2014年9月30日付で、日本学術会議が「報告 オープンデータに関する権利と義務-本格的なデータジャーナルに向けて-」を公表しました。 世界各国で分野毎のデータ活動の成果を出版するデータジャーナルの発刊が開始されているとのことですが、今後は、分野別のデータジャーナルを統合し、電子化されたデジタルデータを通して学術分野の連携を計るような本格的なデータジャーナルについての概念構築が求められているとのことです。 この報告書では、オープンデータの目標、データジャーナルを実装するための要件、データに関する権利、データに関する義務、データによる分野連携について報告されているとのことです。 報告 オープンデータに関する権利と義務-本格的なデータジャーナルに向けて-(日本学術会議, 2014/9/30) http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-h14
2014年10月7日、ジャパンリンクセンター(JaLC)が、公募していた研究データへのDOI登録実験プロジェクトの採択機関が決定したと発表しています。 JaLCでは2014年12月に、研究データへのDOI登録機能を備えた新システムをリリースする予定であり、今回の実験プロジェクトは、日本における研究データへのDOI登録の仕組みを新たに構築し今後の安定運用につなげるため、立ち上げるものとのことです。 採択機関は以下の8機関とのことです。 独立行政法人 科学技術振興機構 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 独立行政法人 産業技術総合研究所 独立行政法人 情報通信研究機構 千葉大学附属図書館 独立行政法人 物質・材料研究機構 独立行政法人 理化学研究所 脳科学総合研究センター神経情報基盤センター Japan
2014年10月20日から26日にかけて、「オープンアクセスウィーク(Open Access Week)」として、世界各地でオープンアクセスに関連する様々なイベントが予定されています。オープンアクセスウィークは2007年に開始され、今年で8回目となります。今年のテーマは”Generation Open”(オープンの世代)とのことです。デジタルリポジトリ連合(DRF)のウェブサイトには特設ページが用意され、OAWのロゴやポスターなどのグッズ、国内で開催されるイベントがまとめられています。 2014年のオープンアクセスウィークは,10月20日(月)~26日(日)!(DRF) http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?oaw2014 Open Access Week http://openaccessweek.org/ 平成26年度第3回千葉大学アカデ
ちょっと立ち寄った喫茶店やブックカフェで出会った本。何気なく手にとって読み始めたら、ページをめくる指が止まらない。どうしても続きが気になってしょうがない、どうしても手元に置いておきたい、なんていう時ありませんか? そんな時、「近くの図書館や本屋さんの在庫状況がわかれば、すぐにそこへ向かうのになぁ」と思ってしまうものですが、かといって図書館や本屋さんに電話をして、在庫の有無を問い合わせるのは、ちょっと面倒。じゃあ、またの機会に...なんてしていると、いつの間にか忘れてしまって、せっかくの本との出会いを逸してしまうことに。 でも、iPhoneアプリ『Takestock(テイクストック)』があれば、そんなこともなくなります。『Takestock』は、気になる本をその場で検索し、近くの本屋さん、図書館の在庫状況を調べることができるiPhoneアプリです。ジュンク堂書店やTSUTAYAなどをはじめ、
皆さま、こんにちは。メディア事業部のまゆです。だんだんと肌寒い日が多くなってきましたね。夏バテで毎年天に召されそうになっていた私にとっては、待ちわびた季節がやってきました。 さて、秋といえば読書の秋、食欲の秋、芸術の秋などといった有名な言葉がありますが、今回は本好きにはたまらない、本を読みたくなる便利な書籍関連サイト8選+αをご紹介させていただきます。 本好きの人に役立つサイト8選 まずは、本を読んだり、借りたり、探したりなど、本好きの人にはとても役立つサイトを8つ紹介させていただきます。 1. カーリル https://calil.jp/ 「日本最大の図書館検蔵書検索サイト」として、全国の図書館からリアルタイムで貸出状況を確認することができるサイトです。 「読みたいリスト」というサービス(別途登録が必要)を使えば、図書館に行くときに読みたい本の貸出状況をまとめて確認することができます。
10月14日、東京・千代田区の衆議院第一議員会館で3団体主催の「改正学校図書館法とこれからの課題を考える集い」が開かれ、出版社や学校司書など約270人が出席した。学校図書館議員連盟の小坂憲次幹事長は今後の活動について「学校図書館の整備充実」「地方財政措置の拡充」「学校司書が継続的・安定的に従事できる環境整備」「学校司書の養成や資格・職務のあり方の検討」「学校長を責任者とする校内組織の設立」など7項目を挙げ、政官民が連携して取り組むと報告。学校図書館整備推進会議の小峰紀雄議長がアピール文で「学校図書館議員連盟の活動計画の政策課題を踏まえ、その実現に向けて学校図書館の整備や学校司書の配置の必要性・有効性を周知するとともに、全国の地方議会や行政とも共通の理解を図っていくこと」を宣言し、満場一致で採択された。 主催団体は学校図書館議員連盟、文字・活字文化推進機構、学校図書館整備推進会議。
教科書に落書き、ノートに謎の創造物。ほとんどの人は授業中、制御できない脳の指令により手が勝手に動いて落書きを書いたことがあるだろう。ほんのちょっとの落書きをすることで、退屈な授業も何とかやり過ごすことができる。 授業中の落書きの歴史は古い。なんと中世を生きた人々も落書きをしていたのだというのだから驚きだ。中世の文献を研究する歴史家のエリック・カワッケル氏が言っているのだから間違いない。 1.子供の道徳教育によく使われたユウェナリスの『諷刺詩集』に描かれた15世紀の落書き。昔の子どもたちも創造力も凄かった。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見るフランス、カルパントラ市立図書館(MS 368) 中世の落書きを研究したカワッケル氏によれば、落書きは当時の人がペンの試し書きをした証拠なのだという。ボールペンや印刷技術が発明される前は、写本を行う写字生や学生はインクの出や線の太
『機動戦士ガンダム』が、映像・演劇関連資料のアーカイブとして知られる松竹大谷図書館を応援している。今年9月に同館で『機動戦士ガンダム』の放送開始35周年を記念した所蔵品展示の企画展が行われた。 これに合わせて松竹大谷図書館では、サンライズ、創通の協力を得て、『機動戦士ガンダム』録音台本の表紙のデザインを採用した文庫本カバーを考案した。同館らしい楽しいアイテムとなっている。 この文庫本カバーは、図書館がクラウドファンディングサイト「READY FOR?」で実施中のプロジェクト「日本文化の宝・歌舞伎や映画の記憶を未来につなぐ。」で5000円以上支援をすると他のサービスと共に貰うことが出来る。 東京・築地に拠点を構える松竹大谷図書館は、1956年に故大谷竹次郎氏が設立した演劇と映画の専門図書館だ。長年、松竹が収集・保存してきた映画や演劇の資料を中心に一般公開する目的でスタート、現在では他社の協力
関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 第24回勉強会(2014年9月21日)報告 「京都府中央図書館における国民精神総動員文庫」 日時:2014年9月21日(日) 14:00-17:00 会場:京都商工会議所 第一会議室 発表者:齊藤涼氏 参加者数:9名 当日の出席者によるtwitter上のつぶやきをまとめたものはこちら 0.国民精神総動員文庫(以下、精動文庫)とは ・昭和13~15(1938-1940)年ごろ、日米開戦以前に道府県中央図書館や道府県立図書館の主導により行われた。日本精神、中国事情、農業など国策に寄与する資料を重点的に集めたもの。規模や形態は各地により異なる。もっと後の時期になると読書会等を中心とした思想統制が厳しくなっていくが、今回はその前の時期。 ・先行研究と
美馬市立脇町図書館に、中高校生の活動支援グループ「YAボランティア」が発足した。同館の行事や展示に携わり、主に同世代に向けて本の面白さや図書館の魅力を伝える。26日のハロウィーンイベントでは、紙人形劇や大型絵本の朗読を担当する予定。若者の活字離れが指摘される中、「本大好き中高生」の活躍が期待される。 YAは「ヤングアダルト(若い大人)」の略で中高校生を指す。図書館では「児童書は卒業したが、大人の本はまだ難しい」という世代向けに、ライトノベルや純文学、歴史、科学など幅広い分野の本を紹介する「YAコーナー」を設けている。 図書館はこのコーナーの充実を図ろうと、夏休み前に中高校生のボランティアを募ったところ、脇町、江原の両中学校と脇町高校の男女9人が応募。お薦め本の展示や行事の運営に、中高校生ならではのアイデアを生かしてもらうことになった。 8月から月2回程度、土日曜に活動しており、YAコ
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