JR北海道の経営困難がしばしば報じられ、路線廃止も発表されるなか、JR西日本でも路線廃止の報道が飛び出しました。いま、各地のJRローカル線に何が起きているのでしょうか。 三江線が全線廃止との報道 近頃、JR北海道の厳しい経営状況を伝えるニュースが続きました。同社は、1日平均の乗車人員が1人以下の駅が全体の16%を占め、今年2015年、経営改善に向けて列車減便や駅の廃止といった対策を打ち出しています。また留萌本線の留萌~増毛間について、2016年度中に廃止する方針を発表しているほか、日高本線も相次ぐ被災で不通となり、巨額な復旧費用を捻出できる見通しは立っていません。 廃止が伝えられたJR西日本の三江線。列車はすべて1両編成のディーゼルカー(2008年3月、恵 知仁撮影)。 こうしたJRの地方ローカル線における状況は、北海道に限った話ではないようです。2015年10月16日(金)、JR西日本が
JR貨物が年末にかけて貨物列車を増発。繁忙期のドライバー不足で鉄道貨物に利用が集まると予想されています。 高まっている鉄道貨物の需要 JR貨物が2015年10月から12月にかけて、臨時の貨物列車を大幅に増やします。 同社によると、鉄道貨物への輸送需要が年々高まっているそうで、今年は台風や大雨で輸送障害がありましたが、上半期は前年を上回る輸送実績があったといいます。 それに加えて、今年の秋冬は「北海道の農産品が順調に生育しており季節物資の輸送需要も高まっています」(JR貨物)とのこと。また年末に深刻なトラックドライバー不足の懸念があり、鉄道貨物に利用が集まると予想されることから、同社では貨物列車の増発を決定したとしています。 青函トンネルを経由で、本州~北海道間には多くの貨物列車が走っている(2013年10月、恵 知仁撮影)。 JR貨物は、のべ508本の臨時列車を運転し、12フィートコンテナ
「これは単なる雑誌ではない。中国人が日本を知るための『社会運動』だ」 中国の若者をターゲットに日本の文化や伝統、習慣などをさまざまな角度から掘り下げ、じっくり紹介する月刊誌「知日」の主筆で神戸国際大学教授の毛丹青氏(53)は、上海の日本総領事館が主催して先月18日に開いた講演会で日中の学生ら約100人を前にこう話した。 ■好奇心そそられる文化 2011年1月に北京で創刊された「知日」。毎号1つのテーマを特集しており、この夏は「怪談」を取り上げている。これまでも「萌(も)え」「偶像(アイドル)」といったサブカルから、「武士道」「礼儀」といった伝統文化、さらに「鉄道」「設計(デザイン)」といった硬いテーマのほか、中国の若者には想像もつかない「暴走族」にも迫っている。 多くの日本人には見慣れた現象や当たり前のことであっても、中国の若者には好奇心をそそられる不可思議な文化が、日本にはあるというのだ
日本の電子書籍市場は、参入ストアが100を超える乱立状態で、多くの会社は赤字が続いている。一方、ドイツでは、書店大手4社が合同で立ち上げた電子書籍ブランド「tolino(トリノ)」が、サービス開始から1年余りでアマゾンの「キンドル」のシェアを抜いた。共通ブランドの導入は日本でも可能なのか。ドイツの“成功例”に注目が集まっている。 「少し前なら、ライバル書店同士が連携するなんて考えられなかった。でも、競争しなければいけない相手はアマゾン。共通の敵がいることが、私たちの『糊(のり)』になった」 6月末のベルリン。国内2位の老舗書店「フーゲンドゥーベル」のニナ・フーゲンドゥーベル社長はそう語った。日本雑誌協会や日本書店商業組合連合会など出版関連の業界団体で作る「日本出版インフラセンター」と業界紙「文化通信」が企画した視察ツアー。出版社や書店の幹部約20人がメモを取りながら耳を傾けた。 トリノが扱
前橋市は2015年3月で廃校になった旧・嶺小学校の跡地活用の事業者を、10月6日から公募型プロポーザル方式で募集開始した。年内に優先交渉者を決定する予定。 同市は6月に民間事業者を募ってサウンディング型市場調査を実施した(関連記事)。同調査は、公有地などの活用方法について民間事業者から早い段階で広く意見や提案を求め、対話を通じて発注者が市場性などを調べるもの。同市では初の試みで、合計16グループから活用アイデアの提案があった。 提案されたアイデアは、大人向けに小学校の授業を再現する「生涯学習施設」や、旧小学校の雰囲気を残したなかでの給食や自然体験、手づくり体験などができる「複合的体験施設」など、学校という場所に結び付けた学習・教育関連の提案が目立った。そのほか、「ブランド生ハム生産施設」「英語体験施設」「国際型専門学校」「ドッグスポーツ施設」「婚礼前撮り施設」「新エネルギー体験型交流施設」
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