資産運用会社「MRIインターナショナル」(本社・米ネバダ州)は、日本と異なる米国の診療報酬制度を背景に、虚偽のうたい文句で主に富裕層の投資者を募集。大口顧客は海外へ招待し、東京・六本木ヒルズで懇親会を開くなど、積極的な宣伝も行っていた。昨年発覚したAIJ投資顧問(東京)による年金資産消失事件をほうふつとさせる事件は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」で上向く投資家心理も冷やしかねない。消えた巨額資産の行方を追う調査が始まった。「解約」矢先に… 「絶対安全だと説明していたのに」 東京都千代田区のMRIインターナショナル事務所で、強制調査を見守った出資者は26日、一様に怒りや困惑の表情を浮かべた。 約5千万円を出資していたという世田谷区の男性(57)は、4月中に100万円以上の配当金を受け取る予定だったが、支払われなかった。25日夜に同社に連絡したところ、同社から「トラブルはない。会員数が増え
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く