「昔は夢中でゲームを遊んだが、最近ではゲームを遊ぶと疲れが溜まる。」 「期待してゲームを買ったはいいが、何故かパッケージはビニールを被ったままだ。」 先日はE3が大盛況で、様々な新作に期待で胸を躍らせるニュースのなか、読者諸賢の中にはこのように、少しゲームに冷めてしまった方もいるだろう。 昔の興奮はどこへやら、ゲームを遊ぶ気力は惰性なのか。やはり最近のゲームはつまらないと懐古しそうにもなる。 昨今ではsteam等の流行で、「積みゲー」という響きも珍しいものではなくなったし、このような現象は誰でも起こりうるのだと思う。 そこで、私が推奨したいのは、「やりこまない」ゲームプレイを受け入れることで、楽しめるゲームだけを選別しあとは放置してしまう、断捨離的なゲーム・ライフ・バランスだ。 ゲームを遊ぶコスト そもそも、我々の世代にとって、未だゲームとは「やり込むべき」ものという認識が強い。大量のシー