夕張石炭博物館改修へ 坑口跡を活用、17年オープン (02/11 11:05) 改修の方針が決まった石炭博物館 【夕張】市教委は10日までに市内社光の石炭博物館を改修する方針を決めた。体験型の展示を取り入れて周辺の坑口跡なども活用し、2017年4月にも改装オープンする計画だ。1980年の開館以来、改修は初めて。関係者との調整役として地域おこし協力隊員1人を1日付で採用した。 具体的な改修内容は今後詰める。まず本年中に同館の耐震診断を行い、その後に有識者らを交えた会合を開いて改修のたたき台をつくる予定。事業費は未定で、国の地方創生に関する補助金を充てたい考えだ。 同館は写真や工具、採炭の様子を人形で再現する展示など資料約1千点を保有する。地上2階で、地下には実際に使われた模擬坑道もある。市教委によると本格的な石炭関連の博物館は、国内では夕張のほか福岡県大牟田市だけ。 同館は市の財政破綻で07
恵庭のブックスタート、4月で15年目 小中学校図書館に司書 環境整備に力 (02/07 16:00) 健診に来た親子に絵本をプレゼント。赤ちゃんは初めての絵本に興味津々だ=3日、市保健センター 【恵庭】恵庭市が全道に先駆けて始めた、乳児健診に来た親子に絵本を贈る「ブックスタート事業」が、4月で15年目を迎える。初年度に絵本を受け取った赤ちゃんは中学2年生となり、本は生活の中に溶け込んでいるという。新年度は4月7日に健診がスタート。節目を前に関係者は事業の一層の成果に期待を寄せている。 事業は、本に親しむことで親子のコミュニケーションを図り、子供の情緒を豊かにしようと、2000年度の試行を経て01年度に導入された。市保健センターで9、10カ月健診を受けた乳児と保護者に、市立図書館職員が読み聞かせの説明をしながら絵本2冊を贈る。年間予算は約90万円だ。 07年度からは、1歳6カ月健診の際にも子
市民交流施設と高層ビル 札幌・北1西1の再開発着工 18年春完成へ (02/04 16:00) 市民交流複合施設(手前)と高層ビルのイメージ図=札幌創世1・1・1区北1西1地区市街地再開発組合提供 札幌市中央区北1西1に高層オフィスビルと同市の「市民交流複合施設」を一体的に整備する再開発事業の起工式が3日、現地で行われた。市などの地権者で組織する再開発組合が総額約780億円を投じる巨大プロジェクトで、2018年3月の完成を目指す。北1西1を含む大通と創成川通が交差する地域の再開発は、構想浮上から20年以上を経て着工にこぎ着けた。 旧市民会館の後継施設となる市民交流複合施設は、本格的なオペラやバレエが上演できる劇場に加え、情報提供や調査研究向けに力を入れる図書館、市民の芸術文化活動を支援する「アートセンター」からなる。各施設は設備の調整などを経て18年中に順次、開業する計画だ。 高層ビルは地
さらば健さん、名優の足跡たどる 網走市立図書館が追悼コーナー 「番外地」DVDや関連書籍 (11/22 16:00) 高倉健さん出演のDVDなどが並ぶコーナー 【網走】亡くなった映画俳優高倉健さんをしのぶため、市立図書館は30日まで、高倉さんが主演した「網走番外地」シリーズのDVDなどの映像作品や、関連する書籍を集めたコーナーを設けている。 高倉さんの死が伝えられた18日以降、市民から「高倉さんの出演作を所蔵していますか」と問い合わせが相次いだことから設置。高倉さんの出演作のDVD、高倉さんの歌を収録したCD、出演映画「鉄道員(ぽっぽや)」の原作小説など約30点を用意した。いずれも借りられる。 また、道の駅流氷街道網走に19日に設置された高倉さんをしのぶ記帳台には、20日だけで市民や観光客ら道内外の100人以上の名前がつづられた。(合田紘之) 前の記事 次の記事
図書館の不明本、10年間で最少 巡回増や配置工夫、独自の対策が奏功 (11/15 16:00) 本年度から一部の本をカウンター内に置く取り組みを始め、不明本が過去10年間で最少となった市立図書館 【千歳、恵庭】千歳、恵庭の両市立図書館で、来館者が無断で持ち出すなどした「不明本」の冊数が、千歳で394冊、恵庭で264冊と、いずれも過去10年間で最も少なかったことが分かった。職員の目が届きやすいカウンターの近くに人気の図書を配置するなど、両図書館が独自に進めている対策が奏功した。 不明本の冊数は、本年度の両市立図書館の蔵書点検で明らかになった。 千歳の蔵書点検は、8月下旬から9月上旬にかけて28万8400冊を対象に行われた。不明本は、文学作品などの文庫本のほか、就職や資格取得に関する雑誌などが特に目立った。 千歳では昨年度、不明本が前年度比3割増の800冊に急増。これを受け、本年度からは職員に
個性派2図書館、札幌市内で開設へ 白石区は絵本、都心は貸し出し行わず (11/12 16:00、11/12 16:06 更新) 都心図書館が入る市民交流複合施設の建設のため、ビルの解体工事が進む中央区北1西1地区 札幌市教委は、白石区に開設する「絵本図書館」(仮称)と、中央区の「都心にふさわしい図書館(都心図書館)」(同)の基本計画案をまとめた。2016年秋に開館の絵本図書館は蔵書が2万冊で、国内に流通する絵本をほぼ網羅する専門図書館とする。都心図書館は最新の専門書など6万冊を収蔵し、貸し出しは行わず調査研究や情報提供に特化した施設を目指す。 11日の教育委員会会議で報告した。絵本図書館は、市営地下鉄東西線白石駅に隣接する市有地(白石区南郷通1南)に移転する白石区複合庁舎の6階に開設、広さは約500平方メートルで書架や閲覧スペースのほか、幼稚園や保育所などが団体で利用できる部屋などを設ける
電子書籍、ネットで貸し出し 札幌市中央図書館、27日から (10/20 16:00) 札幌市中央図書館に設けられた電子書籍体験コーナー 札幌市中央図書館は27日、インターネットを使った電子書籍の貸し出しサービスを始める。タブレット端末やスマートフォンを含めインターネットに接続できる環境であれば、24時間いつでも読むことができる。日本図書館協会によると、電子書籍を貸し出す公共図書館は全国に約30館あるが、道内では初めてという。 紙の書籍と同様、札幌市民か札幌市内に通勤・通学している人が対象。利用するには、同館などで、紙の書籍と共通の貸出券を作り、パスワードを設定する必要がある。貸し出しは1人3点までで、期間は1週間。同日午後2時以降、ホームページ「札幌市の図書館」にアクセスして閲覧する。<どうしん電子版に全文掲載> 前の記事 次の記事
借りた本の履歴、「通帳」にためて 美瑛の図書館が新サービス (08/15 07:00) 美瑛町立図書館で利用が始まる読書通帳。左は借りた本の情報を印字する読書通帳機 【美瑛】上川管内美瑛町立図書館は、借りた本のタイトルや貸出日を預金通帳のように記録する「読書通帳」を16日から導入する。読んだ本の履歴が増えるのを楽しみながら、読書に親しんでもらう狙い。 読書通帳は2010年3月に山口県下関市が導入して以降、全国に広がっている。道立図書館(江別市)は「道内での導入は聞いたことがない」としている。 読書通帳は、金融機関の通帳とほぼ同じ大きさ(縦8・5センチ、横14センチ)で、集積回路(IC)チップが埋め込まれている。本を借りると、利用者カードを通じて図書館のホストコンピューターに記録が蓄積され、読書通帳を現金自動預払機(ATM)のような「読書通帳機」に入れると、その情報が印字される。通帳一冊で、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く