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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (75)

  • 良い文章を書きたかったら外に出ろ! | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州は気温も上がってまだ夏のようでした。 さて、スーザン・ケインの「内向型人間の時代」や、私の「累積・順次戦略のCD」に関連した内容の面白いエッセイがありましたのでその紹介を。ここにも「社会とテクノロジー」というキーワードの存在が。 === 書きたいなら外にでなさい By キャロル・カウフマン ●秋が来た。外に出るには最適の季節である。これはつまり、私のものを書く作業の効率がアップすることを意味している。 ●バラバラな考えを文章にまとめるためには、気持ちの良い日に木陰に座ることほど最高な状況はない。 ●心地いいそよ風が吹いていて、鳥が歌をさえずり、私の周りを小さな虫たちが急いで這いずりまわっていて、しかも充電が満タンのラップトップ、もしくは大きなノートがそばにあれば、私が最高の文章を書けるのは確実なのだ。 ●私が文章を書くための最高の状況を知ったのは、単なる偶然からだ。ナショナル・ジ

    良い文章を書きたかったら外に出ろ! | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/09/20
    良い文章を書きたかったら外に出ろ! : 地政学を英国で学んだ
  • 本当にクリエィティブなアイディアを思いつくには | 地政学を英国で学んだ

    今日の箱根は昼過ぎまで雨が降っておりましたが、午後に入ってすっかり晴れました。三連休の初日で大混雑。 この度、一泊二日で大学の「ゼミ合宿」というものに人生初めて参加してきました。私の担当しているゼミは伝統的に真面目に勉強するみたいで、二日間で合計8時間近くミッチリ勉強しました。 さて、最近感じていることを少し。 私が自分のテーマとして研究している「戦略」についての理論なのですが、どうもこれを考える時に、最近色々とどうも不思議なことを考えておりまして、これが自分でも正しいのかどうかを迷っているところがあります。 この話は「累積・順次戦略」にも少し関わってくると思うのですが、その最近考えていることというのは、 「当にクリエィティブになるためには(一時的にせよ)思考を止めなければならない」 ということです。平たくいえば「考えるな!」ということですね。 ところがこれって大きな矛盾です。一般的には

    本当にクリエィティブなアイディアを思いつくには | 地政学を英国で学んだ
  • サイバースペースにおける紛争の歴史 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝方曇っておりましたが、昼前から晴れてきました。朝は涼しかったですね。 さて、シリア情勢がロシアの口出しのおかげでなんとなく落ち着いてきた(といっても内戦は続いていますが)感がありますが、今日は久々にの紹介を。 A Fierce Domain: Conflict in Cyberspace, 1986 to 2012 by Jason Healey 題名を直訳すると「獰猛な領域:サイバースペースにおける紛争、1986〜2012年」という感じでしょうか。出版元はワシントンのシンクタンクで、主に世界各国の首脳と強いコネを持つことで有名な「大西洋評議会」(Atlantic Council)。 の体裁の質はやや劣るものの、オススメの言葉がジョセフ・ナイやエストニアの大統領から出ているなど、その「コネ度」の高さは注目すべきであることがよくわかります。 内容はサイバー紛争にかんす

    サイバースペースにおける紛争の歴史 | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/09/12
    この種の本を読んどかなきゃいけないと思いつつ、訳書がないので躊躇してしまう。 / サイバースペースにおける紛争の歴史 : 地政学を英国で学んだ
  • ルトワックの「シリアの内戦を長引かせろ」論 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は快晴です。九月だというのに暑いですね。 さて、この間翻訳を出したばかりのルトワックが、予想通りというか、アメリカの対シリア政策について興味深い議論を展開しておりましたのでご紹介。 この記事は完全に見逃していたものですが、Twitterで教えてもらいました。ありがたいことです。 === どちらが勝ってもアメリカはシリアで敗北する byエドワード・ルトワック ●先週の水曜日のニュースでは、シリアの首都ダマスカスの郊外で化学兵器が使われたことが報じられた。人権活動家によれば、これによって数百人の民間人が殺害されたということであり、エジプトの危機のほうが悪化しているにもかかわらず、シリアの内戦がアメリカ政府の関心を引きはじめた。 ●しかしオバマ政権はシリアの内戦に介入してはならない。なぜならこの内戦では、そのどちらの側が勝ったとしてもアメリカにとっては望ましくない結果を引き起こすこ

    ルトワックの「シリアの内戦を長引かせろ」論 | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/09/02
    日常レベルなら決着つけずにうやむやなんて日本のオハコなんだけど、国レベルの話になると舞い上がって勇ましいことを言いたがる国民性? RT @masatheman [exblog] ルトワックの「シリアの内戦を長引かせろ」論
  • 「判断力」の違い | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は快晴で日差しが強かったです。暑さもかなりの厳しさで、とにかく涼しい屋内に避難しているのがやっと。 さて、一連のバイトがネットにイタズラ画像を公開してしまう事件について勝手なことを書いてきましたが、またピザハットで事件がありましたので、この話の続きを少し。 ピザハット事件が昨夜起こった時点で、私はこれを「自爆テロ」のようなものだと考えていたんですが、冷静に考えてみるとこれは自爆テロではありませんね。やはり「猿にマシンガン」に近いかと。 (勘違いされる方がいらっしゃるかもしれませんが、私はこの事件を起こした彼が「猿である」と言っているわけではありません。あくまでも例えのレベルでの話です、念のため) なぜなら自爆テロというのは、それを実行する際には基的に何かしらの「政治目的」を持っており、それを実現するために自爆という手段を使うわけですが、イタズラするバイト君たちは、ごく一部の

    「判断力」の違い | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/08/20
    一番身近に異なる価値観・判断力に接する機会は車の運転。あれが可視化されると毎日そこらじゅうで炎上沙汰になるだろう。 / 「判断力」の違い : 地政学を英国で学んだ
  • 「バイトがネットにイタズラ画像」事件と戦略論3 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れましたが、数日前のような狂ったような暑さは少し落ち着いているような気が。 さて、2日連続で続けての最近の「バイトがネットで写真を載せて炎上事件についての話をまとめます。 昨日は「戦略の平坦化」に対処する方法の一つとして出てきたのが、元米陸軍少将のロバート・スケールズが提案した「徹底した教育」であったことを述べたわけですが、もちろん徹底した教育を兵士全員に行うのには限界があるわけですから、どうしても「無理」が生じてきます。 この「無理」が出てくる現象や様子、それにさらなる対処の仕方について、戦略学の世界ではブログでもおなじみのエドワード・ルトワックが、すでにある概念を使いながら説明しております。 ではそれは何かというと「ポスト・ヒロイックな戦い」(post-heroic warfare)というものです。これを無理やり意訳すれば「死傷者の出ない戦争」ということでしょ

    「バイトがネットにイタズラ画像」事件と戦略論3 | 地政学を英国で学んだ
  • 「バイトがネットにイタズラ画像」事件と戦略論 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝からけっこう晴れていたのですが、先ほどから雷が鳴って夕立中。 さて、最近頻発している、いわゆる「バイトの店員がネットにイタズラ画像を載っけて処分される」問題ですが、実はこれがアメリカの軍事戦略に関する議論で説明できることがわかったので少し述べてみます。 おそらく全国的な現象かと思いますが、最近バイトの子が、働いているコンビニのアイスクリーム用の冷凍庫に寝転んだところを写真にとってネットに掲載したり、ラーメン屋の冷蔵庫内でソーセージくわえている写真を公開して問題になったりと、実にくだらない事件が連鎖的に起こっております。 これについては色々な解説も出てきておりますので、私はあえて口をはさむつもりはなかったのですが、たまたま読み返していた90年代の戦略論の議論の中で、すでにこれと色濃く関連している話で説明できると思ったので、あえてここでご紹介したいと思ったわけです まず重要な

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  • 世界の人々はアメリカと中国についてどう思っている? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇りの一日でしたが、かなり蒸し暑い感じでした。梅雨が戻ってきたような雰囲気です。 さて、先週発表されて話題になっていたピュー研究所の世界意識調査なのですが、なぜか日ではあまり注目されなかったようなので、代わりにウォール・ストリート・ジャーナル紙の記事の要約です。 === アメリカは「世界のリーダー」の地位を中国に譲りつつあると見られている? ●最近発表された意識調査の結果による、アメリカ中国の国民たちは互いを疑いの目で見るようになっており、世界の人々は、アメリカが「世界の経済と政治のリーダー」の地位を中国に明け渡しつつあると感じているらしい。 ●ワシントンに部のあるピュー研究所が先週の木曜日に発表した世界39ヶ国の意識調査によれば、調査の行われた23ヶ国の国々の多数の人々は、中国アメリカを抜いて世界トップの超大国になった、もしくは最終的になると答えている。 ●中国

    世界の人々はアメリカと中国についてどう思っている? | 地政学を英国で学んだ
  • 「人文学の危機」などありえない | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇っておりますが、それでも暑さは変わりません。 さて、またしても文化面で興味深い記事がありましたのでその要約を。人文学に関するものです。 === 人文学の危機?ほとんどの大学ではそうでもない by スコット・サウル ●最近の二つの調査報告によれば、アメリカの大学での人文学(humanities)の減少は危機的なレベルまで達しているという。 ●たしかに1960年代後半を基準にして考えると、その減少してきた流れには驚かされるものがある。英語や哲学を専攻にしてきた学生の数は1970年から現在までに半分になっているという。 ●とくに四年制の学生(学士)たちはあまりにも混乱しており、ガジェット関連の毎月の支払いにおびえているために文学のようなものには興味を持たないというのだ。 ●人文学系の教師たちも最新の学問を追いかけるために学問分野の減少に一役買うような役割を果たしているとされてお

    「人文学の危機」などありえない | 地政学を英国で学んだ
  • 表紙ができました | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたまた暖房がよく効いた一日でした。 担当しているゼミのほうで、生徒たちが前期の課題を提出しました。 カナダやイギリスの生徒たちの様子を知っている自分としてはかなり心配な部分があったのですが、日の生徒は優秀ですね。全員もれなく課題を提出期限内に出してくれました。 もちろん出来には幅があるのですが、それでも時間がない中でそれなりの質のものを仕上げてくるのはさすがです。 異様に創造的な言い訳を用意して実際は提出率の低いという向こうの人間と比較しても、まだまだ捨てたもんじゃないですね、日の若者は。 さて、簡単にお知らせを。 今月後半に発売予定のルトワックですが、表紙が出来ましたのでここにご紹介です。

    表紙ができました | 地政学を英国で学んだ
  • カフェの話 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は日中晴れていたのですが、夕立が。それにしても蒸しますねぇ さて、数日前のソーシャルメディアとカフェについてのエントリーについて少し。 ちょっと個人的になりますが、私はカフェが大好きです。それもイギリスのそれではなくて、むしろ大陸のやつですな。 過去のエントリーを見ていただければおわかりの通り、私は留学中に何度かヨーロッパに足を伸ばしておりまして、主にドイツ、オーストリア、それにフランスに行っておりました。 贅沢な!とおもわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、なんといっても安いし近いからで、今の感覚でいうと、東京から名古屋に遊びに行く感覚でロンドンからパリに行けてしまうわけです。それだったら行くしかない、つまり「いまでしょ!」なわけです。 先のエントリーではイギリスのコーヒーハウスの話題でしたが、私はどうもイギリス内でろくなコーヒーハウスというものに遭遇した試しがなく(スタ

    カフェの話 | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/07/09
    喫茶店じゃなくてカフェね。 / カフェの話
  • ドイツ地政学者の証言:その3 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は蒸し暑く、午後から晴れましたね。梅雨明けですか。 さて、昨日のつづきです。 === ●私が推進していた「正しいドイツ地政学」の数々の証拠は、すでにアイゼンハワー司令官代理であったパットン将軍指揮下の第三軍総司令部やジャクソン判事のスタッフなどによって接収されている。 ●私の理論というのは、そもそもがフリードリヒ・ラッツェルのや、彼の弟子でアメリカにわたったセンプル、それにスウェーデンのルドフル・チェーレンなどからきたものだ。ところがこの大部分は、大陸の人々ではなく、英語を話す人々によって書かれたものである。 ●彼らがドイツ人の学者たちに教えたのは、「われわれの主人を教育しよう」という原則である。 ●私の教育の元になったのは、マハン、ブルックス・アダムス、ジョー・チャンバレン、トーマス・ホルドリッチ、ハルフォード・マッキンダー、キッチェナー卿、そしてイザヤ・ボウマンである。

    ドイツ地政学者の証言:その3 | 地政学を英国で学んだ
  • ドイツ地政学者の証言:その2 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇りの一日でした。しかし蒸し暑かったですねぇ。 さて、数日前のエントリーの続きです。 === ●このドイツ人の内向きな「島国(?)根性」を打破するために出てきたのがドイツ地政学である。 ●ところが海外情勢を教えるような場所は1920年代のドイツには存在せず、ドイツ全土で唯一それらを教えていたのがベルリン大学の「政治地理学研究所」であった。この研究所の所長は私の息子のアルブレヒトであった。 ●ミュンヘンには研究所がなかった。私の自宅の書庫にある書物が最初の研究財産であった。 ●私はこの時にミュンヘン大学からお金をもらっていない。すでに軍人としての年金をもらっていたからだ。大学からもらったら国から二重で金を受け取ることになってしまう。 ●ドイツの研究者も、自国の役に立ちたいと考えていたため、完全に客観的な立場を貫き通すことはできず、ときとしてそのラインを越えて政策提言を行なうと

    ドイツ地政学者の証言:その2 | 地政学を英国で学んだ
  • ドイツ地政学者の証言:その1 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても雲はありましたが雨は降りませんでした。やや蒸しますが過ごしやすいですね。 さて、久々にドイツ地政学に関する文献を読み返していたら面白い記述を発見しましたのでみなさんとシェアを。中身はなんと、ハウスホーファーの供述書(英語版)なるもの。 これは1945年の10月5日と6日にかけてのインタビューの要約だとか。 === ●ドイツ地政学は1919年に、それが「必要とされたから」始まった。 ●これまでのアメリカ側の調査では、ドイツ地政学の主な概念は三つある。①レーベンスラウム、②フロンティア、③海vs陸 ●私は(ハウスホーファー)は「科学的」なメソッドに厳密に沿った理論を構築しようとしていたらしいが、何ぶん学問の世界に入ったのは遅かったので、それが身についていない。 ●ドイツがヨーロッパの中央にレーベンスラウムの不適切な分布状態を修正しようとするのは、土台無理な話であった。

    ドイツ地政学者の証言:その1 | 地政学を英国で学んだ
  • 「ソーシャルメディア」は昔からあった? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇りがちでしたが、それでも雨はほんの少し降った程度でした。過ごしやすいですね。 さて、ブログのもう一つの大きなテーマである「テクノロジーと社会の変化」というテーマで久々に面白い記事が出てきましたので要約を。 === 17世紀の「ソーシャル・ネットワーキング」 By トム・スタンデージ ●ソーシャルネットワークは「生産性の敵だ!」として批判されている。 ●あるサイトの調査によれば(といってもその正確さについては議論はされているが)、FacebookやTwitterをはじめとするサイトの使用によるアメリカ経済全体のコストの無駄は年間6500億ドルにものぼるという。われわれの集中力は阻害され、テストの点数は下がるのだが、これらはすべてこのような「大量破壊兵器」のせいだというのだ。 ●ところがこのような懸念は前にも出てきたことがある。1600年代のイギリスでは、これと似たような新

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  • 余計なノイズに惑わされている人間が多すぎる? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたまた梅雨の一日だったのですが、昼過ぎから少し晴れましたね。いきなり蒸し暑くなりましたが。 さて、またまた昨日のエントリーの続きを。 前回までは「成功している人/勝っている人」の特徴や共通項みたいなことについて書いてきたわけですが、これとは反対に「失敗している人/負けている人」を観察するというのもきわめて大事。 というのも、いわゆる「失敗学」と一緒で、ここから逆に成功するためのヒントがいくらでも導き出せるからです。 では「失敗している人」というのは、どういう共通項を持っているのでしょうか? 私がいままで見てきた身近な例から出てきた答えは、 「余計なことに惑わされている」 というもの。 たとえば一番よく見た例が、留学先で卒業できずに祖国に帰ってしまうことになった/ドロップアウトした人たちです。彼らの共通項は、なんといっても「論文を仕上げる」という文を忘れて、友達や先輩、そ

    余計なノイズに惑わされている人間が多すぎる? | 地政学を英国で学んだ
  • シンボルとツッコミの無限ループ | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇り空の一日でした。そろそろ梅雨空が帰ってきそうな雰囲気。 さて、数日前のエントリーのつづきを。 >「シンボル」の力の前には「理詰め合理的な説明」は無力である ということを書いたわけですが、結局のところこれは、「国民」や「世論」のような大多数の人間を動かすには、「合理性」よりも「象徴」だといいたかったわけです。 それはなぜか。 私は人間という生き物が、理論や合理性ではなく、やはりあやふやな感情や印象、それに潜在意識のようなところで動かされている部分が非常に大きいからであると考えております。 もちろん中には「理詰め」や「科学的合理性」のようなきちっとした「説明」などによって動く人というのもある程度の数はいるとは思います。 ところが一気に大人数を一つの方向に動かそうということになると、やはり「風」というか「雰囲気」や「時代精神」のような、シンボリックな作用によるものでないとどう

    シンボルとツッコミの無限ループ | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/06/11
    んー[シンボルとツッコミの無限ループ]
  • 橋下市長にもう勝ち目はない?! | 地政学を英国で学んだ

    久々にメルマガを更新しました。 === みなさんもすでにご存知の通りかと思いますが、 大阪市の橋下市長の、いわゆる「従軍慰安婦」問題に関する諸々の発言が 世界的に大きな波紋を広げております。 「アメリカ通信」をお読みのみなさんの中には、 様々な意見をお持ちの方がいらっしゃるとは思いますが、 私はこの件については、単純にひとつの分析だけを示しておけば、 ほぼ、こと足りるのではないかと考えております。 それは何かというと、「戦略の階層」です。 「またそれか!」とお感じの方がいらっしゃるのは重々承知なのですが、 この概念は当に色々なことを教えてくれるので、この問題でも触れざるを得ません。 -:-:-:-:-:-:-:-:- では「戦略の階層」から何がわかるのかというと、 それは「今回の橋下市長には勝ち目はない」ということです。 === 続きは私が執筆しているメルマガ、「アメリカ通信」にてご覧下

    橋下市長にもう勝ち目はない?! | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/05/28
    全くその通りだと思う。この話題を蒸し返す政治家はどんな成果が得られると思っているのか、いつも不思議に思う。 RT @masatheman [exblog] 橋下市長にもう勝ち目はない?!
  • 背水の陣 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝からどんより曇っていたと思ったら、やはり昼前から雨が降り出しました。 さて、ここ数日のエントリーに引き続いて、今日も戦略をひとつご紹介。 「背水の陣」といえば、史記や漢書などのエピソードに詳しくなくてもなんとなく聞いたことがある人は多いと思われます。 実はこれも一種の戦略として考えられているフシがありまして、英語の文献などでは「Death Groundを作る」みたいな表現で出てきたりします。 自己啓発などにも出てくることがありまして、たとえばあのアンソニー・ロビンスなどは「限界まで自分を追い込むんだ、そうすると力が伸びる」なんてけっこう無理なことをさらっと言ったりしてます。 ではこのような戦略が出てくる背景というか、前提にあるのはどういうことかというと、それは、 「自分の最大の敵は、自分自身である」 ということです。 これも当たり前といえば当たり前ですが、自分が何か目標

    背水の陣 | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/05/13
    全く納得。さらに追い込んだところでサボろうとするから我ながら手に負えませんわ┐(´д`)┌ / 背水の陣 : 地政学を英国で学んだ
  • 書評:ダンビサ・モヨの“Winner Take All” | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたまた快晴のスッキリした一日。昨日よりも風がなかったせいか微妙に暖かく感じました。 さて、あるところに頼まれた書評の草稿をここにアップしておきます。まだ書きかけなのでreviseするものと思われます。 === Winner Take All: China's Race For Resources and What It Means For Us by Dambisa Moyo タイトルを直訳すると、「勝者総取り」。もちろんこの「勝者」とは中国のこと。 著者のダンビサ・モヨは一九六九年にザンビアの首都ルクサ生まれた。一九九〇年のケネス・カウンダ大統領にたいするクーデター未遂事件で通っていた大学が閉鎖されてしまったためにしかたなくアメリカに渡り、奨学金を得てワシントンのアメリカン大学で化学専攻で学士をとり、同大学でMBAをとってからハーバード大学のケネディ行政学院で修士を獲得

    書評:ダンビサ・モヨの“Winner Take All” | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/05/09
    なるほどなあ。 / 書評:ダンビサ・モヨの“Winner Take All” : 地政学を英国で学んだ