並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 80件

新着順 人気順

jaxa h3 打ち上げ失敗の検索結果1 - 40 件 / 80件

  • 「H3」初号機打ち上げ失敗【速報中】2段目点火せず指令破壊

    日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機が7日午前10時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、2段目のロケットが点火せず、その後、指令破壊の信号が送られ、打ち上げは失敗しました。 これを受けてJAXA=宇宙航空研究開発機構が会見し、山川宏理事長は「ご期待に応えられず、深くおわびを申し上げます」と謝罪しました。 発射から13分55秒後に「指令破壊」 「H3」初号機の打ち上げは7日午前10時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターで行われ、計画では、打ち上げからおよそ17分後に、搭載した地球観測衛星「だいち3号」を軌道に投入する予定でした。 ところが、発射から13分55秒後、ミッションを達成する見込みがないとして地上からの指令でロケットを爆破する「指令破壊」の信号が送られ打ち上げは失敗しました。 「H3」の打ち上げは当初、2020年度の予定でしたが、新型のメインエンジンの開

      「H3」初号機打ち上げ失敗【速報中】2段目点火せず指令破壊
    • 「JAXAに打ち上げ失敗を認めさせたい人」への説明に悩んでいる

      2月17日のH3ロケットの打ち上げについて、次の江川紹子さんのツイートに限らず「JAXAに打ち上げ失敗を認めさせたい」という意見ががはてブにもツイッターにも大量に見かけました。 Shoko Egawa on Twitter: "「失敗」か「中止」か。後者は、何らかの判断があって止めたニュアンス。でもJAXAは「失敗とは考えていない」と。メディアも「失敗」との言葉を避けている。失敗を失敗と認め、失敗から学んで次につなげればよいのでは…という気がするが。" https://twitter.com/amneris84/status/1626791731973980160 おそらく「失敗を認めたくないから意地を張っている」という考えが根底にあるもしれないのですが、そういう事じゃないんだよと言うことを説明したいと思って頑張って書いてみたい。 ちなみにマスコミが失敗と報道するのは自由だと思っています。

        「JAXAに打ち上げ失敗を認めさせたい人」への説明に悩んでいる
      • H3ロケット初号機、打ち上げ失敗 2段目エンジン着火せず指令破壊 | 毎日新聞

        種子島宇宙センターから発射されたが、打ち上げに失敗した「H3ロケット初号機」=鹿児島県南種子町で2023年3月7日午前10時37分、平川義之撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型主力機H3ロケット初号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から発射したが、2段目のエンジンが着火せず、発射から約14分後に指令破壊した。搭載した地球観測衛星「だいち3号」を予定の軌道に打ち上げられず、発射は失敗した。 JAXAは2022年10月の小型主力機イプシロンロケット6号機にも失敗している。相次ぐ失敗で日本の宇宙開発への影響は不可避で、大きな痛手となる。 指令破壊は、機体が思わぬ場所に墜落して被害を及ぼさないよう、地上から指示を出して爆破する操作。機体はフィリピン東方沖の海上に落下したとみられ、被害は確認されていない。

          H3ロケット初号機、打ち上げ失敗 2段目エンジン着火せず指令破壊 | 毎日新聞
        • 「H3」ロケット2号機 地球観測衛星搭載せず打ち上げへ | NHK

          今年度後半に打ち上げが予定されている日本の新たな主力ロケット「H3」の2号機について、文部科学省は24日、ことし3月の初号機の打ち上げ失敗を受けて計画を変更し、開発中の地球観測衛星を搭載せずに打ち上げる方針を示しました。 これは24日、文部科学省が国の宇宙開発について審議する宇宙開発利用部会で説明しました。 日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機はことし3月7日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたあと、2段目のエンジンが着火せず打ち上げに失敗し、搭載していた地球観測衛星「だいち3号」が失われました。 24日の会議でJAXA=宇宙航空研究開発機構は、失敗の原因究明について説明するとともに、今年度後半に打ち上げが予定されているH3の2号機に搭載するため開発中の「だいち4号」について、「喪失するリスクは政策的な影響や関連分野への影響を考えると非常に大きなものになる」と説明しました。

            「H3」ロケット2号機 地球観測衛星搭載せず打ち上げへ | NHK
          • H3ロケット打ち上げ失敗、指令破壊。科学ライター・大貫剛氏の解説に涙「だいち3号が失われたのは痛恨」

            JAXA種子島宇宙センター @tnsc_JAXA JAXA種子島宇宙センターの公式アカウントです。宇宙科学技術館の情報や、島のお天気、宇宙センターの見どころなどをご紹介します。ご予約・お問合せはこちらから→ fanfun.jaxa.jp/visit/tanegash… jaxa.jp/about/centers/…

              H3ロケット打ち上げ失敗、指令破壊。科学ライター・大貫剛氏の解説に涙「だいち3号が失われたのは痛恨」
            • 「H3」ロケット2号機「目標軌道に到達」前回の失敗乗り越える | NHK

              「H3」の2号機は17日午前9時22分すぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。 JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、2号機は補助ロケットや1段目のエンジンを切り離しながら上昇を続け、午前9時40分ごろ、ロケットの2段目のエンジンの燃焼が停止し目標の軌道に到達したということです。 その後、搭載した2つの超小型衛星を切り離して軌道に投入したほか、アルミ製の模擬衛星の分離動作も確認するなど計画どおりに飛行し、打ち上げに初めて成功しました。 「H3」は去年3月に打ち上げた初号機では2段目のエンジンが着火せず打ち上げに失敗していて、JAXAなどはおよそ1年かけて対策を講じ、17日の打ち上げに臨んでいました。 「H3」は、現在運用されているH2Aに代わる新たな主力ロケットで、激しさを増す宇宙ビジネスをめぐる国際競争で今後の日本の宇宙開発を担う“切り札”として対抗していくことが

                「H3」ロケット2号機「目標軌道に到達」前回の失敗乗り越える | NHK
              • 「過去に聞いたことない」専門家も驚き H3ロケット打ち上げ失敗 | 毎日新聞

                種子島宇宙センターから発射されたが、地球観測衛星「だいち3号」の打ち上げに失敗した「H3ロケット初号機」=鹿児島県南種子町で2023年3月7日午前10時37分、本社ヘリから上入来尚撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型主力機H3ロケット初号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から発射した。 2段目エンジン着火確認されず指令破壊 JAXAによると、2段目のエンジンの着火が確認されず、地上から指令破壊の信号を出した。搭載した地球観測衛星「だいち3号」を予定の軌道に打ち上げられず、発射は失敗した。 この失敗について、科学技術ジャーナリストの松浦晋也さんは「(ロケットの)2段目のエンジンの不着火による打ち上げ失敗は、過去に国内外でもあまり聞いたことがなく驚いている。原因がまだ分からないが、初号機の失敗は決して珍しいものではない。どれだけ早くリカバリーできるかが重要だ」と話した。

                  「過去に聞いたことない」専門家も驚き H3ロケット打ち上げ失敗 | 毎日新聞
                • 【速報】打ち上げ「失敗は成功のもと」 H3ロケットで永岡文科相(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース

                  日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機が、17日の打ち上げを中止したことについて、永岡文科相は「失敗は成功のもと」と述べ、その後、失敗ではなかったと釈明した。 永岡文科相は「失敗は成功のもとでございますので、前を向いて、しっかりと進めていきたい」と述べ、「失敗ではないです」との指摘に「ごめんなさい。申し訳ありません」と釈明した。 17日午前、種子島宇宙センターで予定されていた「H3」の初号機の打ち上げ中止の原因について、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は会見を行い、「エンジンの点火後にシステムが異常を検知し、補助ロケットに着火信号が送られなかった」、「ものすごく悔しい」と涙ながらに説明した。 JAXAは「トラブルの原因を究明し、今年度内に再度、打ち上げを目指したい」としている。

                    【速報】打ち上げ「失敗は成功のもと」 H3ロケットで永岡文科相(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
                  • maromiso on Twitter: "H3打ち上げ失敗に関して。まるでJAXAが下町ロケットのように真っ直ぐ取り組んでいると考えている声が多いですが、国内外の宇宙関連事業を見てきた立場からは複雑です。日本に素晴らしい技術者がいることは事実ですが、少なくとも組織としては、日本の政治と同様に全く前向きではありません。"

                    H3打ち上げ失敗に関して。まるでJAXAが下町ロケットのように真っ直ぐ取り組んでいると考えている声が多いですが、国内外の宇宙関連事業を見てきた立場からは複雑です。日本に素晴らしい技術者がいることは事実ですが、少なくとも組織としては、日本の政治と同様に全く前向きではありません。

                      maromiso on Twitter: "H3打ち上げ失敗に関して。まるでJAXAが下町ロケットのように真っ直ぐ取り組んでいると考えている声が多いですが、国内外の宇宙関連事業を見てきた立場からは複雑です。日本に素晴らしい技術者がいることは事実ですが、少なくとも組織としては、日本の政治と同様に全く前向きではありません。"
                    • エンジニア視点だからこそ抱く「冗長系がH3ロケットを救えたのでは?」の疑問。原因調査が出した答えは?(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      3月7日に打ち上げに失敗したH3ロケット試験機1号機。トラブルが起きたのは、2段のエンジン着火を制御する電気系統だった。2系統あるフライトコンピューターがエンジンの制御機器部分から異常な電流を検知し、2系統とも安全のために電源を遮断。点火器や2段エンジンへ推進剤を供給するバルブなど電気系統の機器は電源を絶たれて動作せず、ロケットは飛行を中断した。安全のため地上からの指令破壊信号でロケットの機体は破壊(爆破ではなく、タンクを割って飛行を止める)され、搭載された地球観測衛星「だいち3号」ごとフィリピンの東方沖の海に沈んだ。 H3ロケットの第2段エンジンはH-IIAから引き継いだもので、これまでH-IIAでは40回以上も着火失敗というトラブルなく飛行してきたものだ。ただ、H-IIAでは1系統だったロケット2段のフライトコンピューターがH3では2系統の冗長構成に変更されている。試験機1号機ではA系

                        エンジニア視点だからこそ抱く「冗長系がH3ロケットを救えたのでは?」の疑問。原因調査が出した答えは?(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 「打ち上げ失敗の原因は半導体の不具合などが多い印象」、JAXA名誉教授の的川氏

                        「初号機打ち上げの時はできる限りチェック・アンド・レビューを実施する。チェックしきれない部分も残るが、チェックしていないのが理由で失敗するケースはあまりない。(打ち上げに失敗するのは)半導体がうまく働かなかったとか、機械に不良品があったといった理由が多い気がする」 日本記者クラブが2023年3月8日に開催した国産ロケットに関する勉強会で、講師を務めた宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授の的川泰宣氏は、ロケットの打ち上げ失敗に関する個人的な印象としてこう語った。 「私が記者なら質問したかった」 勉強会では、日本のロケット開発を切り開いた故糸川英夫氏と発射場を選ぶ時のエピソードや、JAXAの名称が決められた過程などを交えて、日本の国産ロケットの歴史を概説。その後、報道陣の質問に答えた。報道陣からは、勉強会前日の2023年3月7日に失敗に終わったH3ロケットの打ち上げに関する質問が集中した。

                          「打ち上げ失敗の原因は半導体の不具合などが多い印象」、JAXA名誉教授の的川氏
                        • H3ロケットの失敗は短絡の可能性が強まる、具体的な故障シナリオの検討へ

                          宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月27日、H3ロケット初号機の打ち上げ失敗原因について、調査状況を文部科学省の有識者会合にて報告した。まだ原因の特定には至っていないものの、第2段エンジンで短絡/地絡が発生した可能性が高いことを突き止めており、計17の故障シナリオを抽出、検証を進めていることが明らかにされた。 種子島宇宙センターより打ち上げられたH3ロケット初号機 短絡/地絡が発生したという推定の根拠は? H3ロケット初号機は、3月7日に打ち上げを実施。第1段の飛行に問題は無かったものの、第2段エンジンの着火が行われず、衛星の軌道投入に失敗していた。前回の報告では、着火やバルブ制御を行う「ニューマティックパッケージ」(PNP)で電流異常を検出、その結果として電源が遮断され、着火が行われなかったことまで分かっていた。 この異常を引き起こした要因として、前回は、以下の3つを推定。今回、3種類

                            H3ロケットの失敗は短絡の可能性が強まる、具体的な故障シナリオの検討へ
                          • H3ロケット、打ち上げ失敗 三菱重工の株価暴落

                            関連記事 H3ロケット、きょう再打ち上げへ ライブ配信も実施 打ち上げを延期していたJAXAの次期主力ロケット「H3」の試験1号機について、3月7日午前10時37分55秒に再打ち上げを実施する。 打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは 打ち上げ中止となった次期主力ロケットの「H3」。17日午後2時からJAXAの公式チャネルで記者会見が配信されたが、そこで話題となったのが共同通信のとある記者の質問だ。 日本の新型ロケット「H3」打ち上がらず 補助ブースター点火に失敗、「メインエンジン」がトレンド1位に 2月17日に打ち上げ予定だった新型ロケット「H3」の試験1号機について、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は打ち上げを中止した。打ち上げ段階でメインエンジンの点火まで進んだものの、補助ブースター「SRB-3」が点火しなかった。 「H3」ロケッ

                              H3ロケット、打ち上げ失敗 三菱重工の株価暴落
                            • H3ロケット初号機の打ち上げ失敗は過電流による電源遮断が原因か?

                              宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月16日、文部科学省(文科省)の「宇宙開発利用に係る調査・安全有識者会合」にて、打ち上げに失敗したH3ロケット初号機の原因調査状況を報告した。まだ原因の特定には至っていないものの、第2段のエンジン側で過電流が発生。この検出によって電源が遮断された可能性が高いという見方が示された。 種子島宇宙センターより打ち上げられたH3ロケット初号機 H3ロケット初号機は3月7日に打ち上げを実施。第1段の飛行は正常に行われたものの、第2段エンジンの着火が行われず、衛星の軌道投入に失敗していた。この失敗を受け開催された前回の有識者会合では、第一報として電源系統の異常が報告されていたが、この1週間の調査によって、より詳しい状況が分かってきた。 同ロケットでは、以下のようなシーケンスによって、第2段エンジンの着火が行われるはずだった。 まず、ロケット全体の飛行を制御する「2段

                                H3ロケット初号機の打ち上げ失敗は過電流による電源遮断が原因か?
                              • 「JAXAに寄付した」と多くのツイート H3ロケット失敗で「頑張ってほしい」の声集まる

                                JAXAは、政府からの予算を事業の主な財源としているが、寄付金も貴重な財源になっているという。JAXAには1000円から寄付でき、使い道を複数の項目から選ぶことができる。また、特定公益法人への寄付として、所得税・法人税・相続税などの優遇措置(寄付金特別控除)も受けられる。 なお、寄付者には全員にJAXAオリジナルステッカーの他、JAXAの機関誌「JAXA's」のタブロイド版最新号が送られる。高額寄付者にはオリジナルグッズや、寄付銘板への記銘という特典も用意されている。 Twitterでは、打ち上げ失敗後、JAXAを応援すべく寄付の特徴などを紹介したツイートや、ロケット工学系VTuberの呼びかけが拡散。寄付をしたというツイートも次第に増え、寄付者からは「これに負けず本当に頑張ってほしい」「日本の宇宙産業が縮小してほしくない」「悔しかったけど何もせずにはいられなかった」「JAXAにスパチャ投

                                  「JAXAに寄付した」と多くのツイート H3ロケット失敗で「頑張ってほしい」の声集まる
                                • まるで本物のロケット発射場【錦江湾公園】レベルが違う本場のロケット公園 - 🍀tue-noie

                                  先日、「H3」ロケットの打ち上げが中止となったニュースがありました。 最初知った時には、あ、打ち上げ失敗したんだと思ったけど、発射前にシステムで止めたのなら「中止」の表現でも別に気になりません。笑 この「H3」(現在の主力ロケット「H2A」の後継機)は、30年ぶりに開発された国産の大型ロケットだそうなので、打ち上げられるのを見たかったです。次はみんなで応援して盛り上げよう! (もっと大々的にニュースで取り上げて欲しいな) ご存知でしたか、日本には2か所のロケット発射場があります。 ①種子島宇宙センター こちらの宇宙センターが、先日この「H3」の打ち上げが予定されていた場所です。 学校で習った鉄砲伝来で、皆さまお馴染みの種子島とは、鹿児島県にある島です。 ちなみに種子島とは⬇︎赤ピンの島。 お隣の丸い島は、縄文杉で有名な屋久島です。 ⬆︎画像はGoogleマップからお借りしました。 海岸線に

                                    まるで本物のロケット発射場【錦江湾公園】レベルが違う本場のロケット公園 - 🍀tue-noie
                                  • H3ロケット開発遅れ・ジェット旅客機挫折は日本の有能「理系人材」不足が原因(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                    またしても日本の科学技術「神話」が揺らいでいる。2月17日に予定されていたH3ロケットの打ち上げができなかったのだ。主エンジンには着火したが、続いて着火するはずの固体ロケットブースターが作動しなかった。システムが異常を検知して着火信号を送らなかったためという。 【写真】このあまりの低給与、日本は流出する高度専門家を引きとめられるか 新聞の中には「打ち上げ失敗」と見出しを立てたところがあったが、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)の担当者は「失敗ではない」と言う。専門家からすると、異常を検知し設計通りに停止したのだから、「失敗」ではなく「中止」だということらしい。 「失敗」と配信した共同通信の記者がネット上で炎上し、「失敗は成功のもと」と発言した永岡桂子文部科学相も釈明に追われた。担当者からすれば「失敗」と書かれるのは沽券に関わるということか。また、「失敗」という言葉に反応したネット民も「日本

                                      H3ロケット開発遅れ・ジェット旅客機挫折は日本の有能「理系人材」不足が原因(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                    • H3ロケット打ち上げ「失敗」? いえ「中止」です! 実は“まだ飛んでいない” その定義(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース

                                      緊急停止直後のH3ロケット。本来なら白い煙が出続けるはずが、エンジン停止のため途切れている。(画像:しないつぐみ/東京とびもの学会)。 2023年2月17日に予定されていた「H3」ロケットの打ち上げ。日本にとって22年ぶりに迎えた新型ロケットの打ち上げとあって、各方面から大きな注目を集めました。ただ、その打ち上げは離床寸前で中止となりました。第一弾エンジン点火後というまさに発射直前のタイミングでの中止は、1994(平成6)年8月の「H-II」ロケット2号機以来、29年ぶり2回目です。 【小学生? 手書きのポスターも】種子島の各地で見つけた応援メッセージほか 今回は打ち上げも、その中止も、大きな注目を集めました。なかでも一部メディアから「打ち上げは失敗なのではないか?」との問いかけに、JAXA(宇宙航空研究開発機構)側が首を縦に降らなかった場面も。どのような流れで打ち上げ中止に至ったのでしょ

                                        H3ロケット打ち上げ「失敗」? いえ「中止」です! 実は“まだ飛んでいない” その定義(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース
                                      • H3ロケット打ち上げ失敗 「電源系統に異常」JAXA報告

                                        宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、次世代ロケット「H3」の試験1号機の打ち上げ失敗について、第2段エンジン着火指示付近で電源系統に異常があったことを確認した。3月8日に文部科学省で開かれた、宇宙開発利用に係る調査・安全有識者会合で報告した。 H3ロケットは、新開発のエンジンを採用した第1段エンジンと、H2Aロケットに搭載されていたものをベースに開発した第2段エンジンを搭載した2段式エンジンを採用。7日午前10時37分55秒に打ち上げられた。 打ち上げ約5分後、第1段エンジンの分離に成功し、機体側から第2段エンジンへの着火指示(SEIG)を送信。第2段エンジン側でも受信を確認したが、第2段エンジンは点火しなかった。 第2段エンジンへの着火指示付近で、電源系統の異常があったという。機体側かエンジン側の要因かは調査中としている。 第2段エンジンは、電気的なイグナイターで酸素と水素を燃焼させて着

                                          H3ロケット打ち上げ失敗 「電源系統に異常」JAXA報告
                                        • 「H3」打ち上げ失敗 “機器の一部に損傷発生” JAXA | NHK

                                          ことし3月、打ち上げに失敗した新たな主力ロケット「H3」の初号機について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、2段目のエンジンに搭載された機器の一部で損傷が発生したことが打ち上げ失敗の原因だと結論づけました。そのうえで、機器の設計を一部変更するなど対策をしたうえで、できるだけ早く次の「2号機」の打ち上げに挑む考えを示しました。 日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機はことし3月、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、2段目のエンジンが着火せず、打ち上げに失敗しました。 JAXAはこれまで、飛行データを分析し、同じ現象を再現する試験などを通して原因究明を進めてきましたが、23日、文部科学省の会議で、2段目のエンジンに搭載された機器の一部に損傷が発生したことが原因だったと結論づけました。 そのうえで、損傷の要因を、部品に過度の電圧がかかりショートした可能性など大きく3つに絞りこ

                                            「H3」打ち上げ失敗 “機器の一部に損傷発生” JAXA | NHK
                                          • 「H3」“着火前後 機器の一部で電圧などに異常値” JAXA | NHK

                                            日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機が発射後、2段目のエンジンに着火せず打ち上げに失敗した原因について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、飛行時のデータを分析した結果、着火するタイミングの前後、機器の一部で電圧などの値に異常があったことを明らかにしました。 日本の新たな主力ロケット「H3」初号機は7日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、機体の1段目と2段目を分離したあと、2段目のエンジンに着火せず、発射からおよそ14分後にロケットを破壊する信号を送り、打ち上げは失敗しました。 8日に文部科学省で開かれた有識者会議で、JAXAはこれまでの調査結果を報告。 飛行時のデータを分析した結果、2段目のエンジンに、機体から着火の信号が送られ、エンジン側の装置でも受信が確認された一方、着火に必要な機器の一部で電圧などの値が異常を示していたことが判明したということです。 JAXAは

                                              「H3」“着火前後 機器の一部で電圧などに異常値” JAXA | NHK
                                            • イプシロン6号機の失敗原因究明が進む、H3ロケットは一部に設計変更も

                                              宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月11日、宇宙開発利用部会の調査・安全小委員会にて、イプシロン6号機の打ち上げ失敗原因に関する調査状況を報告した。原因については引き続き確認中で、絞り込みに大きな進展は無いものの、いくつか追加情報が出てきたほか、H3ロケットの設計変更に関する方針も明らかになった。 不自然に大きかった燃料タンクの理由は? まずは、最新の調査状況についてだ。これまでの調査により、第2段RCSで問題が起きた可能性のある場所としては、すでにパイロ弁とダイアフラムの2つに絞られていたが、今回の報告では、ダイアフラムについて、より詳しい情報が出てきた。 ダイアフラムは、燃料タンクの内側に設置されたゴム膜である。液体の燃料(ヒドラジン)と、気体の押しガス(窒素)を分離する役割があり、これによって、燃料に確実に圧力を加え、下流のスラスタに押し出すことが可能となっている。 燃料タンク内

                                                イプシロン6号機の失敗原因究明が進む、H3ロケットは一部に設計変更も
                                              • イプシロン6号機の失敗原因、調査で浮かび上がってきた2つの故障シナリオ

                                                宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月16日、宇宙開発利用部会の調査・安全小委員会にて、イプシロン6号機打ち上げ失敗の原因調査状況について報告した。前回の報告から約1カ月が経過したが、JAXAはこの間、膨大な製造・検査データを精査。要因について、大幅な絞り込みに成功し、故障シナリオの検討も行ったという。 火工品の作動不良は要因から排除 10月12日に打ち上げたイプシロン6号機は、2系統ある第2段RCSの片側(+Y側モジュール)で異常が発生、その結果、姿勢を維持できなくなり、衛星の軌道投入に失敗していた。原因は、燃料がどこかで詰まっていたことで、問題が発生した可能性のある場所としては、すでにパイロ弁とダイアフラムの2カ所に絞り込むことができていた。 パイロ弁は、構成する3つの部品(イニシエータ、PCA、バルブ本体)について、製造・検査データに基づいた絞り込みを継続。このうちイニシエータとP

                                                  イプシロン6号機の失敗原因、調査で浮かび上がってきた2つの故障シナリオ
                                                • H3ロケット打ち上げ「失敗」? いえ「中止」です! 実は“まだ飛んでいない” その定義 | 乗りものニュース

                                                  大勢の人が見守るなか、国産新型ロケットH3が打ち上げを中止しました。第一段エンジンに点火したものの飛び立たなかった今回の事例は、“失敗”とも、ただの“中止”とも主張されています。今回の件は“失敗”なのでしょうか。 H3打ち上げ「失敗」ではなく「中止」なぜ? 2023年2月17日に予定されていた「H3」ロケットの打ち上げ。日本にとって22年ぶりに迎えた新型ロケットの打ち上げとあって、各方面から大きな注目を集めました。ただ、その打ち上げは離床寸前で中止となりました。第一弾エンジン点火後というまさに発射直前のタイミングでの中止は、1994(平成6)年8月の「H-II」ロケット2号機以来、29年ぶり2回目です。 今回は打ち上げも、その中止も、大きな注目を集めました。なかでも一部メディアから「打ち上げは失敗なのではないか?」との問いかけに、JAXA(宇宙航空研究開発機構)側が首を縦に降らなかった場面

                                                    H3ロケット打ち上げ「失敗」? いえ「中止」です! 実は“まだ飛んでいない” その定義 | 乗りものニュース
                                                  • H3ロケット初号機、打ち上げ失敗 2段目エンジン着火せず指令破壊(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                    種子島宇宙センターから発射されたが、打ち上げに失敗した「H3ロケット初号機」=鹿児島県南種子町で2023年3月7日午前10時37分、平川義之撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型主力機H3ロケット初号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から発射したが、2段目のエンジンが着火せず、発射から約14分後に指令破壊した。搭載した地球観測衛星「だいち3号」を予定の軌道に打ち上げられず、発射は失敗した。 【写真特集】H3ロケット初号機、発射されたが… JAXAは2022年10月の小型主力機イプシロンロケット6号機にも失敗している。相次ぐ失敗で日本の宇宙開発への影響は不可避で、大きな痛手となる。 指令破壊は、機体が思わぬ場所に墜落して被害を及ぼさないよう、地上から指示を出して爆破する操作。機体はフィリピン東方沖の海上に落下したとみられ、被害は確認されていない。 初号機は2月17日にも電源系統の

                                                      H3ロケット初号機、打ち上げ失敗 2段目エンジン着火せず指令破壊(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                    • ついに初打ち上げ、日本の国産基幹ロケット「H3」――その「凄すぎる全容」完全レポート(山根 一眞)

                                                      打ち上げ中止の真相 2003年3月7日、午前●時●分●秒、H3ロケット1号試験機が種子島宇宙センターから、やっとやっと打ち上げられ、●時●分●秒、「初荷」である先進光学衛星「ALOS-3」(だいち3号)を静止遷移軌道に投入、打ち上げは成功した。 H3初号機は、2023年2月17日に初打ち上げを迎えたが、メインエンジンが点火し白煙(液体酸素と液体水素の燃焼による水蒸気)が上がったもののエンジンは自動停止。2基の補助ロケットブースター(SRB-3)が点火せず、発射台に居座ったままだった。H3は、「僕飛びたくないよ」とダダをこねているように見えた。 発射できなかった原因について、JAXAのプロジェクトマネージャ、岡田匡史(ただし)さんは、「ロケット本体が電源系の異常を検知したため半導体スイッチがOFFとなり、SRB-3に着火信号が送られなかった。自動安全システムにより発射が<中止>されたので、打

                                                        ついに初打ち上げ、日本の国産基幹ロケット「H3」――その「凄すぎる全容」完全レポート(山根 一眞)
                                                      • H3ロケット失敗調査、JAXA「一区切り」 設計変更も検討 - 日本経済新聞

                                                        3月に発生した次世代大型ロケット「H3」初号機の打ち上げ失敗を巡り、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の岡田匡史プロジェクトマネージャは23日、原因調査の作業について「一区切りがついた」との見解を示した。分析は一部継続した上で、2023年度中にも打ち上げが見込まれる2号機以降の機体の設計変更も検討する。同日開かれた、H3の失敗原因を調査する文部科学省の専門家会議で報告した。H3の初号機は機体の2

                                                          H3ロケット失敗調査、JAXA「一区切り」 設計変更も検討 - 日本経済新聞
                                                        • 「H3ロケット」リベンジ果たす 試験機2号機の打ち上げに成功

                                                          H3ロケットを巡っては、2023年3月に試験機1号機を打ち上げたものの、第2段エンジンが点火せず、指令破壊信号を出す結果となっていた。なお、前モデルにあたる「H-IIAロケット」は2024年打ち上げ予定の50号で退役予定となっている。 関連記事 打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは 打ち上げ中止となった次期主力ロケットの「H3」。17日午後2時からJAXAの公式チャネルで記者会見が配信されたが、そこで話題となったのが共同通信のとある記者の質問だ。 H3ロケット、打ち上げ失敗 第2段エンジン点火せず 指令破壊信号を送信 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月7日、次期主力ロケット「H3」の試験1号機を種子島宇宙センターから打ち上げたが、第2段エンジンが点火せず、打ち上げは失敗となった。 「はやぶさ2」分離成功 小惑星へ旅立ち 小惑星探査

                                                            「H3ロケット」リベンジ果たす 試験機2号機の打ち上げに成功
                                                          • H3打ち上げ失敗、電源系統の異常確認 2段目エンジン着火せず | 毎日新聞

                                                            新型主力機H3ロケットの発射に失敗した原因を調べる文部科学省の有識者会議=2023年3月8日午後4時40分、オンライン会議の画面から 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、2段目のエンジンが着火せず発射に失敗した新型主力機H3ロケット初号機について、電源系統の異常を確認したことを明らかにした。 この日の文部科学省の有識者会議でJAXAが調査状況を報告した。 JAXAによると、1段目のエンジンを分離した後、機体から2段目のエンジ…

                                                              H3打ち上げ失敗、電源系統の異常確認 2段目エンジン着火せず | 毎日新聞
                                                            • 「H3」打ち上げ失敗 2段目のエンジンで機器の一部がショートか | NHK

                                                              日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機が打ち上げに失敗した原因についてJAXA=宇宙航空研究開発機構は、着火しなかった2段目のエンジンで機器の一部がショートなどを起こしていた可能性が高いと説明しました。これらの機器の設計は運用中のロケット「H2A」とほぼ同じで、製造時の記録なども含めて詳しく調べる方針です。 日本の新たな主力ロケット「H3」初号機は先月7日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、2段目のエンジンが着火せず、打ち上げは失敗しました。 JAXAは、飛行データの分析や、製造中の「H3」3号機を使い同じ現象を再現させる試験を進めていて、27日、文部科学省の有識者会議でこれまでの調査結果を報告しました。 この中で担当者は、2段目のエンジンで機器の一部が着火直前にショートなどを起こしたため、着火に必要な電気が送られなかった可能性が高いことを明らかにしました。 これらの

                                                                「H3」打ち上げ失敗 2段目のエンジンで機器の一部がショートか | NHK
                                                              • H3 ロケット 1 号機、エンジン不着火の原因は搭載機器の過電流か | スラド サイエンス

                                                                JAXA は 16 日、2 段目エンジンが着火せず打ち上げ失敗に終わった H3 ロケット試験機 1 号機について、これまでの調査結果を宇宙開発利用に係る調査・安全有識者会合で報告した (NHK ニュースの記事、 朝日新聞デジタルの記事、 科学ライター大貫剛氏による会合の文字起こしツイート)。 報告によれば搭載機器の過電流検知により電気系統が遮断されて着火しなかった可能性が高いという。確認された事象としては「V-CON2 (飛行制御コンピューター)からECB(エンジン制御コンピューター)に点火指示が送られた直後、A系B系ともに自己診断プログラムが電源の電圧・電柱異常を検知。その後、エンジンバルブが作動せず、着火に失敗」というものだという。ただし、実際に過電流が流れたのか、それとも誤検知かといった点については現時点では分かっていない。 今回問題が起きた ECB 以下の電気機器は H-IIA ロ

                                                                • H3ロケット試験機1号機打ち上げ中止に関する記者会見 - ただいま村

                                                                  開催日時 2月17日(金)14時~ 登壇者 岡田匡史(おかだ・まさし) JAXA H3プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ プレスリリース JAXA | H3ロケット試験機1号機による先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)の本日の打上げ中止について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を搭載したH3ロケット試験機1号機の打上げを2023年2月17日10時37分55秒(日本標準時)に予定し、作業を進めておりましたが、ロケットの自動カウントダウンシーケンス中に、1段機体システムが異常を検知し、固体ロケットブースタ(SRB-3)の着火信号を送出しなかったため、本日の打上げを中止することといたしました。 現在、詳細状況を確認中です。 JAXA | H3ロケット試験機1号機による先進光学衛星「だいち3号」(AL

                                                                    H3ロケット試験機1号機打ち上げ中止に関する記者会見 - ただいま村
                                                                  • イプシロン6号機の失敗原因は2つに絞り込み、製造・検査データから調査

                                                                    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月28日、宇宙開発利用部会の調査・安全小委員会にて、イプシロン6号機の打ち上げ失敗原因に関する調査状況を報告した。前回(18日)の報告では、姿勢異常を引き起こした原因として3つの要因まで絞り込めていたが、その後の調査により、この中の2つにまで特定が進んだという。 問題が起きたのはパイロ弁か供給配管か 同月12日に打ち上げたイプシロン6号機は、飛行中、第3段を分離する前に、姿勢異常を検出。これは約21°という大きな誤差で、このまま飛行を継続しても衛星の軌道投入はできないため、指令破壊の信号を送出した。この姿勢異常の原因として、第2段RCSの片側が機能していなかったことを突き止めた、というのが前回の報告の内容である。 第2段RCSの概要。両側面に2系統のモジュールが搭載されている (C)JAXA RCSの役割は、姿勢を制御することである。イプシロンの第2段

                                                                      イプシロン6号機の失敗原因は2つに絞り込み、製造・検査データから調査
                                                                    • 専門家「日本の宇宙開発、屋台骨失いかねない」 H3打ち上げ失敗 | 毎日新聞

                                                                      種子島宇宙センターから発射されたが、地球観測衛星「だいち3号」の打ち上げに失敗した「H3ロケット初号機」=鹿児島県南種子町で2023年3月7日午前10時37分、本社ヘリから上入来尚撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型主力機H3ロケット初号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から発射した。 JAXAによると、2段目のエンジンの着火が確認されず、地上から指令破壊の信号を出した。搭載した地球観測衛星「だいち3号」を予定の軌道に打ち上げられず、発射は失敗した。 「原因の特定難しい」 米本浩一・東京理科大教授(航空宇宙工学)は「2段目のエンジンには、駆動するために電動化…

                                                                        専門家「日本の宇宙開発、屋台骨失いかねない」 H3打ち上げ失敗 | 毎日新聞
                                                                      • H3打ち上げ失敗、過電流を自己診断プログラムが検知して電源を遮断か

                                                                        宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2023年3月16日、文部科学省の「宇宙開発利用に係る調査・安全有識者会合」で、同年3月7日に打ち上げに失敗した次期主力ロケット「H3」初号機の事故調査の経過を報告した。 H3初号機は地球観測衛星「だいち3号」を搭載し、2023年3月7日午前10時37分55秒に種子島宇宙センターから打ち上げられた。第1段の燃焼終了・分離までは正常に飛行したが、第2段エンジン「LE-5B-3」が着火しなかったために午前10時51分50秒にミッション達成の見込みなしとして指令破壊コマンドを送信。打ち上げは失敗した。衛星と第2段は、分離した第1段と共に、フィリピン東方沖海域に落下した。(写真:松浦晋也) H3初号機は、第1段分離までは正常に飛行したが、第2段エンジン「LE-5B-3」が着火せず、打ち上げに失敗した。JAXAの報告によると、第2段の制御系がエンジン起動に使う電力系

                                                                          H3打ち上げ失敗、過電流を自己診断プログラムが検知して電源を遮断か
                                                                        • H3打ち上げ失敗「原因究明は年単位」 信頼の2段目「まさか」 | 毎日新聞

                                                                          2本の固体ロケットブースターを分離するH3ロケット初号機。この後も上昇を続けたが、2段目エンジンの着火が確認されず、地上から指令破壊の信号を出した=鹿児島県南種子町で2023年3月7日午前10時39分、平川義之撮影 今後の宇宙開発の根幹を担うH3ロケット初号機が発射に失敗した。搭載されていた重要な観測衛星も失われ、日本のロケット技術への信頼低下は避けられない。新しい主力機で世界の宇宙ビジネスに打って出る日本の宇宙戦略は、早くも崩れ始めた。 2月17日には発射直前に着火しなかった補助の固体ロケットブースターが、最後に火を噴いた。順調に空へ飛び立ったH3ロケット初号機を、種子島宇宙センター(鹿児島県)では大勢の関係者が見守った。 しかし発射から約8分半後「2段目のエンジンに着火していない」というアナウンスが流れ、あたりは騒然となった。関係者の期待もむなしく、機体は指令破壊された。 記者会見した

                                                                            H3打ち上げ失敗「原因究明は年単位」 信頼の2段目「まさか」 | 毎日新聞
                                                                          • 民間企業スペースXは61回成功、日本は成功ゼロ…日本のロケット開発が高価で失敗続きである根本原因 SNSでは成功したと勘違いする人が続出

                                                                            昨年10月のイプシロン、今年3月のH3。どちらも地上から信号を送って機体を破壊した。 宇宙政策に詳しい鈴木一人・東大教授(国際政治経済学)は、「連続して失敗したことで、世界にマイナスの印象を与えた。ロケットの初号機打ち上げ失敗自体は珍しいことではないが、イプシロン失敗を含めて考えると、日本のロケットの開発体制のどこかに問題があるのではないか」と指摘する。 「H3」は、2014年から約2000億円の国費を投じて開発された。日本が新しいロケットを開発するのは30年ぶりで、今後20年にわたって主力ロケットとして使用する予定になっている。 まさに日本の宇宙政策・活動を支える「屋台骨」だ。 安価で売れるロケットを造るのが狙いだが… H3開発の最大の目的として政府が強調してきたのは、ロケット価格を半減させることだ。 現在の主力ロケット「H2A」は約100億円で、世界相場の倍程度と高い。H3はこれを、世

                                                                              民間企業スペースXは61回成功、日本は成功ゼロ…日本のロケット開発が高価で失敗続きである根本原因 SNSでは成功したと勘違いする人が続出
                                                                            • JAXA 新型ロケット「H3」今年度中に2号機打ち上げ目指すと発表 | NHK

                                                                              ことし3月、初号機の打ち上げに失敗した新型ロケット「H3」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構はメインエンジンの燃焼試験の結果などを踏まえて打ち上げに向けためどが立ったとして、今年度中に2号機の打ち上げを目指すと発表しました。 日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機は、ことし3月に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、2段目のエンジンが着火せず打ち上げに失敗し、JAXAは飛行データの分析などを進めて失敗要因を3つに絞り込み対策を講じることにしています。 JAXAは17日に都内で会見を開き、山川宏理事長が、「H3」の初号機の失敗を受けて講じるべき対策を決定したことやメインエンジンの燃焼試験の結果などを踏まえ次の打ち上げに向けためどが立ったと説明しました。 そして、「確実な打ち上げに向けて、かなり進捗(しんちょく)した。できるだけ早く打ち上げたい」と述べ、今年度中に2号機

                                                                                JAXA 新型ロケット「H3」今年度中に2号機打ち上げ目指すと発表 | NHK
                                                                              • 「H3」打ち上げ失敗 想定されるケースは9つ JAXA | NHK

                                                                                ことし3月、打ち上げに失敗した日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、試験や解析などをもとに失敗に至ったと想定されるケースを9つに絞り込み、このうち2つは「H3」だけに搭載された機器が深く関係しているケースだと明らかにしました。 ことし3月、日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機は2段目のエンジンが着火せず打ち上げに失敗し、これまでの調査でエンジン内部の機器がショートなどを起こした可能性が高いことがわかっています。 JAXAは22日、最新の調査結果を報告し、試験や解析などをもとに機器のショートなどに至ったと想定されるケースを9つに絞り込んだと明らかにしました。 2段エンジンの設計は運用中の「H2A」ロケットとほぼ同じですが、「H3」だけに搭載された機器が深く関係しているケースが9つのうち2つあるということです。 残りの7つは「H2A」と共通する

                                                                                  「H3」打ち上げ失敗 想定されるケースは9つ JAXA | NHK
                                                                                • 日本の「H3」ロケット、打ち上げ失敗 指令破壊 - BBCニュース

                                                                                  日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型ロケット「H3」の打ち上げに失敗し、このロケットを爆破した。 JAXAによると、「H3」の試験1号機は鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。しかし、数分後に第2段エンジンが着火しなかったため、指令破壊の措置が取られた。

                                                                                    日本の「H3」ロケット、打ち上げ失敗 指令破壊 - BBCニュース