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地震波の検索結果1 - 40 件 / 150件

  • 午前9時半すぎの緊急地震速報は「誤報」 気象庁が陳謝 | 気象 | NHKニュース

    30日午前9時半すぎ、気象庁は関東や東海などの広い範囲で強い揺れが予想されるとして、緊急地震速報を発表しましたが、震度1以上の揺れは観測されませんでした。気象庁は「誤報」だとしたうえで「速報の処理において震源を本来と異なる位置に決定した。多大な迷惑をかけたことをおわびします」としています。 しかし、実際には体に感じる震度1以上の揺れは観測されませんでした。 速報が出る前の午前9時36分ごろには、鳥島近海を震源とするマグニチュード5.8の地震が発生していましたが、気象庁は、この地震をシステムが処理する際に、震源を本来と異なる房総半島南方沖に決定し、マグニチュードを過大に推定したとしています。 過去には同時刻に複数の地震が起きたことで、震源やマグニチュードの推定を誤る事例もありましたが、今回は、これにもあてはまらないということです。 気象庁は今回の発表を「誤報」だとしたうえで、加藤孝志地震津波

      午前9時半すぎの緊急地震速報は「誤報」 気象庁が陳謝 | 気象 | NHKニュース
    • ベイルートでの爆発は「すべての爆弾の母」よりも強力だった…2750トンの硝酸アンモニウムが原因か(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

      レバノンの首都ベイルートの倉庫が爆発し、多数の死傷者と甚大な被害を引き起こした。 爆発原因は調査中だが、そのエリアには、非常に爆発性の高い物質である、数千トンの硝酸アンモニウムが不適切に保管されていたと見られている。 兵器の専門家は、その威力がTNT火薬の数百トン相当であると推定していて、大規模爆風爆弾の「すべての爆弾の母(MOAB)」より少なくとも2ケタ以上のオーダーで強力だったという。 レバノンの首都ベイルートの港での大爆発は、街に破壊をもたらした。建物を壊し、100人以上が死亡し、数千人が負傷した。多くの人々が、爆風の衝撃波と、核兵器のキノコ雲と比べられるようなそびえ立つ赤い雲のビデオを撮影した。 爆発の原因は不明だが、調査の焦点は、2750トンの硝酸アンモニウムを保管していた倉庫に向けられている。 爆発はマグニチュード3.3の地震として記録され、その影響は現場から数キロメートル離れ

        ベイルートでの爆発は「すべての爆弾の母」よりも強力だった…2750トンの硝酸アンモニウムが原因か(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
      • 三重県南東沖でM6.5の深発地震 津波の心配なし 宮城県で震度4「異常震域」

        7月28日(日)3時31分頃、宮城県で最大震度4を観測する地震がありました。 震源地は三重県南東沖で、震源の深さは約420km、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定されます。この地震による津波の心配はありません。 地震の規模は大きいものの、震源が極めて深かったため、津波発生のおそれはありません。 また、震源が深かったことで、震央に近い場所では地震波が地上に到達するまでに減衰されて揺れが小さかったものの、プレート構造等により遠方には大きな揺れが伝わった「異常震域」と呼ばれる震度分布が見られます。これにより、東日本の太平洋沿岸で強い揺れが観測されたとみられます。 震度4:【宮城県】 丸森町鳥屋 震度3:【宮城県】 角田市角田 岩沼市桜 大河原町新南 亘理町下小路 松島町高城 【福島県】 白河市東 白河市表郷 田村市滝根町 泉崎村泉崎 中島村滑津 玉川村小高 いわき市三和町 いわき市錦町 

          三重県南東沖でM6.5の深発地震 津波の心配なし 宮城県で震度4「異常震域」
        • 地球の内核で生じていた「奇妙な回転」が停止したと研究者が報告

          地球は上部の地殻やマントルの下に直径約7000kmの核を持っており、液体の外核が地下2900km~5100km、固体の内核が地下5100km~6400kmに位置していると考えられています。この内核は「地球の他の部分よりも速いスピードで独自に回転している」と考えられていますが、新たに発表された論文では、過去10年間で内核の奇妙な回転が停止したと報告されました。 Multidecadal variation of the Earth’s inner-core rotation | Nature Geoscience https://doi.org/10.1038/s41561-022-01112-z Has Earth’s inner core stopped its strange spin? https://doi.org/10.1038/d41586-023-00167-1 Earth'

            地球の内核で生じていた「奇妙な回転」が停止したと研究者が報告
          • 【Python】プログラムでフーリエ変換を理解しよう!【FFT, 標本化定理, ナイキスト周波数】 | Raccoon Tech Blog [株式会社ラクーンホールディングス 技術戦略部ブログ]

            こんにちは。早く業務に慣れたい開発チーム入社1年目の髙垣です。 急ですが皆さん。ふと、音をフーリエ変換したい時ってありませんか? ありますよね。 でも、「フーリエ変換って学校で計算式で習ったけど、結局は何をしているんだ?」となることありませんか? そこで今回は計算式なんてほっといて、Pythonを使ってフーリエ変換が何をやっているのか体験してみましょう! 環境構築 下記リポジトリをクローンしてください https://github.com/takaT6/fft-tutorial クローンができたら下記のライブラリをインストールしてください↓ pip install numpy matplotlib japanize_matplotlib japanize_matplotlib はmatplotlibに日本語を書き込めるようにするライブラリです。 日本語化をするにはフォントを入れたり、設定フ

              【Python】プログラムでフーリエ変換を理解しよう!【FFT, 標本化定理, ナイキスト周波数】 | Raccoon Tech Blog [株式会社ラクーンホールディングス 技術戦略部ブログ]
            • 北海道~関東の広い範囲で震度3 専門家「異常震域という現象」 | NHKニュース

              29日午後5時半すぎ、日本海中部の非常に深い場所を震源とする地震があり、北海道や東北、関東で震度3の揺れを観測したほか、北日本と東日本の太平洋側を中心とする広い範囲で揺れを観測しました。 専門家は、震源が非常に深かったため、震源から離れた広い範囲で揺れが観測される「異常震域」と呼ばれる現象だとしています。 気象庁によりますと29日午後5時37分ごろ、日本海中部の深さ400キロを震源とするマグニチュード6.1の地震があり、 ▽震度3の揺れを 北海道 幕別町・浦幌町 青森県 階上町 岩手県 普代村 福島県 いわき市と広野町 茨城県 日立市、 埼玉県 宮代町で観測しました。 また、 ▽震度2と1の揺れを北海道と東北、関東甲信越、石川県、それに静岡県の非常に広い範囲で観測しました。 この地震による津波はありませんでした。 今回の地震の震源は日本海側の非常に深い場所でしたが、揺れが観測されたのは震源

                北海道~関東の広い範囲で震度3 専門家「異常震域という現象」 | NHKニュース
              • 月に核兵器を撃ち込むとどうなるのか?

                「宇宙に軍事基地を建設する」という計画は、SFの世界だけでなく現実にも存在します。夜空に浮かぶ月に軍事基地が建てられた場合に発生しうる「月に核兵器を撃ち込む」というシナリオについて、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが特徴的なアニメーションムービーで解説しています。 What if We Nuke the Moon? - YouTube 冷戦時代において、月は宇宙開発の大きな目標とされており、月面に軍事基地を建設するという計画も存在しました。月面に建設される軍事基地に対抗するため、アメリカ空軍は真剣に「月面に核兵器を撃ち込んだ場合、どんな影響が考えられるか」という研究を行いました。 今回のムービーでは、これまで使われた核兵器の中でも最強の威力を持つツァーリ・ボンバの倍の威力という、TNT換算で100メガトンの超強力核兵器を月に撃ち込むというケースを考えてみます。 月面に撃

                  月に核兵器を撃ち込むとどうなるのか?
                • 数字を間違えて非現実的な内容になったニュース一覧とは (スウジヲマチガエテヒゲンジツテキナナイヨウニナッタニュースイチランとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

                  数字を間違えて非現実的な内容になったニュース一覧単語 スウジヲマチガエテヒゲンジツテキナナイヨウニナッタニュースイチラン 7.3千文字の記事 296 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 一覧関連動画関連項目掲示板数字を間違えて非現実的な内容になったニュース一覧とは、数字の誤植により、ありえない内容になってしまったニュース記事の一覧である。 注意 いくつか出所が定かでないものもあるため、コラ画像も含まれている可能性があります。 単位を間違えたものも含んでいます。 現状、野球成分強めです。追記修正お願いします。 一覧 福井選手、年俸1000円(テレビ新広島?、2004年) 巨人より移籍が決定 福井敬治選手 年俸 1,000円(推定) 背番号 38 2004年に巨人から広島に移籍することになった、福井敬治選手の年俸の推定額として示されたとされるもの。安すぎる。 正しい額は「1,000万円」と思わ

                    数字を間違えて非現実的な内容になったニュース一覧とは (スウジヲマチガエテヒゲンジツテキナナイヨウニナッタニュースイチランとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
                  • 地球の内部に古代の惑星衝突の巨大な残骸が2つもあることが判明、「月」の形成にも関係か

                    地球の深部には月の2倍のサイズの巨大な物質の塊が存在します。この巨大な物質の塊について調査したアリゾナ州立大学の研究者が、これは太古の地球に衝突した惑星の残骸であることを発見しました。 Moon-forming impactor as a source of Earth’s basal mantle anomalies | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06589-1 ASU researchers discover Earth's blobs are remnants of an ancient planetary collision | ASU News https://news.asu.edu/20231101-asu-researchers-discover-earths-blobs-are-remnants-a

                      地球の内部に古代の惑星衝突の巨大な残骸が2つもあることが判明、「月」の形成にも関係か
                    • 関東で震度3 “異常震域”か 震源は東海道南方沖深さ450キロ | NHKニュース

                      14日朝8時前、東海道南方沖の非常に深い場所を震源とする地震があり、関東で震度3の揺れを観測したほか、東北から九州にかけての広い範囲で震度2や1の揺れを観測しました。 気象庁は、震源が非常に深かったため、離れた地域にも揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる現象が起きたとみています。 気象庁によりますと、14日午前7時46分ごろ、東海道南方沖でマグニチュード6.2の地震があり、震度3の揺れを東京・千代田区、茨城県の笠間市と取手市、それに栃木県の鹿沼市と高根沢町で観測しました。 このほか、震度2と1の揺れを東北と関東甲信越、静岡県、それに鹿児島県の広い範囲で観測しました。 この地震による津波はありません。 震度3の揺れを観測した関東地方は、今回の地震の震源から300キロ余り離れていますが、気象庁によりますと、今回のような現象は「異常震域」と呼ばれるということです。 この地震は、太平洋側の東から日本

                        関東で震度3 “異常震域”か 震源は東海道南方沖深さ450キロ | NHKニュース
                      • 月の中心部に固体の「核」を発見 過去の大規模なマントル転倒の証拠も

                        地球唯一の自然衛星である「月」の内部構造は、惑星科学における長年の謎でした。20世紀前半までは、月の内部は地球のような層ごとに分かれた構造をしているのか、それとも火星の衛星フォボスやダイモスのように均質な構造をしているのかすらも不明だったのです。この謎に大きな進展があったのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の「アポロ計画」によって月面に地震計が設置されてからでした。 地震波の性質(速度、屈折角、減衰の度合いなど)は、通過する物質の性質(密度、温度、固体か液体かなど)によって変化することが知られており、地球の内部構造は地震波の観測を通して推定されています。月にも「月震」と呼ばれる地震活動があることが地震計の設置により判明したため、測定された地震波のデータを元に月の内部構造を推定することができます。これにより、月には地球と同じような層状の内部構造があるらしいことが明らかにされました。 ただし、

                          月の中心部に固体の「核」を発見 過去の大規模なマントル転倒の証拠も
                        • 地球のコアを覆う謎の層、地表からの水によって形成された結晶か

                          「長年、地球のコアとマントル間での物質移動は少ないと考えられてきた。しかし、我々が最近行った高圧実験によって、それとは異なる結果が明らかになった」 今回の発見は「コアとマントルの相互作用がはるかにダイナミックであることを示しており、物質の行き来が多い可能性を示唆している」とシムは述べている。ただし、この説を裏付けるにはもっと多くの証拠が必要だと指摘する別の専門家も存在する。 なお謎が残る地球の内部 地球のコアは、我々がいる地表から1800マイル(約2900キロ)ほどしか離れていないが、そこに到達するのは火星に行くより難しい。 すさまじい高圧と高温のため、地下に潜って直接確かめることができないのだ。 研究者が地球内部をのぞき見る一つの方法は、地震波が地球の内部構造によってどのように屈折するかを調べることだ。そうしたデータの中には、我々の地球に関する知識と一致しないものもある。 そうした謎の一

                            地球のコアを覆う謎の層、地表からの水によって形成された結晶か
                          • SNSで“人工地震が原因”など不安あおる偽情報投稿 拡散 | NHK

                            今回の地震や津波に関連して、旧ツイッターのXで偽情報が拡散されていますが、NHKの取材班が確認したところ、地震の原因が「人工地震」だと主張して不安をあおる根拠のない情報や、原子力発電所や避難所の状況などについての誤った情報が広がっています。安易に拡散すると、被災地での救助活動や避難の際に混乱が起きるおそれもあるため、冷静な対応が必要です。 1日に石川県の能登地方で、最大で震度7の揺れを観測した地震の直後から、Xでは実際の被害に関する情報や救助要請が投稿された一方、誤った情報や偽情報も広がりました。 今回の地震が人工的に起こされたと主張する根拠のない投稿も広がっていて、NHKで分析したところ、2日午後5時半までに、否定するものも含めて「人工地震」に関して、およそ25万件の投稿があり、850万回近く閲覧されたものもありました。 中には、過去に北朝鮮が核実験をした際の気象庁の会見の動画など、今回

                              SNSで“人工地震が原因”など不安あおる偽情報投稿 拡散 | NHK
                            • 地震から火山まで様々な津波の発生メカニズムを教え、いざという時に命を救ってくれるかもしれないノンフィクション──『津波 暴威の歴史と防災の科学』 - 基本読書

                              津波――暴威の歴史と防災の科学 みすず書房Amazonこの『津波』は津波の研究者であるジェイムズ・ゴフとウォルター・ダッドリーによる、世界中・歴史上で起こった津波についての一冊である。 本書のテーマのひとつに、どれほど大きな被害をもたらした津波であっても、人はすぐに忘れてしまう、というものがある。だからこそ、繰り返し津波の被害とそのメカニズムを語り継ぎ、時に魅力的なエピソードも添えて興味をひきながら、津波に襲われた時にどのような行動が生死を分けるのかを伝えていかなければならない。 「知識が津波から命を救う」例のひとつに、21世紀に入ってからの最大の津波被害をもたらした2004年のインド洋大津波(死者は22万人にも及ぶ)でのエピソードがある。この時、10歳のイギリス人のティリー・スミスはタイのリゾートビーチに休暇で遊びにきていた。彼女はちょうど地理の授業で津波について学んでいたので、海が引き

                                地震から火山まで様々な津波の発生メカニズムを教え、いざという時に命を救ってくれるかもしれないノンフィクション──『津波 暴威の歴史と防災の科学』 - 基本読書
                              • 地球の内核が回転停止か、逆回転の可能性も 新研究

                                (CNN) 地球中心部にある内核の回転が止まり、さらに逆回転している可能性があると指摘する新たな論文が科学誌に掲載された。 地球は地殻とマントル、外核、内核から構成される。固体の内核は地殻の約5150キロ下にあり、半固体のマントルとの間には液体の外核がある。これにより内核は地球の自転とは異なる速度で回転できる。 地球の核は半径約3540キロで火星ほどの大きさ。鉄とニッケルが主成分で、地球の質量の約3分の1を占める。 北京大学の研究者イー・ヤン氏とシャオドン・ソン教授は23日発行の科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」掲載の論文で、内核を通過する地震波を調査し、1960年代以降の記録も参照して内核の回転速度を推定した。 その結果、2009年以降、それまで変動していた地震波にほとんど変化が見られなくなり、内核が回転を停止したことが示唆されるという。 論文は「内核がこの10年間ほぼ停止し、逆戻りし

                                  地球の内核が回転停止か、逆回転の可能性も 新研究
                                • 仮説上の天体『テイア』の遺物が地球深部に存在する、との説が発表される

                                  テイアは、地球深部に存在したのか...... (Geochemistry, Geophysics, Geosystems, 2020) <約45億年前に火星くらいの大きさの天体「テイア」と原始地球が衝突し、月ができたとする「ジャイアント・インパクト説」。その天体「テイア」が、地球深部に存在するとの説が発表された......> 月の起源については、約45億年前に火星くらいの大きさの天体「テイア」と原始地球が衝突し、周囲に拡散した破片が集まって月が形成されたとする「ジャイアント・インパクト説(巨大衝突説)」が広く知られているが、テイアの存在を示す証拠は未だに見つかっていない。 ●参考記事 「地球の内核に新たな層が存在する」との研究結果 テイアは月よりも大きいと考えられており、残された物質の行方も不明だ。 地球の核-マントル境界にテイアの遺物が残されている 米アリゾナ州立大学の博士課程に在籍する

                                    仮説上の天体『テイア』の遺物が地球深部に存在する、との説が発表される
                                  • 関東や東北で震度2 “異常震域”の地震で広範囲に揺れか | 気象 | NHKニュース

                                    7日午前0時35分ごろ、茨城県や栃木県などで震度2の揺れを観測する地震がありました。 この地震による津波の心配はありません。 関東では、茨城県の日立市、笠間市、栃木県の宇都宮市、下野市、益子町、高根沢町。 東北では、宮城県岩沼市や福島県田村市、大熊町などでした。 このほか、震度1の揺れを関東や東北の広い範囲で観測しました。 気象庁の観測によりますと、震源地は三重県南東沖で、震源の深さは380キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.2と推定されています。 今回の地震は、震源が380キロと深く、陸側のプレートに沈み込んでいる、太平洋プレートのさらに深い場所で起きた地震とみられます。 こうした地震は“異常震域”と言われ、地震の規模が大きいと、地震波が伝わりやすいプレートの内部を通って揺れが遠くまで伝わることがあります。

                                      関東や東北で震度2 “異常震域”の地震で広範囲に揺れか | 気象 | NHKニュース
                                    • 昨夜の震度6弱 “石川 志賀町の地震計に異常見られず”気象庁 | NHK

                                      6日夜遅くにあった能登半島沖を震源とする地震で、石川県志賀町で震度6弱の揺れが観測されたことについて、気象庁は、周辺の観測点との震度に大きな差があるとして、7日に担当者を現地に派遣し、地震計の状態を確認しました。その結果、地震計や地震計の設置状態に異常は見られなかったということです。 気象庁によりますと、6日午後11時20分ごろ、能登半島沖を震源とする地震があり、志賀町で震度6弱の揺れを観測したと発表しました。 しかし、この地震で震度6弱を観測したのが志賀町の1か所だけで、周辺の地域で観測された震度3とは大きな差があり、被害の情報もありませんでした。 このため、気象庁は、震源が地震計に近かったことが考えられるとしたうえで、担当者を現地に派遣して、震度を計測する地震計に異常がないか調査しました。 担当者4人は、7日午前に町内の地震計が設置された場所を訪れ、地震計が傾いていないかや、地震計が置

                                        昨夜の震度6弱 “石川 志賀町の地震計に異常見られず”気象庁 | NHK
                                      • 地球の内核、地表より遅く回転している可能性 英科学誌に論文

                                        アポロ17号から宇宙飛行士が撮影した地球。米航空宇宙局(NASA)提供(1972年12月7日撮影・2020年4月21日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / NASA/HANDOUT 【1月24日 AFP】地球の中心部に存在する高温の鉄などでできた「内核」が、地表より速く回転していたのが止まり、今度はその回転速度が地表よりも遅くなっている可能性があるとする論文が23日、英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。 地下約5000キロに存在する内核は、液体金属層の「外核」に浮かんでいるため独自に回転できるが、内核がどのように回転しているのかについては研究者の間で議論されてきた。 内核について分かっていることは少なく、解析は、地震や核爆発による地震波が地球の中心を通過する際の小さな差異を測定することで行われる。 論文の研究チームは、内核の動きを追

                                          地球の内核、地表より遅く回転している可能性 英科学誌に論文
                                        • 地球の内核、地表より遅く回転している可能性 英科学誌に論文(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

                                          アポロ17号から宇宙飛行士が撮影した地球。米航空宇宙局提供(1972年12月7日撮影・2020年4月21日提供、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】地球の中心部に存在する高温の鉄などでできた「内核」が、地表より速く回転していたのが止まり、今度はその回転速度が地表よりも遅くなっている可能性があるとする論文が23日、英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。 【写真】宇宙から見た夜の地球 NASA公開 地下約5000キロに存在する内核は、液体金属層の「外核」に浮かんでいるため独自に回転できるが、内核がどのように回転しているのかについては研究者の間で議論されてきた。 内核について分かっていることは少なく、解析は、地震や核爆発による地震波が地球の中心を通過する際の小さな差異を測定することで行われる。 論文の研究チームは、内核の動

                                            地球の内核、地表より遅く回転している可能性 英科学誌に論文(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
                                          • 「次の直下型地震はどこで?」「揺れやすい場所はどこ?」 最新研究スペシャル - NHK

                                            https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pEk4QL80Zp/?cid=nsphk-tvqc-210912-01 「MEGAQUAKE巨大地震 2021」もっと詳しい番組まとめ記事はこちら 「MEGAQUAKE巨大地震 2021」番組情報はこちら NHKスペシャル「MEGAQUAKE巨大地震 2021」(2021年9月12日放送)では、地震や津波から命や社会を守るための科学や技術の最前線を取材。その中で、「①次の直下型地震はどこで起きるのか?」「②大地震で揺れやすいのはどこか?」という疑問に迫る最新の研究成果を、とくに詳しくお伝えします。 【①次の直下型地震はどこで?最新研究が示すリスク】 「3.11以前の状況とは全く異なる、未知の日本列島。私たちはその世界に足を踏み入れた」 科学者がそう語った巨大地

                                              「次の直下型地震はどこで?」「揺れやすい場所はどこ?」 最新研究スペシャル - NHK
                                            • 嵐が引き起こす地震「ストームクエイク」を発見

                                              ストームクエイクを生み出すには、条件に合う海底地形がある場所を巨大な嵐が襲う必要がある。例えば、この2009年の衛星画像に映るハリケーン「ビル」は、ニューイングランド沖のジョージズ・バンクを通過する際にストームクエイクを引き起こした。(PHOTOGRAPH BY NOAA VIA GETTY IMAGES) 未知の地震現象「ストームクエイク(stormquake)」が発見された。直訳すれば「嵐地震」だ。10月14日付けで地球物理学の専門誌「Geophysical Research Letters」に掲載された論文によると、巨大な嵐の猛烈なエネルギーから地震波のパルスが生じ、それが数千kmにわたって大陸中に伝わる可能性があるという。(参考記事:「世界を20分超駆け巡った謎の地震、驚きの調査報告」) 「彼らの発見には驚きました」と、今回の研究に関わっていない米コロンビア大学の地震学者ヨーラン・

                                                嵐が引き起こす地震「ストームクエイク」を発見
                                              • 地球最深部、直径約640キロの「鉄の核」が存在か 新研究

                                                球の中心部にある内核に、「最深部の内核」と言うべき層が存在する可能性があるとの研究結果が発表された/NASA (CNN) 地球の中心部にある内核に、隠れた「最深部の内核」と言うべき層が存在する――。オーストラリア国立大学の研究者が科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された論文でそんな研究結果を発表した。 地球は表面から順に地殻、マントル、溶融する外核、固体の内核の4層から成ると考えられている。今回の発見は5層目の存在を示唆するもので、地球やその形成に関する長年の謎をひもとく新たな手掛かりとなる可能性がある。 地球の核に未確認の新たな層が存在する可能性は20年近く前から科学者が指摘していた。論文によれば、地球中心部を通過する地震波を測定した新たなデータから、最深部にある核を見つけることができたという。 地震波は地震や火山などから発生し、地殻や地球の内部を伝わる。今回の研究では、巨大地

                                                  地球最深部、直径約640キロの「鉄の核」が存在か 新研究
                                                • 緊急地震速報について+EQMonitor向けの地震情報再配信システムについて

                                                  この記事は、防災アプリ Advent Calendar 2022 21日目の記事です。 whoami こんにちは! 某高校3年のもぐもぐです。 趣味は散歩で、前に家から学校まで40kmほど歩いて帰りました。 近いうちに自転車で登校・下校したいな~ なんてことを考えています。 2022年春頃から地震関連アプリケーション EQMonitor を開発しています。 この記事では、開発中に得た緊急地震速報に関する情報と緊急地震速報の再配信用サーバの構成についてお伝えします。 少しでも地震、緊急地震速報について興味を持っていただけたら幸いです。 概要 (ちょっとだけ)開発しているアプリの宣伝 あなたの知らない緊急地震速報の世界 EQMonitorで用いている緊急地震速報の再配信手段について (ちょっとだけ)開発しているアプリの宣伝 EQMonitorは、Android向け 地震関連情報のアプリケーショ

                                                    緊急地震速報について+EQMonitor向けの地震情報再配信システムについて
                                                  • 三重県沖の深発地震で異常震域 南海トラフ巨大地震とは別系統

                                                    7月28日(日)3時31分頃、東北から関東の広範囲で震度3以上の揺れを観測する地震がありました。震源は遠く離れた三重県南東沖で、地震の規模はM6.5です。 南海トラフ巨大地震は震源の深さが10kmから40km程度とされていますが、今回の震源の深さは速報値で約420kmとかなり深く、別系統の地震とみられます。 今回の地震は非常に深い所で発生する「深発地震」と呼ばれるものです。震源に近い東海や近畿では震度1以下となっている一方、関東や東北に強い揺れが到達しました。 多くの地震では震央から同心円状に揺れの強い地域が分布しますが、今回の地震は震源が深かったことで、地震波が伝わりやすい太平洋プレートに近い地域が大きく揺れる「異常震域」と呼ばれる震度分布となりました。 三重県南東沖で今回のような大きな深発地震が発生するのは、2003年の11月12日以来です。 また、1984年1月1日にはM7.0の地震

                                                      三重県沖の深発地震で異常震域 南海トラフ巨大地震とは別系統
                                                    • リアルタイム震度(強震モニタ) - Yahoo!天気・災害

                                                      リアルタイム震度(強震モニタ)とは 地震による揺れを視覚的にリアルタイムで確認できるページです。 また、緊急地震速報による震央と揺れの到達予想円を表示します。 地震発生時には政府機関や各自治体の発表する情報にも注意を払い、必要に応じて速やかに避難等を行ってください。必ず他の情報と併せて状況を確認するようお願い致します。 リアルタイム震度(強震モニタ)の見方 地図上の色の変化について 震源を中心として揺れが伝わっていく様子が色の変化で確認できます。 ※地面は生活振動(車、列車、工場、工事など)のために日常的にわずかに揺れており、平常時でも色の変化があります。 またリアルタイムに観測データを処理しているため、ノイズや機器障害により色が変化する場合もあります。1観測点での色の変化は地震以外の理由による可能性があります。 P波・S波について 緊急地震速報が発表されると、その情報とともにP波・S波に

                                                        リアルタイム震度(強震モニタ) - Yahoo!天気・災害
                                                      • 世界を駆け巡った謎の地震、トルコの“幻の地震“、フランスの奇妙な地震【地震のはなし】(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

                                                        直接見ることができない地球の内部は、深海同様、地球に残された最後のフロンティアだ。おかげで、地震についても解明されていない謎が多い。最近発生した不思議な地震のうち、とりわけ謎めいたものを紹介しよう。 ギャラリー:奇跡の一瞬!心ふるえる地球の名作写真50点 2018年11月11日の9:30(世界時(UT))になる直前、謎の地震が地球を駆け巡った。 地震が発生したのは、アフリカ大陸の東海岸とマダガスカルの北端とに挟まれる、仏領マヨット島の24キロメートルほど沖だった。地震の波はアフリカ諸国のみならず、1万8000キロメートル近くも離れたハワイにまで到達した。 加えて、地震は20分以上続いた。それにもかかわらず、あまりに周期が長かったため、揺れを感じた人間は誰もいなかった。 唯一異変に気づいたのは、米国地質調査所(USGS)のリアルタイム地震観測モニターを見ていたある人物だった。ハンドルネーム「

                                                          世界を駆け巡った謎の地震、トルコの“幻の地震“、フランスの奇妙な地震【地震のはなし】(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
                                                        • リアルタイム震度(強震モニタ) - Yahoo!天気・災害

                                                          リアルタイム震度(強震モニタ)とは 地震による揺れを視覚的にリアルタイムで確認できるページです。 また、緊急地震速報による震央と揺れの到達予想円を表示します。 地震発生時には政府機関や各自治体の発表する情報にも注意を払い、必要に応じて速やかに避難等を行ってください。必ず他の情報と併せて状況を確認するようお願い致します。 リアルタイム震度(強震モニタ)の見方 地図上の色の変化について 震源を中心として揺れが伝わっていく様子が色の変化で確認できます。 ※地面は生活振動(車、列車、工場、工事など)のために日常的にわずかに揺れており、平常時でも色の変化があります。 またリアルタイムに観測データを処理しているため、ノイズや機器障害により色が変化する場合もあります。1観測点での色の変化は地震以外の理由による可能性があります。 P波・S波について 緊急地震速報が発表されると、その情報とともにP波・S波に

                                                            リアルタイム震度(強震モニタ) - Yahoo!天気・災害
                                                          • トルコの火山の謎を解明、マグマの源は2500km先の東アフリカ

                                                            トルコ、ギョレメ近郊のカッパドキアの火山地帯を馬で通過する人々。トルコ内陸部の火山活動が何によって引き起こされているのかは、長い間謎とされてきた。(PHOTOGRAPH BY JOHN WREFORD, SOPA IMAGES/LIGHTROCKET/GETTY IMAGES) トルコは3つの大きなプレートの間に挟まれたアナトリアプレートの上に位置しており、世界でもとりわけ地震活動が活発な地域だ。2023年2月にトルコとシリアを襲ったマグニチュード7.8と7.5の地震は、アナトリアプレートが南に隣接するアラビアプレートに対してずれることによって発生した。(参考記事:「地震はなぜ、どのように起きるのか、世界で年平均4万人弱が犠牲」) だがこの地域には、長年科学者を悩ませてきた謎がある。それは、トルコの内陸部になぜ火山があるのかという問題だ。一般に火山活動はプレートの境界付近で起こるが、トルコ

                                                              トルコの火山の謎を解明、マグマの源は2500km先の東アフリカ
                                                            • 地球内核はたまに地表に対して逆回転している証拠が見つかる!不規則なうるう秒の原因か - ナゾロジー

                                                              原子時計という精密な時計の登場以降、人類は地球の1日の長さ(つまりは自転速度)が非常に不安定でムラがあることを知りました。 うるう秒は1日の長さを補正するためにこれまで27回導入されていますが、そのタイミングは非常に不規則です。 なぜ地球の自転はそんなに不規則なのでしょうか? この問題について、米国の南カリフォルニア大学(USC)の研究チームは、地震波の測定から地球の内核が1方向へ回転を続けるのではなく、時折反転する振動を起こしていたという証拠を発見しました。 内核の回転が振動しているというアイデアは、以前から存在していましたが具体的な証拠が示されたのはこれが初めてです。 研究の詳細は、2022年6月10日付けで科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 The Earth moves far under our feet: New study shows Earth

                                                                地球内核はたまに地表に対して逆回転している証拠が見つかる!不規則なうるう秒の原因か - ナゾロジー
                                                              • ベイルート港爆発事故 - Wikipedia

                                                                ベイルート港爆発事故(ベイルートこうばくはつじこ、阿: 2020 انفجار بيروت‎)は、2020年8月4日18時頃(現地時間)に、レバノンの首都ベイルートにあるベイルート港で発生した爆発事故[1][2][3]。 この爆発により都市の半分以上が被害を受け、218人が死亡、7,000人以上が負傷し、最大で30万人が家を破壊されて住む場所を失った[4][5]。レバノン総合治安局長は、「今回の主な爆発は、政府によって没収され、過去6年間港に保管されていた約2750トンの硝酸アンモニウムと関連している」と述べた[6]。 爆発[編集] 現場では、巨大な爆発が起きる前に小さな爆発が発生し、この際、炎と煙が立ち上ぼり、花火のような閃光が目撃された[3]。 現地時間(EEST)18時8分頃、2回目の爆発が発生した。これは、1回目よりも遥かに大きな爆発であった。爆発による衝撃は、ベイルートの中心部を

                                                                  ベイルート港爆発事故 - Wikipedia
                                                                • 世界中に響いた大地のうなり声、新しい海底火山の誕生だった

                                                                  (CNN) 2018年5月から6月にかけ、世界中の地震観測所で、異常な量の地震シグナルが観測された。このシグナルはうなり声のような異音を発生させ、同年11月には最大で20分続く地震波も検出された。 このシグナルと異音は、新しい海底火山の形成に伴って発生していたという研究結果が、このほど科学誌ネイチャー・ジオサイエンスに発表された。 異常な量の地震をたどって行き着いたのが、インド洋に浮かぶマヨット島だった。同島はアフリカとマダガスカルの間にあるコモロ諸島にある。 観測期間中に検出された構造地震は7000回に上った。揺れが最も大きかったのは、マグニチュード(M)5.9を観測した2018年5月の地震だった。 さらに、20~30分間続く超長周期(VLP)シグナルも407回観測された。VLPはコントラバスのような楽器を思わせる低い周波音を形成する。 こうした地震やシグナルは、マヨット島から約35キロ

                                                                    世界中に響いた大地のうなり声、新しい海底火山の誕生だった
                                                                  • 台湾東部の地震 SNSで誤情報や偽情報広がる 「インプ稼ぎ」も | NHK

                                                                    3日午前起きた台湾東部を震源とする地震で、SNSでは能登半島地震などこれまでの災害の動画を今回のものだとする誤った情報や偽情報が広がっており、こうした情報を収益を得る目的で投稿する「インプ稼ぎ」も多く見られています。安易に拡散しないよう注意が必要です。 “安易に拡散しないで” 3日午前の地震発生直後から、旧ツイッターのXでは台湾の被害を伝えたり、高い場所に避難するよう訴えたりする投稿が多く広がった一方、誤った情報や偽情報も多く投稿されました。 中には、能登半島地震の際に確認された津波の様子や、2年前に台湾で起きた地震の際、地面が揺れる様子を撮影した動画を今回の地震によるものだとする投稿もあり、3日午後5時時点で閲覧回数が170万回以上に上るものもありました。 また、空港で海上保安庁の航空機を写した写真とともに「お偉いさん達はプライベートジェットで緊急避難か」などと書き込んだ誤った情報の投稿

                                                                      台湾東部の地震 SNSで誤情報や偽情報広がる 「インプ稼ぎ」も | NHK
                                                                    • 地殻流体によって誘発された能登半島の群発地震 非火山地域への流体の供給と2007年能登半島地震との類似性

                                                                      要点 2020年12月から活発化した能登半島北東部の群発地震の原因は未解明だった。 地震波データの解析から、非火山地域である能登半島下に地殻流体が広く存在することを明らかにした。 この地殻流体の上昇が群発地震の原因であることを突き止めた。 概要 東京工業大学 理学院 地球惑星科学系の中島淳一教授は、石川県珠洲地方(能登半島)で発生している群発地震[用語1]は地殻流体[用語2]の上昇によって引き起こされていることを明らかにした。 能登半島北東部では2020年12月から地震活動が活発化している。2022年6月19日にマグニチュード(M)5.4(最大震度6弱)、翌20日にM5.0(最大震度5強)の地震が発生するなど、2020年12月1日から2022年7月8日までに震度1以上を観測した地震が183回発生した。一連の地震の原因については、地殻変動データの解析から地下深部の流体の関与が示唆されているが

                                                                        地殻流体によって誘発された能登半島の群発地震 非火山地域への流体の供給と2007年能登半島地震との類似性
                                                                      • 「クジラの歌」で地震や地下の断層の調査が可能との研究結果

                                                                        クジラの一部は、求愛などのコミュニケーションのために音を発することが知られており、録音されたものを人間が聞くと歌のようにも聞こえることから「クジラの歌」と呼ばれています。このクジラの歌が海底から跳ね返ってきた反響を測定することで、生態系への悪影響を出さずに地殻を調べたり地震や津波の原因となる断層を発見したりできるという研究結果が発表されました。 Seismic crustal imaging using fin whale songs | Science https://science.sciencemag.org/content/371/6530/731 The Haunting Music of Whale Song Is an Ocean of Untapped Seismic Data, Scientists Say https://www.sciencealert.com/wha

                                                                          「クジラの歌」で地震や地下の断層の調査が可能との研究結果
                                                                        • 火星の核は予想以上に大きかった、続々明らかになる内部構造

                                                                          NASAの火星探査機インサイトは、2019年初頭から地震計を使って、火星の内部構造を理解するために必要なデータを集めている。その結果、火星の核の大きさだけでなく、地殻やマントルについても詳しいことがわかってきた。(PHOTOGRAPH BY NASA/CALTECH) 火星内部には予想以上に大きな核が潜んでいることが、NASAの火星探査機「インサイト」の測定データによって明らかになった。 2018年に火星に着陸したインサイトは、高感度の地震計を搭載している。人類が初めて他の惑星に送り込んだ地震計だ。今回、そのデータを解析し、火星の内部構造に迫った3つの研究成果が、7月22日付けの学術誌「サイエンス」に発表された。(参考記事:「火星着陸へ、NASAの探査機インサイトを解説」) 内部構造から見える火星の成り立ち 地中を伝わる地震波は、これまでも地球の内部構造を知るために利用されてきた。異なる構

                                                                            火星の核は予想以上に大きかった、続々明らかになる内部構造
                                                                          • 三重県南東沖の深発地震で異常震域 南海トラフ地震とは別要因

                                                                            1月15日(金)22時39分頃、関東や東北地方で最大震度1を観測する地震がありました。震源地は三重県南東沖で、震源の深さは約390km、地震の規模はM5.3と推定されます。この地震による津波の心配はありません。 深発地震による「異常震域」と呼ばれる震度分布がみられ、震央近傍では震度1以上の揺れが観測されず、震央から離れた場所で揺れが観測されました。 » 関連記事(今週12日)北海道西方沖でM5.6の深発地震 関東にかけての広範囲で震度1〜2を観測 今回の地震は非常に深い所で発生する「深発地震」と呼ばれるものです。 多くの地震では震央から同心円状に揺れの強い地域が分布しますが、今回の地震では地震波が伝わりやすい太平洋プレートに沿って遠方の地域に揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる震度分布となりました。 三重県南東沖から東海道南方沖、鳥島近海などでは同様の深発地震が発生することがしばしばあり、数

                                                                              三重県南東沖の深発地震で異常震域 南海トラフ地震とは別要因
                                                                            • 「地球の中身」はじつは実験室でわかった…! 絶対に到達できない「地球の奥深く」にあった物(廣瀬 敬)

                                                                              地球科学というと、「フィールドワーク」というイメージが強いかもしれません。とくに岩石や地質についての研究をするには、山や川はたまた海へ出かけて、おもしろい岩石を採取したり地層の観察をしたりする必要がありそうです。 しかし、フィールドワークではどうしても手の届かない領域があります。「地球の中身」です。じつは、人類は地殻を掘り抜いてマントルに到達したことすらありません。 にもかかわらず、地球内部の様子が描かれた絵をよく見かけます。物の本には、「マントルはカンラン岩できている」とか「コアは鉄でできている」などと書いてあります。こうした事実を明らかにしたのは、地球科学界の「椅子の男(guy in the chair)」、つまり実験室を主戦場とする地球科学者たちでした。 近年、画期的な実験結果をいくつも報告してきた、日本地球科学界を代表する「椅子の男」が『地球の中身——何があるのか、何が起きているの

                                                                                「地球の中身」はじつは実験室でわかった…! 絶対に到達できない「地球の奥深く」にあった物(廣瀬 敬)
                                                                              • 能登地震で目立つ「1階」が消えた家 雪国、過疎、キラーパルス…住宅被害拡大に複合要因

                                                                                能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市や珠洲市の街は、2階建ての木造家屋の1階がつぶれた家が目立つ。県によると県内全体の住宅被害は5万5千棟を超え、大半は木造家屋だ。被害拡大の背景には人口減少や高齢化のほか、木造家屋に被害が出やすい地震波「キラーパルス」の影響、さらには雪国特有の事情も指摘されている。 「近年の耐震設計の家はほとんど被害がない家も多い一方、古い家は1階が軒並みつぶれ、消えてしまっている」 輪島市の市街地を視察した関係者はこう話す。倒壊したのは古い耐震基準の住宅ばかりで、基準が強化された「新耐震」とみられる住宅の多くは無事だったという。 昭和56年以前に建てられた家も耐震改修工事を行い強度を確保できるが、珠洲市の耐震化率は51%、輪島市は45%と全国平均の87%を下回っていた。 耐震化が進んでいなかった背景として、過疎化により高齢者だけの住まいが増え、改修しないまま暮ら

                                                                                  能登地震で目立つ「1階」が消えた家 雪国、過疎、キラーパルス…住宅被害拡大に複合要因
                                                                                • 三重県南東沖の深発地震で異常震域 南海トラフ地震とは別要因(ウェザーニュース) - Yahoo!ニュース

                                                                                  11月14日(月)17時09分頃、三重県南東沖で深発地震がありました。震源の深さは約350km、地震の規模はM6.1と推定されます。この地震では、震央に近い東海地方ではあまり揺れず、少し離れた関東や東北南部で震度4~3の揺れが観測されました。 関東や東北の太平洋側に揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる震度分布ですが、たびたび起こることであり、地震活動そのものは異常ではありません。 今回の地震は非常に深い所で発生する「深発地震」と呼ばれるものです。 多くの地震では震央から同心円状に揺れの強い地域が分布しますが、深発地震では沈み込んだプレートに沿って強い揺れが伝わり、プレート境界に近い遠方で揺れが大きくなる現象がみられることがあり、これを「異常震域」といいます。震央の近傍では揺れが小さくても、遠方に強い揺れが伝わることがあるため注意が必要です。 今回の地震では地震波が伝わりやすい太平洋プレートに

                                                                                    三重県南東沖の深発地震で異常震域 南海トラフ地震とは別要因(ウェザーニュース) - Yahoo!ニュース