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希少疾患の検索結果1 - 40 件 / 97件

  • データ品質を支えるdbt test ~Ubieの事例を添えて~

    はじめに こんにちは。おきゆきです。現職のUbieでは、Data Analyst / Analytics Engineerとして働いています。(自己紹介ページとTwitterはこちらです) この記事は、dbt Advent Calendar 2022 5日目の記事 / Ubie Engineers & Designers Advent Calendar 2022 5日目の記事です。2つのアドベントカレンダーに関わる dbt×Ubieということで、Ubieの圧倒的なデータ品質を支えるdbt testの事例を紹介します。最近同僚の @jagabass から、Ubieでのデータ品質の重要性とdbtを用いたデータマネジメント領域のさまざまな課題解決事例が紹介されました。この記事は、より具体的なdbt testの例になるかと思います。 上記スライドで書いてあるUbieでのデータ品質の重要性を端的にい

      データ品質を支えるdbt test ~Ubieの事例を添えて~
    • 待ち望んだ新薬、しかし日本では未承認…「待っていられない」と独自に輸入する道を選んだ男性の奮闘と願い | 47NEWS

      2023年4月、ある難病の新薬が米国で承認された。筋肉を動かす神経が変性し、体がだんだん動かなくなっていく筋萎縮性側索硬化症(ALS)の薬「トフェルセン」。症状の進行に恐怖と不安を募らせる患者らが待ち望んでいた薬が実用化した。朗報のはずだったが、日本の患者は恩恵にあずかれていない。日本ではまだ承認されていないためだ。 「待っていたら病気がどんどん進行してしまう」。大学病院と協力し、米国から独自に輸入して投与することを決めた男性がいる。投与の継続にかかる高額な費用を賄う寄付を募る日々。「募金に頼り続けるには限界がある。現状では患者が救われない」。日本での早期承認を強く願う男性の活動と、希少疾患の薬をめぐる課題を取材した。(共同通信=岩村賢人、川澄裕生) ▽始まりは足の違和感 都内の飲食店で店長を務めていた青木渉さん(35)=千葉県市川市在住=が異変に気付いたのは21年10月。足の違和感からだ

        待ち望んだ新薬、しかし日本では未承認…「待っていられない」と独自に輸入する道を選んだ男性の奮闘と願い | 47NEWS
      • 武田薬品工業、国内で希望退職募集 30歳以上対象 - 日本経済新聞

        武田薬品工業は17日、国内で勤務する医薬情報担当者(MR)などを対象に希望退職を募集すると発表した。30歳以上で勤続年数3年以上が対象。対象人数や募集人数は公表していない。がん治療や希少疾患など5つの重点領域に特化する事業戦略を進める中で、組織体制を見直す。対象者は勤続年数3年以上、30歳以上の国内ビジネス部門の社員。主にMRや事務職などで、研究開発(R&D)や生産部門は含まな

          武田薬品工業、国内で希望退職募集 30歳以上対象 - 日本経済新聞
        • グラフ機械学習のヘルスケア分野への応用の最前線 - Ridge-institute R&D Blog

          こんにちは,株式会社Ridge-iのリサーチチームの@machinery81です. 今回はグラフデータを扱う機械学習のヘルスケア分野への応用のお話を紹介します. TL;DR 機械学習・データマイニングの応用先としてのヘルスケア分野 万能薬から精密医療へ 電子カルテ 創薬 患者調査 ヘルスケア分野を繋ぐグラフマイニング グラフ上の機械学習 古典的なアプローチ グラフの統計量に基づく手法 ランダムウォークに基づく手法 行列因子分解/テンソル因子分解に基づく手法 Graph Neural Network Graph Convolutional Network 創薬分野へのグラフデータの応用 ターゲットの識別 分子特性予測 グラフマイニングによる既存薬再開発 薬品と疾患の相互作用の分析 Combination repurposing 今後の見通し その他の話題 さいごに 参考文献 TL;DR 機械

            グラフ機械学習のヘルスケア分野への応用の最前線 - Ridge-institute R&D Blog
          • こんな病気があるの…「生理のたびに肺に穴があく」人もいる、という話

            ちらいむ @chilime 生理のたびに肺に穴…!月経随伴性気胸、気胸について調べていた時に目にしてはいたけれど、月イチでそんなことになるのあまりにも苦し過ぎる…(流石に毎回ではないだろうと思っていた) twitter.com/kmngr/status/1… 2021-03-08 10:37:13 リンク www.nobelpharma.co.jp 月経困難症・子宮内膜症:子宮内膜症とは|一般・患者の皆さま|ノーベルファーマ株式会社 月経困難症・子宮内膜症(子宮内膜症とは)についてご紹介しているページです。ノーベルファーマの医薬品・医療機器が対応している難病・希少疾患について、わかりやすく解説しています。

              こんな病気があるの…「生理のたびに肺に穴があく」人もいる、という話
            • 塩野義コロナ薬 承認判断先送り 継続審議 厚労部会

              塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」について、厚生労働省の専門部会は22日、「本日の議論を踏まえ、さらに慎重に議論を重ねる必要がある」として、承認可否の判断を見送った。緊急承認については上位の分科会での審議が必要で、今後、審議を専門部会と分科会と合同で行う予定。同社は緊急時にワクチンや治療薬の迅速な実用化を目指す「緊急承認制度」の初適用を求めて申請。実用化されれば初の国産飲み薬となるとして、専門部会の判断に注目が集まっている。 ゾコーバは、細胞内に入ったウイルスの増殖を抑える働きがある。軽症、中等症患者向けで、服用が感染初期に1日1回(5日間)と使いやすく、医療機関や患者の負担軽減になると期待されていた。 同社は今年2月に、希少疾患などで患者数が少ない医薬品を想定した「条件付き早期承認制度」の適用を求めて申請。5月に改正医薬品医療機器法(薬機法)に緊急承認制度が

                塩野義コロナ薬 承認判断先送り 継続審議 厚労部会
              • 勢いを増す中国の科学技術力を徹底解説!【科研費・特許・製薬業界の市場】 | 科学者パライのブログ

                こんばんは。国内製薬企業勤務の酔っ払い化学者と申す。 あなたの知的好奇心をびしばし刺激する情報を発信してゆく! 好きなビールはよなよなエール! 本日のテーマは【中国の科学技術力】だ! いきなりだが、中国の科学力に対しどのようなイメージを持っているだろうか? 私はちょっと前までは「ええ委託先やな~」くらいの感覚だった。というのも、中国は人件費が安く現地の中国人を大量に雇い「これやっとけや~」みたいな事を日本の大手製薬企業や世界のメガファーマは結構やっているからだ。 なので、非常に悪い言い方をすれば「俺たち頭脳で、彼らは手先!」みたいな感覚はあった。大手製薬企業の研究者は同じような感覚を持ってるかもしれない。 ということで世間の感覚を確かめるべく、ツイッターでアンケートを取ってみた。結果は下記の通り。さすが私のフォロワーさん!世の情勢を正確に把握している様だ。 先に結論を言うと、このアンケート

                • 【米国株投資】NASDAQは大幅下落!イエレン財務長官の金利発言が突き刺さりグロースやFANG+銘柄は軒並み下落。ファイザーは好決算でワクチンに今後のワクチンにも期待。 - ウミノマトリクス

                  昨晩の米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。 レバナスとレバFANG中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。昨日はハイテク銘柄にとって厳しい結果となっています。 今日も張り切っていくわよ! そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。 チェックポイント チェックポイント ダウはわずかながら上げたもののNASDAQは大きく下落しています。 特にNASDAQは大きく下落しており、イエレン財務長官の金利発言によって大きな下落になっています。 素材、金融セクターは比較的好調で、一方仮想通貨銘柄や5G銘柄、ハイテク銘柄などに関してはひどい有様でした。 ファイザーの決算が有りかなり強い決算でしたが共同開発のバイオンテックは15%以上下げるという暴落を見せています。 FANG+10銘柄はすべての銘柄がマイナスということで大きく下落してい

                    【米国株投資】NASDAQは大幅下落!イエレン財務長官の金利発言が突き刺さりグロースやFANG+銘柄は軒並み下落。ファイザーは好決算でワクチンに今後のワクチンにも期待。 - ウミノマトリクス
                  • 【開催報告&資料公開】ML@Loft #6 × MLPP #4 – 自然言語・レコメンド・時系列解析 | Amazon Web Services

                    AWS Startup ブログ 【開催報告&資料公開】ML@Loft #6 × MLPP #4 – 自然言語・レコメンド・時系列解析 ML@Loft #6 × MLPP #4 「自然言語・レコメンド・時系列解析 」 AWS 機械学習ソリューションアーキテクトの宇都宮 ( Twitter: @shokout ) です。本ブログでは ML@Loft 第6回 x MLPP 第4回「NLP/レコメンド/時系列解析」の開催概要を報告いたします。 ML@Loft は、 機械学習を AWS 上でプロダクション運用しているデベロッパー・データサイエンティストのためのコミュニティイベントです。毎月テーマを設定し、前半は各分野のエキスパートの方々からの LT、後半は機械学習のサービス導入のノウハウや様々なツラミについて、LT のご講演者の方々を交えて参加者全員参加型のお悩み相談ラウンドテーブルという構成で A

                      【開催報告&資料公開】ML@Loft #6 × MLPP #4 – 自然言語・レコメンド・時系列解析 | Amazon Web Services
                    • 待ち望んだ新薬、しかし日本では未承認…「待っていられない」と独自に輸入する道を選んだ男性の奮闘と願い(47NEWS) - Yahoo!ニュース

                      2023年4月、ある難病の新薬が米国で承認された。筋肉を動かす神経が変性し、体がだんだん動かなくなっていく筋萎縮性側索硬化症(ALS)の薬「トフェルセン」。症状の進行に恐怖と不安を募らせる患者らが待ち望んでいた薬が実用化した。朗報のはずだったが、日本の患者は恩恵にあずかれていない。日本ではまだ承認されていないためだ。 【写真】ミラちゃんだけのための薬…驚異的な速さ その後、症状が再発し10歳で亡くなる 「待っていたら病気がどんどん進行してしまう」。大学病院と協力し、米国から独自に輸入して投与することを決めた男性がいる。投与の継続にかかる高額な費用を賄う寄付を募る日々。「募金に頼り続けるには限界がある。現状では患者が救われない」。日本での早期承認を強く願う男性の活動と、希少疾患の薬をめぐる課題を取材した。(共同通信=岩村賢人、川澄裕生) ▽始まりは足の違和感 都内の飲食店で店長を務めていた青

                        待ち望んだ新薬、しかし日本では未承認…「待っていられない」と独自に輸入する道を選んだ男性の奮闘と願い(47NEWS) - Yahoo!ニュース
                      • AIで自閉症治療へ 英スタートアップが5600万ドルの資金調達を実施 | アイブン

                        イギリス、ケンブリッジ 2019年10月16日 希少疾患の治療にAIを活用するスタートアップのHealxはAtomico(ヨーロッパ最大のVCの一つ)がリードを務めるラウンドで5600万ドルの資金調達を実施したことを発表した。

                        • 臨床診断支援AIの歴史から症状チェッカーの今後を展望する―エキスパートシステムから大規模言語モデルまで

                          Ubie Discovery で機械学習エンジニアをしている @hagino3000 です。医療用AIの歴史および動向をキャッチアップするために調査した内容をまとめました。特に画像を入力として診断支援を行なうAIと比較して、自然言語で表現された自覚症状などを入力とするものを構築する上での課題に焦点をあてています。 Keywords: コンピューター支援診断システム(Computer Aided Diagnosis: CAD), Medical Diagnostic Systems, 症状チェッカー(Symptom Checker), 機械学習(ML), 自然言語処理(NLP) 背景 現在、医療用AIが最も成功を収めている領域は画像診断です。X線・内視鏡・皮膚腫瘍と様々な画像に適用されており、その診断性能が専門医を越えたとの報告もあります ([1], [2])。2018年にはAIが糖尿病網膜

                            臨床診断支援AIの歴史から症状チェッカーの今後を展望する―エキスパートシステムから大規模言語モデルまで
                          • 【世界経済を学ぶ】米国株ヘルスケアセクター高配当銘柄!大手製薬会社ファイザー【PFE】 - 日本の投資家AFURO KENブログ

                            皆さんこんにちは、日本の投資家兼医者のAFURO KENです。 今回は【世界経済を学ぶ】米国株ヘルスケアセクター高配当銘柄!大手製薬会社ファイザー【PFE】という事で、ファイザーに関してお話しさせて頂きたいと思います。 当ブログのYouTubeチャンネルです。優良情報ばかりですので、是非ともチャンネル登録をお願いします。 www.youtube.com これから米国株投資を始めたいと言う方は以下の記事に基本事項が書いてあります。 www.afuroken0307.com 米国株を始めるにあたって避けて通れない、投資の神様ウォーレン・バフェットの生い立ちから現在に関しては以下の記事が参考になります。 www.afuroken0307.com ウォーレン・バフェット投資に関する12の原則に関しては以下をご参照下さい。 www.afuroken0307.com 目次 ファイザー (PFE)とは

                              【世界経済を学ぶ】米国株ヘルスケアセクター高配当銘柄!大手製薬会社ファイザー【PFE】 - 日本の投資家AFURO KENブログ
                            • 「老化細胞除去ワクチン」の開発に成功、マウス実験で 順天堂大(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                              順天堂大学の研究グループは、加齢にともなう病気の原因とされる老化細胞を体内から取り除くワクチンの開発にマウスを使った実験で成功したと発表した。動脈硬化などが改善したという。 【写真】不老の時代来る? カギは老化細胞「もはやSFでない」 加齢や肥満にともなう病気は臓器や血管などに老化細胞がたまり、慢性炎症が引き起こされて発症し、進行することがわかってきているという。 研究グループは、老化した細胞に多く見られるたんぱく質をヒトの血管内皮の表面で発見した。 動脈硬化だったり高齢だったりするマウスの血管や内臓脂肪で増加していることも確認。肥満食を与えたマウスの実験で、そのたんぱく質を薬で取り除くと肥満にともなう動脈硬化や糖代謝異常の改善がみられたという。 また、たんぱく質を老化細胞を見つける目印の「老化抗原」とし、その抗体を作るための「老化細胞除去ワクチン」を開発。接種すると、抗体がたんぱく質にく

                                「老化細胞除去ワクチン」の開発に成功、マウス実験で 順天堂大(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                              • カメラ映像を脳に直接送信、 16年間失っていた視力を 取り戻したテクノロジー

                                A new implant for blind people jacks directly into the brain カメラ映像を脳に直接送信、 16年間失っていた視力を 取り戻したテクノロジー ビデオカメラで撮影した映像を電気信号として脳に直接送り込み、視覚障害者の視力を回復させる——。スペインの研究者が数十年取り組んできた研究がついに実を結びつつある。 by Russ Juskalian2020.07.20 922 1442 14 20 ベルナルデータ・ゴメスは、目の前の、手が届く距離にある白い厚紙に書かれた太く黒い線を指して「アリ(Alli)」と言った。母国語であるスペイン語で、「そこ」という意味だ。 この記事はマガジン「Innovation Issue」に収録されています。 マガジンの紹介 57歳の普通の女性にとっては特別な能力ではない。だが、ゴメスは目が見えない。これまで十数

                                  カメラ映像を脳に直接送信、 16年間失っていた視力を 取り戻したテクノロジー
                                • 精神医学研究の発展(加藤忠史,高橋英彦,林朗子,北中淳子) | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

                                  加藤 忠史氏(理化学研究所脳神経科学研究センター精神疾患動態研究チームチームリーダー)=司会 高橋 英彦氏(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学分野主任教授) 林 朗子氏(群馬大学生体調節研究所脳病態制御分野教授) 北中 淳子氏(慶應義塾大学文学部人間科学専攻教授) 医学の進展は,基礎となる生物学研究での疾患の機序解明や治療法開発によって支えられ,その成果が日々の診療へと還元されてきた。精神医学領域においては,バイオマーカーはいまだ確立されておらず,バイオマーカーが特定された場合には他科で診療することも増えるため,精神科日常診療と基礎研究のベンチの間には大きなギャップが存在する。このギャップを埋めていくには,一体どうすればよいのだろうか。基礎研究に取り組む精神科医の加藤氏,高橋氏,林氏の三氏と,精神科の在り方を研究する北中氏との座談会によって,今後の精神医学研究の在り方を検

                                    精神医学研究の発展(加藤忠史,高橋英彦,林朗子,北中淳子) | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
                                  • 再生医療と社会のこれから|日本再生医療学会理事 八代嘉美 後編|お金と社会のWEBメディア『FOUND』

                                    再生医療の基本的なお話から、最前線まで、色々な切り口で八代先生にお聞きしてきた連載も今回が最終回となりました。 今回は再生医療と我々の社会とのかかわりについてお聞きしたいと思います。 八代嘉美(やしろ・よしみ) 日本再生医療学会理事。神奈川県立保健福祉大学教授。専門は幹細胞生物学、科学技術社会論。造血幹細胞研究で学位を取得後、科学技術社会論的研究を開始し、幹細胞研究および再生医療に関する社会受容の形成やコスト面などの社会実装に関する研究を行う。2009年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。2009年、慶應義塾大学医学部生理学教室特任助教、2011年東京女子医科大学先端生命医科学研究所特任講師、2012年慶應義塾大学医学部総合医科学研究センター特任准教授、2013年京都大学iPS細胞研究所特定准教授を経て2018年より現職。 再生医療と社会との接点で起きていること――ところで先生は、再生

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                                    • Ubieが社員数250名を超えてもストックオプションを全正社員へ配布することにした理由|阿部吉倫

                                      こんにちは。Ubie共同代表で医師の阿部( @Ive0209 )です。 今年は久々に楽しそうに花見をしている人たちも多く、春風も気持ちよく、やっぱり春はいいな〜と思いながらこのnoteを書いています。 Ubieも総勢250名を超えて来ました。かつては、「何もないぞ!必要なことはみんなで何でもやるぞ!」という世界観だったのが、大切な資産が積み上がり、役割分担が進み、コーポレート機能も整備が進んできて、それぞれが自分の得意領域で会社に貢献する世界観になってきました。 私自身もメンバーに任せられる範囲がかなり増えてきました。一方で創業以来のUbieとしての熱量や人の良さは少しも失われておらず、良い意味で「会社」らしくなって来ているんじゃないかなと思っています。 Ubieは創業以来、何もない状態からコミットしてくれた全正社員に対して、リスクの対価としてストックオプション(以後「SO」)を付与してき

                                        Ubieが社員数250名を超えてもストックオプションを全正社員へ配布することにした理由|阿部吉倫
                                      • 診断が進む遺伝性の病気 知っておきたい知識とサポート

                                        ところで、2月の最終日は、4年に一度、29日が来る珍しい日なので、「世界希少・難治性疾患の日」とされています。 希少疾患は患者が少ない稀な病気ですが、大半は遺伝性です。 ですので、遺伝性の病気の理解を深める日でもあるわけです。 その遺伝性の病気とは、遺伝子などの変異で引き起こされる病気のことです。 遺伝子は体の設計図です。 その情報を基に体のさまざまな部分が作られていきます。 ところが、その情報に何らかの変化=変異があると、体の一部がうまく機能しなくなることがあります。それが病気を引き起こします。 遺伝子は親から受け継ぎ、生まれた時や幼い頃から発症する病気も多くあります。 具体的にどんな病気があるのでしょうか。 遺伝子は情報が非常に多いので、病気の種類もいろいろあります、 例えば代謝と呼ばれる分解機能がうまく働かず、不要な物質が体内に溜まって痛みを引き起こす病気。 様々な臓器に障害が起きる

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                                        • コロナワクチンのモデルナ、日本法人の女性トップ「日本でメッセンジャーRNAワクチンを作れるようにしたい」

                                          コロナワクチンのモデルナ、日本法人の女性トップ「日本でメッセンジャーRNAワクチンを作れるようにしたい」:モデルナは救世主となるか【後編】(1/2 ページ) 日本でもコロナワクチンの3回目の接種が始まった。採用されたワクチンの1つはモデルナが開発したものだ。2010年に米国で創業したこのベンチャー企業は、日本ではあまり知られていなかった。しかし新型コロナウイルスのワクチンの普及によって、一躍有名になったのだ。 同社はメッセンジャーRNA(mRNA)分野の研究に始まり、多様なワクチンと治療薬の製品、臨床開発段階のプログラムを有している。ITmedia ビジネスオンラインは21年11月に日本法人モデルナ・ジャパン(東京都港区)のトップに着任した鈴木蘭美社長(医学博士)に、話を聞くことができた。 鈴木社長は、モデルナ入社前は同じく製薬企業のフェリング・ファーマのCEO兼代表取締役を務めた。それ以

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                                          • モデルナ、新型コロナウイルスに対する追加接種用2価ワクチンプラットフォームに関する最新の臨床データを発表

                                            モデルナ、新型コロナウイルスに対する追加接種用2価ワクチンプラットフォームに関する最新の臨床データを発表 この資料は、モデルナ(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)が2022年4月19日(現地時間)に発表したものを日本語に翻訳したもので、報道関係者の皆さまに参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈については、英語が優先されます。英語版は、https://www.modernatx.com をご参照下さい。 モデルナ初の2価追加接種ワクチン候補であるmRNA-1273.211は、オミクロンなどの懸念されるすべての変異株に対し、mRNA-1273と比較して優れた中和抗体価を示しました。この優越性はベータおよびオミクロンに対し、追加接種の6ヵ月後も維持されました 2価追加接種ワクチンの忍容性および安全性は、追加接種用として承認済みのmRNA-1273 ワクチン50 µgと一貫し

                                              モデルナ、新型コロナウイルスに対する追加接種用2価ワクチンプラットフォームに関する最新の臨床データを発表
                                            • 少ないデータでAIが作れる技術「スパースモデリング」とは?

                                              「スパースモデリング」と呼ばれるデータ分析手法をご存知だろうか。わずかなデータからでもAIモデルを構築可能な技術であり、2019年にイベント・ホライズン・テレスコープが公開した、ブラックホールシャドウの撮影に利用された手法としても知られる。 スパースモデリングは膨大な量のデータから学習するディープラーニングとは反対に、わずかなデータ量からでもAIを構築可能であり、AIが結論を導く過程が人間にも理解しやすく、AIのブラックボックス化問題の回避も可能だという。 独自のスパースモデリング技術をAIに応用してデジタルソリューションを開発する、AIスタートアップ HACARUSの代表取締役 CEO 藤原健真氏に、同技術の概要と今後の発展性について話を聞いた。 HACARUS 代表取締役 CEO 藤原健真氏 プロフィール 1976年生まれ、滋賀県出身。カリフォルニア州立大学コンピューター科学学部卒業。

                                                少ないデータでAIが作れる技術「スパースモデリング」とは?
                                              • 塩野義製薬の飲み薬 緊急承認制度適用、審議へ

                                                厚生労働省は、塩野義製薬が開発している新型コロナウイルスの治療薬に関して、「緊急承認制度」を適用した承認の可否を専門家による審議会で審議する方針を固めたことが4日、分かった。早ければ今月中にも審議する方向で進めている。塩野義の飲み薬が実用化されれば、初の国産飲み薬として国内での安定供給に期待が寄せられている。 5月に施行された改正医薬品医療機器法(薬機法)に盛り込まれた新制度「緊急承認制度」を適用して判断する第1号になる見通し。塩野義は今年2月、国内企業としては初めて、製造販売の承認を厚労省に申請していた。その際、希少疾患などで患者数が少ない医薬品を想定した「条件付き早期承認制度」の適用を求めていたが、緊急承認制度に適用を切り替えて審査される見込みとなった。 新制度はパンデミック(世界的大流行)やバイオテロなどの緊急時の活用を想定している。安全性が確保され、一定の有効性が「推定」されれば使

                                                  塩野義製薬の飲み薬 緊急承認制度適用、審議へ
                                                • Ubie、シリーズC ファーストクローズで35億円の資金調達を実施

                                                  Ubie、シリーズC ファーストクローズで35億円の資金調達を実施製薬企業との連携を強化し、医療プラットフォームを構築。これまでにない医療体験の創造へ Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下「Ubie」)は、シリーズCファーストクローズにて35億円の資金調達を実施したことを発表いたします。本ラウンドでは新規投資家として農林中金キャピタル株式会社、NVenture Capital株式会社(NECキャピタルソリューション株式会社の100%子会社)、第一生命保険株式会社、エッグフォワード株式会社等、既存投資家として株式会社スズケンを引受け先としています。なお、累計調達額は79.8億円となります。 ■資金調達の目的と背景 Ubieは「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションとし、世界でも数少ない生活者・患者と医療機関双方への直接的接点を有するス

                                                    Ubie、シリーズC ファーストクローズで35億円の資金調達を実施
                                                  • 「逆ワクチン」は自己免疫疾患の治療を根本から変えるか?

                                                    一般的なワクチンは免疫システムに反応を促すが、免疫反応の抑制を目的とした「逆ワクチン」の研究が進んでいる。自己免疫疾患の治療に革命をもたらすかもしれない。 by Cassandra Willyard2023.09.25 5 9 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 私は長年、ワクチンに関する記事を書いてきたが、最近、初めて耳にする概念に出くわした。一般的なワクチンは、免疫システムに反応を促すものだ。しかし、免疫システムに反応をやめるよう教える「逆ワクチン」も研究されている。シカゴ大学のジェフリー・ハベル教授らの研究チームは9月11日に、開発した逆ワクチンによってマウスの多発性硬化症に似た病気の回復に成功したと報告した。ハベル教授は以前にもこの方法をテストしたことがあるが、病気を予防する方法としてだけであり、病気を治す方法としてではなかった。ハベル教授はプレスリリースで、

                                                      「逆ワクチン」は自己免疫疾患の治療を根本から変えるか?
                                                    • 武田薬品が新型コロナ回復者の血液収集、治療薬は最短9カ月で(産経新聞) - Yahoo!ニュース

                                                      新型コロナウイルスの治療用に、血液由来の医薬品を開発中の武田薬品工業が、世界各地で、感染してから回復した人たちの血液収集に急いでいる。最短で9カ月での実用化を目指しており、日本国内でも政府との調整が続く。昨年6兆2千億円で買収したアイルランド製薬大手、シャイアーのノウハウを活用した創薬で、大型買収の効果を示すチャンスとなるか注目が集まる。 【表】開発が進む治療薬の主な候補 ■対策チーム設立 今月4日、新型コロナに対する治療薬を開発すると発表した武田は翌週、日本国内で開発担当者ら10人で構成する対策チームを立ち上げた。 治療薬は、新型コロナに感染して回復した人の血液の中にある血漿(けっしょう)成分から、抗体を含む「免疫グロブリン」と呼ばれる成分を抽出して精製する。抗体をほかの患者に投与することで、患者の免疫が活性化され、病状を軽減することが期待できる。同社の血漿分画製剤の開発責任者、クリス・

                                                        武田薬品が新型コロナ回復者の血液収集、治療薬は最短9カ月で(産経新聞) - Yahoo!ニュース
                                                      • 難病111種、治療や症状を無料サイトに 専門医が監修:朝日新聞デジタル

                                                        患者数が少ない希少・難治性の病気111種について知ってもらおうと、病気の情報が「オーファネットジャパン」(http://www.orpha.net/national/JP-JA/)のウェブサイトで公開された。専門医の監修した治療法や症状の情報が無料で見られる。 日本やイギリス、ドイツなど約40カ国が加わる国際機関「オーファネット」(本部・フランス)が集めた難病情報の一部を日本語訳して公開。オーファネットジャパンのナショナルコーディネーター、川本篤彦さんは「希少疾患は診断が難しいので、患者本人だけでなく、医師にも役立ててほしい」と話す。 病気については国内にも患者がいるが、医療費の補助がある国の指定難病には選ばれておらず、情報が少ない病気を中心に載せた。 目や耳などに症状がでる「キャットアイ症候群」▽耳や目、脊椎(せきつい)に異常がでる「ゴールデンハー症候群」▽知的障害や脊椎の癒合がみられる

                                                          難病111種、治療や症状を無料サイトに 専門医が監修:朝日新聞デジタル
                                                        • 2018年11月5日号_難病患者の医療改善探る ― 森 幸子 JPA代表理事と対談

                                                          原因不明で治療法が未確立などの難病の患者に対する医療費助成が制度変更され、重症度分類で軽症とされた患者ら約14万7000人が今年1月から助成の対象外となった。患者負担増の問題だけでなく、治療法の開発、改善などの難病研究への影響も懸念される。難病患者ら約26万人で構成する「日本難病・疾病団体協議会(JPA)」代表理事の森幸子氏と保団連の住江憲勇会長が、難病医療制度の改善や保団連が呼び掛ける「ストップ患者負担増」の取り組みについて語り合った。 「これ以上の負担受け入れられない。共通の思い」 原因不明で治療法が未確立などの難病の患者に対する医療費助成が制度変更され、重症度分類で軽症とされた患者ら約14万7000人が今年1月から助成の対象外となった。患者負担増の問題だけでなく、治療法の開発、改善などの難病研究への影響も懸念される。難病患者ら約26万人で構成する「日本難病・疾病団体協議会(JPA)」

                                                          • 塩野義社長、コロナ飲み薬「年内に承認申請」 供給体制も整備(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                            塩野義製薬の手代木(てしろぎ)功社長は5日、毎日新聞のインタビューに応じ、開発中の新型コロナウイルス感染症の軽症から中等症患者を想定した飲み薬タイプの治療薬について、年内に「条件付き早期承認」の申請を目指す考えを明らかにした。実用化をにらみ、年末までに国内で100万~200万人分の供給体制を整えると説明。海外への供給も視野に、米保健福祉省の生物医学先端研究開発局(BARDA)と協議を始めているという。 【承認ワクチン3社】接種間隔や年齢、有効性の違い 国内で承認済みの軽症者向け治療薬は現在、点滴薬だけだ。軽症段階から自宅で服用でき、重症化が防げる飲み薬が実用化されれば、新型コロナ対応も大きく変わる可能性がある。米ファイザーなど米欧の製薬大手も年内の実用化を視野に開発を急いでいる。 塩野義は7月から国内で初期段階の治験を開始。感染初期に1日1回、5日間続けて投与することを想定しており、体内の

                                                              塩野義社長、コロナ飲み薬「年内に承認申請」 供給体制も整備(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                            • 世界初Human Augmentation【人間拡張】カオスマップを公開します|15th Rock

                                                              こんにちは、Human Augmentationを投資テーマに掲げた15th Rock Venturesです。ここ最近ようやく少しづつですが聞かれるようになった「Human Augmentation」の実態をもっと皆さんに知ってほしく、Human Augmentationのカオスマップ公開と、カオスマップ内掲載のいくつかの面白いスタートアップを紹介いたします! 個人的には、こうアニメとかSFの世界観が現実になってきているという実感が湧いてくるので、眺めているだけでもなんだかワクワクして面白いです。是非ご覧ください。 Human Augmentationの分類とレベル分け Human Augmentationと一口に言っても、様々な機能の拡張があると考え、私たちは ①脳の拡張 ②存在の拡張 ③身体能力の拡張 ④五感の拡張 に分けて捉えています。また各分野内でも目指す状態が異なるものも多いので

                                                                世界初Human Augmentation【人間拡張】カオスマップを公開します|15th Rock
                                                              • 大野更紗さんに聞く 難病患者を取り巻く医療・福祉政策の課題 - 記事 | NHK ハートネット

                                                                2015年に難病法が施行されて4年。医療費助成を受けられる対象疾患は拡大され、難病患者を取り巻く状況は改善されたように見えますが、多くの課題もあります。難病患者の生活を支える医療・福祉政策について、東京大学先端科学技術研究センター特別研究員の大野更紗さんにお話を伺いました。 難病患者を取り巻く現状について ―2015年に難病法が施行されてから4年が経ち、医療費助成については対象疾患が56疾患から333疾患にまで拡大されました(2019年7月時点)。どのように受け止めていらっしゃいますか。 対象の疾患数が増えたという意味では、幅が広くなって素晴らしいことだと思いますが、一方で患者さんの置かれている状況が、単純に良くなったとは言い切れません。 たとえば医療費助成の仕組みには、全ての疾患に重症度分類というものが導入されました。これは、医療費助成の対象疾患を56疾患から300疾患以上には増やす一方

                                                                  大野更紗さんに聞く 難病患者を取り巻く医療・福祉政策の課題 - 記事 | NHK ハートネット
                                                                • NTTデータ、100万人の電子カルテ分析 薬開発に活用 - 日本経済新聞

                                                                  NTTデータは年内にも100万人分の電子カルテなどの医療ビッグデータを分析し製薬企業の医薬品開発などに役立てる新サービスを開始する。国内患者の電子カルテデータを使ったサービスとしては最大規模になる。人工知能(AI)スタートアップのエクサウィザーズと提携し、希少疾患向けなど、開発が難しかった医薬品の研究や患者に合わせた個別化医療につなげる。NTTデータは匿名加工した医療情報を活用できる「次世代医

                                                                    NTTデータ、100万人の電子カルテ分析 薬開発に活用 - 日本経済新聞
                                                                  • 【アンジェス】今更振り返る、遺伝子治療薬コラテジェン【審査報告書】|るなの株と医療ニュースメモ

                                                                    アンジェスはご存知ですか? COVID-19のワクチン開発に邁進する日本の企業です。 今や日本人の多くが知ることになった、国民的印刷業! ・・・じゃなかった国民的バイオベンチャーのアンジェス!! 今日はそんなアンジェスの素晴らしい?功績(遺伝子治療薬コラテジェン)について、審査報告書をもとに読み解いてみましょう! いつも邪険にしているから、今日はプラスの面を振り返ってみようという熱い思いに溢れています。 ワクチン開発を頑張るアンジェスに、後方から援護射撃をしてみます。 コラテジェンの概要 コラテジェンは、hHGF 遺伝子の翻訳領域をコードするcDNA を含む5,181 塩基対からなるhHGF 発現プラスミドDNA(ベペルミノゲンペルプラスミド)を成分とする再生医療等製品です。 HGFとは1984 年に肝細胞の増殖に関与するタンパク質として発見されました。 その後の研究で、HGFは、肝障害、

                                                                      【アンジェス】今更振り返る、遺伝子治療薬コラテジェン【審査報告書】|るなの株と医療ニュースメモ
                                                                    • 脳に直接注射する遺伝子治療薬により難病で「寝たきり」だった子供が走れるように - ナゾロジー

                                                                      私たちの遺伝子は1人1人が少しずつ異なっており、個性の元になっています。 人によって顔の形や背の高さ、性格や知能、好みの異性のタイプなどが違うのも、個々人の遺伝子が少しずつ違っている結果です。 しかし不幸なことに、遺伝子に起きる「違い」の中には、健康にとって必須な遺伝子の機能を極端に破壊してしまう場合があり、個性の範疇を逸脱した「遺伝病」として知られる病気や障害を引き起こしてしまいます。 米国の製薬会社PTC Therapeutics社はそんな遺伝病のなかでも患者数が少ない希少疾患をターゲットにした薬を開発しており、今回、AADC欠損症と呼ばれる希少遺伝病の遺伝子治療薬として開発された「Upstaza」が、欧州医薬品庁(EMA)によって承認されたこと発表しました。 AADC欠損症は主に幼い子供たちから発見される遺伝病であり、脳の情報伝達が阻害されるため寝たきりになり、言葉の習得すらできなく

                                                                        脳に直接注射する遺伝子治療薬により難病で「寝たきり」だった子供が走れるように - ナゾロジー
                                                                      • 新医薬品の価格はどうやって決まるの?薬価算定制度における3つの道筋|るなの株と医療ニュースメモ

                                                                        前に医療技術評価(HTA)が薬価に反映されるかも?とか、特例市場拡大再算定制度でオプジーボの薬価が半値にされた!なんてお話をしましたが、肝心の薬価算定制度のお話をしていませんでしたね。 ややこしい話なのですが、結構ご質問頂くことも多いので、今回取り上げてみたいと思います。 今日取り扱うのは新医薬品の薬価算定のお話です。 数々の関門を通り抜け、承認までこぎつけた医薬品のルーキーにどうやって薬価をつけられるのか? その3つの道筋を見ていきましょう。 新医薬品の薬価算定に至るまでの3つの道筋 規制当局の資料を参考に新医薬品の薬価算定に至るまでの流れを図示してみました。 Excelで模式図を作成するという人によっては怒りそうなやり方で作りました。 だってこっちのが簡単なんだもん! 新医薬品の薬価算定までの道筋は大きく3つあります。 まずは類似薬があるかないかで大きく変わります。 類似薬がある場合は

                                                                          新医薬品の価格はどうやって決まるの?薬価算定制度における3つの道筋|るなの株と医療ニュースメモ
                                                                        • 新型コロナウイルス、脳に損傷を起こす可能性=英研究チームが指摘

                                                                          英国の研究チームは8日、新型コロナウイルス感染症が脳の炎症や精神病、せん妄など、神経系の深刻な合併症を引き起こす可能性があるとの研究結果を発表、脳が損傷を受ける可能性について警鐘を鳴らした。写真はコンピュータで作成したウイルスのイメージ。NEXU Science CommunicationとTrinity Collegeがアイルランドのダブリンで作成(2020年 ロイター/NEXU Science Communication) 英国の研究チームは8日、新型コロナウイルス感染症が脳の炎症や精神病、せん妄など、神経系の深刻な合併症を引き起こす可能性があるとの研究結果を発表、脳が損傷を受ける可能性について警鐘を鳴らした。 英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームが学術誌「ブレイン」に発表した論文によると、新型コロナ患者43人に一時的な脳の機能不全や脳卒中、神経系の損傷などの深

                                                                            新型コロナウイルス、脳に損傷を起こす可能性=英研究チームが指摘
                                                                          • 小児の原因不明の希少疾患、再び増加のおそれ 米CDC

                                                                            画像で子どもの状態を確認する医師(2020年7月8日撮影、資料写真)。(c)Cesar Von BANCELS / AFP 【8月5日 AFP】米疾病対策センター(CDC)は4日、2年おきに多発する、主に子どもが発症する原因不明の希少疾患「急性弛緩(しかん)性脊髄炎(AFM)」が、今後数週間から数か月以内に急増する可能性があると警告した。 CDCによると、AFMの原因はウイルスである可能性が高く、呼吸不全による永久的なまひや、命にかかわる合併症を引き起こす可能性がある。 CDCのロバート・レッドフィールド(Robert Redfield)所長は4日、電話で報道陣の取材に応じ、「AFMは症状が急激に進行して呼吸不全をもたらすおそれがあるため、医師の手当てと監視が直ちに必要とされる緊急事態だ」と説明した。 同所長によると、AFMでは神経系、具体的には脊髄の灰白質と呼ばれる部分が影響を受け、患者

                                                                              小児の原因不明の希少疾患、再び増加のおそれ 米CDC
                                                                            • Pythonによる問題解決のためのアルゴリズム設計技法

                                                                              2020年11月13日紙版発売 2020年11月13日電子版発売 Magnus Lie Hetland 著,辻真吾 監訳,塩井宏亮 訳 B5変形判/448ページ 定価3,828円(本体3,480円+税10%) ISBN 978-4-297-11686-6 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Gihyo Digital Publishing Amazon Kindle ブックライブ 楽天kobo honto 本書のサポートページサンプルファイルのダウンロードや正誤表など この本の概要 本書(原題:Python Algorithms: Mastering Basic Algorithms in the Python Language)はアルゴリズムの分析と設計方法について,Pythonを使って説明します。古典的なアルゴリズムに焦点を絞って解説していま

                                                                                Pythonによる問題解決のためのアルゴリズム設計技法
                                                                              • 国内初「核酸医薬」専門の研究拠点 東京医科歯科大が開設へ | NHKニュース

                                                                                次世代の医薬品として注目され、遺伝子の元となる「核酸」と呼ばれる物質をさまざまな病気の治療に活用する「核酸医薬」の研究、開発力を高めようと、東京医科歯科大学が来年、国内では初めて「核酸医薬」を専門とする研究センターを開設することが分かりました。 この研究センターは東京医科歯科大学が来年、学内に設置し、国内では初めての核酸医薬専門の研究拠点になるということで、研究者およそ30人が所属するということです。 「核酸」とは遺伝子の元となるDNAやRNAなどの物質で、この「核酸」を薬として使うことで、遺伝子の欠損を補ったり、異常な遺伝子を働かなくしたりすることができます。 病気の原因に直接作用するため高い効果が期待できるほか、病気に合わせて人工的に薬を合成できるため、患者数の少ない病気にも対応できるとされています。 これまでに国内外で10種類以上の薬が実用化され、世界中で激しい開発競争が繰り広げられ

                                                                                  国内初「核酸医薬」専門の研究拠点 東京医科歯科大が開設へ | NHKニュース
                                                                                • 【細胞】再生医療等製品ってなに?どんなものが含まれるの?【遺伝子】|るなの株と医療ニュースメモ

                                                                                  COVID-19に対して間葉系幹細胞を用いた治療が進んでいるとか、遺伝子治療薬のゾルゲンスマが1億を超える薬価がついたとか、再生医療等製品が脚光を浴びています。 でもそもそも再生医療等製品ってどんなものかはご存知ですか? 今日は再生医療等製品の定義やどんなものが含まれているのか、どんな課題があるかについて見ていきたいと思います。 再生医療等製品ってなに? 再生医療等製品と聞いて、何を思い浮かべますか? 再生医療と言ったら、臓器を再生させたり、細胞を投与して組織を再生させたりするイメージの方が多いのではないでしょうか。 それは間違ってはいませんが、再生医療等製品の「ほんの一部」しか見ていないということになります。 そもそも「再生医療製品」ではないのです。 再生医療「等」製品なのです。 この「等」に色々含まれているのです。 では、厳密なる定義を見てみましょう 再生医療等製品の定義 再生医療等製

                                                                                    【細胞】再生医療等製品ってなに?どんなものが含まれるの?【遺伝子】|るなの株と医療ニュースメモ