今回は予告どおり、Ubuntuを楽器にして演奏してみようと思います。前回はtimidity++をMIDIプレイヤーとして使っていましたが、timidity++にはソフトウェアシンセサイザとしての使い方もあります。timidity++以外にもUbuntuで使えるソフトウェアシンセサイザがいくつかありますが、今回は導入ということで、そうしたシンセサイザを使う際にベースとなる話、具体的にはハードウェアMIDIコントローラ(鍵盤等)の接続・ALSAシーケンサ機能・ソフトウェアMIDIコントローラ/シーケンサ・レイテンシを低減する方法をお伝えしていきます。 ハードウェアMIDIコントローラの導入 まず最初に、「演奏」に用いるインターフェイスの準備が必要です。「演奏」のためのインターフェイスとしては、MIDI接続可能な鍵盤などを用います。これらをここでは「MIDIコントローラ」と呼ぶことにします。
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