日本球界は大恐慌時代を乗り越えられるのか? 労組選手会の大罪(上) スポーツ 2009年12月30日 15時00分 ツイート 労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)の浮世離れの権利要求も、日本球界大恐慌に拍車をかけている。その大罪は断罪される必要があるだろう。今オフ、球界を悩ました、日本ハムをFAしながら取り手がなく、一時宙ぶらりん状態、巨人が獲らざるを得なくなった藤井秀悟の問題もそうだ。08年に12球団側が提案した「国内FA権利取得期間の短縮、メジャーへの流出防止のために海外FAは期間据え置き」という、FA改革案を選手会が了承したツケだ。この他にも問題は山積しているのが現実といえる。 「FA7年を受け入れなければ、裁判に訴える」。宮本慎也前会長(ヤクルト)の法廷闘争も辞さない強硬主張に対し、12球団側は最後の最後に腰を引き、FAの権利取得期間の短縮を提案した。「国内は8年間に短縮