コースター死亡事故 同乗者証言「安全バーがぐらぐらしていた」 東京都文京区の遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」の「スピニングコースター舞姫」から会社員倉野内史明さん(34)が転落死した事故で、隣の席に同乗していた友人が警視庁捜査1課に「(倉野内さんの)安全バーがぐらぐらしていた」と説明していることが31日、捜査関係者への取材で分かった。 一方、始動前点検を担当したアルバイト女子大学生は「触って安全バーのロックの確認をするよう指導を受けたが、乗っているのが大人なので自分でロックできていると思い、触って確認しなかった」と話したという。 安全バーは、腰まで倒してロックさせ、バーの角度は、体形により8段階に分かれている。バーに目立った異常や故障は確認されておらず、同課は、倉野内さんが大柄で、体を固定するバーがロックできなかったとの見方を強めている。 点検が不十分だった疑いもあるとみ