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ブックマーク / ides.hatenablog.com (9)

  • 大学生が1人退学すると大学はいくら損をするか - 井出草平の研究ノート

    大学生が1人退学すると大学はいくら損をするかということを少し計算しなければならないので、メモ程度にエントリ。正確な答えとしては、各大学によって違うということになるので、いちいちやっていても意味がないので、ざっくりと計算をすることにする*1。 私大の授業料は毎年上がっている傾向にあるようだ。 2004年の段階で、私大の授業料は81万7,952になっている。 このような徐々に増加を見せるのは経費は増えるのにも関わらず、政府からの私学助成金が増えないという事情による(と私学側は主張している)。 80年代以降は補助金はほぼ横ばいになっている。 実際に補助金の増減をグラフでみると以下のようになっている。 2005年度は3300億円程度の補助が行われている*2。2005年の大学生は2,86万5,051人、うち私立大学に通う者は2,11万2,291人である。この数字を単純に割ると14.2万円ということに

    大学生が1人退学すると大学はいくら損をするか - 井出草平の研究ノート
    setofuumi
    setofuumi 2009/06/16
  • 井出草平『ひきこもりの社会学』刊行記念インタビュー - 井出草平の研究ノート

    このたび、修士論文に加筆修正をした『ひきこもりの社会学』を世界思想社から出版いたしました。 ひきこもりの社会学 (SEKAISHISO SEMINAR) 作者: 井出草平出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2007/08メディア: 単行購入: 1人 クリック: 130回この商品を含むブログ (36件) を見る 「ひきこもり」という現象を社会学で扱ったものとしては初めてのものになります。 の出版を記念して荻上チキ(id:seijotcp)さんにインタビューしていただきました。 井出草平『ひきこもりの社会学』(世界思想社)刊行記念インタビュー http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20070812/p1 「ひきこもり」というものがどのようにして起こっていくかということを詳細に聞き取りをして書きました。お手にとっていただければ幸いです。 (追記:盆明けくらいに書店

    井出草平『ひきこもりの社会学』刊行記念インタビュー - 井出草平の研究ノート
    setofuumi
    setofuumi 2007/08/12
  • 井上洋一「大学の学生相談の現状」 - 井出草平の研究ノート

    井上洋一,2005, 「大学の学生相談の現状」 『思春期青年期精神医学』15(2) 175-180. 井上洋一は大阪大学の保健センターにいる精神科医である。また、大阪大学大学院医学系研究科 精神医学教室 精神病理研究室の教授でもある。 http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/psy/www/jp/labo/byori.html 以下は「大学生」の記述である。いろいろな意味で非常に「よくわかる」ものである。 新入生にとって大学入学はどのような体験であろうか。小学校以来 事実上義務教育化している高校を卒業するまでの間に彼らが経験したことがない新しい環境として大学は新入生の前に出現する。教室に縛りつけられていた高校時代とは異なり,学生には多くの自由が与えられている。自分の判断で授業を選択し,授業に出席し。試験を受けて単位をとる。親元を離れて初めての一人暮らしを経験する学

    井上洋一「大学の学生相談の現状」 - 井出草平の研究ノート
  • スーパーモデル拒食症で死去 - 井出草平の研究ノート

    米国で活躍していたブラジル出身のスーパーモデル、アナ・キャロリーナ・レストンさん(21)が拒症が原因で16日(日時間17日)、サンパウロ市内の病院で死去した。死亡時は172センチ、39キロだった。レストンさんは13歳でモデルを始め、アルマーニなどトップブランドのショーに数多く出演していたが、べては吐くことを繰り返す摂障害になり、治療を続けていた。最近「やせすぎモデルは不健康」として、スペインのショーで、BMI(体重÷身長の2乗)が18以下のモデルが出演禁止になったこともあった。レストンさんのBMIは13・2しかなかった。 http://www.asahi.com/culture/fashion/NIK200611170030.html 医学の分類だと拒症(神経性欲不振症)の排出型になるのだろう。この事件はおそらく象徴的な機能を果たすにちがいない。先例としてはチアリーダーのへそだ

    スーパーモデル拒食症で死去 - 井出草平の研究ノート
  • 準ひきこもりのその後 - 井出草平の研究ノート

    樋口康彦氏の著書『「準」ひきこ森―人はなぜ孤立してしまうのか?』のマルチポスト事件について欠番指定さまがまとめられておられます。 「準ひきこ森」からの便り 「準ひきこ森」の使者の足跡 「準ひきこ森」の偉い人 「準ひきこ森」関連のご指摘 「準ひきこ森」の使者の再訪 「準ひきこ森」の使者がやってきた! マルチポストはなぜいけない? コメントをくださった人に対して誠意をもってコメントを返しているのに、コピペだったら誠意が裏切られた気がする。そういう意味でマルチポストは(・A・)イクナイ 樋口康彦氏のブログのエントリに「昨日トラックバックをどんどんして下さいと書いたけど,エロサイトなどに誘導するトラックバックはやめて下さい!」というものがあった。樋口康彦氏はおそらくブログやインターネット界隈のことをあまり知っているわけではなさそうだ。コメントの書き込みをするとIPが記録されるということもおそらくは

    準ひきこもりのその後 - 井出草平の研究ノート
    setofuumi
    setofuumi 2006/11/15
    やっぱスパムやマルチポスト解釈の話だなぁ。うーむ。
  • 「戸塚ヨットスクール」訓練生がまた死んだ - 井出草平の研究ノート

    「「戸塚ヨットスクール」訓練生がまた死んだ」 『週刊現代』2006年11月18日号 :34-7. 戸塚ヨットスクールで死者がまた出た。 過去の事件については「戸塚ヨットスクール」(Wikipedia)を参照。 <戸塚ヨットスクール>25歳訓練生が水死 逃げ出した後で(2006.11.06 毎日新聞) "病"の戸塚ヨットスクール訓練生水死…訓練から逃げ出した後で[2006.11.06 痛いニュース(ノ∀`)] 以下は『週刊現代』の記事より。 誌は、10月31日、海上訓練を終え合宿所に戻った戸塚校長に、問い質した。 「ウチの生徒(A)が亡くなったというのは、事実です。Aは今年8月25日にウチに入校しました。彼が行方不明になったのは10月6日のことだった。 その日は風がなく、ヨットやウィンドサーフィンの訓練ができなかったから、みんなで近くにある図書館に行ったんです。午後2時前後に、彼はフラッ

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  • 富山国際大学のIPアドレスから樋口康彦氏を絶賛するコメントが続いてる - 井出草平の研究ノート

    このブログの樋口氏関係のエントリに樋口氏を絶賛するコメントが続いている。そして、おそらく偶然の一致なのだろうが、そのコメントすべてが樋口氏の所属する「富山国際大学」のIPアドレス」(tuins.tuins.ac.jp: 202.244.62.10)から書き込まれている。 樋口康彦氏といえば「準ひきこもり」についての論文を書かれた方だ。 「準」ひきこ森―人はなぜ孤立してしまうのか? (講談社+α新書) 作者: 樋口康彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/21メディア: 新書購入: 1人 クリック: 59回この商品を含むブログ (40件) を見る # 京子 『ダジャレじゃなくて,ちょっと深い意味があるようです。(汗)』 (2006/10/23 12:38) # 京子 『新書でここまでおもしろいは空前絶後だと思います●』 (2006/10/24 11:28) [追記]*1 #

    富山国際大学のIPアドレスから樋口康彦氏を絶賛するコメントが続いてる - 井出草平の研究ノート
  • 大澤真幸「オタクという謎」 - 井出草平の研究ノート

    大澤真幸「オタクという謎」, 『フォーラム現代社会学』第5号 2006 関西社会学会の会報誌。送ってきたので読んでみた。 1年前に生でも聞いたが、非常に面白い。 同じことは、後年のオタクたちにも妥当するのではないだろうか。オタクたちは、常に、ごく些細な、極端にローカルで部分的な何かに、情熱を差し向ける。だが、その一小部分に、その断片に、普遍的な世界が圧縮され、写像されているのである。 ガンダムであったり鉄道などのものに「世界」を見ているのだと大澤は言う。 こうした事実から、推論しうる仮説は、こうである。来、異質な他者たちを含む普遍的な社会空間を見通しうる超越的な視点の座が希求されていたのである。そうした視点の座が、今日では、同質的な他者たちのみが参加する、排他性の強い−しばしばサイバースペース上で展開する−共同性へと投射されているのではないか。つまり、社会性に関しても、普遍性が特殊性へと

    大澤真幸「オタクという謎」 - 井出草平の研究ノート
    setofuumi
    setofuumi 2006/06/28
  • 準ひきこもり - 井出草平の研究ノート

    樋口康彦,2006,「大学生における準ひきこもり行動に関する考察 ―キャンパスの孤立者について―」,『大学国際教養学部紀要』VOL.2. 樋口康彦,2006,「かぐや姫症候群に関する考察 ―準ひきこもり行動との関連から―」,『大学国際教養学部紀要』VOL.2. via http://d.hatena.ne.jp/todesking/20060425/p2 不登校の有無という点については反論の余地があるが、基的にここで言われていることは正しい。一教員の印象で根拠がないと片づける反応もあるが、あまりにも大学の現状に鈍感すぎるのではないか。 この論文の扱い(批判)について少し気になることはある。 この論文のように個人の体験から述べられる言葉に対しては、内容吟味をせず、個人の体験だからという理由で批判をする。一方で、統計の表やデータには批判を加えない(むしろ加えるスキルがない)。数字をちらつかさ

    準ひきこもり - 井出草平の研究ノート
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