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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (75)

  • カーナビで劣化する人間の脳 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れて気温も上がりました。まるで春でしたが油断は禁物です。 さて、前回の放送(http://www.nicovideo.jp/watch/1455881590/https://www.youtube.com/watch?v=qZKPDyBBAXw)でも解説した、カーナビというテクノロジーが人間の脳や能力に劣化を引き起こしているとする記事の要約です。 この結論なんですが、暗い話かと思いきや、ちょっと話を拡大しながらも、意外に味のある終わり方をしていて、思わず「うまい!」と言ってしまう書き方です。 === カーナビを信じるな? By グレッグ・ミルナー 16-2/11 NY Times 今月のはじめにアメリカ人のノエル・サンティラン氏は、アイスランドに旅行にでかけた。空港からすぐ近くの首都レイキャビクのホテルまでレンタカーを借りたのだが、その際にカーナビを頼りに運転を始めた

    カーナビで劣化する人間の脳 | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2016/02/19
    気になるのは自動運転車でカーナビが間違っていたらどうなるのだろうかということ。間違いに気づく契機がないまま延々果てしなく移動し続けることになる。カーナビを乗っ取って誘拐することもできる。 カーナビで劣
  • ISのテロリストも人間である | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴です。 さて、次に出る新刊の原稿のチェックなどが重なって猛烈に忙しくなっていた間に、中東ではロシアが旅客機をテロで墜落させられたり、ベイルートやフランスではISが関連したとされる連続テロ事件が起こるなど、世界が激変しております。 それを受けて今回はISについて書いてみたいと思うのですが、すでに日でもとりわけパリの事件についてはニュース番組だけでなく、ワイドショーなどでも大々的に取り上げられておりますので、詳しい事実関係についてはここで触れません。 それよりも私が気になったは「ISが年中無休の24時間対応のテロリスト様ご相談窓口を持っている」というニュースです。 このニュースを私は番組(http://www.nicovideo.jp/watch/1448004727)の中で紹介したのですが、「俺の会社よりも親切だ」とか「うちの行政よりもサービスが充実している」とい

    ISのテロリストも人間である | 地政学を英国で学んだ
  • 米軍が変えたアメリカ人の食生活 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝からずっと降っておりまして、なんとか暑さも一段落。 さて、4日連続の更新になりますが、今日はブロマガ(http://ch.nicovideo.jp/strategy/blomaga/ar854369)でも触れた記事の要訳を。 米軍が主導した品加工技術によって、われわれのべ物の好みも変わってきたという話です。 これは軍事技術がわれわれの生活を変えてしまったという意味で、テクノロジーと社会、そして人間の変化という、私にとっては非常に興味深いケースです。 === How we went from beef on the hoof to mystery meat in a box by Anastacia Marx De Salcedo http://www.latimes.com/opinion/op-ed/la-oe-desalcedo-military-meat-201

    米軍が変えたアメリカ人の食生活 | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2015/08/17
    米軍が変えたアメリカ人の食生活 : 地政学を英国で学んだ 食のデリバティブ化とでも言えばいいか。記事にはないが成型肉を前提とした牛の品種改良なども行われているのかもしれない。
  • ジンバブエで殺されたライオンと西洋人の偽善 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は穏やかに晴れまして、一週間前くらいのピークの時に比べると、さすがに暑さは和らいでいるような気がします。 さて、アメリカの歯医者のハンティングの餌になってしまったジンバブエの有名なライオンのセシルについて、世界から怒りの反応があるということはすでにご存知の方も多いと思います。 この件に関しまして、先日の放送の有料部分(http://www.nicovideo.jp/watch/1439611159)でも触れたように、その地元のジンバブエ出身のアメリカの大学院生が、このような世界のライオンへの嘆きは偽善であると舌鋒するどく批判した記事がありましたので、その要約を。 === ジンバブエではライオンのために泣きません By グッドウェル・ヌゾウ 15-8/4 NY Times http://www.nytimes.com/2015/08/05/opinion/in-zimbabw

    ジンバブエで殺されたライオンと西洋人の偽善 | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2015/08/16
    人は全体を見るより一部分にとらわれがちなのは、そのほうがわかりやすいし、心地良いのかもしれない。
  • 日本のネットユーザーたちはISISを打ち負かしている? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れましたが、夕方から曇り始めました。寒さは少し柔いだような。 さて、遅ればせながら、いわゆる「ISISクソコラグランプリ」案件について、海外で最初にネット上で評価した英文記事を要約してみたいと思います。 掲載されているのはアメリカのマイナーなニュースサイトなのですが、日のネットユーザーたちの勇気ある行動(?)を絶賛しております。 すでにネット上ではこの記事の一部が訳されているようですが、ここではちょっと長めにご紹介します。 この記事については今夜の生放送(http://live.nicovideo.jp/gate/lv205843016)でも詳しく解説してみたいと思っております。 === ISISのプロパガンダにたいする日のくだらない反応は、アメリカ政府が達成できなかったことを達成してしまった。 by E.A. ウェイス ISISは日から人質解放の身代金として2

    日本のネットユーザーたちはISISを打ち負かしている? | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2015/01/26
    クソコラの連中は、自分達が不謹慎で悪ふざけで不快で歪んだ狂った連中であることを自覚しているために「糞」と名乗っている。 その反対に風刺画の連中は、自分達が「ジャーナリズム」であり「表現の自由の旗手」で
  • あなたが仕事を嫌いな理由:社員の「燃え尽き」を防ぐには | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れて、しかも真夏日でした。 目黒にある某幹部学校で学生さんたちの研究発表を聞いてきました。興味深いトピックばかりで、こちらも大変勉強になりました。 さて、久々に仕事関係の記事の要約です。これは「累積戦略と順次戦略」というCDの中でも触れた話題とかなり共通している部分がありました。 === あなたはなぜ仕事を嫌いなのか by トニー・シュワルツ&クリスティーン・ポラス ●われわれの働き方というのは機能不全に陥っている。職のある幸運な人でさえ、毎朝会社に行くのはあまり楽しいとは感じていないはずだ。 ●そして家につくまでには何もやる気が起きなくなっているのに、寝る前までメールに返信を書かなければならなかったりするのである。 ●このような経験は中間管理職だけでなく、段々と会社のトップの人たちにも見られるようになっている。 ●われわれはコンサル会社を経営しているが、ある企業のト

    あなたが仕事を嫌いな理由:社員の「燃え尽き」を防ぐには | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2014/06/03
    "リーダーたちの持っているエネルギーは、良きにつけ悪しきにつけ部下に非常に伝わりやすい。" あなたが仕事を嫌いな理由:社員の「燃え尽き」を防ぐには : 地政学を英国で学んだ
  • 軍事における革命(RMA)とテクノロジーの話 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れましたが、午後から風が吹いて寒くなりました。 さて、私の長年の研究テーマ(?)の一つであるテクノロジーについて、最近ある文献を読みかえして感じたことがありましたので、それを少し。 RMAといえば、アメリカの戦略関連の文書を読んだことがある人でしたら、割合と馴染みのある言葉かもしれません。 これはRevolution in Military Affairsという言葉というか、コンセプトの頭文字をまとめた略称でありまして、日語では「軍事における革命」という訳語が当てられております。 元々はソ連の軍人たちが1970年代後半あたりにアメリカで進化する軍事技術の質的な面での革命的な向上に注目して、これを論じ始めたのがきっかけだとされております。 80年代半ばにソ連のオガルコフ将軍が「もっとコンピュターなの情報通信関連への分野への投資をしろ!」と何度も進言していたことでピーク

    軍事における革命(RMA)とテクノロジーの話 | 地政学を英国で学んだ
  • 中国のエネルギー消費の爆発的な伸び | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴の気持ちい一日でした。 ここ数日は雪がひどく、うちの近所では電車の追突事故があったりしましたが、私は確定申告の事務処理のために家にこもっており、大事に至らずにすみました。 明日は申告の初日ですが、さっそく書類を提出してこようかと。 さて、中国のエネルギー問題についての記事です。この話題は、個人的にもこのを翻訳したおかげで気になるものです。 === 米中はエネルギー政策で正反対の道へ By マイケル・フォーサイス ●オバマ大統領は先月米連邦議会で行った一般教書演説で、国内の天然ガスの生産量の増加によって「数十年以内」にアメリカはエネルギー面で独立を果たすことができると宣言している。 ●ところが同じことは中国のトップである習近平国家主席の口から聞くことはできない。最近ある研究所によって発表された調査によれば中国の石油の輸入量は急激に伸びているからだ。 ●もし何も対策

    中国のエネルギー消費の爆発的な伸び | 地政学を英国で学んだ
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    setagayatagayase 2014/02/16
    中国のエネルギー消費の爆発的な伸び : 地政学を英国で学んだ /
  • 「プロパガンダ戦争」に負けはじめたイスラエル | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は昼からやけに暖かくなりまして、すでに春が訪れたような陽気に。ただし今夜からまた寒くなるらしいですが。 さて、最近の私の関心の一つである「プロパガンダ」に関して、ひとつ興味深い議論がありましたのでこれを要約します。 著者は若いころは南アフリカから移住してきたユダヤ人なんですが、エルサレム・レポート誌の編集者を長年つとめた人物です。 === プロパガンダ戦争での敗北 By ハーシュ・グッドマン ●1965年の2月4日、当時まだ十代だった私は、生まれ育った南アフリカを離れ、まだ見たこともない新しい母国へと旅だった。その母国とは、イスラエルである。 ●私は南アフリカのことを好きだったが、アパルトヘイト体制を毛嫌いしていた。それに対してイスラエルという正義と光に満ち溢れた新しい国では、人々はホロコーストの灰の中から新たな生活をはじめていた。これはアパルトヘイトの暗さと抑圧とは正反対で

    「プロパガンダ戦争」に負けはじめたイスラエル | 地政学を英国で学んだ
  • エネルギー関係者の勉強会で聞いた話 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしてもよく晴れましたが、風が冷たく、しかも強かったですね。 さて、ようやく体調も回復してきた昨日のことですが、あるエネルギー関係者の集う勉強会で講演してきたのですが、その後の懇親会の時に聞いた話が面白かったので少し。 この勉強会は地方のあるエネルギー関連会社の社長さんが行っているものなのですが、そこでこの社長さんが私に教えてくれた話の中に、以下のようなものがありました。 === ●現在欧州で実用化している海底パイプライン、技術的には2000メートルの海底まで敷くことも可能。 ●ところが日には3500メートルの海底にもパイプラインを施設できる船がまもなく進水する。これは日海海底にも敷けるという意味になる。 ●そうなると、たとえばサハリン2で産出しているガスのパイプラインを樺太の南端までつなげ、それを北海道まで直接海底でつなげて持ってくることも可能になる。 ●ただし日

    エネルギー関係者の勉強会で聞いた話 | 地政学を英国で学んだ
  • 留学する際に最も必要なもの | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇りがちでして、一時的に小雨も降りました。 目黒で友人ランチをする予定だったのですが、彼がいきなり来る途中に安部首相の靖国神社参拝の様子を見たいということで見てきたらしいのですが、警備が厳しくて、けっこう遠目にしか見られなかったとか。 それにしても報道ヘリが8機くらい飛んでいて、九段下上空はかなりの騒ぎだったようです。 個人的には日の報道機関は、中韓の反応よりも、アメリカ側の反応をもっと大きく取り上げるべきだと思いました。日にたいする政治的影響という意味ではそちらの反応のほうが重要だと思うんですが。 さて、数日前にTwitter上でつぶやいた、日人が留学する際に必要なことについて、もう一度復唱することにします。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は20代前半から15年近く留学生活を送っておりまして、おかげで90年代後半から2000年代前半の日の状況というもの

    留学する際に最も必要なもの | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/12/27
    語彙が大事だという指摘はまったくそのとおり。大学受験なら単語を覚えるだけでも偏差値10や20くらいすぐ上がる。 / 留学する際に最も必要なもの : 地政学を英国で学んだ
  • チェスの世界選手権と「戦略の階層」 : 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から曇りの厳しい寒さ。 さて、最近読んだの中に面白いエピソードが書いてありまして、そこから気づいたことを一つ。 私はチェスや将棋はやらないのですが、戦略を学んでいる人間なので、それをプレーする人間たちがどのような考えをもっているのかについては非常に興味あります。 この分野の著作としては、たとえば日で有名なところでは羽生さんの一連のがありますが、私がとくに感銘を受けたのはガルリ・カスパロフというチェスの元世界チャンピオンの書いたもの。 ところが今回のネタは、このカスパロフの話というよりも、彼が主導した、ある変則的なチェスの世界大会の話。 ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、カスパロフといえばロシア(ソ連)出身の名チェスプレイヤーで、若くして世界チャンピオンになり、その座を10年以上守ったことで有名。 しかしテクノロジーと関連して面白いのは、なんといっても彼が90年

    チェスの世界選手権と「戦略の階層」 : 地政学を英国で学んだ
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    setagayatagayase 2013/12/24
    これはまさに将棋連盟が模索していること。 / チェスの世界選手権と「戦略の階層」 : 地政学を英国で学んだ
  • 日本の伝統行事は本当にうらやましい | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は久しぶりに雲の多い晴れの日でした。思ったより過ごしやすかったですね。 今朝の毎日新聞ですが、日曜日の書評欄のトップに『自滅する中国』がフリードバーグの『支配への競争』と一緒に紹介されておりました。評者はレインの『幻想の平和』の時と同じ政策研究大学院の白石教授。ありがたいことです。 さて、日のことですが、近所の神社がつき大会に参加してきたので、そこで感じたことを一つ。 このつき大会、なんと「無料」の「べ放題」というものでありまして、そこの氏子さんたち(といってもほとんどが引退したおじさんばかり)がをつき、それをおばさんたちが手際よく味付けして配る、というもの。 味は、だいこんおろし、きなこ、そしてあんこの三種類。 近所に住む子供たちだけでなく、留学生らしき外国の若い人たちの姿も散見されましたが、とにかく賑わっていてとても和気あいあいとした雰囲気。味も何年かぶりにいた

    日本の伝統行事は本当にうらやましい | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/12/09
    なるほどね。欧米目線だとそうかもしれない。こういうところは日本に限らずアジアには比較的あるんじゃないかな。 / 日本の伝統行事は本当にうらやましい : 地政学を英国で学んだ
  • アメリカの対中戦略は見直しへ? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部も朝からよく晴れました。相変わらずいい天気が続きます。 さて、引き続き中国の「防空識別圏」についての話題を。またNYタイムズの記事です。 === 中国の新たな防空識別圏:オバマ政権の対中戦略の見直しへ By マーク・ランドラー ●先週末に対外政策やリスク分析の専門家たちがイランとの核関連の取引に引きつけられている間に、世界の反対側では次の大きな地政学的危機が、中国と日の間で人気のない島々や荒れた海をめぐって始まっていた。 ●アメリカ中国がこの島々の上空の空域をコントロールしようとしている状況にたいして、B-52爆撃機を二機飛ばして異議を唱えたが、この事件そのものはオバマ大統領にとって絶好のタイミングで中東から目を東に向けさせることになった。 ●オバマ氏のアジアへの「軸足移動」や現在の「リバランス」というのは、どちらかといえば行動のともなわない単なるレトリックであった。しか

    アメリカの対中戦略は見直しへ? | 地政学を英国で学んだ
  • ドイツはなぜ地理的に難しいポジションにあるのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴。しかし朝晩は寒くなりましたねぇ さて、久々に地政学の話を。著者は東アジアのシーパワー研究の第一人者として名高いジェームス・ホームズです。 彼の分析ですが、ある程度は現在の中国にも当てはまる部分があるかと。 === ドイツの「地理の呪い」 by  ジェームス・ホームズ ●留学時代以来、20年ぶりにドイツを訪問した。そこではインド洋における海洋安全保障について話をしたのだが、ドイツ側の安全保障関係者たちは自分たちがアデン湾よりも先の地域でいかに安全保障に関われるのかを熱心に考えていた様子だった。 ●ところがドイツというのは外洋での航海の自由を常に享受できたわけではない。なぜならドイツの戦略的地理は長いこと不利な状態にあったからだ。 ●ドイツは地理的にライバル国家に囲まれたヨーロッパ半島の中央部に位置しており、しかも自然な防壁に乏しい状態であった。何世紀にもわたってド

    ドイツはなぜ地理的に難しいポジションにあるのか | 地政学を英国で学んだ
  • 英・仏・蘭がカリブ諸国から奴隷制について謝罪と賠償を要求される | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から曇りでしたが、雨はまったく降りませんでした。けっこう過ごしやすい一日でしたね。 さて、昨日Twitterで紹介した、奴隷制への旧宗主国側への謝罪・賠償金請求に関する最近の動きの話題を。 ここで勘違いしてはいけないんですが、イギリスは賠償金は払っているのは事実。しかしそれは制度を廃止したために損をした奴隷のオーナーたちに対して支払われたもの。 イギリスもフランスもオランダも、賠償・謝罪はしないわけで。 === カリブ諸国は奴隷制の被害について賠償金を計算中 By スティーブン・キャッスル ●ウイリアム・ヘイグ英外相は2008年に出版した自伝の中で奴隷解放のために戦ったある人物に触れつつ、人間を取引する行為というのは擁護しようのない野蛮行為であり、「徹頭徹尾、カネ目当ての残虐で非人道的なものである」と述べている。 ●その奴隷経済を支えたカリブの14ヶ国は、ヘイグ氏にたいし

    英・仏・蘭がカリブ諸国から奴隷制について謝罪と賠償を要求される | 地政学を英国で学んだ
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    setagayatagayase 2013/10/23
    "イギリスもフランスもオランダも、賠償・謝罪はしないわけで。" 英・仏・蘭がカリブ諸国から奴隷制について謝罪と賠償を要求される : 地政学を英国で学んだ
  • イノベーションに必要なのは「自由」ではなく「カネ」だ | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州は朝から雲が多めでした。朝晩はだいぶ冷え込みますね。 さて、少し前の記事ですが、アメリカテクノロジー面での優位に水を指すような分析がありましたので、その内容の要約を。 === アメリカが「イノベーション大国」って当? By イアモン・フィングルトン ●連邦議会は機能していないし、失業率は高すぎだし、アメリカのインフラは崩壊しつつある。それでも政治的に様々な見解を持つアメリカ人の全員が同意することが一つあるとすれば、それは「アメリカはハイテク分野で世界をリードしており、今後もこの状態が続く」という意見だ。 ●たしかにこれはアメリカ人にとって自慢でもあり、便利なアイディアだ。このシナリオによれば、中国はそれほど創造的ではないため、アメリカを追い抜けないことになる。イノベーションには民主制度が必要なのだが、中国は独裁体制だからだ。 ●たしかにアメリカは現代の世界を形作った多くのイノ

    イノベーションに必要なのは「自由」ではなく「カネ」だ | 地政学を英国で学んだ
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    setagayatagayase 2013/10/20
    イノベーションに必要なのは「自由」ではなく「カネ」だ : 地政学を英国で学んだ
  • 「デフラグ」を生活に取り入れる | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は午後から晴れまして、気温がかなり上がりました。夜になってもまだ蒸し暑い感じです。 さて、個人的に定期的に行っている整理整頓について一言。 昨日のエントリーはある大企業の社長についての判断力の話でしたが、それに付随する形で私が最近気になっているのは、「デフラグ」の話。 といってもPCやスマホなどの話ではなくて、生活一般における物理的なこと。 人間というのは、忙しい生活をしておりますと、どうしても身の回りの整理整頓がおろそかになってきてしまうものでして、私のような物書きのマネ事をしているだけの人間でも、色々な資料やなどが部屋の机の周辺に山積みになってしまうことがしばしば。 これに対処するには、最もいいのは(当たり前ですが)日々の整理整頓なわけですが、忙しかったりすると毎日これを行うことは困難になるわけですから、私はある程度たまってきてから一気にやることにしております。 そして

    「デフラグ」を生活に取り入れる | 地政学を英国で学んだ
  • ある経営者の『戦争論』と『兵法』 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は昼過ぎから晴れました。意外と蒸し暑かったです。 さて、ある経営者の講演録を読んでいて感じたことを一つ。 ある雑誌の中に載っていた、多くの店を経営する60歳くらいの社長さんの話が載っておりました。 その人は30歳の時に母親である先代の社長から経営権を譲り受けたらしいのですが、社長の仕事をする前に、「社長の最も重要な任務は意思決定をすることだ」と聞いてらしいのですが、実際にはじめてみると心から実感したのは、 「意思決定をする数がとてつもなく多い」 ということ。しかもその決定を、 「勘、感覚、感情で決める」 ということであり、さらに衝撃的なのは、その決定のすべてを勘、感覚、感情で決めているということ。 その彼の理由がすごいものでありまして、 「未来のことは誰にもわからないので、最終的にはすべて勘で決めるしかない」 と言っているのです。 一般人の感覚では「こんな感じで経営なんかやれ

    ある経営者の『戦争論』と『兵法』 | 地政学を英国で学んだ
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    setagayatagayase 2013/10/08
    まったく。理詰めでうまく行くならこの世から倒産はなくなるわけで。 RT @masatheman: [exblog] ある経営者の『戦争論』と『兵法』
  • 累積戦略のスゴイ人 | 地政学を英国で学んだ

    今日の福井市は曇りがちでしたが、ほんのり暖かな早秋の一日。 さて、ある新聞社の方に聞いた記者の話。 といっても、この記者の方は私が今日うかがった新聞社とは別の新聞社で働いている人らしいのですが、累積戦略の説明をしたら、「そういえば私が聞いたよその新聞社にこんな累積の人が・・・」といって教えてくれました。 曰く、この累積記者というのは昔から「超」がつくほどの現場大好き人間だそうで、とくに警察ネタを得意にしていて、夜な夜な繁華街に繰り出しては、裏の世界の方々とお付き合いの毎日だとか。 ところが年功序列のサガというか、彼も勤続何十年かしていよいよデスクになり、現場から離れることになったのですが、どうも管理というものが肌に合わなかったらしく、とにかく仕事をしても失敗続き。 人も「現場に戻りたい」と嘆願していたらしく、それではということで上司が特別待遇にして、まるで鬼平犯科帳の鬼平のように、特別遊

    累積戦略のスゴイ人 | 地政学を英国で学んだ
    setagayatagayase
    setagayatagayase 2013/09/26
    累積戦略のスゴイ人 : 地政学を英国で学んだ