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  • 侮辱的な報酬額の大学講師の仕事依頼がやってきた。その額なんと月2.7万円

    あるミッション系の大学から講師委嘱の依頼がやってきた。その科目は私の個人的な知識と経験から興味深い話がたくさんできるであろう分野で、具体的には、著作権特許権と検閲、電子書籍とDRM、著作権特許権の保護する範囲を越えようとする不自由なソフトウェアライセンス、岡崎図書館事件、兵庫県警Alertループ事件、神奈川県警CoinHive事件、あるいは本の出版事情や再販制度といった内容を取り扱うことになる。 例年70-80人の履修者がいて、1学期間に1コマ100分が14回に加えて内容の理解の確認のための課題と評価だ。 単純計算で一ヶ月に7時間の授業と、準備時間を授業時間と同じぐらい確保し、課題作成と80人分の回答を評価する時間を考えると、最低でも月に20-30時間ぐらいは必要だ。質をあげようとすればもっと長時間の労働になるだろう。大学なので報酬は安くても引き受けるとして、期間を定めた個人請負なので時給

    • 印税の誤解が広まる前に|紅林 直

      まず印税10%の誤解ですが 多くの方は素人なので分かりにくいと思いますので 紙の単行本と電子にわけて話をします。紙の単行本の話から 雑誌に掲載されまとめられたものを200P前後で販売するものを 漫画では単行本と呼びます。 リミックスと呼ばれたりコンビニ本 と呼ばれるのが廉価版になります。 廉価版とはお求めやすい価格になった サイズや紙の品質を落とした本です。 小説は ハードカバーが単行本に相当し 文庫本が廉価版になります。 僕たちがよく読む文庫本は廉価版になります。 世間で言われている安いという印税10%ですが 安くはないのです。 社会経験者なら分かる数字ですが 世間を知らない人だと安く感じるのです。 各社実は数字が違います。竹書房は紙は初版8%、重版分から10%ですし 名前は言えませんが少なくない数の出版社が 売り上げ分の印税しか払わない会社も存在します。 刷った分の10%が業界で統一さ

        印税の誤解が広まる前に|紅林 直
      • 今、編集者の最前線はどこなのか。元カドカワ社長が『ソードアート・オンライン』担当編集に“退社理由”を聞く【三木一馬×佐藤辰男】

        今、編集者の最前線はどこなのか。元カドカワ社長が『ソードアート・オンライン』担当編集に“退社理由”を聞く【三木一馬×佐藤辰男】 出版業界やコンテンツ業界で働いている人間ではない一般の人々で、「編集者」の仕事がどのようなものなのか、具体的に思い描ける人はどれぐらいいるのだろうか。 かつては編集者といえば「雑誌や書籍を作る人」だった。だが出版業界の構造が大きく変化し、紙の出版物が衰退する一方で、電子書籍やWEBサイトがスタンダードになっている現在、編集者の仕事もまた大きく変わらざるを得ない。特に、小説や漫画を個人単位で製作し、同人誌や電子書籍といった形で頒布できる状況下において、“編集者不要論”といった話題もSNS上を飛び交っている。 こうした状況のなか、編集者としての“最前線”を歩んでいる人物として今回お話を伺ったのが、過去にも電ファミニコゲーマー誌上に何度かご登場をいただいている、三木一馬

          今、編集者の最前線はどこなのか。元カドカワ社長が『ソードアート・オンライン』担当編集に“退社理由”を聞く【三木一馬×佐藤辰男】
        • 書店の在り方について頭がかたい人が多い

          書店を街の必要な施設としておく、ということだが それもう図書館がやってる役割なんだよな。 まあみんな気づきながら言ってると思うけどさ。 残したいならもっと具体的に本屋の在り方を変えていく必要があると思う。 まず「紙の本は最高!」とか言うのが宣伝になると思ってる奴は単行本の『ハンチバック』で後頭部から殴ろうと思う。紙の本は鈍器にもなる。 まず書店はあまりにも長く姿を変えていない。一因として書店はこうあるべき、という形にこだわってる人が結構多いようだ。 一方、蔦屋書店は宗教上の理由で嫌いなんだが(失敗しているTSUTAYA図書館参照)あの探しにくさの中でよく賑わっている。 単純にでかいから置いてる本も多いし、なんか混雑してても関係ないオシャレなスタバみたいに思ってる人も居るんだろう。エンタメ施設としての成功は認めたい(TSUTAYA図書館は最悪だ)。 日本の書店は海外を見ればもう少し色んなこと

            書店の在り方について頭がかたい人が多い
          • 「所有しない購入」となった電子書籍経済のあり方と今後の展望とは?

            電子書籍の大きな特徴として、多くの場合で電子書籍は厳密には「書籍を購入」することはできず、「書籍へアクセスするライセンスを購入」というような形になります。そのため、紙の書籍を購入した場合には本をそのまま保存することもコピーしたり人にあげたりすることも可能ですが、電子書籍はコピーガードが付いていたり、内容が更新・変更されたり、削除されて読めなくなったりするケースもあります。そのような「反所有主義」となった電子書籍市場の特徴や現在のあり方、今後の重要な展望についてまとめた論文を、ニューヨーク大学法科大学院のエンゲルベルクセンターが公開しています。 The Anti-Ownership Ebook Economy https://www.nyuengelberg.org/outputs/the-anti-ownership-ebook-economy/ (PDFファイル)The Anti-Own

              「所有しない購入」となった電子書籍経済のあり方と今後の展望とは?
            • 侮辱的な報酬額の大学講師の仕事依頼がやってきた。その額なんと月2.7万円

              あるミッション系の大学から講師委嘱の依頼がやってきた。その科目は私の個人的な知識と経験から興味深い話がたくさんできるであろう分野で、具体的には、著作権特許権と検閲、電子書籍とDRM、著作権特許権の保護する範囲を越えようとする不自由なソフトウェアライセンス、岡崎図書館事件、兵庫県警Alertループ事件、神奈川県警CoinHive事件、あるいは本の出版事情や再販制度といった内容を取り扱うことになる。 例年70-80人の履修者がいて、1学期間に1コマ100分が14回に加えて内容の理解の確認のための課題と評価だ。 単純計算で一ヶ月に7時間の授業と、準備時間を授業時間と同じぐらい確保し、課題作成と80人分の回答を評価する時間を考えると、最低でも月に20-30時間ぐらいは必要だ。質をあげようとすればもっと長時間の労働になるだろう。大学なので報酬は安くても引き受けるとして、期間を定めた個人請負なので時給

              • 書籍が総額表示にできない3つの理由 (太郎次郎社エディタス 須田 正晴) | 版元ドットコム

                先日、書店で見た光景。 レジで初老の男性客が、多量の本を買って精算を待っている。手持ちぶさたに、書店員に話しかける。 「本は総額表示じゃないんだね。」 書店員は、「ええ、まあ」と口をにごしている。 気持ちはわかる。下手な受け答えをして、お得意さんの機嫌を損ねたくはないし、「なんで、版元の表示の都合に私が言いわけしなくちゃならないんだ」という気分もあるだろう。でも、ちゃんと答えてほしいとおもう。本には、総額表示にできない理由があるのだから。 もとより、「総額表示義務化」はこれからの消費税増税に向けて痛税感を緩和するためにおこなわれた。「価格表示に混乱がある」「レジでわかりにくい」などという、絶無とまではいかないまでも、普遍性も切実性もない理由がつけられているが、そこに正当性はない。 私が小出版社の営業として見聞した範囲から言うと、この正当性のない理由づけに諾々と従えば、書籍流通、とりわけ既刊

                • 『独学大全』に関するよくある質問とその答え

                  『独学大全』という本を書きました。 紙の本は2020年9月29日刊後2週間で3刷3万部となりました。 電子書籍は10月21日配信予定です。 タイトル:独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 著  者:読書猿 発  行:ダイヤモンド社 判  型:A5変型判 分  量:788ページ 価  格:2,800円+税 ISBN:9784478108536 発売予定:2020年9月29日(書籍) 2020年10月21日(電子書籍) 今回は、刊行後、『独学大全』について寄せられたご質問その他にお答えしたいと思います。 A.買えません 0.『独学大全』はなぜこんなに品切ればかりなのですか? 提供する側の想定や意思決定を上回るスピードで本が売れているから(ありがとうございます)、というしかありません。 通常、版元は、どれだけ売れても店頭からその書籍がなくならないように細心の注意を払

                    『独学大全』に関するよくある質問とその答え
                  • アイヒマンであってはならない

                    今月のエディターズノートを書くのはとても気が重かった。題材は早くから決めていた。永江朗さんが『私は本屋が好きでした――あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏』(太郎次郎社エディタス)という本を出したことを知り、すぐにこれを取り上げようと考え、すでに読了していた。 しかし読了後、うーむと考え込んでしまった。 この本は、自身でも書店員の経験があり、専業ライターとなった後は長年にわたり全国の本屋に足繁く通い続けている永江さん(私も書店の店頭で何度もお会いしたことがある)が、本屋に対して「好きでした」と過去形で語らずにはいられない昨今の状況についての、渾身のルポルタージュである。 中心的な話題は「ヘイト本」だ(もっとも、この言葉を使うにあたり永江さんはいくつか留保をつけている)。いわゆる「嫌韓・反中」、つまり近隣諸国に対する排外主義的な考えを明示的に、あるいは暗黙のうちに主張する出版物のことで

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                    • 無数の掘り出し物が潜む魅惑のアウトレット 「バーゲンブック売場」に潜入した

                      「バーゲンブック」というカテゴリーの本がある。単に売れ残りの安売り本かと思いきやさにあらず。 毎月、毎日、無数の本が刊行され、売れないものは出版社に返本される慌ただしい新刊書の流通とは異なる道筋で本と読者との出会いのチャンスを作るビジネスなのだ。バーゲンブック事業の大手、八木書店の地下基地に3人の作家と乗り込んだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:見つけやすい!撮りやすい!冬の昆虫採集はモニュメントで! > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 広大な地下書庫をぶらぶらする人達 広々とした縦長のフロアをつらぬく通路沿いには膝下くらいの高さの平台に大量の本が平積みされ

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                      • コンビニで本は売れるけど地獄を見ることもあるその理由|竹村響 Hibiki Takemura

                        コンビニ各社さんがPB(プライベートブランド)を増やしています。竹書房もちょっとした雑誌を何冊か出しています。NB(ナショナルブランド)よりも部数が多くなったりするのが不思議。 こういう囲い込み合戦はいろんなところで起こっていて、電子書籍の販売サイトさんたちもそのサイトでしか読めないマンガを続々と作り始めています。果たして差をつけるのはそこでしか読めない独自商品なのか?様々な思惑が渦巻く出版業界でございます。 さて、今日は意外と知られていないコンビニで本を売る仕組みについて書き残します。 文頭リンク先の結論として「コンビニで本を売るのは難しい、が業界としてはそうも言ってられない」と締められています。客観的にまとめるとそう言えなくもないですが、そんな言い方されたら出版界が「売れるのに難しいから避けてきていた。それをコンビニがあらためて考えてくれてる」みたいにも読めます。そうじゃないです。コン

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                        • 【書評】だれが本を殺すのか(上)(下) 佐野眞一  新潮文庫 - 京都のリーマンメモリーズ

                          【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 こちらは、20年ほど前の取材を元に書かれた本です。 という訳で、当時取材を受けた人たちは今、それぞれ20年程、年を取っています。(笑) 当時から、出版不況と言われながらも、未だに当時と変わらない地位を保っている企業もあれば、消えた企業もあります。 そして、年間の本の出版数は、この本を取材した頃と変わらず、今も年間7万冊を超えています。 1日に200冊が誕生している勘定になります。 本が売れない、町の書店が潰れていると言われながら、未だに、1日200冊も出版されています。 私が驚いた読書家と言えば、メンタリストDaiGoですが、彼でも1日20冊程です。 日本の出版書籍の本数は、人間の読書の遥か限界を超えています。(笑) これどういうことでしょうね。 本書では、著者から版元、取次、書店、

                            【書評】だれが本を殺すのか(上)(下) 佐野眞一  新潮文庫 - 京都のリーマンメモリーズ
                          • 思考整理メモ:本の価値と編集者の役割~8年間の出版社勤めを終えて~ - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

                            本日、2020年11月30日をもって、8年8カ月勤務した理工系出版社を退職した。明日からは出版を離れ、違う業界で働くことになる。 本とは何か、出版・編集とはどんな仕事なのか、自分なりに模索し続けてきた日々だった。気持ちがまだ編集者であるうちに、いまの考えを書いておこうと思う。 できたこと、できなかったこと 本を「書きたい人」「読みたい人」はいなくならない 本には「作品」としての価値がある 「書かなくてもいい」ものだからこそ、本に力が宿る 本は「編集者がつくる」のではない 著者と編集者の「同床異夢」が生む奇跡 おわりに 「出版業界ってどうなの?」「本もこれから大変だろうね」。出版社に内定が決まって以来、何度となく投げかけられてきた言葉だ。自分としても、「本の役割」や「出版社・編集者の存在意義」について、入社以前から自問自答してきた*1。 いまの時代、本は要るのか? 出版社は要るのか? 編集者

                              思考整理メモ:本の価値と編集者の役割~8年間の出版社勤めを終えて~ - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
                            • テンバイヤーを考える - インターネット

                              いわゆるテンバイヤーと呼ばれる人達や転売という行為がある。 最近はこの転売というのもずいぶん身近になってしまった。例えばどこぞの知事がイソジンがCOVID-19に効くという発言をしたらあっという間に薬局から在庫が消え去り、その日の夕方にはフリマアプリに多数出品されていたという「事件」などは記憶に新しいし、それ以前だって除菌用アルコールやマスクは取り合いになりとうとう政府が動くレベルの騒動に発展してしまった。また、未だに一部の人気ゲーム機などは品薄が続いていることから、店側がいくら対策してもテンバイヤーが購入してしまうといった訴えすら出ている始末である。 このように、今の世の中ある意味テンバイヤーだらけなのである。そこで今回は、ちょっとテンバイヤーについて考えてみたい。まず始めに明らかにしておきたいのはテンバイヤーにもパターンというか類型があり、それは大きく二つに分類が出来るのではないかと思

                                テンバイヤーを考える - インターネット
                              • なぜ朝日新聞はこうまで叩かれるのか(鮫島浩政治ジャーナリスト・元朝日新聞記者) -マル激

                                長らく日本のリベラル言論をリードしてきた朝日新聞が、危機的な状況に陥っているという。1990年のピークから20年にわたり誇ってきた800万の発行部数も、ここ10年はつるべ落としのように急落を続け、2022年には約半分の400万部あまりまで激減し、2021年度にはついに400億円を超える大赤字に転落してしまった。ほぼ同時期に他の新聞社も軒並み発行部数を落としているが、その中でも朝日の凋落ぶりは群を抜いている。 朝日新聞の発行部数が激減するようになった直接のきっかけとしては、2014年に相次いで発覚した「2つの吉田問題」が挙げられることが多い。これは2011年の東日本大震災に起因する原発事故をめぐり、当時福島第一原発の所長だった吉田昌郎氏が政府事故調に対して語った調書をめぐる「吉田調書」報道と、文筆家吉田清治氏の従軍慰安婦に関する証言をめぐる「吉田証言」報道がいずれも不適切なものだったことが指

                                  なぜ朝日新聞はこうまで叩かれるのか(鮫島浩政治ジャーナリスト・元朝日新聞記者) -マル激
                                • ユニクロに潜入したあのジャーナリストが「amazon」に潜入! 秒単位で管理される労働現場と秘密主義の恐怖 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

                                  『潜入ルポamazon帝国』著者・横田増生インタビュー ユニクロに潜入したあのジャーナリストが「amazon」に潜入! 秒単位で管理される労働現場と秘密主義の恐怖 2年前、大きな反響を呼んだ『ユニクロ潜入一年』(文藝春秋)。同書はジャーナリストの横田増生氏が巨大アパレル企業「ユニクロ」にアルバイトとして1年にわたり潜入し、その過酷な労働状況、ブラックな企業体質をあぶり出した渾身のルポだった。しかも、前著『ユニクロ帝国の光と影』(文藝春秋)を巡って、ユニクロに2億円を超す巨額訴訟を起こされても全く怯むことなく、法廷闘争の末に全面勝訴した後で、潜入取材を敢行している。 まさに体を張ったジャーナリストのお手本のような人物だが、その横田氏が今度は世界的流通企業アマゾンに潜入、『潜入ルポamazon帝国』(小学館)を上梓した。 実は横田氏は、今から15年前にもアマゾンの物流センターに半年に渡りアルバ

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                                  • 『統計はこうしてウソをつく』それと「ライトノベルが絶賛衰退中という事実」について - 本格はてなブログ

                                    統計はこうしてウソをつく―だまされないための統計学入門 作者:ジョエル ベスト白揚社Amazon たまにはフィクション以外の本を読まないと頭クルクルパーになってしまう!という危機感に襲われて、適当に選んで読み始めたこの本。いやあ面白い。 なんらかの主張の根拠として持ち出される数字――統計が、時として信用できないものに変わってしまう理由を、実例を挙げながら分かりやすく解説してくれます。 たとえば、拒食症に関するこんなケース。 この問題に注意を引こうとする活動家は、米国には拒食症の女性が15万人いると見積もり、拒食症は死を招きかねないと指摘した。そして、ある時点からフェミニストは、毎年15万人の女性が拒食症で死んでいると報告し始めた。(これは相当な誇張だった。拒食症によるとされる死亡は年に70件にすぎない。) (強調は原文) これはこの本では「突然変異統計」と呼ばれている、元々の情報が受け手の

                                      『統計はこうしてウソをつく』それと「ライトノベルが絶賛衰退中という事実」について - 本格はてなブログ
                                    • 【紀伊國屋書店に聞く】高井会長「業界改革実現へ大きな波起こす」 藤則社長「紀伊國屋書店が強くなって業界発展させる」 - BookLink

                                      インタビュー【紀伊國屋書店に聞く】高井会長「業界改革実現へ大きな波起こす」 藤則社長「紀伊國屋書店が強くなって業界発展させる」2024.03.14 紀伊國屋書店は昨年12月1日に15年間トップを務めた高井昌史会長兼社長が会長に、藤則幸男副社長が社長となりバトンが渡った。好調な海外店舗や、大学への学術電子雑誌納入をはじめとした営業総本部がけん引し3期連続の増収増益を続ける同社の今後や、カルチュア・コンビニエンス・クラブや日本出版販売と設立したブックセラーズ&カンパニーの目的、読書推進への取り組みなどについて、高井会長と藤則社長に聞いた。 【聞き手・星野渉】 【高井昌史代表取締役会長に聞く】 高井昌史(たかい・まさし)氏 1947年8月30日東京都生まれ。成蹊大学法学部政治学科卒、71年紀伊國屋書店入社、大学への洋書販売、地方の公共図書館の開設、大学図書館の書誌データベース作りなど、本に関わる

                                        【紀伊國屋書店に聞く】高井会長「業界改革実現へ大きな波起こす」 藤則社長「紀伊國屋書店が強くなって業界発展させる」 - BookLink
                                      • 講談社・アマゾン直接取引でも取次会社が消えない理由…出版社・書店に多大な恩恵

                                        講談社(「Wikipedia」より) 9月、出版大手の講談社とネット通販大手アマゾンが取次会社を介さない直接取引を開始し、出版業界に大きな衝撃が走っている。 現状は講談社の扱う書籍のなかでも「講談社現代新書」「ブルーバックス」「講談社学術文庫」の3シリーズのみだが、効果を見極めたうえで今後はほかの書籍や新刊にも拡大する可能性が示唆されており、出版業界の転換期と見る向きも少なくない。 従来の日本の出版業界では、取次会社が出版社と書店の中間に入り、問屋として本や雑誌を配送するという体制が主流であった。だが直接取引では、アマゾンが取次会社を経由せずに出版社から直接在庫を仕入れるため、消費者に商品が届くまでの日数短縮につながるとのことだ。 この一件を受けて、ネット上では「出版社が取次を必要としなくなった」「本を購入する際に早く届いたり安くなったりするのか気になる」という声が多くあがっている。そこで

                                          講談社・アマゾン直接取引でも取次会社が消えない理由…出版社・書店に多大な恩恵
                                        • なぜ朝日新聞はこうまで叩かれるのか/鮫島浩氏(政治ジャーナリスト・元朝日新聞記者)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース

                                          (↑画像をクリックすると動画が再生されます。) 長らく日本のリベラル言論をリードしてきた朝日新聞が、危機的な状況に陥っているという。1990年のピークから20年にわたり誇ってきた800万の発行部数も、ここ10年はつるべ落としのように急落を続け、2022年には約半分の400万部あまりまで激減し、2021年度にはついに400億円を超える大赤字に転落してしまった。ほぼ同時期に他の新聞社も軒並み発行部数を落としているが、その中でも朝日の凋落ぶりは群を抜いている。 朝日新聞の発行部数が激減するようになった直接のきっかけとしては、2014年に相次いで発覚した「2つの吉田問題」が挙げられることが多い。これは2011年の東日本大震災に起因する原発事故をめぐり、当時福島第一原発の所長だった吉田昌郎氏が政府事故調に対して語った調書をめぐる「吉田調書」報道と、文筆家吉田清治氏の従軍慰安婦に関する証言をめぐる「吉

                                            なぜ朝日新聞はこうまで叩かれるのか/鮫島浩氏(政治ジャーナリスト・元朝日新聞記者)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース
                                          • 読書法を徹底解説。効率良く大量に本を読む方と本の探し方。 - ようの読書記録

                                            "塵も積もれば山となる" 何事もやればやるほど成長するものです。 年間200冊の読書をして思ったこと。「読書法がわかってきた!」ということ。 もちろん、読書術に関する本も一通り読み終えています。 今回は、そんな読書好きな私が本を読む時に必要なことを整理します。 こんな人に向けて書いてます。 「読書量を増やしたい。」 「本を効率よく読めるようになりたい。」 「読書をする意義を整理したい。」 「本を読んで学べることを知りたい。」 読書はインプットの作業です。 ・効率良く良い本を探す ・本を読む力を育成する ・読書が進む環境を整える ・本を読むモチベーションを維持する こういった、地道な努力こそ、どんな時でも私たちに力を与えてくれます。 ご紹介するのは、大きく4つの読書知識です。 1.読書家になるマインドとは 2.読書効率を上げる方法 3.読書量を増やす方法 4.本の探し方 目次をクリックすると

                                              読書法を徹底解説。効率良く大量に本を読む方と本の探し方。 - ようの読書記録
                                            • 鎌倉ゆかりの貸本屋を復活させようとしたら著作権と制度の壁にぶち当たった| 法哲学を考える|縁側書生

                                              ゲストハウスのオペレーション周りがある程度スッキリしてきたので、企画を考えていたところでした。偶然友人と鎌倉文学館に遊びに行き、こんな記述がありました。 鎌倉にゆかりあある文学者は多く、第2次世界大戦後困窮した作家たちが協力して鎌倉で貸本屋を営んだ。貸本屋は繁盛し、文士たちの生計の支えとなった。 とにかく大事なことは、「貸本屋やりてえ!」とビビッときたのである。もともと本は好きで、蔵書もそれなりの数がある。自分の好きな本をお客さんと共有して、感想を言い合えれば、どんなに楽しいだろう。何より、所縁のある鎌倉で貸本屋を復活させる、ということに強いメッセージ性を感じるし、強いコンセプトになると思いました。 貸本屋は鎌倉という土地との相性だけではなく、うちのゲストハウスとの相性もいいと考えました。 まず第1に、古民家を改装しているという点。 貸本という古い概念を体現するには、古民家という場所の空気

                                                鎌倉ゆかりの貸本屋を復活させようとしたら著作権と制度の壁にぶち当たった| 法哲学を考える|縁側書生
                                              • 楽天経済圏に全シフトした僕の「やりすぎない楽天経済圏攻略法」 ー 全体概要&基本戦略編

                                                以前も書かせて頂いた通り、私はかつてドコモユーザでdポイント経済圏の住人だったわけですが、楽天モバイルユーザへの乗り換えを機に楽天経済圏に完全シフトしました。 まず一言でまとめておくと「楽天経済圏エグい」です。dポイント経済圏とか比較にならんレベルで凄いです。 これから数回に分けて、楽天経済圏で「やり過ぎない程度」にお得さを享受するために僕が実践している攻略法についてお伝えしたいと思います。 楽天経済圏攻略法シリーズ(予定) 全体概要&基本戦略←今ここSPU詳細編楽天での買い物詳細編 銀行/証券/カード/ペイ編ポイントの出口戦略編 初回となるこの記事では、全体像と重要なポイントをお伝えするつもりですので、忙しい方は全体概要編だけ読めば十分かと思います。より具体的なテクニックや豆知識的なのを知りたい方は後の詳細編もご覧ください。 [5/3 加筆修正しました] ポイントの出口に通常ポイントと期

                                                  楽天経済圏に全シフトした僕の「やりすぎない楽天経済圏攻略法」 ー 全体概要&基本戦略編
                                                • 三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

                                                  三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い 国際政治学者・三浦瑠麗氏のアマゾンプライムビデオのCM出演は、ネットで批判の声が高まりアマプラ解約運動に発展。アマゾンプライムビデオのYouTubeの公式チャンネルから三浦氏のCM動画が削除される事態となった。 しかし、アマゾンのCM ではもうひとつ気になるものがある。それは例のアマゾンの巨大物流センターで働く人たちの姿を伝える「Amazonではたらくということ」シリーズだ。CMでは、メンテナンスチームのマネージャーをつとめる男性と、入荷担当の補助をやっている77歳の男性が登場。2人が働いている姿を映した映像とインタビュー音声が流れる。 メンテナンスチームマネージャーは「娘はAmazonがパパの働いてくれる会社だということで誇りに思ってくれている」とほっこりするエピ

                                                    三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
                                                  • ポストサブスクとは?『音楽が未来を連れてくる』出版記念 榎本幹朗氏インタビュー | Musicman

                                                    2012年5月、現スペースシャワーネットワーク 取締役 常務執行役員 案納俊昭氏から持ち込まれた1本の原稿。一読して、まるで長崎の出島で欧米列強の最新情報に触れた江戸時代の日本人のように強い衝撃を受けたMusicman編集部は、即座に連載を打診。同年7月よりMusicman(当時Musicman-NET)でスタートしたのが榎本幹朗氏の連載『未来は音楽が連れてくる』だ。 今回、連載開始から約9年の時を経て、音楽業界がコロナ禍で苦しむ中、大幅に加筆・修正を加え、装いも新たに書籍『音楽が未来を連れてくる』として2月12日にDU BOOKSより発売される。 エジソンの蓄音機からラジオ放送、ウォークマン、CD、ナップスター、iTunes、iPod、着うた、Spotify、そして“ポスト・サブスク”の未来まで、壮大なスケールで語られる本書は、多くの業界人に考えるヒントとともに、勇気と希望を与えるはずだ

                                                      ポストサブスクとは?『音楽が未来を連れてくる』出版記念 榎本幹朗氏インタビュー | Musicman
                                                    • 読書という〈遅い文化〉を守るために投じた一石――幻戯書房・田尻勉さんに聞く

                                                      今年の4月2日、ある出版社の公式ブログにこのような記事が投稿され、大きな話題になった。 出版流通の健全化に向けて 小社の刊行物をご購読いただきありがとうございます。 日本のほとんどの出版社は、読者の方々への販売を取次会社(卸売会社)と書店(従来の売り場をお持ちの書店、インターネット書店あわせて)に、販売面で助けられています。ほとんどの読者のみなさまは書店で小社の本をお求めいただいているものと存じます。昨今、出版物全体の販売が落ち込むなか、書店の経営も厳しくなり、小社の本を店頭においていただける書店も限られております。すべての書店に小社の本が配本されることはむずかしいのが現状です。しかし、手にとってお求めいただく機会を小社としては維持していただきたいと思っております。ただのコンテンツとしてだけでなく、手にしていただいた時の手ざわり、装幀も、書店店頭で、ご覧いただきたいと思っております。 そう

                                                        読書という〈遅い文化〉を守るために投じた一石――幻戯書房・田尻勉さんに聞く
                                                      • 50、図書館政策(2019参院選・各分野の政策)│各分野の政策(2019年)│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会

                                                        50 図書館政策 図書館サービスの後退、「委託」を許さず、身近に使いやすい図書館を 2019年6月 図書館は、皆さんの読書、〝知りたい、調べたい〟を保障することが役割です。生活、生業、学業のためには、資料、情報は欠かせません。図書館は「生存権の文化的側面である学習権を保障する機関」です。 その機能を果たすために欠かせないことは、その管理運営の仕組みです。図書館は、自治体の首長から独立して教育行政を遂行する教育委員会の下でこそ、皆さんから求められた資料、情報を確実に提供することができます。 そうした仕事を具体的に担うのは、専門職である司書です。司書には、資料・情報を自ら適切に選択できるよう利用者に協力、支援するなどの役割があります。 また、図書館の「無料利用原則」は70年近くにわたって続き、最も利用者の多い公共施設のひとつになっています。 ところが自公政権は、司書を削減し、資料費も激減させる

                                                          50、図書館政策(2019参院選・各分野の政策)│各分野の政策(2019年)│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会
                                                        • 【画像】 本屋、ポップや装飾でAmazonに対抗 「Amazonには絶対負けないと思ってる」 : 痛いニュース(ノ∀`)

                                                          【画像】 本屋、ポップや装飾でAmazonに対抗 「Amazonには絶対負けないと思ってる」 1 名前:サーバル ★:2020/01/20(月) 15:39:54.97 ID:bvGacEJH9 Amazonには絶対負けないと思ってるんだけどなぁ…もしかして、もうこういうの求められてないの?読んでみたいって、心を動かされないの…? https://twitter.com/honyanohomma/status/1216666569805221888 2: 名無しさん@1周年 2020/01/20(月) 15:40:22.79 ID:w1stCcSg0 装飾がくどい 5: 名無しさん@1周年 2020/01/20(月) 15:41:10.15 ID:d8vYIm5m0 飾りつけるのはいいけどゴチャゴチャしすぎでは 8: 名無しさん@1周年 2020/01/20(月) 15:41:36.25

                                                            【画像】 本屋、ポップや装飾でAmazonに対抗 「Amazonには絶対負けないと思ってる」 : 痛いニュース(ノ∀`)
                                                          • 【おまけ4】なぜラノベからSFジャンルがほぼ消えたか - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム

                                                            これ、非常に暗い話になるがいいか? まぁまずSFの書き手がSF小説を買ってないという要素が真っ先に挙がるな。これは「おまけ3」で言った事だから省略しよう。でももっと重要な要素がある。 巻末のラノベ年表を見てみよう。そう、1975年~2011年頃まで実は普通にライトノベルにSFジャンルはあったし流行していた。それどころか男子向けライトノベルの記念すべき第一巻目は朝日ソノラマ文庫の小説版『宇宙戦艦ヤマト』(1975)である。つまり男子向け初のラノベはなんとSFジャンルだったのだ。そもそも朝日ソノラマ文庫ってSFジャンルに強いラノベレーベルなんだしね。それどころか年表見て驚いたかい? 実は1980年に新井氏が中高生女子向きのコバルト文庫でSF作品を発表したことがあったんだ。今の悪役令嬢ブーム(異世界恋愛ブーム)とは似ても似つかない状態だね。 でね、SFが流行する条件ってのは……。 ・経済が順調に

                                                              【おまけ4】なぜラノベからSFジャンルがほぼ消えたか - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム
                                                            • 本屋をのみこむアマゾンとの闘い - 臺宏士|論座アーカイブ

                                                              本屋をのみこむアマゾンとの闘い 日本出版者協議会相談役・緑風出版社長の高須次郎氏に聞く(上) 臺宏士 フリーランス・ライター アマゾンへの出荷停止から6年目 IT大手の米アマゾンが日本語サイトを開設し、ネット書店として日本に本格進出してから約20年。ネットの普及で進んだ活字離れを背景に街の本屋が次々と消えていくなか、「国内最大の本屋」となった。今日では一般消費者向けの大半の商品を扱い、売上高は1兆5000億円に及ぶ国内最大のインターネット通販業者に成長した。 「緑風出版」(東京都文京区)の高須次郎社長は、中小出版社でつくる「一般社団法人・日本出版者協議会」(出版協、旧出版流通対策協議会)の会長、そして現在は相談役として再販売価格維持制度(再販制度)の存続を訴え、本屋をのみ込む一人勝ちのアマゾン商法にも異議を唱え続けてきた。大幅なポイント還元という方法で値引き販売を続ける、アマゾンへの出荷を

                                                                本屋をのみこむアマゾンとの闘い - 臺宏士|論座アーカイブ
                                                              • 「書店は儲からない」を変える仕組みは 岐路に立つ独立系と大手連合:朝日新聞デジタル

                                                                書店の減少で、近所で本を買えない地域も増えています。利益が出にくい現状の書店ビジネスの問題点とその打開策は。出版流通に詳しいフリーライターの永江朗さんに聞きました。 ◇ 本の出版流通は、百年ぶりの大転換期にあります。 書籍と雑誌が同じ運送便で全国の書店に届く現在の配本の仕組みは、関東大震災後に原型ができました。雑誌は、出版社にとっては販売と広告で二重に利益が出るビジネス。書店も大半は雑誌の販売で成り立ってきました。しかし人口減とデジタル化で雑誌という経済的基盤が崩れ、雑誌にうまく乗っかってきた書籍も苦境に立たされています。 現在の出版流通の仕組みは、書店が利益を出しにくいものです。新刊は1日平均200点も出るので、多くの書店が、配本を担う出版取次会社に仕入れる本の選定も頼っています。しかし取次は、規模や立地に応じて機械的に選んだ本を送るので、各店の客層に合わない本も多い。その結果、平均で雑

                                                                  「書店は儲からない」を変える仕組みは 岐路に立つ独立系と大手連合:朝日新聞デジタル
                                                                • 書店が抱える4つの問題。本が売れても意味が無い理由【本業界の問題】 - ようの読書記録

                                                                  今回は、書店が抱える4つの問題について考察します。 ご存じの通り、日本の本屋さんは年々減少しています。特に、小型書店の減少は顕著です。 ・需要の問題(娯楽の種類が増えている) ・人口の減少 ・都市への人の移動 ・経営者の高齢化 ・ECサイトの拡大 など、様々な理由があります。とはいえ、これらの問題は書店だけの問題では無く、多くの小売業で起こっている問題です。 書店だけに着目すると、書店ならでは4つの課題が見つかります。 ①再販制度(定価制) ②委託制度(返品自由) ③利益率が低い ④図書館 今回は、そんな書店の抱える問題について、ご紹介します。 ネット通販での買い物は非常に便利ですが、それでも書店がある事には価値があります。 新しい本との出会いは、実店舗の方が有利だからです。 www.yoblog.org 具体的に、どうすれば書店が抱える問題を解決できるかはわかりません。ですが、必ず解決す

                                                                    書店が抱える4つの問題。本が売れても意味が無い理由【本業界の問題】 - ようの読書記録
                                                                  • 再販制度 | 一般社団法人 日本書籍出版協会

                                                                    書籍・雑誌の「再販制度」(定価販売制度)とは? 読者のみなさまへ 著作物の再販制度(再販売価格維持制度)とは、出版社が書籍・雑誌の定価を決定し、小売書店等で定価販売ができる制度です。独占禁止法は、再販売価格の拘束を禁止していますが、1953年の独占禁止法の改正により著作物再販制度が認められています。出版物再販制度は、これまで幾多の見直しが行われ、現在の再販制度の運用について改善を図ってまいりました。 出版物再販制度は全国の読者に多種多様な出版物を同一価格で提供していくために不可欠なものであり、また文字・活字文化の振興上、書籍・雑誌は基本的な文化資産であり、自国の文化水準を維持するために、重要な役割を果たしています。 出版業界では、出版物の流通上、注文した本がなかなか読者に届かないといったご批判に応えるべく、流通改善のためのさまざまな方策を進め、再販制度の弾力的運用を図っております。 今後と

                                                                    • ヤフーは優越的地位かと騒ぐ新聞が、“報じない自由”炸裂させた公取委の「新聞オワコン」宣告

                                                                      1979年生まれ。京都大学経済学部卒業。国会議員秘書を経てプレジデント社へ入社、プレジデント編集部配属。経済誌としては当時最年少でプレジデント編集長就任(2020年1月)。2021年7月に独立。現在に至る。 Twitter → https://twitter.com/ogurapunk CONTACT → https://k-ogura.jp/contact/ DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 公正取引委員会が、ヤフーなどのニュースプラットフォーム事業者と新聞社などのメディア各社の取引実態を調査した報告書を公表した。新聞各紙はその内容の一部を取り上げて、こぞって「ヤフーは優越的地位の可能性」と報じている。しかし、その報告書の別の部分には、新聞が「報じない自由」を炸

                                                                        ヤフーは優越的地位かと騒ぐ新聞が、“報じない自由”炸裂させた公取委の「新聞オワコン」宣告
                                                                      • Azureの4つのライセンス形態と料金 ~Azure CSPを利用するメリット~|Microsoft Azureコラム|東京エレクトロンデバイス

                                                                        それぞれのライセンスについての概要は、以下の通りです。 CSP CSPは「Cloud Solution Provider」の略で、販売代理店を通してAzure製品を利用するライセンスです。従量課金制を採用しており、使用した分だけ料金を支払います。 従量課金で後払いが可能であることと、再販可能であることが最大の特徴です。契約した代理店から技術面その他のサポートが受けられるのも魅力的。反面、Azure製品を多く使用することになった場合、従量課金制が災いして、コストが膨らんでしまうことに注意が必要です。 CSPには多くのメリットがあります。詳細については後述します。 オープンライセンス オープンライセンスは、100ドル単位(2021年1月現在は1万1200円)のプリペイド方式で利用可能なライセンスです。残額が不足した場合は、いつでも追加が可能です。事前に費用を確定させられるので、予算化の際にもコ

                                                                        • 出版状況クロニクル188(2023年12月1日~12月31日) - 出版・読書メモランダム

                                                                          23年11月の書籍雑誌推定販売金額は865億円で、前年比5.4%減。 書籍は493億円で、同2.9%減。 雑誌は372億円で、同8.5%減。 雑誌の内訳は月刊誌が313億円で、同9.2%減、週刊誌は58億円で、同4.2%減。 返品率は書籍が34.0%、雑誌が42.2%で、月刊誌は41.0%、週刊誌は47.8%。 9、10月は続けて小幅なプラスとなっていたが、11月はマイナスに転じた。 月刊誌は発行部数が前年比20%減であるのが大きく作用しているのだろう。 コミック次第は来年も続いていく。 1.出版科学研究所による23年1月から11月にかけての出版物販売金額を示す。 ■2023年上半期 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%) 2023年 1〜11月972,436▲5.8571,131▲4.4401,304▲7.6 1月77,

                                                                          • 「取次」に何が起こっているのか?――問われる電子時代の流通のあり方 | ダ・ヴィンチWeb

                                                                            ジャーナリスト・まつもとあつし氏が、出版業界に転がるさまざまな問題、注目のニュースを深堀りする連載企画です! 日本の出版を支えてきた「取次」に訪れた危機 日本出版販売グループ(日販)の2018年度決算が5月29日に発表された。それによると売上高は前年比5.8%のマイナス、純損失は2億円と19年ぶりの赤字となったことが明らかになった。日販はトーハンと並ぶ日本の出版流通大手であり、年商は5000億円を超えている。(これは出版最大手の集英社の約5倍の規模だ)。世界的に見ても独自と言われる日本の出版流通、それを支えてきた企業=取次に何が起こっているのだろうか? 日販・トーハンは出版流通の7割以上のシェアを持っているとも言われる。2社だけでこれだけの流通を担っている例は世界でも珍しい。このような形になったのは、終戦直後のGHQがメディアコントロールを効率的に行うためだったともされるが、その政策によっ

                                                                              「取次」に何が起こっているのか?――問われる電子時代の流通のあり方 | ダ・ヴィンチWeb
                                                                            • リットーミュージックのDTM関連書籍のPDF版どれでも1冊1,100円セール。先週新発売の『Cubase11 Series徹底操作ガイド』も1週間限定の半額で登場!?|DTMステーション

                                                                              2019年3月、2020年3月と開催されたリットーミュージックのDTM書籍のPDF版が、大幅値引きの1,100円(税込)で行われるセールが今年もまた開催されることになりました。今年は若干ラインナップが変わるとともに、これまでの書籍の常識を覆すような企画が実行に移され、私自身驚くといういうか、戸惑っているのが正直なところ。そう、3月18日に発売されたばかりの私の新刊「Cubase11 Series徹底操作ガイド」が1週間限定ではありますが、半額で販売されることになったのです。そんなことしていいのか、紙の書籍の販売の妨げにならないのか、出版社としてビジネスが成り立つのか、そもそも私の印税ってどうなるの…?などなど……。 さらに、この「Cubase11 Series徹底操作ガイド」を含む全13冊をまとめた「DTM・シンセサイザー実践編」セットが66%オフの激安で9,980円、私が書いた「これから

                                                                                リットーミュージックのDTM関連書籍のPDF版どれでも1冊1,100円セール。先週新発売の『Cubase11 Series徹底操作ガイド』も1週間限定の半額で登場!?|DTMステーション
                                                                              • 100均・ダイソーが「在庫を増やせ」「うちはつぶれる」で成長できた理由

                                                                                1979年生まれ。京都大学経済学部卒業。国会議員秘書を経てプレジデント社へ入社、プレジデント編集部配属。経済誌としては当時最年少でプレジデント編集長就任(2020年1月)。2021年7月に独立。現在に至る。 Twitter → https://twitter.com/ogurapunk CONTACT → https://k-ogura.jp/contact/ 「超一流」の流儀 ビジネス界を中心に各界の「超一流」の言動にスポットを当て、ビジネスパーソンの仕事に生かせる「超一流ならではの流儀」をお届けする。 バックナンバー一覧 「うちはつぶれると確信していた」などのネガティブ発言で知られるダイソーの創業者、矢野博丈氏。彼がダイソーを100円ショップの雄に育て上げた成功のカギは、「在庫は悪」というセオリーに反する経営方針だった。コロナ禍の今、再評価される矢野氏の在庫ポリシーとは?(イトモス研究

                                                                                  100均・ダイソーが「在庫を増やせ」「うちはつぶれる」で成長できた理由
                                                                                • 金融機関を対象に、2年間でARR6億円をつくった『EP営業の有効施策』を公開|西山 直樹@bellFace

                                                                                  はじめに2015年の創業から2020年までの5年間、bellFaceの導入企業は「BtoB営業」でのご利用が多くを占めていました。しかしコロナによってマーケットは激変し、その多くは一般化されたweb会議システムへとリプレイスが進み、我々は窮地に立たされていました。 そのような状況の中で、一筋の光として「金融業界」からのご相談が顕著に増え始めていました。それも、これまで得意としていたBtoBではなく、「BtoC(リテール)営業」 の領域からの引き合いが増え、水面下で我々は戦う市場を少しずつピボットし始めていました。 そこから2年が経過し、まだまだ大きな成果を残したといえるレベルとは程遠いものの、この転換が決して間違いではなかったことを一定証明することができましたので、備忘も兼ねてその取り組みの詳細をこのnoteに纏めさせてもらいました。金融機関を対象にした営業、ひいてはエンタープライズ営業に

                                                                                    金融機関を対象に、2年間でARR6億円をつくった『EP営業の有効施策』を公開|西山 直樹@bellFace