした。 大げさに聞こえるかもしれないことを言います。大塚淳『統計学を哲学する』は、自然科学・情報科学に従事する日本語圏のすべての学生や研究者が、まる一週間手元の勉強や研究を止めてでも読む価値のある本だと思います。https://t.co/DHQ1SwnuKb — R. Maruyama (@rmaruy) 2020年10月28日 ところがその後、書店で『統計学を哲学する』を眺めたという知り合いから、次のようなことを言われた。 「哲学者が統計学を語る意味がよくわかりません。」 「数ページ読んでみたけど、哲学用語が頭に入ってこず、やめてしまいました。」 これに

                                                      読書メモ:統計学を哲学する(大塚淳 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
                                                    • Telegram:カウンターアタック|Go

                                                      「ロシアのマーク・ザッカーバーグ」が築いたソーシャルメディアの巨人はカウンターポジションを取ることが特徴である。 ーーーーー 今回もテックメディア「The Generalist」から、ロシア発、世界でも最大級のチャットアプリであるTelegramについての記事をお届けします。 日本ではあまり使われていないので知名度は低いかもしれませんが、MAUは5.5億人を超え、Snapchatを凌駕しています。 また、CEOであるパヴェル・ドゥーロフがTelegram以前に設立したVKというSNSで、投資家から資金を調達することの恐ろしさを体感したことから資金調達を行わないため、正確な評価額は分かりません。 しかし、その規模から恐らく6兆円ほどであると考えられています。 これはとんでもないことです。CB Insightsのデータでは、未上場企業の評価額ランキングで4位のKlarnaの評価額がおよそ5兆円

                                                        Telegram:カウンターアタック|Go
                                                      • 酒井泰斗プロデュース「調べ・考え・書き・伝え・集まるための書棚散策」ブックフェア - 『在野研究ビギナーズ』刊行記念(2019.12-)

                                                        2019.12.27『在野研究ビギナーズ』が 第38回「雑学出版賞」を受賞しました。1958年発足の雑学倶楽部の主催による歴史ある賞です。 2019.12.26『在野研究ビギナーズ』が「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」を受賞しました(第三位)。 投票していただいた皆さん、ありがとうございました。 このページは、論集 『在野研究ビギナーズ』 の刊行を記念して開催するブックフェア 「調べ・考え・書き・伝え・集まるための書棚散策」 をご紹介するために、WEBサイト socio-logic.jp の中に開設するものです。 本ブックフェアは、2019年から2020年にかけて、明石書店の協力を得て、紀伊國屋書店、くまざわ書店、ジュンク堂書店 をはじめとする全国の書店にて開催されました。 フェア開催中、店舗では 選書者たちによる解説を掲載した36頁のパンフレットを配布しましたが

                                                          酒井泰斗プロデュース「調べ・考え・書き・伝え・集まるための書棚散策」ブックフェア - 『在野研究ビギナーズ』刊行記念(2019.12-)
                                                        • 動物のもつ倫理的な重み――動物倫理と環境倫理の対話/久保田さゆり×吉永明弘 - SYNODOS

                                                          シリーズ「環境倫理学のフロンティア」では、環境倫理学の隣接分野の研究者との対話を行います。今回は「環境倫理×動物倫理」として、若手の動物倫理の研究者である久保田さゆりさんと対話を行います。久保田さんは、「動物にたいする倫理的配慮と動物理解」や、「動物にたいする不必要な危害と工場畜産」によって、地に足のついた動物倫理の考え方を多くの人が納得できる形で提示しています。今回は、そこで展開されている議論をふまえて、動物倫理の最新の研究内容と、そのなかでの久保田さんの立ち位置についてお聞きします。 吉永 最初に環境倫理と動物倫理の関係を簡単におさらいします。1970年代にアメリカに登場した環境倫理学のなかで、ピーター・シンガーの「動物の解放」やトム・レーガンの「動物の権利」の議論が紹介され、人間以外の生きものを倫理の中心にすえる「人間非中心主義」の一つの代表として位置づけられた。シンガーやレーガンが

                                                            動物のもつ倫理的な重み――動物倫理と環境倫理の対話/久保田さゆり×吉永明弘 - SYNODOS
                                                          • 反合理主義としてのフェミニズム(『啓蒙思想2.0』読書メモ③) - 道徳的動物日記

                                                            啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために 作者:ジョセフ・ヒース NTT出版 Amazon ジョセフ・ヒースはカナダ人であるけれど、『啓蒙思想2.0』における彼の問題意識は、ティーパーティーに代表されるように近年のアメリカで不合理で反動的な右派の運動が盛んになっていることだ(原著は2014年なのでトランプの当選以前である。そのため、『啓蒙思想2.0』ではまず「保守」と対峙したうえで、伝統的な保守思想の利点も認めつつ現代における問題点を指摘しながら、「理性」の必要性を改めて提唱する、という流れで議論がすすむ。つまり、『啓蒙思想2.0』では、最終的には左派的・リベラリズム的な主張が支持されることになるのだ。 とはいえ、ヒースは左派の反合理主義に対しても容赦がない。第8章「ワインと血を滴らせて」で行われている議論は数年前にもこのブログでちょっと取り上げたが、改めて紹介しよう*1。 この

                                                              反合理主義としてのフェミニズム(『啓蒙思想2.0』読書メモ③) - 道徳的動物日記
                                                            • nix in desertis:書評:『世界哲学史』7・8巻(ちくま新書)

                                                              5・6巻の書評はこちら。 7巻「近代Ⅱ 自由と歴史的発展」 19世紀を扱った巻。よく19世紀が1冊に入りきったなというのが読む前の印象で,やっぱり無理があったかなというのが読後の印象である。サブタイトルの通り,大テーマはほぼヘーゲルとマルクスであって,その通りに論じているのはテーマ紹介の第1章の他,2〜4章まで。それもヘーゲルとマルクスを直接扱っているのは4章のみだった。後述するが,本巻のサブタイトルは「啓蒙思想・観念論からの跳躍」とした方が実態に即していた。なぜこのサブタイトルになったのか,第1章を読んでも理解できない。 個々の章で面白かったのは第3・4章。3章はショーペンハウアーとニーチェについて。ショーペンハウアーの思想は全然詳しくなかったのだが,本章で得た理解だけで言えば,本章自身でそう触れられている通り,ものすごく仏教思想に近くて驚いた。ショーペンハウアーがどの程度インドに触れて

                                                              • 常時接続で失われた孤独。あるいは「長い思考力」。哲学者・谷川嘉浩氏インタビュー。|Less is More.by info Mart Corporation

                                                                世界が哲学に夢中だ。書店に行けば、ビジネス書にも自己啓発本にも、「哲学」という文字が踊る。特に日本では、90年代以降、いくつかの宗教的背景を帯びた事件をきっかけに、敬遠されていたように思える「哲学」。失われた20余年を経て、今、時代はなぜ哲学を求めているのだろう? 哲学だけでなく、宗教学、政治学、消費社会論、観光学、または教育学にも造詣が深い、哲学者・谷川嘉浩氏にインタビューした。 谷川嘉浩:博士(人間・環境学)。1990年生まれ、京都市在住の哲学者。専門は哲学だけでなく、観光学・教育学など多領域に渡る。京都市立芸術大学特任講師、京都大学大学院人間・環境学研究科人文学連携研究員、京都女子大学・近畿大学非常勤講師。著作に、戸田剛文編『今からはじめる哲学入門』京都大学出版会、『ユリイカ 総特集=梅原猛』青土社など。 哲学は、人類の問題解決に寄与してきた。ーそもそも、〈哲学〉とはどういう学問なの

                                                                  常時接続で失われた孤独。あるいは「長い思考力」。哲学者・谷川嘉浩氏インタビュー。|Less is More.by info Mart Corporation
                                                                • サミュエル・ハモンド「我々は今や皆、ウィトゲンシュタイン主義者だ:大規模言語モデル(LLM)は哲学的問題を解決する」(2023年3月21日)

                                                                  人工知能の開発は、科学的・工学的な営為であると同時に、哲学的な営為でもある。人間の脳の特権的領域と考えられていた能力が、人工知能によって実現されれば、心の哲学での長きにわたる論争が、完全に解明されないにしても、大幅に解決される可能性があるからだ。 人工知能の開発は、科学的・工学的な営為であると同時に、哲学的な営為でもある。人間の脳の特権的領域と考えられていた能力が、人工知能によって実現されれば、心の哲学での長きにわたる論争が、完全に解明されないにしても、大幅に解決される可能性があるからだ。 そして、「脳」は、我々の世界への認知・接触手段となっているため、心の仕組みへの理解が進めば、哲学のあらゆる分野(認識論からメタ倫理学まで)に光を当てることになるだろう。そして、この件において、私の見解は、ノーム・チョムスキーとは正反対だ。チョムスキーは、大規模言語モデル(LLM)の成功からの、科学的・哲

                                                                    サミュエル・ハモンド「我々は今や皆、ウィトゲンシュタイン主義者だ:大規模言語モデル(LLM)は哲学的問題を解決する」(2023年3月21日)
                                                                  • 哲学とは何でしょうか?分かりやすく簡単に解説します。プラグマティズムの考え方もおすすめ♪ - 雨のち晴れ

                                                                    寄稿記事今回の記事はしゅんまるさんに書いていただきました。 こんにちは。ビジネスで使えるテクニックを、心理学を用いてご紹介していますが、ふいに思ったことがありました。 「哲学と心理学ってどう違うんだろう?」 今回わかりやすい題材として一つの例を使って「哲学とは?」を考えてみました。 読んで頂けたら幸いです。 それでは早速いきましょう! 哲学とは? 哲学の歴史から学ぶ 哲学の意味? プラグマティズムとは? 超ポジティブシンキング 身近なプラグマティズム?! 「凶」な今日の乗り切り方! まとめ 哲学とは? まず結論から言ってしまうと、あくまでも個人的な意見ですが、哲学とは「無駄な事をひたすら考えること」です。 今回参考にさせていただいた本「これならわかる哲学入門」(著者:富増章成)によると、この言い方がしっくりくる感じがします。 「いい大人同士の否定論」 心理学との違いは、いろいろとありますが

                                                                      哲学とは何でしょうか?分かりやすく簡単に解説します。プラグマティズムの考え方もおすすめ♪ - 雨のち晴れ
                                                                    • 保守としてのリベラル(解放)とは何か~弱者男性問題から考える共同体~ - メロンダウト

                                                                      突然だが人格には四面性がある。集団的、公共的、個人的、私人的の4つである。これら4つの側面、その均衡によって人格は成り立つと、西部邁氏は書き残している。 集団的かつ公共的な側面において人はペルソナ(仮面)を被る必要があり、その一方で私的で個人的な欲望を持ち合わせてもいる。その均衡を持ってして社会的人格は成立する。昨今のネット論壇などを見ているに「社会的人格」などと書くとそれだけでマサカリが飛んできそうではあるけれど、昨今話題の弱者男性論もこの社会的人格が崩れていることに端を発しているのではないだろうか。そのように思えてきたのだ。 僕達の社会から共同体が失われて久しいが、それと同時に集団への帰属意識も失われた。さらにグローバリズムにより国家への帰属意識も失われた。概念としての共同体や国家が消えた世界では集団的かつ公共的なレベルでの人格を形成することは難しくなった。集団性と公共性が喪失した結果

                                                                        保守としてのリベラル(解放)とは何か~弱者男性問題から考える共同体~ - メロンダウト
                                                                      • 環境を美的に鑑賞するということ――環境美学と環境倫理学との対話/青田麻未×吉永明弘 - SYNODOS

                                                                        シリーズ「環境倫理学のフロンティア」では、環境倫理学の隣接分野の研究者との対話を行っていきます。第一回目は「環境美学×環境倫理学」として、若手の環境美学の研究者である青田麻未さんと対話を行いました。 今回のテーマである「環境美学」について、青田さんにお聞きしたところ、以下のような説明をいただきました。 「環境美学とは、1960年代後半から1970年代ごろ、イギリス・アメリカ・カナダといった英語圏で、現代美学の一分野として興ったものです。その背景には、当時の美学が自然美論を無視していたこと、そして、社会において環境問題への関心が高まったことがありました。当初は原生自然と言われる、手つかずの自然が持つ美的価値について、中心的に議論していました。しかし現在では、人間が住む環境も含めた幅広い環境において、私たちの感性がいかに働くのかについて、多角的に論じる分野へと成長しています。」 青田さんは、今

                                                                          環境を美的に鑑賞するということ――環境美学と環境倫理学との対話/青田麻未×吉永明弘 - SYNODOS
                                                                        • コテンto名著

                                                                          <古代・中世思想>ソクラテスの無知の知と産婆術 🍀 ソクラテスの問答法 🍀 プラトンのイデア論と弁証法(かんたん版) 🍀 プラトンの弁証法 😀 プラトンのイデア論 😀 プラトンの『ゴルギアス』(1)ゴルギアス編 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(2)ポロス編 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(3)カリクレス編・上 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(4)カリクレス編・下 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(5)終幕 🍀 プラトンの『ソクラテスの弁明』 🍀 プラトンの『クリトン』 🍀 プラトンの『国家』 アリストテレスの形而上学(かんたん版) 😀 アリストテレスの形而上学 😡 アリストテレスのエネルゲイア 🍀 アリストテレスの『二コマコス倫理学』(かんたん版) 🍀 アリストテレスの『二コマコス倫理学』(1)幸福論 😀 アリストテレスの『二コマコス倫理学』(2)中庸論 😀 アリ

                                                                          • 緊縮財政への復帰はあり得ない――『99%のための経済学 コービンが率いた英国労働党の戦略』(堀之内出版)/ジョン・マクドネル(編著者) - SYNODOS

                                                                            2021.02.26 緊縮財政への復帰はあり得ない――『99%のための経済学 コービンが率いた英国労働党の戦略』(堀之内出版) ジョン・マクドネル(編著者)政治家 99%のための経済学: コービンが率いた英国労働党の戦略 著者:マクドネル,ジョン【編】/朴 勝俊/山崎 一郎/加志村 拓/長谷川 羽衣子/大石 あきこ【訳】 出版社:堀之内出版 本書が出版されてから、ながい時間が流れました〔原著の出版は2018年〕。多くの人々にとってショッキングなことに、労働党は2019年の英国総選挙で敗北し、本書で示されたアイデアを練り上げ、直ちに政策として実行に移す機会を失いました。さらに、新型コロナウイルスのパンデミック(コロナ危機)が襲いかかり、計り知れない犠牲と苦難をもたらしています。 ずばり、問題は次の点です。本書が提起した分析やアイデア、そして政策は、はたして現時点においても重要なものと言えるの

                                                                              緊縮財政への復帰はあり得ない――『99%のための経済学 コービンが率いた英国労働党の戦略』(堀之内出版)/ジョン・マクドネル(編著者) - SYNODOS
                                                                            • 「親ガチャ」格差ワード流行の背景に“設計者”がいるという絶望

                                                                              2021年、SNSを中心に使われていた「親ガチャ」という言葉が一般層でも注目を集めた。同年末の「大辞泉が選ぶ新語大賞」では大賞に、「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」ではトップ10にノミネートされたこのネットミームは、まさに現代日本の閉塞感を象徴するものだ。 言葉こそが社会を形作る。理念ある言葉は時代の宿痾(しゅくあ)を照らし出し、人々を鼓舞して未来へ踏み出す力を生む。人種差別撤廃をめざす公民権運動の指導者であったマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の「わたしには夢がある」演説が、1964年の公民権法の成立として結実し、アメリカ社会を変えたのはそのひとつの現れともいえるだろう。 だからこそ、言葉選びを誤れば社会が望ましくない方向へと進んでいくことも起こりうる。 では、「親ガチャ」という言葉が広く受け入れられた背景には何があるのか? そして、こうした言葉を多用す

                                                                                「親ガチャ」格差ワード流行の背景に“設計者”がいるという絶望
                                                                              • レジュメ|Moonyoung Song「美的説明の選択性」(2021) - obakeweb

                                                                                Song, Moonyoung (2021). The Selectivity of Aesthetic Explanation. Journal of Aesthetics and Art Criticism 79 (1):5-15. 最近のJAACに載っている論文。「美的なもの[the aesthetic]」についての最新研究です。*1 【Abstract】広く認められているように、芸術作品が特定の非美的性質を持つことは、特定の美的性質を持つことを説明する。このような説明の興味深い特徴のひとつは、その選択性[selectivity]である。すなわち、美的性質の存在が依存する非美的性質のうち、一部のみが引用されるのだ。そこで、選択される非美的性質と、選択されない性質とを区別するものはなにかという問いが生じる。私は、ローラ・フランクリンホール[Laura Franklin-Hall]による

                                                                                  レジュメ|Moonyoung Song「美的説明の選択性」(2021) - obakeweb
                                                                                • ハンス・ウルリッヒ・オブリストが提唱する「新しいニューディール政策」。新たな社会的想像力の時代に向けて

                                                                                  ハンス・ウルリッヒ・オブリストが提唱する「新しいニューディール政策」。新たな社会的想像力の時代に向けて新型コロナウイルスの大流行により、経済的に大きな影響を受けているアーティストたち。こうした状況下、サーペンタイン・ギャラリー(イギリス)のアーティスティック・ディレクター、ハンス・ウルリッヒ・オブリストが、1930年代の世界恐慌の際にアメリカ合衆国大統領フランクリン・D・ルーズベルトが策定した「ニューディール政策」をかたどり、アーティストを支援する「新しいニューディール政策」を提唱する。 文=ハンス・ウルリッヒ・オブリスト 翻訳=樅山智子(Art Translators Collective) ハンス・ウルリッヒ・オブリスト (C) Brigitte Lacombe 序章 私は最近、90人の未来学者、著作家、デザイナー、科学技術者、政策決定者からなるグローバルなグループ「スペシャル・サーカ

                                                                                    ハンス・ウルリッヒ・オブリストが提唱する「新しいニューディール政策」。新たな社会的想像力の時代に向けて