図書館複合施設で漏水、半日で１・５リットル : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
同施設では開館前の昨年４月以来、計２３回の漏水が確認されているが、冬季の漏水は初めて。漏水は１３日夜から１４日朝まで半日続き、漏水量は計１・５リットルに上った。市は施工業者などに原因の究明と対策を改めて指示し、業者は調査を開始した。 発表によると、１３日午後７時半頃、２階図書館東側で利用者が発見し、職員に通報した。一時は１分間に約３０滴落ち、漏水は１４日午前７時頃まで続いた。市はバケツを置くなどの対策を取り、図書に被害はなかったという。 同施設の漏水を巡っては、設計を担当した伊東豊雄建築設計事務所と施工した戸田建設が、１１月の市議会文教委員会で設計ミスによる雨漏りの可能性を否定。これまでの漏水は４～１１月だったことから、屋根裏の湿気の結露との見解を示し、「夏の館内温度を２８度に設定すれば、湿度が４０％まで下がり、漏水を防げる可能性がある」と市側に提案していた。 今回の漏水発生時の館内温度は
被災文化財 復活の物語…陸前高田で９０点展示 : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
修復した「アカショウビン」の剥製について説明する岡山理科大の富岡教授（１１月２７日、陸前高田市のコミュニティーホールで） 東日本大震災で被災した陸前高田市の文化財を紹介する展示会「ずっと ずっと ふるさと陸前高田―心に生きる『たからもの』―」が同市のコミュニティーホールで開かれている。同市の被災文化財が地元でまとめて公開されるのは初めて。「文化財レスキュー」に関わった研究者や市民の思いも紹介し、資料がよみがえるまでの“物語”に触れることができる。 震災前、陸前高田市には四つの文化財関連施設があり、５６万点の歴史資料や自然資料が収蔵されていた。施設は全て被災し、収蔵品も所在が不明になったり、破損したりしたが、全国の博物館関係者や市民の協力による文化財レスキューで４６万点を回収した。そのうち１７万点で、泥や塩分、雑菌を取り除く「安定化処理」などによる修復が行われた。 今回は、国登録有形民俗文化
新多摩図書館 来月２９日開館 : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
立川市から国分寺市への移転作業が進んでいた都立多摩図書館は、来年１月２９日に移転オープンすることになった。都教育委員会が発表した。公立図書館では国内最大規模の雑誌コレクション「東京マガジンバンク」と子供が楽しめる絵本や読み物など「児童・青少年資料」を備える多摩図書館。ユニークな“雑誌と子供の本の図書館”として知られるが、さらにサービスを充実させ、都民の読書環境の一層の向上を図る。 都立図書館は、中央図書館（港区）と現在の多摩図書館（立川市）の２館。このうち多摩図書館は、１９８７年に建てられた現施設が老朽化したことや、収蔵スペースの不足から、２０１１年に国分寺市への移転が決まった。ＪＲ西国分寺駅南口から徒歩７分の武蔵国分寺公園に隣接する場所で建設工事が進められていた。 新しい施設は３階建てで、延べ床面積は現在の２倍余りとなる約８９００平方メートル。収蔵能力は現在の約１００万冊から３倍近い２８
ベストセラーなど購入「配慮を」…図書館に要望 : カルチャー : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
全国の出版社などが加盟する日本書籍出版協会の文芸書小委員会は２２日、公共図書館での文芸書の取り扱いについて配慮を求める要望書を、全国約２６００館の公共図書館の館長あてに送付した。 図書館に要望書を送るのは異例という。 要望書では、図書館の中には、資料費不足などを理由に、利用者のリクエストが上位にある本の過度な購入や、寄贈を呼び掛けるところがあり、出版に携わる者に懸念が広がると指摘。「出版界からの声と住民の要望とのバランスに配慮され、文芸書・文庫本の購入や寄贈に、格段のご配慮をいただき」たいと訴えた。 近年、大手の出版社から図書館がベストセラーなどを大量に貸し出し、一部の文芸書の売り上げに影響があるとの声が出ていた。
九州国立博物館夜間開館へ、来年４月から金・土曜午後８時まで : お出かけ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
九州国立博物館（太宰府市）は来年４月から、金、土曜に限り、閉館時間を午後５時から３時間遅らせ、午後８時までとする。観光客や、仕事の都合などで来館しにくかった市民らを呼び込み、地域活性化や文化の振興に結びつける狙い。 政府が打ち出した「明日の日本を支える観光ビジョン」の一環で、東京、京都、奈良の国立博物館ではすでに行われている。敷地内の歩道や博物館の外壁をライトアップし、館内では、夜間ならではのイベントや、学芸員によるガイドツアーも企画する方針。 小川知事は２４日の定例記者会見で、「昼間に来館できない人にも、展示をゆっくり堪能してほしい。多くの客に来てもらえるよう、様々な工夫や準備をしていく」と語った。
図書館移転「地域資料分散」 : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
■県立川崎、市民ら反発相次ぐ 自治体が管理してきた地域資料の移転計画に、市民らの反発が相次いでいる。県は県立川崎図書館（川崎市川崎区）を２０１７年度末に移転する予定だが、蔵書の分散を懸念する市民から「高度経済成長の光と影を伝える記録が失われる」などの声が上がっている。一方、横須賀市は資料を分けて管理する計画だったが、批判を受けて方針を撤回した。（阿部真司） ■「３分の２」移転 県は９日、同図書館の在り方について、市民との意見交換会を２５日に川崎市産業振興会館（川崎市幸区）で開くと発表した。「計画を説明するとともに、市民の意見をできる限り反映させたい」とする。 黒岩知事は１２年に、県の緊急財政対策の一環として同図書館の廃止を検討すると表明。その後、廃止の考えは撤回したが、県は同図書館を、企業や研究機関が集まる「かながわサイエンスパーク（ＫＳＰ）」（同市高津区）に移転する方針を示した。 同図書
宮崎県立図書館運営「直営望ましい」、ビジョン懇談会提言 : 生活 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
県立図書館ビジョン懇談会（座長＝根岸裕孝・宮崎大地域資源創成学部准教授）は指定管理や外部委託ではなく、従来通りの県直営の運営形態が望ましいとする提言をまとめ、１６日、四本孝・県教育長に提出した。 提言書では、司書や図書館主事など専門職の育成、県の事業と連携したイベントの開催、市町村図書館との連携強化などを提起。取り組みを円滑に行うために、直営の維持を求めた。 提言書を提出した根岸座長は「『図書館が変わることで地域が変わる』といった明確なビジョンを掲げ、地域文化の発展に役立つ拠点としての役割を担うことが重要」と述べ、四本教育長も「日本一の読書県を目指す本県にとって、県立図書館は重要な施設。図書館を中心に、活字離れの対策も推進したい」との考えを示した。
大学のサイバー防衛急務～核融合関連研究に標的型攻撃 : 科学 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
狙われたのは日本の知的財産だった。標的型サイバー攻撃の被害が発覚した富山大学「水素同位体科学研究センター」。長年蓄積してきた日本の財産を一瞬のサイバー攻撃で奪われないためには、どうすればいいのか。 〈核融合科学研究所 双方向型共同研究（ＱＵＥＳＴ）〉 〈共同研究者全員の報告書〉 〈核融合研共同研究〉 〈原子力学会関係〉 〈室内曝露関係〉 〈トリチウム国際会議〉 〈熱量率測定〉 〈実験データ〉 〈元データ〉……。 感染端末から流出したとされる５万９０００ファイルの一部である。 富山大は「本人の聞き取りでは、機密にあたるような重要情報はないという」と釈明するが、大学や研究機関、企業の研究者ら１３６８人の個人情報のほか、彼らとの共同研究成果や実験データと推測されるタイトルのファイルも少なくない。 特に目立つのが、世界最大級の核融合実験装置をもつ国立の研究機関「核融合科学研究所」の名前が記されたフ
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大学２職員減給 勤務中にアダルトサイト閲覧 : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
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