業績悪化で進む電産大手各社の大リストラ。その過程、過酷な退職強要が起きている、と国会で追及された。名指しされた企業の言い分は―――。 ふだんは弛緩しがちな議場が、静まり返った。 「NECでは1人の労働者に11回も面談し、退職を強要したという訴えが寄せられました。会話が外に漏れないように通気口を鉄板でふさいだ面談室で、繰り返し退職を迫りました。疲れ果てた男性は病気になり、(中略)上役に『もう自殺するしかない』と叫んだ、とのことです」 「日本IBMでは、ある日突然、正当な理由なく解雇を通告し、そのまま労働者を職場から締め出す『ロックアウト解雇』というやり方がとられている。ある男性は終業時刻のわずか15分前に人事担当者からいきなり解雇通告が読み上げられ、『今日の終業時刻までに私物をまとめて帰れ』と告げられた」 日本共産党の志位和夫委員長は1日、衆院本会議の代表質問で電機産業におけるリストラ問題に
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