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朝鮮戦争 わかりやすくの検索結果1 - 40 件 / 52件

  • 【全文無料】総目次 世界史/日本史のまとめ|みんなの世界史

    「みんなの世界史」(世界史のまとめ/日本史のまとめ) noteコンテンツの総目次です。 全部合わせると、100万字以上あると思いますが、全文無料です。 since 2018.10- 基本コンセプト 昔と今を、今と未来をつなぐ。 世界の中の日本、日本の中の世界をつなぐ。 世界史を26ピースに「輪切り」にし、 深く、たのしく、わかりやすく”翻訳”する。 コンテンツの一覧【1】ゼロからはじめる世界史のまとめ(世界史×ゼロから) 【2】同時に学ぶ! 世界史と地理(世界史×地理) 【3】世界史のまとめ × SDGs(世界史×未来) 【4】"世界史のなかの" 日本史のまとめ(世界史×日本史) 【5】世界史の教科書を最初から最後まで(世界史×教科書) 【6】新科目「歴史総合」を読む(歴史総合) 【7】新科目「世界史探究」を読む(世界史探究) 【8】歴史の扉(歴史×モノ) 【9】歴史のことば(書評) 【1

      【全文無料】総目次 世界史/日本史のまとめ|みんなの世界史
    • 中国ウォッチャーが見た韓国人の頭の中-最近の日韓関係に添えて ※2019/9/2編集 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

      前編である前回の記事の続きです。 parupuntenobu.hatenablog.jp 久しぶりに書いた記事がまさかの大花火、死に体だったうちのブログに息を吹き返してくれたのは、ひとえに読んでいただいた読者さんのおかげです。 で、かんたんな御礼はこれくらいにして、本編に入っていきます。 韓国はなぜ半狂乱になっているのか-プロローグ しばらくブログを書かないうちに、日韓関係は急速に展開していきました。ついには、日米とも(おそらく) 「これはないだろう」 と思っていたGSOMIA*1まで破棄してくる始末。 日本「頭がついていけない」 アメリカ「わけわからん」 と政府高官が頭を抱えるほどの斜め上の行為でした。まことにあちらさんらしいと言えばそうですが。 私は最初、 「我が国をホワイト国再復帰させたらGSOMIA破棄を考えてやってもいい」 という向こうの公式の言葉に、 「アメリカさん、日本が言う

        中国ウォッチャーが見た韓国人の頭の中-最近の日韓関係に添えて ※2019/9/2編集 - 昭和考古学とブログエッセイの旅
      • 「戦時」の悲惨さが、ようやくわかってきた。

        一昔前、「希望は戦争」という、興味深い記事を読んだ。 「戦時」は、弱者にとってはむしろ望ましい状態だとの、ラディカルな主張だ。 記事の中で著者は、底辺にとどまらざるを得ない屈辱的な社会では、多少死の危険が増しても「富者も平等に死ぬ」可能性がある、戦時のほうが望ましいとしている。 「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。 戦争という手段を用いなければならないのは、非常に残念なことではあるが、そうした手段を望まなければならないほどに、社会の格差は大きく、かつ揺るぎないものになっているのだ。 戦争は悲惨だ。 しかし、その悲惨さは「持つ者が何かを失う」から悲惨なのであって、「何も持っていない」私からすれば、戦争は悲惨でも何でもなく、むしろチャンスとなる。 もちろん、戦時においては前線や銃後を問わず、死と隣り合わせではあるものの、それは国民のほぼすべてが同様である。国民全体に降

          「戦時」の悲惨さが、ようやくわかってきた。
        • 「今際の国のアリス」vs「イカゲーム」 日韓デスゲームドラマ比較から考える2つの「世界観」の違いと今後の日韓関係|倉本圭造

          「カイジ」とか「今際の国のアリス」とか「日本コンテンツの王道ジャンル」だった「デスゲームもの」を大胆に再解釈した韓国ドラマ、「イカゲーム」が動画プラットフォーム「ネットフリックス」で世界的にものすごくヒットしているらしい。 ネットフリックスのコンテンツは、たとえば映画の場合の配給収入ランキングとかほど明確なランキングを発表していなかったんですが、最近徐々に公開されつつある「全ユーザー視聴時間合計ランキング」において、CEOのテッド・サランドス氏が「イカゲームが過去最も人気なネットフリックスコンテンツになりそう」と発言するなど、日本国内にいるとあまり実感できませんけど凄いヒットになっているようで。 一方で、実は日本のデスゲームドラマ「今際の国のアリス」もネットフリックスで一年前ぐらいに公開されて、これも同社の世界総合ランキングでトップ10入りするぐらいの「中ヒット(イカゲームの”特大ヒット”

            「今際の国のアリス」vs「イカゲーム」 日韓デスゲームドラマ比較から考える2つの「世界観」の違いと今後の日韓関係|倉本圭造
          • 「あしたのジョー」勝ったやつだけが勝者じゃない | NHKニュース

            物心ついたときには父も母も行方不明だった少年がボクシングを覚えて困難を乗り越えていく。漫画家・ちばてつやさんは代表作『あしたのジョー』に人間の弱さと強さ、そして人生の敗者はいないというメッセージを込めていました。井上二郎アナウンサーが聞きました。 (アナウンス室 聞き手 井上二郎 取材 網秀一郎 塚原泰介) ジョーはどうしてこんなに頑張れるのだろう 『あしたのジョー』(原作/高森朝雄 漫画/ちばてつや)は、ドヤ街に流れ着いた不良少年・矢吹丈がボクサーとして成長する姿を描いた作品です。昭和40年代に連載され、ジョーのライバル・力石徹が亡くなった時には、現実の世界で葬儀が開かれるほど大きな人気を集めました。これまで何度もテレビアニメや映画になってきました。 (井上) 実は、私、『あしたのジョー2』という映画が、生まれて初めて見た映画なんですよ。これだけ時代が変わって、人々の気質が変わっても、な

              「あしたのジョー」勝ったやつだけが勝者じゃない | NHKニュース
            • なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす

              Home » なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす VRで、私たちは何を見ているのだろう。 旅行で知らない土地へ行ったけれど、どこかで見た気がする。逆に、馴染みの場所へ足を運んでも、ふと目を離した瞬間、一度も来たことがないような気さえしてくる。デジャヴめいて、私たちの中には存在しない、「場所」をつくったひとびとの時間の痕跡。空間の幽霊。それこそが「見たことがないはずなのに、懐かしい」というあの感情を、遠くから呼ぶ……。 VRChatのワールド「ORGANISM」はまさにそんな空間だ。クリストファー・ノーラン「インターステラー」のような情景。広大なリミナル・スペース。「かつてのロシア」的なモチーフが散りばめられた巨大なオ

                なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす
              • 中国・北朝鮮国境地域の「延辺料理」を羊の専門家と味わい尽くす - メシ通 | ホットペッパーグルメ

                カントンにサントウ。シセンにコナン。「今日は中華でも食わない?」という提案にすら、少なくともこれだけの選択がついてくる、飽食のニッポン。 しかしこんな時代においても、「エンペン」という響きに耳馴染みのある人というのは、まだそう多くはないのではないだろうか。 「延辺」とは、中国・吉林省に属しながら朝鮮民族の文化も色濃い「延辺朝鮮族自治州」のこと。そして近年ブームとなっている「羊肉食」の知られざる聖地でもある。 そして、中国料理好きであり羊肉好きというのは、この“知られざる”にめっぽう弱いのであった。 というわけで、今回の舞台は東京・御徒町と新大久保に店舗を構える「延吉香(エンジシャン)」。 ゲストは日本の羊食文化の凛々しき裏方「羊齧協会」の主席であり、中国の食文化に詳しい菊池一弘さん。 東京では数少ない本場の延辺料理が味わえる名店に、羊肉のオーソリティを迎え、まだ見ぬ食文化を(そして羊肉ブー

                  中国・北朝鮮国境地域の「延辺料理」を羊の専門家と味わい尽くす - メシ通 | ホットペッパーグルメ
                • 岸政彦/梶谷懐編著『所有とは何か』 - 西東京日記 IN はてな

                  私たちはさまざまなものを「所有」し、その権利は人権の一部(財産権)として保護されています。「所有」は資本主義のキーになる概念でもあります。 同時に、サブスクやシェア・エコノミーの流行などに見られるように、従来の「所有」では捉えきれない現象も生まれています。 本書は、この「所有」の問題について研究者が集まって書いた本なのですが、まずは冒頭の岸政彦とつづく小川さやかの論文で、私たちが生活していく上でかなり強い足場として認識している「所有」が、そうした足場になっていない社会の様子が紹介され、その後に経済学や歴史学や社会学の立場から「所有」が論じられています。 「所有」だけではなく、「制度」や「秩序」といったものについても考えが広がる、面白い内容になっています。 目次は以下の通り。 第1章 所有と規範―戦後沖縄の社会変動と所有権の再編(岸政彦) 第2章 手放すことで自己を打ち立てる―タンザニアのイ

                    岸政彦/梶谷懐編著『所有とは何か』 - 西東京日記 IN はてな
                  • 【死傷率30%で戦闘効力が喪失_言説の検証論文】 : 戦史の探求

                    戦史の探求 戦史の情報を整理し探求するサイトです。 古今東西の全てを対象とし、特に戦況図や作戦図に着目しながら戦略・作戦・戦術について思索します。 軍事的文脈おいて全滅とは部隊の3割が死傷したことをいう、という言説は一般にまで浸透しつつあるようです。ただこの言説が何を根拠に言われているのか辿るのは難しく、かなり朧げなものです。この言説は日本だけでなく諸外国でも類似的なフレーズが広まっており、確かに軍人にもそれを使う者はいますが公的な一致は無いというのが実情です。 本拙稿は誰が言い始めたかという起源調査ではなく、実戦データの統計を見ることでこの死傷率N%で機能喪失の言説がそもそも正しいのか、実戦の運用に足るものなのかをテーマとします。そのために米国で行われた調査論文の結果を紹介しながら書いていきたいと思います。 戦史を学んでいる人々にとっては予想通りの結果でしょうが、調査の過程で浮かび上がっ

                      【死傷率30%で戦闘効力が喪失_言説の検証論文】 : 戦史の探求
                    • 【2021年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                      今月は歴史専門書の数が多いです 2021年7月~9月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。 今回は50冊あります。目下の国際関係を反映してか、中国関係の書籍が非常に多いのが特徴です。それではどうぞ。 注目の新書・選書 新書・選書からは9冊。個人的な注目は『高地文明―「もう一つの四大文明」の発見』『書物と貨幣の五千年史』です。 1.『日韓関係史』 木宮 正史 著 岩波新書 2021/7/20 税込924円 日韓関係史 (岩波新書 新赤版 1886) 作者:木宮 正史 岩波書店 Amazon 日韓関係は、なぜここまで悪化してしまったのか。交流が増えるにつれて、日韓の相互理解は進むはずではなかったのか。――その謎を解明するため、本書は一九四五年から現在に至る歴史を、北

                        【2021年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                      • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » 芸術/表現の場は今、いかに可能か浅田彰×津田大介

                        2019年9月6日、京都のアートスペース「浄土複合」で、批評家の浅田彰・京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長によるレクチャーが開催された。芸術祭内の企画展「表現の不自由展・その後」の展示中止と文化庁による補助金不交付決定で揺れる「あいちトリエンナーレ2019」問題がテーマだったが、会場に、トリエンナーレの津田大介芸術監督が予告なく登場。会期半ば、まだ「表現の不自由展・その後」の再開への道筋が見えない時点で、期せずして対談となった当夜の模様を再現する。 構成:編集部 写真:池田剛介 編集協力:真部優子 水上瑞咲 浅田 今回、この浄土複合スクールという小さなスペースで「あいちトリエンナーレ2019」の問題について話すことになったのですが、トリエンナーレの芸術監督として問題の渦中にいる津田大介さんがそれを聞きつけて来てくれました――急に決まったので事前に告知はしませんでしたが。アート・ワー

                        • 【2019年7月版】世界史関連の面白そうな新刊35冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                          2019年前半に発売された面白そうな世界史関連の本 半年ぶりの新刊紹介です。 半年もたつと山のように世界史関連の新刊が発売されるんですが、全部紹介すると大変なので、ぼくが「あ、これは面白そう」「これは読みたい」と思ったもののみ紹介します。それでも35冊ありますが、どうぞお付き合いください。 紹介順はおすすめ順とかではなく「正統派→マニアック→変わり種」という順です。 1. 図説 十字軍(ふくろうの本/世界の歴史) 櫻井康人著 河出書房新社(2019年2月14日発売) 図説 十字軍 (ふくろうの本/世界の歴史) 作者: 櫻井康人 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/02/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 現在のキリスト教世界とイスラームとの対立にも通じる十字軍は、今、その本質が見直されている。真の目的は何だったのか?約700年間に渡る十字軍史を、多様な角

                            【2019年7月版】世界史関連の面白そうな新刊35冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                          • 【クレフェルト著『補給戦』への各専門家からの批判】 : 戦史の探求

                            戦史の探求 戦史の情報を整理し探求するサイトです。 古今東西の全てを対象とし、特に戦況図や作戦図に着目しながら戦略・作戦・戦術について思索します。 クレフェルト氏(Martin Levi van Creveld)はイスラエルの軍事研究者であり、1977年に彼が発表した『Supplying War: Logistics from Wallenstein to Patton』は大きな反響を生んだ。補給戦というタイトルで邦訳もあり、ロジスティクス分野の歴史を扱ったものとしては最も知名度のある本だろう。その内容は特に近世欧州からWW2までの軍補給発展史を著述、体系化しており、わかりやすいものとなっている。 ただ、知名度を得たからこそ各専門家たちの目に触れ、そして詳細な批判を受けることになった。相当数の誤りを含んでおり、発行から約半世紀たった現在では安易に引用してよい書籍ではないことが明らかになって

                              【クレフェルト著『補給戦』への各専門家からの批判】 : 戦史の探求
                            • 【2021年6月版】世界史関連の新刊60冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                              今月は歴史専門書の数がが多いです 2021年6月の世界史関連新刊紹介です。 今回は2021年3月~6月までの新刊をご紹介します。今回の特徴は非常に専門書の数が多いことです。また、紹介する本の数も60冊にもなっています。 今回からはカテゴリに分けて、それごとにコメントを入れるようにします。 買った本 今回紹介する本の中では2冊しか買っている本がありませんでした。 若手の中国史家でご活躍されている佐藤信弥氏の本が3月に出ています。文中、キングダムについても言及されており、古代中国史に関心をもった方のエントリーとしてよろしい本と思います。 1. 『戦争の中国古代史』 佐藤 信弥 著 講談社現新書 2021/3/17 ¥1,100 戦争の中国古代史 (講談社現代新書) 作者:佐藤信弥 講談社 Amazon 群雄割拠! 殷・周・春秋戦国時代に繰り広げられた古代中国の戦争を軸に、「中華帝国」誕生の前史

                                【2021年6月版】世界史関連の新刊60冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                              • 『君の名は。』への評がいかに快挙か;訳文と感想(ネットで読めるグレッグ・イーガン氏の映画・創作観) - すやすや眠るみたくすらすら書けたら

                                録り貯めたお正月の特番を消化しているかたのなかには、3が日に地上波初放送された『天気の子』や8日新年一発目の『金曜ロードSHOW!』神木隆之介さんなど豪華吹替キャストによる『パラサイト』をご覧のかたもいらっしゃるんじゃないでしょうか? 今回の記事は、そんな新海誠監督の前作で神木氏主演『君の名は。』にたいするグレッグ・イーガン氏の評価がいかにすごいか、氏のインタビューやエッセイ(『Avatar Review(「アバター」批評)』『No Intelligence Required Her, Ex Machina and Interstellar(知性は不要――「her/世界でひとつの彼女」、「エクス・マキナ」そして「インターステラー」にとって)』)などを勝手に訳して、氏の映画観・創作観と比べることで確かめてみようという感じのやつです。 訳文本文7700字{2230字+5529字(原文730語+

                                  『君の名は。』への評がいかに快挙か;訳文と感想(ネットで読めるグレッグ・イーガン氏の映画・創作観) - すやすや眠るみたくすらすら書けたら
                                • 【徹底調査】オススメの映画101選はこれ!心から満足できる名作映画リスト | Betters(ベターズ)

                                  Betters編集部オススメの映画を今すぐチェックする 「今日はゆっくり映画を観たい気分だから、オススメの作品を知りたい・・・!」 「映画を観るなら、絶対に後悔しない作品が観たい・・・!」 ふと家で映画を観たくなったときって、何を観るか迷ってしまいますよね。 迷ったときは、友達に教えてもらった映画を観たり、人気の映画を観たりすることがほとんどではないでしょうか。 でも、期待して観たのに「面白くなかった・・・」と感じたこと、ありませんか? 面白くない映画を観たときって、とても時間を損した気分になってしまいますよね。 というわけで、こんにちは! 映画が好きすぎて、これまでに観た映画の数は1,200本以上、1日6作品を観ることもあるBetters編集部の西村です。 なぜ、映画選びに失敗してしまうのか? それはズバリ「映画を観たあとにどんな気持ちになりたいか?」ということを考えずに選んでいるからで

                                    【徹底調査】オススメの映画101選はこれ!心から満足できる名作映画リスト | Betters(ベターズ)
                                  • ある一日に乾杯する|韻踏み夫

                                    Today I didn't even have to use my AK I gotta say, it was a good day ――Ice Cube 2022年7月8日に私はこの文章を書き始めている。以下で触れるような書物を引っ張り出しながら、いくつかの音楽を聴いた。私は明日の朝が早いにもかかわらず、思わず一杯だけ酒を飲み、「乾杯」をささげ、「今日はいい日であった」と眠るだろう。 酒井隆史の名著『暴力の哲学』は、「暴力はいけません」というモラルを批判するところから始まっている。その言表は、次のような連鎖をたどり、逆説的にも新たな暴力を生み出す。つまり、「暴力はいけない、だから、暴力を憎むのだ、暴力をふるう者を憎むのだ、暴力をふるう者の抑止が必要だ、だから暴力もやむをえない」。2004年に出されたこの本が、9.11のテロリズムがもたらしたパニックに際して書かれたのであることは明白で

                                      ある一日に乾杯する|韻踏み夫
                                    • 『【ビジュアル版】世界の歴史 大年表(創元社)』定延由紀 他訳 | Call of History ー歴史の呼び声ー

                                      出版元の創元社様よりご恵投いただきました。ありがとうございます。 その惹句の通り宇宙の誕生から現代まで、134のテーマに分けられてそれぞれの歴史が年表形式でまとめられた、大判で非常にボリュームある図鑑である。非常にキャッチーな図版と凝ったレイアウトがページをめくるたびに目に入ってきて本当に楽しい。 創元社の特集ページで詳しく見ることが出来る。 第1章「先史時代」紀元前3000年以前 先史時代/宇宙の物語/地球の生物/恐竜の時代/恐竜の絶滅/人類の起源/農業/金属の加工/町と都市/車輪の物語/文字 第2章「古代の世界」紀元前3000~紀元後500年 古代の世界/メソポタミア/遊びとゲーム/古代エジプト/古代の大型建造物/ギザの大スフィンクス/物語の物語/宝飾品(ジュエリー)/スポーツの物語/古代ギリシア/数学/民主主義の物語/ケルト人の台頭/アケメネス朝ペルシア帝国/イッソスの戦い/哲学の物

                                        『【ビジュアル版】世界の歴史 大年表(創元社)』定延由紀 他訳 | Call of History ー歴史の呼び声ー
                                      • 入学祝いは、集英社文庫「漫画 世界の歴史」or中公文庫「マンガ日本の古典」がいいのでは?【毎春恒例】 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                        (毎年、少しずつ追記しながら掲載しています) 2023年追記 小学館「日本の歴史」が昨年、40年ぶりのリニューアルがあったとか。 www.shogakukan.co.jp 山川出版社の教科書づくりに関わってきた歴史学者が専門分野の監修を担当。 うそか本当かわからない講談・漫談のようなお話は極力排除し、信頼できる参考文献に基づいた歴史の記述を心がけています。 これまで以上に勉強に役立つ、本格派・正統派な学習まんがです。 「関ケ原の戦い」のリアルな姿とは!? 歴史を決定づけた、天下分け目の「関ヶ原の戦い」。その多くは後世の創作によって語られてきました。 有名な「直江状」はなかった!? 小早川は寝返ったわけではない!?……など、最新の研究によって、真実に近い姿を明らかにします。 小学館版学習まんが 日本の歴史 1 日本文化のあけぼの ~旧石器~縄文~弥生~古墳時代~ 作者:三条和都,よはきて・エ

                                          入学祝いは、集英社文庫「漫画 世界の歴史」or中公文庫「マンガ日本の古典」がいいのでは?【毎春恒例】 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                        • 服の生地とアパレル産業の歴史について、わかりやすいものがなかったので、ざっくりとまとめてみました【50記事記念】 - 服地パイセン

                                          こんにちは。 服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。 いつも僕のブログを読んでいただきありがとうございます。 今回で50記事目の投稿になります。ブログを開設したときに「50記事は書く!」というざっくりした目標を立てていたのですが、なんとか達成できました。 ブログを続けれているのも、皆様のおかげです。 いつもスターをつけてくださったり、はてなブックマーク、読者登録など皆様のリアクションが僕のモチベーションになり、継続できています。 ブログでも、料理でも、仕事でもなんでもそうだと思うんですが、誰かのリアクションが有るか無いかで今後のモチベーションが全然違いますよねぇ。ホントいつもありがとうございます。 今回は目標にしていた50記事目ということもあり「いつもより力の入った投稿をしよう」と決めていたので固めの内容、近代の生地やアパレルの歴史について書いてみようと思います。 とい

                                            服の生地とアパレル産業の歴史について、わかりやすいものがなかったので、ざっくりとまとめてみました【50記事記念】 - 服地パイセン
                                          • 朝鮮が「中国の属国」だった歴史はなぜ知られていないのか:岡本隆司 | ブックハンティング | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                                            朝鮮王朝を樹てた太祖・李成桂(1335~1408、右)と、王朝最後の大韓帝国皇帝・純宗(1874~1926、左) ソウルの独立門は、日本ではなく清からの独立を意味して建てられた――そんな基本的な史実すら、日本ではもちろん、韓国でも知られていないという。たしかに朝鮮半島の歴史といえば、日韓併合と朝鮮戦争ばかりが注目され、それ以前の歴史は等閑視されがちだ。その空白を埋めるべく、新城道彦氏が『朝鮮半島の歴史――政争と外患の六百年』(新潮選書)を上梓した。東洋史家の岡本隆司氏が読みどころを紹介する。 ***** ありそうでなかった通史 世の中にはありそうで、ないものがたくさんある。ごく狭いわが歴史学界の著述も、おそらくその例にもれない。単著一冊本の通史など、その最右翼であろう。 ある韓国の中国史学者はこう述べて、事情を説明してくれた。研究者は「専攻する地域と時代に対する非常に小さな主題を扱った学術

                                              朝鮮が「中国の属国」だった歴史はなぜ知られていないのか:岡本隆司 | ブックハンティング | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                                            • 【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【後編】

                                              2 #移民とカルチャー【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【後編】 日本に移民文化は本当に存在しないのか? <前編はこちらから> ハン 「そもそも日本に移民文化は存在するのか?」という問いを投げましたが、私はいち在日コリアンとして、自分たちの文化を作れなかったという悔しさみたいなものがあるんです。そういう意味では、素朴にアメリカの黒人文化が羨ましかったりするところはあります。もちろんまったくないわけじゃないし、あと焼肉はあるかもしれないけど、自分にとってそこじゃないというか。 大和田 ハンさんがさっき言っていたように、歌謡曲の世界にもそういうアイデンティティを持つ人がいるということは、多くの人がなんとなくわかっていると思うんです。それは今まで表立って出てきませんでしたが、逆に言うと、今から在日というアイデンティティを軸としたカテゴ

                                                【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【後編】
                                              • 【2021年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                今月は歴史専門書の数が多いです 2021年10月~12月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。 今回は45冊あります。最近は中国関連の書籍が非常に多いのですが、今回はドイツ、特にナチス関連とソ連、共産主義関連の書籍も多い印象です。 注目の新書・選書 中公新書が非常に充実しています。個人的な大注目はこの三冊です。 古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで 歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで ドイツ・ナショナリズム 「普遍」対「固有」の二千年史 1. 『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 中公新書 柿沼 陽平 著 2021/11/18 税抜1,056円 リンク 始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。二千

                                                  【2021年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                • WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第七回 LSDと幻想世界、サイケデリクス

                                                  「未来はわれらのものだ」と言いながら死んでいったサン=シモン、「未来を構築しなければならない」と言いながら自殺していったマーク・フィッシャー、そして「未来はここで終わる」と言ったリー・エーデルマン――。ルイス・キャロルは暗室の中で少女たちの写真を現像し、カール・マルクスは大英図書館で来るべき革命のための書を執筆する。これは、未来と子どもたち、近代と脱近代、革命と反動、19世紀と20世紀、ユートピアとディストピア、メランコリーとノスタルジー、テクノロジーとオカルティズム、そして失われた未来に捧げるエッセイである。 前回はヨーロッパにおける「反脱魔術化」の系譜を追った。アスコーナやエラノス会議など、とりわけスイスにおいて近代文明に対抗する豊穣な知のネットワークが形成されていることを私たちは見た。ヨーロッパで育まれた対抗的な土壌は、アメリカのカウンターカルチャー、とりわけLSDに象徴されるサイケ

                                                    WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第七回 LSDと幻想世界、サイケデリクス
                                                  • 書評 「進化政治学と戦争」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                    進化政治学と戦争 自然科学と社会科学の統合に向けて 作者:伊藤 隆太芙蓉書房出版Amazon 本書は社会科学と自然科学のコンシリエンスを追求する進化政治学者伊藤隆太の2冊目の著書になり,進化政治学とはどのような営みなのか,そしてそれは戦争についてどう説明するかを扱っている.基本的に政治学の中の古典的リアリズムの立場を進化生物学,進化心理学で基礎づけるという試みで,具体的テーマとしては戦争原因が取り上げられ,ヒトの進化適応から説明する仮説を提示するものになる. 序章 進化政治学と社会科学の科学的発展 序章では進化政治学とは何かが解説される.進化政治学は(それまでの社会科学の暗黙的前提であった)心身二元論,高貴な野蛮人,ブランクスレートによらず,進化生物学*1,進化心理学とのコンシリエンスを目指す政治学ということになる.そして先駆者たち(マクデーモット,ジョンソン,セイヤーなど)の業績*2が簡

                                                      書評 「進化政治学と戦争」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                    • 国語改革を問い直す。 - 手探り、手作り🐄

                                                      はじめに 「歴史的仮名遣い」と「現代仮名遣い」 国家意識と国語表記 歴史的仮名遣いの原理 国語改革1 占領軍の権力を背景に 国語改革2 さしあたっての漢字制限 国語改革3 さしあたっての仮名遣い 国語改革4 定着と忘却 本ブログの仮名遣い 書籍案内 はじめに このブログでの日本語の書きかた、ぼくの「仮名遣い」はヘンテコです(政治年表は公共性を意識して例外的にふつうに書いてゐます)。「住んでゐます」とか「まづ、はじめに」とか、一般には見られない書きかたをしてゐます。ちょっと古臭い印象をうけるかもしれません。「ゐます」や「まづ」という書きかたは、戦前につかわれてゐた「歴史的仮名遣い」によるつづりかただからですね。これが「国語改革」によって「います」および「まず」と書くようになりました。 「ゐます」や「まづ」と書きながら、上段の文章において「つかはれて」や「書くやうに」とは書いてゐません。そこは

                                                        国語改革を問い直す。 - 手探り、手作り🐄
                                                      • 「韓国人はなぜ日本を嫌うのか」についてのある一つの答え(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                                        本書で11冊目となる『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズは、池上彰氏による世界年鑑だ。新型コロナウイルスによる感染症がパンデミックに発展したことでグローバル化に歯止めがかかりつつある。この状況をわかりやすく説明している。 【写真】中国人観光客が、日本の電車・バスに「感動している」意外なワケ 池上氏は、〈相手を理解するには、その国の人の宗教観や世界観に立たない限り「なぜそう考えるのか」が理解できません。これが「内在的論理」を理解するということです。世界のさまざまなニュースの裏にはさまざまな国の歴史や文化、哲学があります。違いを知ろうとしてほしいと思います〉と述べる。 評者も相手の内在的論理を知るというアプローチが世界を理解するために不可欠と考える。もっとも相手の内在的論理を知ることは、その論理を受け入れることを意味するものではない。例えば、韓国の対日感情についてだ。 〈韓国で使われてい

                                                          「韓国人はなぜ日本を嫌うのか」についてのある一つの答え(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                                        • 益尾知佐子『中国の行動原理』(中公新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                                          12月23 益尾知佐子『中国の行動原理』(中公新書) 8点 カテゴリ:政治・経済8点 似たタイトルの中公新書に岡本隆司『中国の論理』という本がありますが、あちらが中国の歴史と思想から中国の行動様式を読み解こうとした本であるのに対して、こちらは副題が「国内潮流が決める国際関係」とあるように、国内の社会のしくみとそれを反映した政治のしくみが、いかに外交に現れているかということ明らかにしようとした本になります。 著者は国際関係論や中国の対外政策の研究者ですが、本書ではエマニュエル・トッドの家族類型の分類の枠組みなどを用いながら、かなり思い切った議論を展開しています。そのため、第5章と第6章の事例分析はあるものの(第6章の国家海洋局に関する分析は面白い)、中国の外交を事細かに説明しているわけではありません。ただし、思い切った議論であるぶん、非常に刺激的な内容でもあり、少なくとも「独裁国家としてリア

                                                          • 調査する人生 第3回:石岡丈昇 x 岸政彦 生きていくことを正面に据えると、なかなか威勢よく言えない

                                                            今回お話しするのは、日本大学の石岡丈昇さんです。今年5月に刊行の『タイミングの社会学──ディテールを書くエスノグラフィー』(青土社)では、マニラの貧困世界(ボクシング・キャンプ、都心のスクオッター地区、人里離れた再居住地)において生きられる「時間」が考察され、話題となっています。フィールドワークに基づいた『ローカルボクサーと貧困世界──マニラのボクシングジムにみる身体文化』(2012年、世界思想社、第12回日本社会学会奨励賞。2023年末に増補新版が刊行予定)以来の石岡さんの「調査する人生」を聞きます。 「咬ませ犬」ボクサーに話を聞く 岸 本日は、社会学のなかでも気鋭のフィールドワーカーである、石岡丈昇さんとお話しします。 石岡 石岡です。フィリピンの研究をしています。岸さんとは院生の頃からの知り合いです。20年以上前、大阪で貧困や差別を調査する「A研」という研究会があり、ぼく自身は関東に

                                                              調査する人生 第3回:石岡丈昇 x 岸政彦 生きていくことを正面に据えると、なかなか威勢よく言えない
                                                            • 2021年5月16日厚生労働省実態調査公表「子ども体罰親の3割超」を深読みしてみた - 50代で子育て専業主夫になった私の日記

                                                              この記事が伝えたいことは? この新聞記事の元データを見てみる そもそも今、なぜ家庭でも体罰禁止になったのか?2つの流れ 体罰がなかなか減らないメカニズムを覗く まとめ 昨日は、朝から雨がまだ結構降っていたのですが、久しぶりに裏の川の掃除をして、気分もさっぱりしたボイジャーです。 川掃除は、まだ半分、残っているのですが、運動不足解消も兼ねてのおひとり様ボランティアなので、天気の良い日にぼちぼちやります。((^▽^)/) 5日前の話なんですが、新聞を広げると、2面目に結構大きく‟子ども体罰親の3割超”と載っていました。 我が家の新聞は、地方紙ですが、日経新聞やその他、多くの新聞にも載っていたようです。 私も息子の子育てで体罰については、いろいろ考えることが多かったので、この記事をきっかけに子どもの体罰について再度考えたいと思います。 この記事が伝えたいことは? この記事が伝えたいことは、‟体罰

                                                                2021年5月16日厚生労働省実態調査公表「子ども体罰親の3割超」を深読みしてみた - 50代で子育て専業主夫になった私の日記
                                                              • 「韓国人はなぜ日本を嫌うのか」についてのある一つの答え(佐藤 優) @gendai_biz

                                                                「韓国よりも格下」という価値観 本書で11冊目となる『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズは、池上彰氏による世界年鑑だ。新型コロナウイルスによる感染症がパンデミックに発展したことでグローバル化に歯止めがかかりつつある。この状況をわかりやすく説明している。 池上氏は、〈相手を理解するには、その国の人の宗教観や世界観に立たない限り「なぜそう考えるのか」が理解できません。これが「内在的論理」を理解するということです。世界のさまざまなニュースの裏にはさまざまな国の歴史や文化、哲学があります。違いを知ろうとしてほしいと思います〉と述べる。 評者も相手の内在的論理を知るというアプローチが世界を理解するために不可欠と考える。もっとも相手の内在的論理を知ることは、その論理を受け入れることを意味するものではない。例えば、韓国の対日感情についてだ。 〈韓国で使われている中学校の歴史教科書の日本語訳を見ると

                                                                  「韓国人はなぜ日本を嫌うのか」についてのある一つの答え(佐藤 優) @gendai_biz
                                                                • 「なぜ日本経済は絶対に破滅しないのか?」について宇宙戦艦ヤマトの世界観を使って、イヤになるほど説明する!(高瀬嘉隆@ガミ公💙💛侵略戦争反対垢) - カクヨム

                                                                  日本の債務問題をかつてない視点から解き明かそうとする真面目な試みです 高瀬嘉隆@ガミ公💙💛侵略戦争反対垢 ガミラス帝国政府・経済企画庁所管の独法機関『銀河方面経済研究所』(←帝国エリート官僚の天下り先)からの委託を受けて、隣の星雲から遠路はるばる日本にやってきた平凡な非正規雇用研究員です。帝国二級市民出身です。日本を中心としたテロン人の経済について研究し、本国にレポを送っている新自由主義者の宇宙人です。基本、M・フリードマンが唱えるマネタリストですが、同時に社会民主的な福祉国家支持者でもあります。野蛮人の皆さん、仲良くしてね(≧∀≦) 皆さんもどこかで「日本の借金ガー」みたいな話を何処かで聞いたことはありませんか? 日本はGDPの二倍の国債を発行し、このために日本は破滅するしかない(:_;)…みたいな話です。 本当でしょうか…( ・᷄д・᷅ )? 随分長いこと言われて久しいのですが、一

                                                                    「なぜ日本経済は絶対に破滅しないのか?」について宇宙戦艦ヤマトの世界観を使って、イヤになるほど説明する!(高瀬嘉隆@ガミ公💙💛侵略戦争反対垢) - カクヨム
                                                                  • 米国における人体実験と政策

                                                                    第5回 米国における人体実験と政策 前回および前々回に見たように、米国はニュルンベルク裁判でナチスの人体実験を裁く一方で、日本軍の人体実験は隠蔽しました。しかしその米国の国内でも、医学の名の下にさまざまな人体実験が行われ、スキャンダルを巻き起こしました。今回は、こうした米国内の人体実験事件と、その当時の倫理的基準、および事件に対応して生みだされてきた政策に関してまとめてみます。 1. 放射線被曝実験 【Advisory Committee on Human Radiation Experiments, Final Report, Executive Summary およびアルバカーキー・トリビューン編『プルトニウム人体実験』を参照】 1993年11月15日、米国ニューメキシコ州アルバカーキーの新聞『アルバカーキー・トリビューン』は、米国の科学者たちが1945年から1947年にかけて、18人

                                                                    • 【欧米諸国が日本を愛しているという幻想…日本人が知らない、欧米「アジア人差別」】欧米諸国による「血塗られたアジア人差別」~日本人は「けだもの」あえて「原爆投下」を選んだトルーマンの人種差別~

                                                                      【欧米諸国が日本を愛しているという幻想…日本人が知らない、欧米「アジア人差別」】欧米諸国による「血塗られたアジア人差別」~日本人は「けだもの」あえて「原爆投下」を選んだトルーマンの人種差別~ ■「ハリウッドで日本人は差別され…」天然パーマを矯正された俳優、松崎悠希さんの怒り GLOBE+(朝日新聞) 2022.06.18 https://globe.asahi.com/article/14641613 ~~~ 俳優は松崎悠希さん(40)。 1999年に渡米し、「硫黄島からの手紙」「ピンクパンサー2」など、多くのハリウッド作品に出演している。 近年はキャスティングも手伝っている。 ハリウッドで活動する中で、撮影現場や作品描写で繰り返される日本人への差別や偏見を目の当たりにしてきたという。 やり取りは次のとおり。 ――ハリウッドで活躍している松崎さんは、これまで何度も差別に遭ってきたそうですね

                                                                        【欧米諸国が日本を愛しているという幻想…日本人が知らない、欧米「アジア人差別」】欧米諸国による「血塗られたアジア人差別」~日本人は「けだもの」あえて「原爆投下」を選んだトルーマンの人種差別~
                                                                      • 2024年1月 Books - にっき

                                                                        読んだらなるべく早めに感想をまとめてみる、を漸く実践しはじめた。やはりこちらのほうがかなりスムーズなうえにきちんと思考がまとまる気がする。今年はこのスタイルの継続を目標にします。 1.ジグムント・バウマン 伊藤茂訳『自分とは違った人たちとどう向き合うか-難民問題から考える-』青土社 www.seidosha.co.jp 社会学者バウマンが最晩年に取り組んだ著作。ヨーロッパにおける中東などからの難民受け入れに関するさまざまな事象について、排外主義やナショナリズム、ポピュリズムなどの問題から検討している。 バウマンは欧米諸国の状況を例に、難民に向けられる不信感や敵意について整理する。そのうえで、「相互不信から抜け出す道に立ち塞がる最初の障害物は対話の拒絶である。言い換えれば、無視や無関心から生じると同時に、それらをいっそう強める沈黙である(p.23)」と指摘している。重要なのは「対話/会話」で

                                                                          2024年1月 Books - にっき
                                                                        • 「在日コリアンの存在は、日本の植民地支配と何の関係もない、普通の移民と同じだ」と述べるあなたへ、あるいはそう考える誰かへ|sooja

                                                                          「在日コリアンの存在は、日本の植民地支配と何の関係もない、普通の移民と同じだ」と述べるあなたへ、あるいはそう考える誰かへ 当該記事に関して、至る所に事実と異なる点がある為、取り上げご指摘させて頂きます。 ― 取り急ぎの回答・歴史の初歩的な説明に替えて ― 最初に述べておきますが、あなたの記事は事実情報として書かれていない不足点も多く間違いが多い事に加え、導き出したタイトルの結論の間違いぶりはあまりにも酷いのと、また私の記事から端を発している事から放置・看過する事もできず、勝手に私からの「回答」としてお伝えさせて頂きます。 述べられた内容について私は多々否定する事になりますが、あなた自身を否定しているわけではないのでくれぐれも攻撃されているなんて誤解せず、出来るだけ素直にまっさらな気持ちで読んでほしいです。でないと時間をかけて丁寧に書いている意味がないので。 私は本当の歴史を知ってもらうため

                                                                            「在日コリアンの存在は、日本の植民地支配と何の関係もない、普通の移民と同じだ」と述べるあなたへ、あるいはそう考える誰かへ|sooja
                                                                          • 米田知子が語る、写真によってとらえた「見えざる記憶と歴史」

                                                                            米田知子が語る、写真によってとらえた「見えざる記憶と歴史」2021年にスペインのマフレ財団にて大規模な個展が予定されている米田知子は、土地や遺物に残された記憶と歴史を、写真によって浮かび上がらせてきた。20世紀という時代を見つめ続けてきたその軌跡と、これからの展望について聞いた。 文=山内宏泰 写真=手塚棗 米田知子、「DOMANI・明日2020」開催中の国立新美術館にて カメラでとらえ続けてきた「History」と「Story」 1990年代からたゆまず続く米田知子の創作には、太い棒のごとき一貫性がある。追求するべきテーマに20世紀の「記憶」と「歴史」を掲げ、それらを表すためのコンセプトとして「見えるものと見えないもののあいだ」という概念を設定。用いるメディアはいつも写真で、綿密なリサーチと取材を重ねるジャーナリスティックな制作手法をとる。 作品の形式としては、対になるものを併置すること

                                                                              米田知子が語る、写真によってとらえた「見えざる記憶と歴史」
                                                                            • 中野耕太郎『20世紀アメリカの夢』(岩波新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                                                              1月20 中野耕太郎『20世紀アメリカの夢』(岩波新書) 9点 カテゴリ:歴史・宗教9点 岩波新書から刊行されている〈シリーズ アメリカ合衆国史〉の第3巻。20世紀の幕開けから1970年代までを取り扱っています。 実は、岩波新書からは中国史も刊行中で、このアメリカ合衆国史のほうはスルーするつもりだったのですが、この第3巻に関してはネットなどでの評判も非常に良いので読んでみました。 読んだら評判通りに面白かったです! 1900〜70年代というと、大統領を見ても、セオドア・ローズヴェルトがいて、ウィルソンがいて、フランクリン・ローズヴェルトがいて、ケネディがいて、といった具合に豪華絢爛であり、これを250ページ以内の新書に収めることは不可能では? と思ってしましますが、それを社会思想やそれに基づいた社会政策などの面から鮮やかに読み解いていきます。 特にフランクリン・ローズヴェルト以降の民主党を

                                                                              • 【読書感想】戦争はいかに終結したか-二度の大戦からベトナム、イラクまで ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                                                                戦争はいかに終結したか-二度の大戦からベトナム、イラクまで (中公新書 2652) 作者:千々和 泰明中央公論新社Amazon Kindle版もあります。 戦争はいかに終結したか 二度の大戦からベトナム、イラクまで (中公新書) 作者:千々和泰明中央公論新社Amazon 第二次世界大戦の悲劇を繰り返さない――戦争の抑止を追求してきた戦後日本。しかし先の戦争での日本の過ちは終戦政策の失敗にもあった。戦争はいかに収拾できるのだろうか。第一次世界大戦、第二次世界大戦から戦後の朝鮮戦争とベトナム戦争、さらに近年の湾岸戦争やイラク戦争まで20世紀以降の主要な戦争の終結過程を分析。「根本的解決と妥協的和平のジレンマ」を切り口に、あるべき出口戦略を考える。 僕自身は、幸運なことに、日本が直接他国と交戦している時代を経験したことはありません。 「戦争は悪」「戦争は絶対にやってはいけない」という「平和教育」

                                                                                  【読書感想】戦争はいかに終結したか-二度の大戦からベトナム、イラクまで ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                                                                • 戦後75年の日本外交を振り返る【兼原信克】【白鳥潤一郎】

                                                                                  『公研』2020年8月号「対話」 兼原 信克・同志社大学特別客員教授×白鳥 潤一郎・放送大学准教授 終戦から75年経ち、日本は経済大国として世界に確固たる地位を占めた。しかし、世界の平和・安定に対して十分な役割を果たしてきたと言えるのだろうか。また、現実的で具体的な安全保障を行ってきたのだろうか? 戦後の日本外交を振り返り、この先の戦略を構想する。 コロナ危機が世界の潮流を大きく変えることはない 白鳥 「終戦」から75年が経ちました。今日は戦後の日本外交のいくつかの場面を振り返って考えてみますが、その前に未だ収束に至っていないコロナ危機が今後の世界に与える影響について、意見を交換できればと思います。 コロナ後の世界については、すでにいろいろな事態が想定されています。ただし予測することはできないし難しいのではないか、というのが私自身の率直な印象です。「ウィズコロナ」という考え方も打ち出されて

                                                                                    戦後75年の日本外交を振り返る【兼原信克】【白鳥潤一郎】