並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 106件

新着順 人気順

8月15日 終戦 新聞の検索結果1 - 40 件 / 106件

  • 原爆投下を「仕方なかった」と正当化&肯定する意見に反論する記事 - 日常にツベルクリン注射を‥

    もうすぐ76回目の終戦記念日、そして原爆投下の日を迎えます。コロナ禍の影響で去年に引き続き慰霊行事は縮小されてしまうかもしれませんが、例年8月になると、平和への想いを強くさせられます。 ところで、あなたは広島と長崎に落とされた原爆についてどのようにお考えですか? アメリカの調査機関であるピュー・リサーチ・センターが2015年1~2月に日米で同時に行った意識調査を見ると、アメリカ人全体の56%が原爆投下を「正当化される」と認識しているようです。 出典:原爆投下を正当化するのは、どんなアメリカ人なのか?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト アメリカ人の中では未だに「原爆投下は仕方ない」「むしろ正しかった行為だ」という価値観を持つ人が過半数を占めます。そして、原爆を投下された側の日本人でさえ原爆投下を正当化している人が14%存在しているのです。7人に1人は原爆投下は「仕方なかった」とみな

      原爆投下を「仕方なかった」と正当化&肯定する意見に反論する記事 - 日常にツベルクリン注射を‥
    • 国産ロケットH3の打ち上げは「失敗」である

      固体ロケットブースターへの着火信号が出ず、打ち上げられなかったH3ロケット(JAXAのライブ中継動画から) <国産ロケットH3の打ち上げは「中止」か「失敗」か。共同通信記者が炎上しているが、同じことをアメリカや中国がやれば、どう表現するのか> 国産ロケット「H3」の打ち上げが、......と書き始めたところで、どのような言葉を続けるべきなのか、分からずにいる。というのも「中止」か「失敗」か、どちらの言葉で形容すべき事態なのか判然としないからだ。そう思って2月18日付の朝刊各紙の見出しを比べると、次のようになっていた。 <朝日新聞> 新型「H3」打ち上げ中止 <毎日新聞> H3発射直前で中止 <読売新聞> H3打ち上げ直前中止 <日経新聞> H3打ち上げ「中止」 <産経新聞> H3打ち上げ中止 <東京新聞> H3ロケット発射できず なるほど、世論の趨勢はすでに「中止」ということで片が付き始め

        国産ロケットH3の打ち上げは「失敗」である
      • 戦争証言に「嘘は明白」との指摘が拡散「731部隊は大学卒のみの採用」は誤り、少年隊の実態は?

        生物兵器などの研究にあたったとされる旧日本軍の「731部隊」に所属していた男性の証言の記事に対し、「嘘」だと指摘するツイートが拡散している。 記事内で男性は14歳で入隊したと語っているが、ツイートではそれに対し「731部隊は大学卒のみの採用でした。嘘は明白」などとしている。 だが、この指摘は「誤り」だ。731部隊(関東軍防疫給水部)には、14歳でも入ることのできる軍属の組織「少年隊」が存在していたことが、公文書や証言などから明らかになっている。BuzzFeed Newsは、ファクトチェックを実施した。 731部隊の正式名称は関東軍防疫給水部。中国東北部(旧満州)で、感染症やワクチンなどのほか、細菌の研究をしていたとされる。捕虜を用いた人体実験や生物兵器の開発、細菌戦に関する証言も多く残されてきた。 そのうえで、指摘を受けているのは、現代ビジネスが終戦の日、8月15日に配信した《731部隊の

          戦争証言に「嘘は明白」との指摘が拡散「731部隊は大学卒のみの採用」は誤り、少年隊の実態は?
        • 大好きなおじいちゃんが「戦争犯罪人」だった? 高2の夏に知った祖父の過去(小暮 聡子)

          1945年8月15日。その前日に日本はポツダム宣言を受諾し、第二次世界大戦は実質的に終わった。この戦争で、世界中の人々が大切な家族や友人を失い、傷つき、その痛みは今もさまざまな形で残されている。 戦後76年になる今年、岩手県の釜石市郷土資料館である企画展が開催されている(緊急事態宣言により臨時休館中、宣言開けに展示期間を延長予定)。「釜石の捕虜収容所―記録と記憶を後世へ―」というテーマで、戦時中に釜石収容所の所長を務め、戦後は「戦犯」として有罪となった日本人収容所所長の手記と、当時捕虜となっていた方々の手記、その両方を展示するものだ。 この所長、稲木誠さんはなぜ戦犯とされたのか。捕虜収容所で何があったのか。その現実に向き合い、長く調べてきたのが、『ニューズウィーク日本版』記者の小暮聡子さんだ。小暮さんは20年以上前、高校生のときに祖父である稲木さんが捕虜収容所の所長だったことを知ったのだと

            大好きなおじいちゃんが「戦争犯罪人」だった? 高2の夏に知った祖父の過去(小暮 聡子)
          • 歴史改変かリアリティか『この世界の片隅に』のセリフが変わった意味(佐々木 俊尚) @gendai_biz

            2020年8月15日は、75回目の終戦記念日だ。そして8月6日には広島に、9日には長崎に原子爆弾が投下された。戦争を知る人がどんどん少なくなるからこそ、私たちはその現実を語り継ぐ必要がある。しかし「戦争」を題材とした映画やドラマが、必ずしも「史実」とは限らない。作られた時代の背景も踏まえて考証することで、私たちは「戦争」をより深く感じ取ることができるはずだ。 ジャーナリストの佐々木俊尚さんが戦後に作られた映画を分析していく「映画から見る戦後史」、今回は2016年に公開され、大絶賛を浴びた『この世界の片隅に』にたどり着くまでの作品を紐解いていく。 戦死した兵士たちは、 戦後の日本を豊かだと思うのか 1935年(昭和10)生まれの倉本聰が脚本を書いた『歸國』という戯曲がある。2009年に初演され、2010年にはテレビドラマになった。アジア太平洋戦争で戦死した日本軍兵士たちの英霊が、60余年ぶり

              歴史改変かリアリティか『この世界の片隅に』のセリフが変わった意味(佐々木 俊尚) @gendai_biz
            • 「旭日旗」持ち込み問題で生じる東京五輪組織委への疑問…江川紹子の提言

              物議を醸す旭日旗 (c)fotlia 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、韓国が求めていた旭日旗の持ち込み禁止を行わない方針を示した。韓国政府は国際オリンピック委員会(IOC)にも旭日旗禁止を要請。だがIOCは、「競技会場は、あらゆる政治活動と無縁であるべきだ。大会で懸念が出た際は、ケース・バイ・ケースで対応する」というコメントを発表しただけで、態度をはっきりさせていない。 旭日旗をめぐる声 旭日旗をめぐっては、それぞれの立場から次のような意見が表明されている。 (1) 韓国側は、旭日旗を「周辺国家に過去の軍国主義と帝国主義の象徴と認識されている。ナチスのハーケンクロイツ(かぎ十字)と同じ戦犯旗」と主張。旭日旗そのものだけでなく、「旭日旗をイメージさせる」デザインに対しても過敏に反応する。「扇」をモチーフにしたパラリンピックのメダルが、「旭日旗をイメージさせる」として、変更を求め

                「旭日旗」持ち込み問題で生じる東京五輪組織委への疑問…江川紹子の提言
              • 《今日で満洲事変から89年》靖国神社“軍服コスプレ参拝”を始めたのは誰か調べてみた(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                毎年、終戦記念日となると話題になる、靖国神社の「軍服コスプレ」。同神社に批判的な者はもとより、肯定的な者にも、「英霊に失礼」などとあまり評判がよろしくないが、このような光景はいつはじまったのか。 【写真】この記事の写真を見る(6枚) 「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」。平成の天皇が5年前このように発言した満洲事変の勃発より、今日(9月18日)でちょうど89年。そんな記念すべき日に、戦争が終わったとされる日の、ふしぎな現象を振り返ってみたい。 浅草で旧陸軍の軍服を仕入れた18歳「旧陸軍軍服姿、少佐の襟章の神奈川県厚木市、●●●●さん(18)。『中学校のころから戦争映画や“コンバット”を見て軍人が好きになった。軍服は浅草で仕入れました。天皇陛下は神様です』。26日に陸上自衛隊入隊とか」(中日新聞、1987年

                  《今日で満洲事変から89年》靖国神社“軍服コスプレ参拝”を始めたのは誰か調べてみた(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                • なぜ大人になると友達作りがヘタになるのか、オッサンになってやっとわかった

                  先日、小学校時代の友人と会った時のことだ。 30余年ぶりの友人は風貌も変わり、お互いに子ども時代の原型をまったく留めていない。 しかし自転車で遠くまで遊びに行った時のこと、思い出の駄菓子屋、ガムくじで100円を引き当て50円アイス2本にして食べたことまで、お互いに鮮明に覚えていた。 全く無意味な会話かもしれないが、100円の幸せが一生モノの思い出になっていることに心温まり、美味しい酒をともにすることができた。 思えば私たちは、いつからこんなふうに“無意味な友達”を作れなくなるのだろう。 小学校時代には、一度肩を組んで野球でもすれば親友だったのに、中学、高校・・・と年を重ねるに連れ、友達づくりのハードルが上がる。 社会人にもなると、気のおけない人間関係を0から構築するのは恋人を作るよりも至難の業だ。 友達作りというスキルにおいて、大人は小学生にすら敵わなくなる。 しかし問題は、「それはなぜな

                    なぜ大人になると友達作りがヘタになるのか、オッサンになってやっとわかった
                  • 14色のペン:安倍元首相批判は「日本人じゃない」? | 毎日新聞

                    終戦から77年を迎え、靖国神社を訪れ記念写真を撮る人たち=東京都千代田区で2022年8月15日午後0時26分、小出洋平撮影 皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれません。根拠は不明だけど、何となくもっともらしい日本人論。安倍晋三元首相をはじめ、著名人が亡くなるたびに、こんな不思議な言説もあらわれます。【学芸部・吉井理記】 またも恥ずかしい話だが、僕は勉強ぎらいの子どもだった。 親に「大人になったら『もっと勉強しておけばよかった』と必ず後悔するよ」と言われ続けたが、へへん、と笑っていた。 そうして今、後悔しているのだが、幸いこの仕事は勉強の連続で、時に「先生」と慕いたくなる人に出会う機会もある。僕にとってその一人が7年前に取材した社会心理学者の山岸俊男さんだ。 「日本人は集団主義で、米国人は個人主義だ」といったいかにもそれらしい言説を、科学的な実験で検証し、覆してきた人だ。この時の取材でも

                      14色のペン:安倍元首相批判は「日本人じゃない」? | 毎日新聞
                    • ひろしまタイムラインに“差別扇動”批判 NHK原爆企画 「朝鮮人」ツイート巡り | 毎日新聞

                      「もし75年前にSNSがあったら」という設定で、NHK広島放送局が今年3月からツイッターで展開している「1945ひろしまタイムライン」。実在の3人の日記を基に、架空の広島市民3人のアカウントが原爆投下当日の様子を“実況”するなど話題を呼び、計41万超のフォロワーがついている。8月15日の「終戦」以降もツイートは続いているが、ここに来て「朝鮮人」をめぐる記述について「差別を扇動している」という批判が広がっている。何が問題なのか。【野村房代/統合デジタル取材センター】 「朝鮮人の群衆が乗り込んでくる」 批判が集まっているのは中学1年生の少年「シュン」のアカウント。8月20日に次のような投稿があった。 <朝鮮人だ!! 大阪駅で戦勝国となった朝鮮人の群衆が、列車に乗り込んでくる!> <「俺たちは戦勝国民だ!敗戦国は出て行け!」 圧倒的な威力と迫力。 怒鳴りながら超満員の列車の窓という窓を叩(たた)

                        ひろしまタイムラインに“差別扇動”批判 NHK原爆企画 「朝鮮人」ツイート巡り | 毎日新聞
                      • いちご新聞8月号|いちごの王さまからのメッセージ|サンリオ

                        いちご新聞8月号|いちごの王さまからのメッセージ ひとりひとりの『みんななかよく』が、いずれ世界の平和へつながっていくと王さまは信じています。 今年も8月号のいちごの王さまからのメッセージを書く時がやってきましたが、王さまは、とても重苦しい気持ちでペンを握っています。 「世界は平和から遠ざかっている」世界中の人々が今、そう考えているのではないでしょうか? 毎年8月号のいちご新聞で王さまの戦争体験、平和へのメッセージをずっと書き続けてきたことも虚しく、ニュースでは連日、人命が失われ、街が破壊される恐ろしい戦いが終わる気配を見せないことを報じています。しかも、どんどん世界中を巻き込んでいるようで、武力しか通用しない争いが21世紀になっても起こり続けていることに、王さまは心の底から悲しくてたまりません。 世界唯一の核被爆国である日本で行われた今年5月のG7サミットでは、各国のトップが広島の原爆記

                          いちご新聞8月号|いちごの王さまからのメッセージ|サンリオ
                        • タイ国元首相プラモード氏の記者時代の発言「日本というお母さんは~」は名越二荒之助の捏造ではないか - 電脳塵芥

                          【2022年12月30日更新】 nou-yunyun.hatenablog.com サービス範囲の拡大によって新たな事実が判明し、少なくとも名越二荒之助の捏造ではないことは確実となりました。詳しくは上記記事で。 名言?調査ククリット・プラモード編です*1。ネットで流布している発言には細かなところが違う亜種がいくつか存在するので下記に引用する発言は画像の文言とは異なります。そこだけは悪しからず。 ・ネルー編 ・スカルノ編 なお、この案件ですが既に早川タダノリ氏が論座において、 『百田尚樹『日本国紀』に登場した謎の記事を追う』というシリーズにおいてこの発言の出典や経緯を語っています。序盤ではこの記事に依拠しながら進めていきます。この記事の独自性は最後の方にあるのでめんどくさい方はそちらをどうぞ。 発言の使用頻度の高さ 十二月八日 日本のおかげでアジア諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、

                            タイ国元首相プラモード氏の記者時代の発言「日本というお母さんは~」は名越二荒之助の捏造ではないか - 電脳塵芥
                          • いちご新聞8月号|いちごの王さまからのメッセージ|サンリオ

                            暑い日が続いていますが、みなさんは元気に頑張っていますか? 毎日毎日、新型コロナウイルスのことを心配しながら過ごす憂鬱な日々が続いていて、『コロナ疲れ』なんて言葉も使われていますが、世界中が今現在もこの病気と戦い続けています。決定的に効く薬が開発されるまでは安心できない状況ですから、みなさんもまだまだ気をつけて過ごしてください。 王さまも新型コロナが日本で発生して以来、3回連続でこのメッセージに新型コロナのことを書いてきましたが、8月号のいちごの王さまのメッセージだけは、今年もどうしても75年前の忘れられないあの日の出来事、1945年、王さまが18歳で高等工業学校(現在の大学)の1年生だった時のことを書かなければなりません。 人間は、どんなに大変な出来事や体験も、年月の経過とともに記憶が薄らいでしまい、「あんなことがあった」と思い出すこと自体を忘れていってしまうものです。 だから、王さまは

                              いちご新聞8月号|いちごの王さまからのメッセージ|サンリオ
                            • 戦争画は芸術かプロパガンダか 日本人は鑑賞禁止の美術展、「再現」した藤井光の視点:朝日新聞GLOBE+

                              間もなく77回目の「終戦の日」(8月15日)がやってくる。日本の人口の8割以上が戦後生まれとなったいま、戦争の体験や記憶を継承することはますます難しくなっている。 一方でロシアによるウクライナ侵攻は世界に衝撃を与え、戦争の生々しい有様が報道を通じて日々伝わってくる。 遠ざかる過去の出来事と現在を、私たちはどのように結びつけることができるのだろうか。アートを通して戦争という歴史に接続する試みを紹介したい。 アーティストの藤井光は綿密なリサーチを通して歴史上の出来事に接近し、「リエナクトメント」(再演)という手法を用いて多くの作品を制作してきた。 先日東京都現代美術館で開催された「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)2020-2022 受賞記念展」(2022年3月19日〜6月19日)注1)において、藤井は、日中戦争、太平洋戦争中に日本人画家たちによって描かれた「

                                戦争画は芸術かプロパガンダか 日本人は鑑賞禁止の美術展、「再現」した藤井光の視点:朝日新聞GLOBE+
                              • 歴史に学ぶ接収されたグローバル企業の顛末|yusugiura

                                政治的な理由で、現地法人の資産が接収されることは、歴史において珍しくない。では、差し押さえられたらどうなるのか?その後を見通すことはできるのだろうか?残念ながら未来は予測できないため、唯一可能なことは、歴史から個別ケースを学ぶことであろう。 歴史を振り返れば、約80年前、日本とアメリカは戦争をしていた。そして1941年12月8日未明の真珠湾攻撃の直前まで、アメリカ発祥のグローバル企業は、日本に進出してビジネスをしていた。戦前の日本国内のミシン市場はシンガー社が独占し、自動車市場ではフォードとGMの2社がシェアを独占していた。今では信じられない話だが、そのような時代があった。 つまり、戦前に日本へ進出していたアメリカ企業が、どのような顛末を迎えたかをみれば、「接収された資産のその後」について、参考になるだろう。今回は、1920年代から1930年代を舞台に、当時、グローバルな自動車メーカーであ

                                  歴史に学ぶ接収されたグローバル企業の顛末|yusugiura
                                • 東京大空襲で地下鉄への避難が禁じられた理由、コロナ医療崩壊に通じる日本の悪習

                                  くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事

                                    東京大空襲で地下鉄への避難が禁じられた理由、コロナ医療崩壊に通じる日本の悪習
                                  • 小泉進次郎氏が靖国参拝 | 毎日新聞

                                    靖国神社での参拝を終えた小泉進次郎衆院議員=東京都千代田区で2019年8月15日午前8時7分、滝川大貴撮影 自民党の小泉進次郎厚生労働部会長(衆院議員)は終戦の日の15日午前8時ごろ、東京・九段北の靖国神社に参拝した。参拝後、記者団の呼びかけに応じず、神社を後にした。 一方、安倍晋三首相は終戦記念日の15日午前、東京・九段北の靖国神社に自民党総裁として私費で玉串料を奉納した。参拝は今年も見送り、稲田朋美…

                                      小泉進次郎氏が靖国参拝 | 毎日新聞
                                    • 女性に右も左もない! 安倍前首相の「秘蔵っ子」稲田朋美の大変身「女性のいない民主主義」と自民党批判(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                      自民党総裁選に出馬した女性は小池百合子都知事だけ[ロンドン発]安倍晋三前首相の「秘蔵っ子」として要職に起用され、「保守の花道」を歩んできた稲田朋美元防衛相の「日本は“女性のいない民主主義”」という発言が英リベラル紙ガーディアンに取り上げられました。 稲田氏の発言を取り上げる英紙ガーディアン電子版(筆者がスクリーンショット)「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍前首相の親衛隊だった稲田氏がガーディアン紙にこんな形で取り上げられるのは極めて異例のことです。 稲田氏は9月16日に「【森法務大臣が退任の挨拶に来られました!】森大臣とは同じ女性議員として、かつて閣僚としてご一緒しました。女性議員は新内閣には2人、党4役にはいません。女性の活躍、多様性が求められる時代に『女性のいない民主主義』からの脱却を目指して、女性議員飛躍の会でこれからも頑張ります!」とツイートしています。 ガーディアン紙は、稲田

                                        女性に右も左もない! 安倍前首相の「秘蔵っ子」稲田朋美の大変身「女性のいない民主主義」と自民党批判(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                      • 平和が続く日本で高まる「敵地攻撃論」の想像以上の危うさ

                                        1941年、京都市生まれ。64年早稲田大学政経学部卒、朝日新聞社入社。68年から防衛庁担当、米ジョージタウン大戦略国際問題研究所主任研究員、同大学講師、編集委員(防衛担当)、ストックホルム国際平和問題研究所客員研究員、AERA副編集長、編集委員、筑波大学客員教授などを歴任。動画サイト「デモクラTV」レギュラーコメンテーター。『Superpowers at Sea』(オクスフォード大・出版局)、『日本を囲む軍事力の構図』(中経出版)、『北朝鮮・中国はどれだけ恐いか』など著書多数。 田岡俊次の戦略目からウロコ 中国を始めとする新興国の台頭によって、世界の軍事・安全保障の枠組みは不安定な時期に入っている。日本を代表する軍事ジャーナリストの田岡氏が、独自の視点で、世に流布されている軍事・安全保障の常識を覆す。さらに、ビジネスにも役立つ戦略的思考法にも言及する。 バックナンバー一覧 日本のミサイル防

                                          平和が続く日本で高まる「敵地攻撃論」の想像以上の危うさ
                                        • 8月15日、終戦記念日に考えてほしい「台湾統治」のこと(田中美帆) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                          日本の8月15日との違い 2019年8月15日は新しい元号「令和」初の終戦記念日である。終戦から74回目の8月15日。とりわけ8月に入ると日本では、広島と長崎の原爆記念日、そして終戦記念日とあるので日本のテレビでは今年なら終戦から74年、といったあの戦争を忘れないための特番が放送される。新聞も同様だ。 台湾では類似の報道を見かけることはない。たとえば、今年8月8日には台湾東北部を震源とする地震があり、その日から8月9日にかけては台風9号が通過した関係で、関連情報が一気に増えたものの、台湾のテレビは基本的に来年の台湾総統選挙に向けた報道一色である。 総じていうなら、8月15日は日本人にとって特別な日ではあっても、一般の台湾人にとっては普通の日に過ぎない。たとえば韓国では「光復節」として位置づけられているのとはちょっと違っている。 「光復節」を辞書で引くと、「朝鮮が日本の植民地支配から解放され

                                            8月15日、終戦記念日に考えてほしい「台湾統治」のこと(田中美帆) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                          • 漫画家ちばてつやさん 60年後の今明かす、あの事件の「真相」 | 毎日新聞

                                            インタビューに応じるちばてつやさん。背景は代表作「あしたのジョー」の主人公、矢吹丈=東京都練馬区で2020年7月22日、竹内紀臣撮影 数々の名作を世に送り出した漫画家のちばてつやさん(82)は今年デビュー65年。今春、短編作品集「あしあと ちばてつや追想短編集」(小学館)を刊行した。旧満州(現中国東北部)からの引き揚げなど自伝的な内容で、戦後日本の歩みが庶民目線でリアルに描かれている。また、漫画家生命の危機となった「ある事件」の真相が明らかにされており、ファンには興味深い一冊だ。本作への思いを聞いた。【屋代尚則/学芸部】 壮絶な体験 インタビューはオンラインだった。画面に映るちばさんの背景には、代表作「あしたのジョー」の主人公、矢吹丈の大きな絵が見える。ふと、バラックが並ぶ下町で、丈が駆け回る場面を思い出した。 ちばさんにとって終生忘れられない記憶が、旧満州からの引き揚げ体験だ。収録された

                                              漫画家ちばてつやさん 60年後の今明かす、あの事件の「真相」 | 毎日新聞
                                            • デマ情報で徹底抗戦を呼び掛けるビラ発見 終戦直後の群馬、埼玉県内でまかれたか:東京新聞 TOKYO Web

                                              1945年8月15日の終戦直後、徹底抗戦を唱える一部軍人が群馬、埼玉両県内でまいたとみられるビラが見つかった。降伏を受け入れない兵士らが各地で反乱を呼びかけた文書はほとんどが廃棄され、現物が残っていたのは珍しい。専門家は「自分たちの行動を正当化している。反乱の論理を知る貴重な資料」と指摘する。(小松田健一) ビラは、新聞や号外を収集している号外研究家で「小林近現代資料文庫」を主宰する小林宗之さん(39)=京都市=が一昨年7月、1945年8月16日付の上毛新聞(群馬県の地元紙)とセットで入手した。B5判程度の大きさで、紙質はかなり悪い。発信元は「皇(スメラ)陸軍」となっている。

                                                デマ情報で徹底抗戦を呼び掛けるビラ発見 終戦直後の群馬、埼玉県内でまかれたか:東京新聞 TOKYO Web
                                              • 『南山の朝鮮神宮跡地』

                                                朝鮮神宮のあった南山を1946〜47年に撮影した写真がある。まだ、鳥居と石段が残っている。 DesignerspartySeoul, Korea, 1946-1947photographer Cecil B. White DesignerspartySeoul, Korea, 1946-1947photographer Cecil B. White 8月15日正午に、ポツダム宣言受諾の天皇の放送があると、朝鮮神宮ではすぐに対応を協議、「神霊昇神儀」を行うものとし、翌日総督府関係官員参列のもとにこの儀式が行われた。要するに、たとえ壊されたとしても、もうそれは「神社にあらず」というかたちにしたのである。 神社の関係者とか総督府の担当者は、日本が戦争に負けた途端に、日本が朝鮮に作った神社は朝鮮の人々の「仕返し」の標的にされると思っていたということだ。 御神体は8月24日に汝矣島飛行場から日本に送

                                                  『南山の朝鮮神宮跡地』
                                                • 佐々木俊尚が分析、原爆の象徴『ゴジラ』シリーズが伝える「戦後」(佐々木 俊尚) @gendai_biz

                                                  2020年8月15日には75回目の終戦記念日を迎える。戦争を知る人たちが少なくなって いくからこそ、私たちは戦争のことを語り継ぐ必要がある。ジャーナリストの佐々木俊尚さんが映画を通して「戦後」を考える「戦後映画史」。 8月6日、広島に原爆が落とされた本日は、1950年代の『ゴジラ』と『きけ、わだつみの声』にクローズアップ、映画から伝わる「戦争」「戦後」をひもとく。 映画やドラマには時代の感覚が封じ込められる 映画やドラマには、制作された時代の感覚がつねに封じめられている。2016年の日本人は『シン・ゴジラ』を観て、だれもがすぐに福島第一原発事故を思い出した。しかし100年先の未来の日本人が『シン・ゴジラ』を観て、大昔の原発事故に思い至るだろうか? 同時代の感覚は強烈に人々にインパクトを与えるが、時間が経つとその時代感覚は薄れていく。作品は後世に残り続けても、その作品をめぐる人々の思いや感覚

                                                    佐々木俊尚が分析、原爆の象徴『ゴジラ』シリーズが伝える「戦後」(佐々木 俊尚) @gendai_biz
                                                  • 就活まで日韓関係が悪化~韓国人学生の未来が危機へ(石渡嶺司) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                    国交回復後、最悪の日韓関係日本、韓国ともに、日韓関係の悪化が各メディアで報じられています。 8月2日に日本が安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「グループA(旧・ホワイト国)」から、韓国を外す決定を行いました。 これに対して文在寅大統領は「決して座視しない」(2019年8月2日・共同通信)と強い口調で批判。 以後、日本製品の不買運動や日韓交流の中止、韓国人観光客の日本旅行取りやめなどが相次いでいます。 8月15日は日本にとっては「終戦の日」ですが、韓国にとっては「光復節」。同日に、文大統領がさらに日本批判を強める(または日本旅行の規制等の報復措置)を発表するのでは、との観測も出てきました。 さて、外交の専門家でもなく、韓国の専門家でもない私がなぜ、日韓関係に言及しているのか。それは、もちろん、私の専門である就職にも影響が出ているからです。 韓国雇用労働部、日本企業締め出しへ今年9月にソウル

                                                      就活まで日韓関係が悪化~韓国人学生の未来が危機へ(石渡嶺司) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                    • 「歴史に向き合わず、対立を煽る「目眩まし政治・メディア」の危うさ」青山学院大学法学部教授 申 惠丰 | 特集/米中覇権戦争の行方

                                                      徴用工判決への報復措置、「平和の少女像」展示への圧力、そしてメディアの狂奔 今年(2019)年夏、とりわけ韓国にまつわる事柄に関連して起こった一連の事態は、今の日本の政治と社会が抱えている様々な歪みを、極端かつ醜悪な形で表出させたものだった。 昨年10月に韓国の大法院(最高裁)が、第二次大戦中に徴用され強制労働させられた元徴用工が新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟で訴えを認めたことで、日本政府は7月1日、日韓請求権協定で請求権問題は解決済みのはずなのに韓国がその約束を破り、「日韓の信頼関係が著しく損なわれたと言わざるをえない状況だ」として、韓国に対する輸出の優遇措置を見直し、半導体の製造などに使われる原材料3種について輸出の規制を強化するという異例の措置に出た(「半導体などの原材料 韓国への輸出規制強化」)。 政府は、世界貿易機関(WTO)協定に反する報復措置とみられることを意識してその後こ

                                                      • カラー写真で見るきのこ雲の衝撃 &夏はトトロを見る(笑)  - ベルギーの密かな愉しみ

                                                        戦争のことを考える8月です。 前回に続き、今日も戦争について新たに学んだことなどをメモしておこう。 昔の白黒写真のカラー化 カラーで見るときのこ雲の恐ろしさが限りない。 75年前の今日。1945年8月9日11時2分,長崎原爆投下。写真は香焼島から松田弘道が撮影したきのこ雲。ニューラルネットワークによる自動色付け+手動補正。 pic.twitter.com/WnO5PCCAuf — 渡邉英徳 (@hwtnv) 2020年8月8日 元の写真はこちら原爆投下15分後に爆心地から9.4㌔の旧香焼村の造船所から撮影された巨大な雲(松田弘道氏撮影) 写真|【西日本新聞ニュース】 地名の香焼はこうやぎと読むそうだ。香焼にこのとき立って見ていたあの人たちはどうしたんだろう。雲の立体感・重層感に加え、カラー化により立ち現れた雲の複雑な色に驚く。 写真のカラー化や補正をなさっているのは、渡邉英徳氏(東京大学

                                                          カラー写真で見るきのこ雲の衝撃 &夏はトトロを見る(笑)  - ベルギーの密かな愉しみ
                                                        • 三浦春馬さんの自殺からウェルテル効果を考える【後追い自殺を防ぐ報道ルール・メディアの在り方】 - 現役外資系コンサル虎の巻【コンサルへの就職・中途未経験の転職希望者必見の情報満載】

                                                          最初に、私のスタンスを書かせていただきますが、 自殺は悪です、自ら死を選ぶことは悪いことです。 加えて故人に対する批判をする気もありません。 一つ言えることは、見た目も良くて、歌もうまくて、背も高くて売れっ子 で多くの人が羨むような存在に見える三浦春馬さんが自殺と言う手段を取られたことに対して、普段、私たちが見ているものは表面的なものだけであって、 人の内面には外に出ていない苦悩があるんだろうなと言うことを再認識しました。 ウェルテル効果とは 祖父の話 ウェルテル効果とは 自殺に関連した事象として ウェルテル効果 と呼ばれるものがあることを皆様ご存じでしょうか。 一言で言うと、マスコミの自殺報道に影響され、自殺が増える事象 を指しています。 この事象は、ゲーテ著の「若きウェルテルの悩み」で主人公のウェルテルが最終的に自殺したに影響された若者が多数自殺したことに由来しています。 自殺が自殺を

                                                            三浦春馬さんの自殺からウェルテル効果を考える【後追い自殺を防ぐ報道ルール・メディアの在り方】 - 現役外資系コンサル虎の巻【コンサルへの就職・中途未経験の転職希望者必見の情報満載】
                                                          • 麻武戦争は代理戦争に非ず - 地雷の宝庫

                                                            ①代理戦争にあらず(2020年7月分) 戦争の発端 2011統一地方選・2012衆院選・2013県議選 2014補欠選 前哨戦_2016年福岡6区補選 そして来るべき、2019年統一地方選挙 更に波乱は続く 県連会長選出 アソタケ戦争の勝敗予想 ②アソタケ戦争の更なる発展(2020年12月加筆) 兄弟分の失態 山口3区に飛び火 ③武田良太という政治家(2021年1月加筆) 家庭教師が田中六助 亀井オヤジとの出会い 『なら母さんが死んでくれ』 公認なんていらねえよ 公明党・北原守の涙と推薦書 石原慎太郎のユーモア オヤジの土下座 初当選、減った14キロ 田中六助像の前での男泣き ④お膝元の動乱(2021年3月加筆) 麻生太郎と村上智信 つまり、分裂は分裂 総裁選と貰い事故(2021年10月前半加筆) 武闘派しかおらんのか 今日も平和 ⑤出陣式レポ(2021年10月20日加筆) 主催者挨拶 i

                                                              麻武戦争は代理戦争に非ず - 地雷の宝庫
                                                            • 太平洋戦争中の“わが家の新聞”~13歳が見た終戦の日 | NHK | WEB特集

                                                              「家のことはしんぱいされづ 一日もはやく にくきヤンキーを撃めつしてください」 昭和19年、当時13歳の少年が書いた「わが家の新聞」です。 離れて暮らす父親に宛てて、日々の出来事や家族の様子が記されています。 戦争末期から終戦直後にかけての克明な日記も残されていて、そこには終戦の日の率直な思いも。 少年の目には戦争はどのように映っていたのか。 そしてどう日常を取り戻していったのか。 日記や新聞を手掛かりに足跡をたどりました。 (大阪拠点放送局 記者 加藤拓巳) 8月15日 水曜 晴れ少し曇り 「昼から天皇陛下おん自らのご放送と言われるので何かいいことかと思っていたら/無条件降伏とか話しているし、寺でも話しているし、4時ごろ新聞も来たのに必勝を信じ切っていたので、デマとばかり思っていたのに/何とも言えぬ悲しみ心では泣けてきた」 昭和20年8月15日。 日本人が敗戦を知った、あの日の日記です。

                                                                太平洋戦争中の“わが家の新聞”~13歳が見た終戦の日 | NHK | WEB特集
                                                              • 中曽根康弘の遺言「歴史認識、憲法改正……言い残しておきたいこと」【特別公開】|文藝春秋digital

                                                                11月29日朝、中曽根康弘元首相が亡くなりました。101歳でした。中曽根氏は1918年、群馬県生まれ。東大卒業後、旧内務省に入り、海軍主計少佐を経て、1947年に衆院に初当選。防衛大臣、通産大臣、自民党幹事長を歴任後、1982年に第71代内閣総理大臣に就任しました。中曽根政権は、戦後5番目に長い政権です。ロナルド・レーガン米大統領とは「ロン・ヤス」と呼び合う関係で、日米関係の良好化に貢献したことで知られています。 そんな中曽根氏が、『文藝春秋』(2015年9月号)で「大勲位の遺言」と題する文章を発表し、若者たちへのメッセージを残していました。今回、その全文を特別公開いたします。 中曽根氏のご冥福をお祈りいたします。日本人としての誇りや責任をどう考えるか まもなく70年目の終戦の日を迎える。70年前の8月15日、私は海軍主計大尉として香川県高松で玉音放送を聞いた。電波の状況が悪く、雑音も多い

                                                                  中曽根康弘の遺言「歴史認識、憲法改正……言い残しておきたいこと」【特別公開】|文藝春秋digital
                                                                • アメリカの代理戦争と緩衝国家の安全保障――琉球列島のトリップワイヤー化を問う 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治 | 長周新聞

                                                                  「台湾有事」を想定したミサイル基地化が進む沖縄県宮古島市で10日、「琉球弧を平和の緩衝地帯に」と題し、東京外国語大学教授(紛争予防・平和構築学)の伊勢崎賢治氏を講師に招いた講演会が開かれた。主催は、ブルーインパルス飛行NO! 下地島・宮古空港軍事利用反対実行委員会。約200人が参加した講演会で、伊勢崎氏は、国連職員として赴いた各地の紛争地域での停戦調停やアフガニスタンで武装解除に携わった経験から、ウクライナ情勢が日本に突きつける問題を指摘。また大国同士の戦争によって真っ先に戦場になる運命にある「緩衝国家」であることを意識し、「ボーダーランド(国境地帯)」をあえて非武装化して戦争回避のための信頼醸成の要にする国防戦略の選択肢について、世界各国の事例をまじえながら提起した。講演内容を紹介する。(文責・編集部) ○            ○ この77年間、日本は幸か不幸か戦争を身近に感じてこなか

                                                                    アメリカの代理戦争と緩衝国家の安全保障――琉球列島のトリップワイヤー化を問う 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治 | 長周新聞
                                                                  • 冷え込む日韓関係(上) 経済への波及、韓国に危機感 木村幹 神戸大学教授 - 日本経済新聞

                                                                    ポイント○韓国人には生活に直結する「今」こそ大事○日本の輸出管理厳格化で韓国世論は硬化○歴史認識巡る韓国側対応への不満伝えよ8月15日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は毎年恒例の光復節の演説を行った。日本では終戦記念日に当たる同日は、韓国にとっては1945年の日本による植民地支配の終わり、その3年後の48年8月15日の大韓民国政府樹立の二重の記念日だ。また植民地支配の終わりと同時に始まった

                                                                      冷え込む日韓関係(上) 経済への波及、韓国に危機感 木村幹 神戸大学教授 - 日本経済新聞
                                                                    • 常夏通信:その54 74年目の東京大空襲(40) 日本社会はこのまま戦争被害者を切り捨てるのか? | 毎日新聞

                                                                      東京大空襲から75年、東京都慰霊堂で焼香する人たち。新型コロナ禍の影響で、参列者は激減した=東京都慰霊堂(墨田区)で2020年3月10日、栗原俊雄撮影 一年中、「8月ジャーナリズム」=戦争報道をしている常夏記者こと私は、ここ10年ほど、1年のうち特定の日に東京都内の特定の場所に行く。たとえば……。 ①2月26日=賢崇寺(けんそうじ、港区)。1936年の「2・26事件」で処刑された青年将校らの追悼法要が行われる。 ②3月10日=東京都慰霊堂(墨田区)。東京大空襲と関東大震災の犠牲者を追悼する「春季慰霊大法要」。 ③5月25日=善光寺(港区)。東京大空襲に続く、米爆撃機B29による無差別爆撃(山の手大空襲)の被害者の追悼法要。 ④8月15日=靖国神社(千代田区)。 ⑤8月23日=国立千鳥ケ淵戦没者墓苑(同)。ソ連の独裁者スターリンがこの日に出した秘密指令により、日本人およそ60万人がシベリアな

                                                                        常夏通信:その54 74年目の東京大空襲(40) 日本社会はこのまま戦争被害者を切り捨てるのか? | 毎日新聞
                                                                      • 終戦の日に捕虜を処刑した日本軍の犯罪 森友問題に通じる忖度の構図 | 毎日新聞

                                                                        旧真田山陸軍墓地を訪れる吉岡武さん。右奥の仮設小屋の周辺で、米軍捕虜5人が処刑・埋葬された=大阪市天王寺区で2021年7月30日午後1時20分ごろ、高橋昌紀撮影 終戦の日、米軍の捕虜5人が秘密裏に処刑された。昭和天皇が「玉音放送」で太平洋戦争の終わりを告げた後、大阪市で起きたことだ。ポツダム宣言による降伏を受け入れたにもかかわらず、実行された日本軍の戦争犯罪。なぜ、戦争が終わったのに捕虜を殺さなければいけなかったのか。実態を取材すると、現代の日本政治でも問題となっている権力者への「忖度(そんたく)」が背景に見えてきた。【高橋昌紀】 陸軍の墓地が処刑場に 「最初の2人は斬首。日本刀を振るった手がしびれたのか、残りの3人は銃殺にしたそうです」 大阪城天守閣から南へ1・5キロの旧真田山(さなだやま)陸軍墓地(大阪市天王寺区)。墓地を研究するNPO法人「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」の副理

                                                                          終戦の日に捕虜を処刑した日本軍の犯罪 森友問題に通じる忖度の構図 | 毎日新聞
                                                                        • 「仕方がなかった――」万能の言葉が歪める戦争責任 九大生体解剖事件から問い直す - 石川智也|論座アーカイブ

                                                                          「仕方がなかった――」万能の言葉が歪める戦争責任 九大生体解剖事件から問い直す 劇作家・古川健が描き出す「組織と個」 石川智也 朝日新聞記者 今年も8月15日がやってきた。 終戦から76年目の夏も、昨年同様コロナ禍で規模は縮小されながらも、各地で平和祈念の催しが開かれた。えも言われぬやるせなさを抱いてしまうのは、老齢に達した語り部たちの、自分たちが最後の証言者になるであろうという切実な覚悟とは対照的な、原稿読み飛ばしや式典遅参というこの国トップの醜態があったからではない。戦争体験談においてはいつも「加害」よりも「被害」のエクリチュールの方が圧倒的に多い、という理由だけでもない。 8月という月は、私たち日本人をどこか運命論者のようにしてしまう。一年の折り返し点は6月末のはずだが、なぜか私には、旧盆のさなかの8月15日、夏の極みのこの日こそが一年のエントロピーの頂点という気がしてならない。様々

                                                                            「仕方がなかった――」万能の言葉が歪める戦争責任 九大生体解剖事件から問い直す - 石川智也|論座アーカイブ
                                                                          • 第1回 5分でわかる〝ブラジル勝ち負け抗争〟入門 | 封印された分断 ブラジル勝ち負け抗争――小説『灼熱』刊行記念 | 葉真中顕 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                                                                            著者: 葉真中顕 フェイクニュースと、それによる人々の分断――。それは今に始まった問題ではありません。 戦後ブラジルの日本移民の間で起きた、「勝ち負け抗争」もそのひとつ。「日本が戦争に勝った」と信じる人が多数を占め、敗戦を認識した少数との間で抗争が勃発、多くの死傷者が出ました。この抗争をもとに、小説『灼熱』を著した葉真中さんは、調べを進めるうち、事件の様々な側面や要因を知ることに。現代にも繋がる問題として、そして小説の副読本としてもお読みいただける「勝ち負け抗争」について解き明かす短期連載です。 まえがき こんにちは。作家の葉(は)真(ま)中(なか)顕(あき)です。 みなさんはこんなニュースを目にしたり耳にしたことはないでしょうか。 「2020年のアメリカ大統領選挙で勝ったのはトランプ元大統領だった」 「新型コロナウイルスのワクチンを打つと不妊になる」 これらはいわゆるフェイクニュース。現

                                                                              第1回 5分でわかる〝ブラジル勝ち負け抗争〟入門 | 封印された分断 ブラジル勝ち負け抗争――小説『灼熱』刊行記念 | 葉真中顕 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                                                                            • 【徹底考察】ジブリ映画『君たちはどう生きるか』産屋の禁忌・13個の積み木の意味とラストの意味(ネタバレ解説) - ユリイカ

                                                                              (画像参照:文末に記載) こんにちは、ユリイカです。 今回は、スタジオジブリの映画最新作『君たちはどう生きるか』について解説・考察します。 【追記】 2024.3.11 第96回アカデミー賞 長編アニメーション賞を受賞しました。 日本作品の受賞は、同じく宮崎駿が監督を務めた「千と千尋の神隠し」以来、21年ぶりです。 (詳細:【アカデミー賞速報】長編アニメーション賞は「君たちはどう生きるか」、宮崎駿が21年ぶり受賞 – 映画ナタリー (natalie.mu)) 【追記】 2024.1.8 第81回ゴールデン・グローブ賞 アニメーション作品賞を受賞しました。 日本作品のアニメーション作品賞受賞は史上初の快挙となります。 (詳細:ジブリ『君たちはどう生きるか』ゴールデン・グローブ賞を受賞!(シネマトゥデイ) – Yahoo!ニュース) The Boy and the Heron – Import

                                                                                【徹底考察】ジブリ映画『君たちはどう生きるか』産屋の禁忌・13個の積み木の意味とラストの意味(ネタバレ解説) - ユリイカ
                                                                              • 日本国憲法は「強姦によって生まれた私生児」だ、しかし... 宮澤喜一氏がオフレコで語った「護憲」の理由

                                                                                日本国憲法は「強姦によって生まれた私生児」だ、しかし... 宮澤喜一氏がオフレコで語った「護憲」の理由 歴代首相の中でもハト派の代表格だと考えられてきた宮澤喜一氏(2007年没)が、2020年5月3日に施行から丸73年を迎えた憲法について、「強姦によって生まれた私生児」「その私生児がもうここまで育ってしまった以上、これを認め、自分の子供として育てていく以外にない」などと語っていた。 発言があったのは中曽根政権下の1985年11月。中曽根康弘元首相が生前に国立国会図書館(東京都千代田区)に寄託した大量の資料の中には、新聞記者の取材メモも大量に含まれており、その中の「宮沢(完全オフレコ懇談)」と書かれたメモに記されていた。1997年に行われた中曽根氏との対談では「我々自身で産んだものでなく、とかく違和感はあった」「我々が憲法というものを育て、使い込んでいった部分がある」などと語っていた宮澤氏。

                                                                                  日本国憲法は「強姦によって生まれた私生児」だ、しかし... 宮澤喜一氏がオフレコで語った「護憲」の理由
                                                                                • ビンタ炸裂、目が動いた瞬間に…熱中症で倒れても無視、終戦直後に1億玉砕へ訓練 「私を切って」挙手した16歳女子|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題

                                                                                  「当時は死ぬことしか考えていなかった。そう思い込まされた軍国主義が許せない」と語る田中邦雄さん=愛知県阿久比町の自宅で(2022年5月3日撮影) 田中邦雄さんら神風特攻後続隊の有志5人が隠れ住んでいたという宝林院の本堂=秩父市久那 終戦直後、無条件降伏阻止と1億玉砕を唱えて、若い男女十数人が秩父の山中や民家に隠れ住んでいた。元陸軍将校が率いた私設部隊「神風特攻後続隊」の有志たちだ。宝林院に1カ月半ほど潜伏した故田中邦雄さん=5月13日、97歳で死去、愛知県=は「完全に秘密で潜伏していたから知る人はいなかった。僕は死に場所を求めていた」と語っていた。 ■新聞で隊員募集 神風特攻後続隊は、国粋主義者の常岡瀧雄・元陸軍少佐が退役後に組織した民間の軍事部隊。敗戦が色濃くなった1945年2月ごろ、全国各地の新聞広告で志願者を募った。「本土決戦に備え、特攻隊に続く人材確保と役割を持っていた」と田中さん

                                                                                    ビンタ炸裂、目が動いた瞬間に…熱中症で倒れても無視、終戦直後に1億玉砕へ訓練 「私を切って」挙手した16歳女子|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題