人物の姿や風景などをリアルに描いた「写実絵画」を収蔵する千葉市の専門美術館が、先月25日の豪雨で浸水の被害を受け、2週間以上たっても開館できない状態が続いています。 千葉市にある「ホキ美術館」は、緻密な筆遣いで人物や風景などをリアルに表現した「写実絵画」を専門に収蔵する国内唯一の美術館で、およそ500点の作品が保管されています。 美術館によりますと、先月25日の豪雨で地下2階が浸水し、事務室や収蔵庫の一部が水没したということです。 すぐにポンプで排水が行われましたが、収蔵庫に保管してあった作品のうちおよそ100点が水につかったほか、業者不足の影響で電気設備の修復ができず、休館が続いています。 美術館は、専門家に依頼して作品の修復を進めるとともに再び被災することがないよう施設を改修する予定で、再開までには数か月かかる見通しだということです。 ホキ美術館の保木博子館長は「美術館を続けていけるの
![浸水被害 写実絵画専門の美術館 開館まで数か月の見通し 千葉 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0407f1212a2f28e08a10bec9e8f68535e77d72e7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20191109%2FK10012170491_1911082233_1911082239_01_02.jpg)