5代目円楽一門会の落語家・三遊亭鳳笑(42)、三遊亭楽大(38)が来年4月に真打ち昇進することが29日までに分かった。28日夜の一門会の総会で三遊亭好楽会長(73)が発表した。披露興行は一門のホームグラウンドお江戸両国亭で行われる。 鳳笑は三遊亭鳳楽(72)門下、楽大は三遊亭円楽(69)門下の二ツ目。2006年に入門した鳳笑は、ギョロッとした目が印象的だ。「前座の時に上下を振ったら目力が強すぎて観客全員が振り返って(自分の目線の先を)見た」と苦笑い。好楽の地方公演のお供した時は、空港で不審者扱いされ足止めされたことも。自宅周辺を歩きながら稽古していた時は職務質問されたという。 得意ネタは「粗忽長屋」。「うまい、ヘタではなく自分の色が出せる落語家になりたい。(鳳楽)師匠からは良く心配されたり、怒られたりした。心配させない芸人になりたい」と意気込んだ。 一方の楽大は07年入門。調理師免許を持ち